掟上今日子の備忘録-原作のあらすじとネタバレ

新垣結衣が主演する日本テレビのドラマ「掟上今日子の備忘録」の原作となる西尾維新の小説「掟上今日子の備忘録」のあらすじとネタバレを含む読書感想文のあらすじとネタバレ編です。

このページには、原作小説「掟上今日子の備忘録」のあらすじや犯人のネタバレが含まれています。原作小説「掟上今日子の備忘録」のあらすじや犯人のネタバレを知りたくない方は閲覧にご注意ください。

■掟上今日子の備忘録-あらすじとネタバレ

主人公の隠館厄介(かくしだて・やくすけ)は、何かにつけて事件に巻き込まれ、理不尽にも真っ先に疑われて続ける不幸体質の男性だった。

ある研究所でデータをバックアップしたSDカードの紛失があり、所長は盗難だと騒ぎだし、研究所で助手のアルバイトをしていた隠館厄介が疑われた。

そこで、隠館厄介は「探偵を呼ばせて欲しい」と頼み込み、置手紙探偵事務所の所長で探偵の掟上今日子(おきてがみ・きょうこ)を呼んだ。

掟上今日子は事件の調査については一切メモを取らず、全ての事を記憶する超記憶力の持ち主だったが、寝たら全てを忘れて記憶がリセットされる忘却探偵だった。

それ故に、掟上今日子は、その日のうちに解決できないような依頼については引き受けないが、引き受けた依頼はその日のうちに事件を解決してしまう「最速の探偵」だった。

所長は機密保全を理由に探偵を呼ぶことを許可しなかったが、掟上今日子は寝たら全てを忘れるので情報流出の心配が無いため、呼ぶことを許可された。

隠館厄介は何かに付けて疑われる体質なので、忘却探偵・掟上今日子には以前にも世話になっていたのだが、掟上今日子は寝たら全てを忘れるので、隠館厄介とも「初めまして」と挨拶する。

さて、依頼を受けた忘却探偵・掟上今日子は調査を開始するが、犯人に薬を盛られて寝てしまう。

さいわい、掟上今日子は直ぐに目覚めたが、寝ると記憶がリセットされる忘却探偵なので、全て忘れていた。

掟上今日子は調査内容については一切メモを取らない主義だったが、不意に眠ったときの備えとして、依頼を受けている最中だと分かるように、体にマジックで「現在仕事中」「依頼者は隠館厄介。信用できる」と書いていた。

掟上今日子は体にマジックで書いたメモを見て、自分が掟上今日子という探偵であり、現在は仕事中だと知りる。

掟上今日子は寝てしまったので、これまでの調査の内容は全て忘れていたが、隠館厄介から今の状況を聞いて再び依頼内容を理解すると、犯人を突き止めて事件を解決した。

こうして、隠館厄介への疑惑は晴れたが、事件の影響で、研究所の予算が削減され、専門知識を持たないアルバイトの助手・隠館厄介は解雇された。

■掟上今日子の備忘録-100万円のあらすじとネタバレ

奇妙な事件に巻き込まれる事の多い隠館厄介は、以前にアルバイトしていた出版社の上司で編集長の紺藤から呼び出され、相談を受ける。

なんと、編集長・紺藤が担当している人気漫画家の里井先生が、事務所の冷蔵庫に入れていた100万円が盗まれ、「お前の100万円は預かった。返して欲しければ1億円を口座に振り込め」という脅迫電話を受け、1億円を払おうとしているのだという。

流石に隠館厄介でも、100万円を取り戻すために1億円を要求するという奇妙な事件には遭遇したことは無く、忘却探偵・掟上今日子に依頼することにし、依頼を受けた掟上今日子は見事に難事件を解決した。

一方、編集長・紺藤は、掟上今日子が知り合いの女性と似ており、密かに同一人物ではないかと思うようになる。

■掟上今日子の備忘録-宝探しのあらすじとネタバレ

隠館厄介が掟上今日子に気がある。それに気づいた編集長・紺藤は、隠館厄介を呼び出し、宝探しゲームに招待するので、掟上今日子をデートに誘えと命じた。

日本を代表するミステリー作家・須永昼兵衛は、遊び心がある作家だったので、書き上げた原稿を簡単には編集者に渡さず、どこかに隠し、編集者にヒントを与えて探させた。

編集長・紺藤は、掟上今日子がミステリー作家・須永昼兵衛の大ファンなので、必ずOKするのだという。

隠館厄介は、どうして掟上今日子がミステリー作家・須永昼兵衛の大ファンだと知っているのかと尋ねると、編集長・紺藤は「この業界は色々と聞こえてくる」と答えを濁した。

隠館厄介が掟上今日子に電話してミステリー作家・須永昼兵衛の宝探しゲームに誘うと、掟上今日子は大喜びで承諾した。

しかし、宝探しゲームの前夜にミステリー作家・須永昼兵衛が心不全で死んでしまう。

編集長・紺藤は遺作となる原稿が見つからなければ、文学界の大きな損失となるため、掟上今日子に正式な依頼として頼もうとしたが、隠館厄介は掟上今日子が傷つくため、ミステリー作家・須永昼兵衛が死んだ事は隠して欲しいと頼んだ。

そして、隠館厄介は依頼料の代わりに、見つけた原稿を掟上今日子に読ませて欲しいと頼んだ。

さて、宝探しゲームの当日、隠館厄介と掟上今日子は、ミステリー作家・須永昼兵衛の別荘に着くと、4つのヒントを元に原稿を探し始める。

ミステリー作家・須永昼兵衛の大ファンである掟上今日子は宝探しゲームを楽しむために、初めはのんびりと原稿を探していたのだが、途中から本気になり、直ぐに原稿を見つけた。

掟上今日子は須永昼兵衛が死んだ事を知らなかったので、最初は宝探しゲームを楽しんでいたのだが、隠館厄介が過去形で話していたことから、須永昼兵衛が死んだ事を察知し、途中で探偵モードに入ったらしい。

後日、編集長・紺藤は、隠館厄介を呼び出し、約束の原稿を掟上今日子に届けて欲しいと頼むと、隠館厄介は掟上今日子に嘘をついて傷つけた事を後悔して苦悩していた。

編集長・紺藤は、隠館厄介が落ち込んでいるので頼みにくいと言いながらも、ミステリー作家・須永昼兵衛の大ファンでなければ解決できないと言い、掟上今日子に新たな依頼を頼んで欲しいと告げた。

■掟上今日子の備忘録-自殺の真相のあらすじとネタバレ

隠館厄介は置手紙探偵事務所へ行き、掟上今日子に宝探しゲームの経緯を説明して、ミステリー作家・須永昼兵衛の遺作となる原稿を渡すと、編集長・紺藤から新たに頼まれた仕事を依頼した。

当初、ミステリー作家・須永昼兵衛の死には事件性は無かったが、司法解剖の結果、ミステリー作家・須永昼兵衛は通常よりも多くの睡眠薬を服用していたことが判明したのだという。

ミステリー作家・須永昼兵衛は遺作を書き下あげた直後に死んでおり、編集長・紺藤は遺作に何かメッセージが残っているのではないかと考え、ミステリー作家・須永昼兵衛の大ファンである掟上今日子に遺作を読んで死の真相を突き止めて欲しい依頼したのだ。

依頼を引き受けた掟上今日子は、ミステリー作家・須永昼兵衛の全作品を読まなければならないと言い、隠館厄介を寝そうになたっら起こす監視役に雇うと、ミステリー作家・須永昼兵衛の全100作品を読み始めた。

ところが、隠館厄介は徹夜4日目で寝てしまう。3時間後に目覚めた隠館厄介は、慌てて掟上今日子を探すと、掟上今日子はシャワーで冷水を浴びながら寝ていた。

掟上今日子は一瞬でも寝ると全てを忘れるので、隠館厄介はこれまでの努力が無になった事を悔やみ、全裸の掟上今日子をベッドルームへ運んで介抱すると、掟上今日子の体にマジックで書かれたメモを消し、依頼自体を無かった事にした。

このとき、隠館厄介は掟上今日子のベットルームの天井に「お前は今日から掟上今日子。探偵として生きていく」と書かれている文字を発見した。

隠蔽工作を終えて置手紙探偵事務所を出た隠館厄介は、翌日、編集長・紺藤に事情を説明して依頼をなかった事にして欲しいと頼むと、編集長・紺藤は了承してくれた。

実は、遺族がミステリー作家・須永昼兵衛の遺作を売るために、自殺にしたがっているので、その方が好都合なのだという。

そして、編集長・紺藤は、掟上今日子とよく似ている女性を知っている事を明かした。その女性はミステリー作家・須永昼兵衛の愛読者で、詳しくは言えないが、編集長・紺藤はその女性に何度も助けられた。その女性のおかげで、今の自分が居るのだという。

編集長・紺藤は、掟上今日子がその女性なのか確かめるために、掟上今日子に依頼したが何も確証は得られなかった。その女性は、事件を解決するために無茶はしないし、そもそも掟上今日子とは年齢が違うのだという。

そこへ、記憶をリセットしたはずの掟上今日子が現れ、隠館厄介のおかげで推理が絞れたと言い、推理を披露し、ミステリー作家・須永昼兵衛が自殺ではないと結論づけた。

掟上今日子は記憶をリセットしたが、隠館厄介の隠蔽工作が不十分だったため、手がかりを見つけて依頼内容を察知し、出版社を訪れて改めて依頼内容を聞き、ミステリー作家・須永昼兵衛の遺作の原稿を貰ったのだという。

その後、掟上今日子は隠館厄介を置手紙探偵事務所に連れて帰ると、真相を明かした。

掟上今日子はシャワーを浴びながら寝てしまい、全てを忘れたが、隠館厄介に介抱されている間に目覚め、後は寝たふりをしており、隠館厄介が部屋を出た隙に体のメモを見て、依頼内容に気づいたのだという。

そして、元々、ミステリー作家・須永昼兵衛の全作品を読む必要は無く、隠館厄介が隠蔽工作をしてくれたおかげで、推理を絞り込むことが出来たのだという。

事情を明かした掟上今日子は本題に入り、ベッドルームの天井に書かれた「お前は今日から掟上今日子、探偵として生きていく」について口外しないように口止めした。

掟上今日子もこの文章を書いた犯人は分からないが、この文章によって探偵をさせられており、これを書いた犯人を捜すために探偵を続けているのだという。

隠館厄介も掟上今日子に嘘をついていた事や隠蔽工作したことを謝罪すると、掟上今日子は「気にしないでも、寝たら忘れる」と答えた。

隠館厄介は「それでも今日の今日子に許して欲しいんだ」と頭を下げると、掟上今日子は許してくれたが「ただでは許して貰えると思ってないでしょうね」と言い、隠館厄介に服を脱ぐように命じたのであった。

掟上今日子の備忘録-あらすじとネタバレ読書感想文」へ続く。

掟上今日子の備忘録-原作のあらすじとネタバレへのコメント

とっても楽しみでおもしろい ですおきてがみきょうこサイコーです!

  • 投稿者-
  • かのこ
  • -2015年11月3日