5時から9時まで(5→9)-あらすじとネタバレ感想文

石原さとみが出演するフジテレビの月9ドラマ「5→9(5時から9時まで)私に恋したお坊さん」の原作となる相原実貴の漫画「5時から9時まで」(Cheese!に連載)のあらすじとネタバレを含む読書感想文です。

このページは相原実貴の漫画「5時から9時まで」のあらすじとネタバレが含まれています。「5時から9時まで」のあらすじやネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意ください。

相原実貴の漫画「5時から9時まで」のあらすじとネタバレは「5時から9時まで-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■「5時から9時まで」タイトルの意味

「5時から9時まで」というタイトルは、英会話講師・桜庭潤子がほぼ毎日、夜の5時から9時まで勤務してるからである。

原作漫画を10巻まで読んだ限りでは、「5時から9時まで」というタイトルに深い意味があるようには思えない。

ボーイズラブ好きの山淵百絵が登場するし、ボーイズラブをもじって、「ボーズラブ」というタイトルの方が良かったように思える。

江戸時代の寺では、女性と性行為をする事を女犯(にょぼん)の罪と言い、女性との性行為が禁じられていたため、「衆道」「若衆道」と言って男性同士の性行為が日常的に行われていた。ある意味、寺はボーイズラブの聖地なのだから。

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■5時から9時まで-1巻の感想

原作漫画「5時から9時まで」の第1巻で、英会話講師・桜庭潤子が27歳の誕生日に坊主・星川高嶺をホテルに誘ってエッチをした。

ちょっと、エッチが早すぎないだろうか?私には、どうしても英会話講師・桜庭潤子が坊主・星川高嶺をホテルに誘う心境が理解できなかった。

また、原作漫画「5時から9時まで」に登場する英会話教室の生徒・里中由希は、女性では無く、女装しているだけの性癖はノーマルな男性という設定で、原作漫画「5時から9時まで」の第1巻は非常に面倒くさそうな印象を受けた。

結局、英会話講師・桜庭潤子は原作漫画「5時から9時まで」の第1巻で、2度も坊主・星川高嶺をホテルに連れ込んでおり、主人公の英会話講師・桜庭潤子には全く感情移入が出来ずに物語が始まった。

■5時から9時まで-2巻の感想

英会話講師・桜庭潤子は借金をしている祖母の命令で、寺で花嫁修業(行儀見習い)のため、ストーカー坊主・星川高嶺の寺に住み込むことになるが、ストーカー坊主・星川高嶺が英会話講師・桜庭潤子を監禁した。

私は携帯電話を使って助けを呼べよと思うのだが、英会話講師・桜庭潤子は携帯電話を使わない。携帯電話を部屋に置いてきたのだろうか?

最終的に、英会話講師・桜庭潤子は、坊主・星川高嶺に結婚の約束をして監禁を解いて貰うのだが、なぜか寺からは逃げ出さない。

以前、何かの本でストックホルム症候群という症例を読んだことがある。ストックホルム症候群とは、監禁状態などで犯罪者と長時間過ごすことで、被害者が犯人に好意(恋愛感情)を持つという症例である。

だから、現在、アメリカでは、銀行強盗などで監禁された被害者は、ストックホルム症候群のカウンセリングを受けてから、社会復帰するシステムになっている。

おそらく、英会話講師・桜庭潤子もストックホルム症候群を発症しているので、寺から逃げ出せないのだろう。英会話講師・桜庭潤子は早く、客観的に判断できる第三者に現状を相談して、病院でカウンセリングを受けた方が良いと思った。

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■5時から9時まで-3巻の感想

英会話講師・桜庭潤子が、坊主・星川高嶺がセックスフレンドだったら良かったのに、と言いだした。

英会話講師・桜庭潤子がストーカー坊主・星川高嶺監禁されても寺を出ない理由は、これのようだ。ストーカー坊主・星川高嶺は相当なテクニシャンなのだろう。

口では、嫌よ、嫌よと言っても、本当はストーカー坊主・星川高嶺に夜這いされることを望んでいるのかもしれない。

■5時から9時まで-4巻の感想

英会話講師・桜庭潤子はストカー坊主・星川高嶺との結婚から逃げるため、正社員採用試験を受けて、海外で勤務しようとしたが、正社員採用試験に落ちたため、ストカー坊主・星川高嶺に慰めて貰ってホテルでエッチする。これが通算3度目のエッチである。

英会話講師・桜庭潤子が正社員採用試験に落ちたのは、ストカー坊主・星川高嶺が檀家(英会話教室の経営陣)に根回しをして英会話講師・桜庭潤子を落とさせた。

ストカー坊主・星川高嶺はクズなのだが、英会話講師・桜庭潤子もなんだかんだと言っても、ストカー坊主・星川高嶺とエッチしているので、どっちもどっちだと思った。

さらに、英会話講師・桜庭潤子は、ストカー坊主・星川高嶺への反発心から、商社マン・三嶋聡とエッチした。

商社マン・三嶋聡とエッチすることで、ストカー坊主・星川高嶺の存在を再認識するのはいいのだが、結局はエッチしているので、共感は出来なかった。なんだかなーという感じである。

商社マン・三嶋聡がストカー坊主・星川高嶺よりも床上手だったら、英会話講師・桜庭潤子は商社マン・三嶋聡と付き合ったのだろうか?全体的に、シックリとこない。

ちなみに、原作漫画「5時から9時まで」の4巻で、英会話講師・桜庭潤子と坊主・星川高嶺の見合いのエピソードが登場した。お見合いは、1巻が始まる前の前日譚(プロローグ)で、いわゆるエピソードゼロである。

監禁坊主の坊主・星川高嶺がお見合いを切っ掛けに、英会話講師・桜庭潤子のストーカーになった経緯が「5時から9時まで」の4巻で描かれている。

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■5時から9時まで-5巻の感想

原作漫画「5時から9時まで」の5巻は、英会話講師・桜庭潤子とストカー坊主・星川高嶺の話はほぼ無く、イケメン英語教師アーサー・ラングとボーイズラブ好きの山淵百絵の恋が進展した。

原作漫画「5時から9時まで」は群像劇で色々な数組のカップルが登場する。そのなかで、私が唯一、応援しているのは、ボーイズラブ好きの山淵百絵だ。

と言っても、ボーイズラブ好きの山淵百絵が好きなわけでは無く、唯一、山淵百絵はまだエッチをしていないからだ。他の人はエッチをし過ぎで、なんとなく応援できないのである。

だから、なんとしても、山淵百絵はアーサー・ラングの攻撃をかわして貞操を守り抜いて欲しいと思う。

ちなみに、山淵百絵は「モモエ先生」と呼ばれているのだが、山淵百絵はボーイズラブ好きという情報がインプットされているので、私は「モモエ先生」を「ホモエ先生」と読み間違えてしまう。頑張れ、ホモエ先生。

■5時から9時まで-6巻の感想

英会話講師・桜庭潤子が商社マン・三嶋聡と寝たので、ストカー坊主・星川高嶺は英会話講師・桜庭潤子に弟・星川天音と結婚しろと言いだした。

そのよう状況で、英会話講師・桜庭潤子は、大学時代のサークル仲間からニューヨークでの仕事に誘われたのだが、ニューヨークの仕事を断った。

ストカー坊主・星川高嶺から、弟・星川天音と結婚しろと言われた英会話講師・桜庭潤子は、坊主・星川高嶺のテクニックで他の女が昇天する事を怒っている。

結局、英会話講師・桜庭潤子がストカー坊主・星川高嶺から離れられない理由は、坊主・星川高嶺がエッチが上手いからのようだ。

もの凄い斜め上の展開の連続で、原作漫画「5時から9時まで」について行けない。レディースコミックというのは、こういうストーリー展開が普通なのだろうか?

■5時から9時まで-7巻の感想

女装の里中由希が英会話講師・桜庭潤子にキスをした。そして、キスシーンを目撃した妹・桜庭寧々は「ユキさん、かっこいい。お姉ちゃんと。なんて綺麗な2人」と感動する。

いや、いや、いや。女装している男と姉がキスをしている所を目撃して「ユキさん、かっこいい」なんて思えないです。どう考えても、「キモイ」としか思えません。

どういう思考回路をしていれば、女装の里中由希と英会話講師・桜庭潤子のキスシーンを見て、「ユキさん、かっこいい。お姉ちゃんと。なんて綺麗な2人」と思えるのだろうか?

また、英会話講師・桜庭潤子は、女装の里中由希とキスをした後、ストカー坊主・星川高嶺とキスをしてベッドに押し倒され、一緒にお風呂を入り、エッチをしている。

「舌の根の乾かぬうちに」という言葉がある。これは前言を翻すような時に使う慣用句なので、誤用だが、舌の根の乾かぬうちに、複数人とエロスな事をするのはどうかと思う。

■5時から9時まで-7巻-ゼクシイの感想

ゼクシィこと英会話教室のアイドルスタッフ毛利まさこも、「5時から9時まで」の第7巻で急展開を迎えた。

商社マンの三嶋聡は英会話講師・桜庭潤子の事が好きだったので、商社マンの三嶋聡を狙っていたゼクシィ・毛利まさこは、商社マン・三嶋聡と英会話講師・桜庭潤子の間を引き裂こうと工作していた。

結局、ニューヨーク転勤が決まった商社マン・三嶋聡は、英会話講師・桜庭潤子にニューヨーク行きを誘ったのだが、英会話講師・桜庭潤子が断ったため、商社マン・三嶋聡はゼクシィ・毛利まさこと結婚する事を選んだ。

ところが、ゼクシイ・毛利まさこは、「死神」と呼ばれる高校生・蜂屋蓮司と肉体関係を持っていたのである。

そして、死神・蜂屋蓮司の秘密を知ったゼクシイ・毛利まさこは、商社マン・三嶋聡との結婚を止めて、死神・蜂屋蓮司を選んだ。

死神・蜂屋蓮司は毎晩、女を変える女ったらしなのだが、ゼクシイ・毛利まさこは、それでいいのだろうか?捨てられた商社マン・三嶋聡の気持ちはどうなるんだ。

ゼクシイ・毛利まさこは性格が悪いので、誰でも良いから結婚して、結婚に失敗して欲しい。

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■5時から9時まで-8巻と9巻の感想

原作漫画「5時から9時まで」の8巻と9巻で、イケメン英語教師アーサー・ラングとボーイズラブ好きの山淵百絵の話が大きく進展した。奥手だった山淵百絵(モモエ先生)がついに1歩踏み出しそうだ。

原作漫画「5時から9時まで」は斜め上の展開が多いので、山淵百絵が1歩踏み出せば、アーサー・ラングから壺を買わされるという展開を期待したい。宗教の勧誘でもいい。

■5時から9時まで-9巻と10巻の感想

坊主・星川高嶺と英会話講師・桜庭潤子は、寺を出て、坊主・星川高嶺のマンションで同棲を始めたようである。頻繁にエッチしているようなので、通算回数は不明だ。

ところが、坊主・星川高嶺は「待つように」という書き置きを残して、理由も言わずにマンションから居なくなってしまう。

坊主・星川高嶺は祖母から、寺の跡取りか、英会話講師・桜庭潤子との結婚かの選択を迫られており、英会話講師・桜庭潤子との結婚を選んだのだが、祖母はそれを許さなかった。

そこで、寺の住職が助け船を出し、ストーカー坊主・星川高嶺は、英会話講師・桜庭潤子との結婚するため、京都の山に修行へ行ったのである。

しかし、全ては寺の跡取りの座を狙う弟・星川天音の悪巧みであった。

さらに、弟・星川天音は、ストーカー坊主・星川高嶺の大事なモノを奪うため、寺に来た英会話講師・桜庭潤子を離れの茶室に連れ込み、お茶に薬を混ぜて英会話講師・桜庭潤子を強姦(レイプ)しようとしたのである。ただし、弟・星川天音の強姦(レイプ)は未遂に終わったが、

兄のストーカー坊主・星川高嶺は英会話講師・桜庭潤子を監禁して、弟・星川天音は強姦魔(レイプマン)という凄い兄弟の坊主である。

なんだか良く分からないが、10巻になって、原作漫画「5時から9時まで」が面白くなってきた。頑張れ、変態坊主兄弟!

■5時から9時まで-10巻の毛利まさこの感想

英会話学校の受付・毛利まさこ(ゼクシィ)は、商社マン・三嶋聡の事が好きで、商社マン・三嶋聡と英会話講師・桜庭潤子の恋愛を邪魔していた。

その結果、英会話講師・桜庭潤子がストーカー坊主・星川高嶺を選んだので、商社マン・三嶋聡は毛利まさこ(ゼクシィ)と結婚してニューヨークへ行く話が進み、商社マン・三嶋聡は毛利まさこ(ゼクシィ)を両親に紹介していた。

ところが、10巻で受付の毛利まさこ(ゼクシィ)は、セックスフレンドの死神・蜂屋蓮司に婚姻届を渡して、死神・蜂屋蓮司と結婚することになった。

死神・蜂屋蓮司は、寝ている間に大事な人(両親と義姉)が次々と死んだため、死神と呼ばれ、トラウマを持っており、そのトラウマを知った毛利まさこ(ゼクシィ)は死神・蜂屋蓮司に惹かれていたのである。

受付・毛利まさこ(ゼクシィ)は、散々、英会話講師・桜庭潤子の恋愛の邪魔をしていたのに、狙っていた商社マン・三嶋聡を捨て、死神・蜂屋蓮司と結婚するのは納得が出来ない。

受付・毛利まさこ(ゼクシィ)は、高野豆腐の角に頭をぶつけて死ねば良いと思う。

(注釈:豆腐の角に頭をぶつけても死なないことから、「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」というのは、冗談で使用する慣用句です。本気で死ねと思っているわけではありません。「5時から9時まで」は坊主が登場するので、高野山の精進料理である「高野豆腐」を使用しておりますが、正しくは「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」です。)

ところで、可哀想なのは商社マン・三嶋聡だ。商社マン・三嶋聡は結婚相手としての条件は良いのに、英会話講師・桜庭潤子にも振られ、受付・毛利まさこ(ゼクシィ)にも振られた。

英会話講師・桜庭潤子は「セックスフレンドなら最高」と言っていたストーカー坊主・星川高嶺を選んだし、受付・毛利まさこ(ゼクシィ)もセックスフレンドの死神・蜂屋蓮司を選んでいる。

商社マン・三嶋聡は余程エッチが下手なのだろうか。それとも寝取られ体質なのだろうか。商社マン・三嶋聡は今回の一件で女性不信に陥って、アメリカでゲイに目覚めれば良いと思った。

5時から9時まで-最終回と結末の予想は、「5時から9時まで-最終回と結末の予想」をご覧ください。

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月9の最終回が気になってます。

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  • 海猫