結婚式の前日に-あらすじとネタバレ

香里奈が余命宣告を受けたTBS(火曜日10時枠)の余命宣告ドラマ「結婚式の前日に」のあらすじとネタバレです。

■結婚式の前日に-あらすじとネタバレ
築地で寿司屋を営む父・芹沢健介(遠藤憲一)に男手ひとつで育てられた一人娘の芹沢ひとみ(香里奈)は、医師の園田悠一(鈴木亮平)と婚約し、3ヶ月後(100日後)に結婚式を控えていた。

ある日、芹沢ひとみ(香里奈)は、人間ドックの結果を聞きに行き、脳腫瘍だと診断される。脳腫瘍は2cmほどまで成長していた。本来なら手術で取り除くのだが、場所的に手術は難しいのだという。

芹沢ひとみ(香里奈)は婚約者・園田悠一(鈴木亮平)に電話を掛けたが、婚約者・園田悠一(鈴木亮平)は学会に出かけており、明日にならなければ、戻ってこられない。

芹沢ひとみ(香里奈)は1人で鳴きながら焼肉を食べ、ことあるごとにメールをし、相談していた10年来のメル友「リカ」に、脳腫瘍になった事を報告した。

翌朝、そんな芹沢ひとみ(香里奈)の前に、死んだはずの母・柏田可奈子(原田美枝子)が現れた。

芹沢ひとみ(香里奈)が3歳のとき、母・柏田可奈子(原田美枝子)は男を作り、離婚届を置いて家を出たので、父・芹沢健介(遠藤憲一)は母・柏田可奈子(原田美枝子)を死んだ事にしていたが、実際は生きており、芹沢ひとみ(香里奈)の事を見守っていたのである。

芹沢ひとみ(香里奈)は母親は死んだと聞かされていたので、母・柏田可奈子(原田美枝子)が現れても状況が理解できず、父・芹沢健介(遠藤憲一)が母・柏田可奈子(原田美枝子)を追い出した。

さて、芹沢ひとみ(香里奈)は脳腫瘍を打ち明けられないまま、結婚の準備は進んでいくが、芹沢ひとみ(香里奈)の左手が痺れ始めており、頭の中の時限爆弾も着実に進行していた。

そのようななか、芹沢ひとみ(香里奈)は一度も会ったことの無いメル友に「リカ」に相談するため、会いに行くが、そこに居たのは母・柏田可奈子(原田美枝子)だった。実は、メル友「リカ」の正体は母・柏田可奈子(原田美枝子)だったのである。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は10年ほど前、釣りサイトを覗いていたときに気になる女性を見つけ、年齢のサバを読んでメールを送ってみた。すると、女性は築地にある寿司屋の娘で、名前も「ひとみ」だった。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は偶然、自分の娘を見つけたので、メル友になり、以降、ずっと、芹沢ひとみ(香里奈)とメールをしており、メールで「脳腫瘍になった」と打ち明けられたので、芹沢ひとみ(香里奈)の前に姿を現したのだという。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は「リカに相談があるんじゃないの?」と促したが、芹沢ひとみ(香里奈)は、怒って帰ってしまう。

芹沢ひとみ(香里奈)は1人で悩んだ末、両家が揃う日、婚約者・園田悠一(鈴木亮平)に、死んだと言っていた母・柏田可奈子(原田美枝子)が生きていたことと、病院で脳腫瘍と診断されたことを報告した。

芹沢ひとみ(香里奈)は「私、罰の当たるような事を何かした?病気になってごめんなさい」と言い、結婚の中止を申し出たが、婚約者・園田悠一(鈴木亮平)の両親が来たため、婚約者・園田悠一(鈴木亮平)は後で話し合うことにした。

やがて、料亭で両家の快食が始まる。両家の談笑が弾むなか、芹沢ひとみ(香里奈)は意を決して結婚の中止を申し出ようとした。

そのとき、いつも近くで芹沢ひとみ(香里奈)の事を見守っていた母・可奈子(原田美枝子)が入ってきて、園田家の家族に挨拶した。

母・可奈子(原田美枝子)は、芹沢ひとみ(香里奈)が結婚を中止しようとし手居る事を知り、それを阻止しようとしたのである。

園田家は、芹沢ひとみ(香里奈)から母親は死んだと聞かされていたので、嘘をつかれていた事に怒り出し、父・芹沢健介(遠藤憲一)が平謝りする。

芹沢ひとみ(香里奈)は結婚中止を言い出せなくなり、料亭を出ると、母・柏田可奈子(原田美枝子)は後を追った。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は芹沢ひとみ(香里奈)の結婚中止を阻止して「作戦成功」と喜ぶが、芹沢ひとみ(香里奈)は「結婚はしない。脳腫瘍だから。5年の生存率3割なの。私と結婚するということは、私を看取るということなの。彼を不幸にすることなの。そんな結婚、耐えられない。私は居なくなるの。私はどうせ死ぬの」と怒った。

すると、突然、母・柏田可奈子(原田美枝子)は「死にません」と言い、橋の上から川に飛び込んだ。

驚いた芹沢ひとみ(香里奈)は河川敷に降りて母・柏田可奈子(原田美枝子)を助け出すと、母・柏田可奈子(原田美枝子)は「死ななかったでしょ。人間は簡単に死ぬようにできてないの」と笑った。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は「生存率3割って言ったけど、そんなり悪い数字じゃ無いよ。野球なら4番バッター、王・長島だって通算打率3割だよ。それって凄くない?大丈夫よ。奇跡は必ず起きる。私はそう信じてる」と励ました。

しかし、芹沢ひとみ(香里奈)は「帰る。なんか疲れた。もう2度と私の前に現れないで」と言い、帰って行ったのであった。第2話の続く。

■結婚式の前日に-第2話のあらすじとネタバレ

婚約者の医師・園田悠一(鈴木亮平)は、芹沢ひとみ(香里奈)を信頼できる恩師・寺本真理子(戸田菜穂)の元に連れて行き、セカンドオピニオンを受けさせた。

しかし、寺本真理子(戸田菜穂)も「より詳しい検査をしないと確定はできないのですが、前の先生と同様、手術は難しいと思います」と診断し、結果は同じだった。

そして、寺本真理子(戸田菜穂)は芹沢ひとみ(香里奈)に「仕事を辞めて病気のばかりを考えると追い詰められることが多いんです」と言い、今の生活を続ける事を薦めた。

病院を出た芹沢ひとみ(香里奈)は、婚約者・園田悠一(鈴木亮平)に「こんなになってごめんなさい。やっぱり結婚は無理だよ。園田悠一(鈴木亮平)さんの負担になるくらいなら、結婚はしたくない」と告げた。

一方、父・芹沢健介(遠藤憲一)は、母・柏田可奈子(原田美枝子)の乱入で結婚が破談になることを恐れ、園田家に土下座しに行こうとしたが、園田家が父・芹沢健介(遠藤憲一)の寿司屋に来ることになった。

結婚に反対する園田響子(江波杏子)は、広瀬真菜(眞野恵里菜)を連れて寿司屋を訪れ、父・芹沢健介(遠藤憲一)に広瀬真菜(眞野恵里菜)を紹介する。

広瀬真菜(眞野恵里菜)は、家族ぐるみで付き合いしている国会議員の娘で園田悠一(鈴木亮平)の幼馴染みだった。

園田響子(江波杏子)は園田悠一(鈴木亮平)と広瀬真菜(眞野恵里菜)を結婚させたがっていた。

父・芹沢健介(遠藤憲一)が母・柏田可奈子(原田美枝子)の事を謝罪すると、芹沢ひとみ(香里奈)では「環境に合わない」と言い、他に隠し事が判明した場合、婚約を解消すると宣告した。

他方、母・柏田可奈子(原田美枝子)は婚約者・園田悠一(鈴木亮平)の元を訪れ、食事をしながら話をした。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は「私に出来ることは何かあります?」と尋ねると、園田悠一(鈴木亮平)は「僕は笑わせてあげたいと思います。笑うと、免疫力もあがるので」と話した。

その日の夜、帰宅した芹沢ひとみ(香里奈)は、寿司屋から出てきた園田響子(江波杏子)と広瀬真菜(眞野恵里菜)と会う。

芹沢ひとみ(香里奈)が先日の母・柏田可奈子(原田美枝子)の乱入を謝罪すると、園田響子(江波杏子)は「気になさらないで」と言って立ち去った。

広瀬真菜(眞野恵里菜)は芹沢ひとみ(香里奈)に「この際ですから1つだけ申し上げておきます。悠一さん(鈴木亮平)のご両親は思ってるんです。悠一さん(鈴木亮平)に相応しいのは、貴女ではなく、私だって」と告げた。

さて、精密検査の結果、医師・寺本真理子(戸田菜穂)は「残念ながら悪性ということで間違いなさそうです。手術は難しいので、詳しい検査をして放射線療法を始めたいと思います」と治療方針を告げた。

芹沢ひとみ(香里奈)が「私の助かる確率はどれくらいですか?」と尋ねると、寺本真理子(戸田菜穂)は「あくまでも、これまでの患者さんの平均ということで。体力や気力、いろんな要因で大きく変わりますが、5年生存率で20%くらいです」と余命宣告した。

芹沢ひとみ(香里奈)が帰宅すると、母・柏田可奈子(原田美枝子)が商店街で待ち伏せていた。

芹沢ひとみ(香里奈)は5年後の生存率20%であることを明かし、園田悠一(鈴木亮平)との婚約を解消することを教えると、母・柏田可奈子(原田美枝子)は怒って帰ってしまった。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は、その足で、商店街に住む前原翔太(山本裕典)の元を訪れ、「出番よ」と告げる。

翌日、芹沢ひとみ(香里奈)は前原翔太(山本裕典)から「相談がある」というメールを受けて、前原翔太(山本裕典)の元に向かうと、前原翔太(山本裕典)と母・柏田可奈子(原田美枝子)が待っていた。

前原翔太(山本裕典)は「ごめん」と言い、無理矢理、芹沢ひとみ(香里奈)を車に乗せると、競艇場へと向かった。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は「アンタは30代だから3番」と言い、単勝3番の舟券を買い、1点勝負に出た。

他の客から「そんな大穴当たらないよ」と笑われたが、母・柏田可奈子(原田美枝子)は「確率はゼロじゃない」と言い3番を応援していると、奇跡が起こり、大穴の3番が1着になった。母・柏田可奈子(原田美枝子)らは奇跡に大喜びする。

芹沢ひとみ(香里奈)は、5年後の生存率は20%と余命宣告されたが、5年後の生存率がゼロではない事に気づく。

母・柏田可奈子(原田美枝子)は、芹沢ひとみ(香里奈)と前原翔太(山本裕典)を連れて、競艇で勝ったお金で東京を巡り、夜になると、屋形船を貸し切る。

母・柏田可奈子(原田美枝子)が「いつまで、ええかっこしいで居るの?」と挑発すると、芹沢ひとみ(香里奈)は「脳腫瘍がどれだけ怖いか。彼には一緒に居て欲しい。ずっと笑ってたいよ」と本音を漏らした。

そこで、花火が始まる。母・柏田可奈子(原田美枝子)は花火を見ながら「かっこ付けたって仕方ない。人生は楽しむためにあるんだ」と言って叫ぶと、芹沢ひとみ(香里奈)は花火を見ながら、昔の事を思い出した。

芹沢ひとみ(香里奈)は浴衣を着て園田悠一(鈴木亮平)と花火を観ていたとき、園田悠一(鈴木亮平)が「足痛い?」と尋ねた。

芹沢ひとみ(香里奈)は下駄の鼻緒が痛かったが、我慢して「痛くない」と答えると、て園田悠一(鈴木亮平)は「実は僕も痛いんだ。ひとみさん(香里奈)とは、痛いことを痛いと言い合える仲になりたい」と告げた。

それを思い出した芹沢ひとみ(香里奈)は、急いで屋形船を下り、園田悠一(鈴木亮平)と会うと、「後悔したくないから、思い切って言います。結婚を止めるなんていったけど、本心じゃありませんでした。病気になっちゃって、この先、どうなるか分からない。この状況で貴方を幸せにするなんて言えません。こんな状況で貴方と居るべきじゃ無いことは分かってます。けど、貴方が居てくれたら、明日も生きてようと思える。私、頑張ってみるから。がんばって生きるから。身勝手は承知で本音を言います。私は、やっぱり貴方と結婚したいです」と本心を打ち明けた。

すると、園田悠一(鈴木亮平)は「ゴメン、本当の事を言います。君には『僕が付いてるから大丈夫だって』言ったけど、怖くて仕方が無い。僕は医者だから、君がこれから歩む道が見えるから、そういう覚悟が僕にあるのか、分からないから、君が結婚を辞めようと行った時、僕はそうするべきじゃないかって思ったんです。これが本当の僕なんです。だけど、もしも君が、こんな僕でもいいと言ってくれるのなら、僕は頑張ろうと思う。君を支えられるように、一緒に、たくさん笑えるように、そして、僕らの望みを叶えられるように」と答えた。

園田悠一(鈴木亮平)が「だから、ひとみさん(香里奈)、生きてください」と言って芹沢ひとみ(香里奈)の手を取ると、芹沢ひとみ(香里奈)は「はい」と答えた。第3話へ続く。

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■結婚式の前日に-第3話のあらすじとネタバレ

脳神経外科医・寺本真理子(戸田菜穂)は芹沢ひとみ(香里奈)に、放射線治療を開始するため、11月19日から入院するという治療方針を告知する。

芹沢ひとみ(香里奈)は「実は、2日後に私が手がけているマンションのモデルルームがオープンする予定なんです」と言い、入院を遅らせてもらうことにした。

一方、園田響子(江波杏子)は芹沢ひとみ(香里奈)の病気の状況を知り、話し合いをするため、寿司屋を訪れた。何も知らなかった父・芹沢健介(遠藤憲一)は、芹沢ひとみ(香里奈)が脳腫瘍だと知ってしまう。

その後、父・芹沢健介(遠藤憲一)は、婚約相手・園田悠一(鈴木亮平)に会って芹沢ひとみ(香里奈)の詳しい状態を聞き、手術が困難である事を知る。

しかし、父・芹沢健介(遠藤憲一)は「海外のスーパードクターなら」と言い、その資金を作るため、不動産屋に寿司屋を売却する契約を交わした。

一方、芹沢ひとみ(香里奈)が手がけるマンション開発で、照明の納品業者が倒産するという事態が発生する。

部長が別の照明を手配したが、芹沢ひとみ(香里奈)は「それではコンセプトに合わないんです。こちらに任せてください」と懇願した。そして、芹沢ひとみ(香里奈)は仲間の協力を得て新しい納品業者を探し、無事に納期に間に合わせることが出来た。

ある日の朝、父・芹沢健介(遠藤憲一)は芹沢ひとみ(香里奈)の結婚について話し合うため、園田家を訪れたが、園田響子(江波杏子)に門前払いにされてしまう。

父・芹沢健介(遠藤憲一)は園田家の門の前で土下座し、「もし、あの子に何かあったら、私が必ず面倒を見ます。悠一君(鈴木亮平)との結婚を許してください。悠一君(鈴木亮平)との結婚だけが、あの子の唯一の希望なんです」と言って、インターフォン越しに懇願した。

それを知った芹沢ひとみ(香里奈)が園田家に駆けつけ、「お父さん、もういいから、帰ろう」と言って泣いたが、父・芹沢健介(遠藤憲一)は土下座して懇願を続けた。

結局、園田悠一(鈴木亮平)の父親が出てきて、「とにかく、今日はお引き取りください」と告げたため、父・芹沢健介(遠藤憲一)と芹沢ひとみ(香里奈)は帰宅した。

父・芹沢健介(遠藤憲一)が芹沢ひとみ(香里奈)の為に寿司を握ってやると、芹沢ひとみ(香里奈)は「私はお父さんが寿司を握る姿が好き。もし、この店が無くなっちゃったら、病気になった自分を一生怨む」と告げた。

そして、芹沢ひとみ(香里奈)は「私の脳腫瘍、悪性だったよ。5年後の生存率は20%。寝る前にいつも思うの。朝起きたら、全部夢でありますようにって。悪性とか生存率とか全部嘘でありますようにって。でも、目が覚めると、やっぱり現実は変わらなくて。お父さん、私、本当は凄く怖い。怖いよ」と言って泣いた。

父・芹沢健介(遠藤憲一)は「思いっきり泣け。俺のまで強がったりするな」と言い、引き出しから、芹沢ひとみ(香里奈)が小学生の時に作った金メダルを取り出し、芹沢ひとみ(香里奈)の首にかけた。

芹沢ひとみ(香里奈)が作った金メダルには「ねがいごと」を書く欄があり、そこには「俺より長生きすること」と書いてあった。

それを見た芹沢ひとみ(香里奈)は「食べたい。お父さんのお寿司、来年も再来年も食べたいよ」と言って泣くと、父・芹沢健介(遠藤憲一)は「大丈夫だよ。5年後も10年後もこの店で、お寿司を食べさせてやるから。だから、お前も負けるな」と答えた。

すると、芹沢ひとみ(香里奈)は「お父さん、私、頑張るね。結婚式で泣かないでしょ」と言って涙を拭いた。

そのころ、母・柏田可奈子(原田美枝子)は、神社で裸足になり、お百度参りをしていた。

一方、園田悠一(鈴木亮平)と柏田可奈子(原田美枝子)が会っていることを知った広瀬真菜(眞野恵里菜)は、国会議員の父・広瀬議員に頼み、園田悠一(鈴木亮平)をアメリカの大学に留学させる話を進めてもらっていた。

他方、同僚・小倉信也(中野裕太)は、芹沢ひとみ(香里奈)が落とした薬の袋を拾い、ネットで検索して、芹沢ひとみ(香里奈)が病気である事を知り、上司に報告したのであった。

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