下町ロケット-第2話のあらすじとネタバレ

阿部寛が主演するTBSの中小企業ドラマ「下町ロケット」の第2話「池井戸潤・直木賞受賞作〜娘の愛で20億買収の危機を救えるか15分枠大SP」のあらすじとネタバレの前編です。

下町ロケットの原作のあらすじとネタバレは「下町ロケットの原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「下町ロケット」第1話のあらすじとネタバレは「下町ロケット-視聴率とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■下町ロケット 第2話のあらすじとネタバレ

帝国重工の開発主任・富山敬治(新井浩文)は開発担当部長・財前道生(吉川晃司)に佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)の経歴について報告する。

佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)は、7年前に打ち上げに失敗したロケット「セイレーン」のエンジン開発者である。

開発担当部長・財前道生(吉川晃司)も、7年前のロケット「セイレーン」に関与していたが、財前道生(吉川晃司)はロケットに搭載する衛星の担当だったので、エンジンの開発者・佃航平(阿部寛)とは面識は無かった。

開発担当部長・財前道生(吉川晃司)は「天下の帝国重工が、あんな町工場の後陣をきしたとなれば、笑いものになる」と言い、開発主任・富山敬治(新井浩文)に他言を禁じ、佃製作所の調査に乗り出した。

■下町ロケット 裁判の行方のネタバレ

さて、佃製作所は、弁護士・神谷修一(恵俊彰)の提案により、ナカシマ工業の主力商品「エルマー2」を特許侵害で訴えるという秘策に出た。しかし、その秘策は、資金の少ない佃製作所の寿命を縮める諸刃の剣だった。

これに対し、訴えられたナカシマ工業の法務マネージャー・三田公康(橋本さとし)は、裁判を引き延ばすという兵糧攻めを続けた。

社長・佃航平(阿部寛)は、弁護士・神谷修一(恵俊彰)ならナカシマ工業の兵糧攻めに対抗できると考えていたが、思惑が外れた。

佃製作所がナカシマ工業の主力商品「エルマー2」を特許侵害で訴えた裁判の田端裁判官は、大企業養護派として有名な裁判官で、21件中で18件は大企業よりの判決を出していたのだ。

さらに、悪い事に、佃製作所のステラエンジンがナカシマ工業に訴えられていた裁判の裁判官が人事異動に成り、ステラエンジンの裁判も田端裁判官が担当することになったのだ。

■下町ロケット 帝国重工からの打診

そのようななか、佃製作所に、帝国重工・宇宙開発事業部の開発担当部長・財前道生(吉川晃司)と開発主任・富山敬治(新井浩文)が尋ねてきた。

富山敬治(新井浩文)は帝国重工がバルブシステムの特許を取得できなかったことを説明すると、開発担当部長・財前道生(吉川晃司)は「単刀直入に言います。御社の特許を譲って頂けませんか?」と言い、20億円を提示した。

しかし、佃航平(阿部寛)は「あのバルブシステムは、長年、試行錯誤を繰り返し、やっと完成させたもんなんだ。手塩に掛けて育てあげた子供様なもんだ」と答えた。

財前道生(吉川晃司)が「いくらなら、譲って頂けますか?」と尋ねると、佃航平(阿部寛)は「金の問題じゃ無い」と答えた。

佃製作所の経理・殿村直弘(立川談春)が「たとえば、譲渡では無なく、特許使用契約ではダメなんですか?」と尋ねると、財前道生(吉川晃司)は「いや。御社が他社に技術を提供してしまえば、我が社の優位性が保てなくなる」と答えた。

経理・殿村直弘(立川談春)が「でしたら、独占使用権という形で契約すれば、問題無いのでは?」と告げると、財前道生(吉川晃司)は「それでは、弊社のスタンスとは合わない。キーデバイスの権利を全て自社で抑えると言うことです」と答えた。

佃製作所の技術開発部長・山崎光彦(安田顕)が「それは、あなた方大企業の一方的な都合じゃないですか」と呆れると、財前道生(吉川晃司)は「仰る通りです。我々の都合です。ですが、そちらには、そちらの都合があるんじゃないですか?ナカシマ工業との訴訟、大変だと伺っております」と告げた。

財前道生(吉川晃司)は「いずれにしても、いったん揉んで欲しい」と頼んで引き上げる事にすると、佃航平(阿部寛)は1週間の時間をもらった。

財前道生(吉川晃司)らが帰ると、佃製作所の社員全員が集まり、「あの特許が20億になるなんて」と言って喜んだ。

一方、財前道生(吉川晃司)は帰りの車の中で、「何が愛着だ。彼らがあのバルブを持っていて何になる」と呆れると、開発主任・富山敬治(新井浩文)は「どうせ金が目当てですよ。渋れば売値がつり上げられると思ったんでしょう」と吐き捨てた。

すると、財前道生(吉川晃司)は「50億くらいまでなら出してもいい。それでスターダスト計画が維持できるのなら、安いもんだ」と答えた。

■下町ロケット 佃製作所の対立

さて、佃航平(阿部寛)は佃製作所の幹部を集め、帝国重工への対応について話し合うと、佃製作所の幹部は、特許売却派と特許使用契約派に別れて対立した。

佃航平(阿部寛)は経理・殿村直弘(立川談春)に意見を求めると、経理・殿村直弘(立川談春)は「20億で売るのは反対です。たかが20億では安すぎる。簡単にですが、私なりにバルブシステムについて勉強しました。それがロケットを飛ばす上で、いかに重要か分かりました。それを、世界に名だたる帝国重工がウチから買い取ろうとしている。佃製作所のバルブシステムが、世界品質であるという証です。私には帝国重工が安く買いたたこうとしているとしか思えません」と答えた。

売却派の唐木田篤(谷田歩)が「なら、いくらくらい?」と尋ねると、経理・殿村直弘(立川談春)は「帝国重工は、いままで開発費に100億円以上の資金を投じているはず。なら、それと同等の額、100億円で売ってもおかしくない」と答えた。

売却派から拍手喝采が起きる。佃航平(阿部寛)はそれを制して、技術開発部長・山崎光彦(安田顕)に意見を求めた。

技術開発部長・山崎光彦(安田顕)は「殿さん(立川談春)がそこまでの価値を認めてくれたのは、技術部長として嬉しいです。ですが、俺は200億でもあの技術を手放したくありません」と答えた。

売却派の唐木田篤(谷田歩)が「感情論だろ」と指摘すると、山崎光彦(安田顕)は「あのバルブシステムの技術は、大型水素エンジンの制御だけじゃなくて、もっと汎用性の高い斬新な物なんだ」と答えた。

売却派の唐木田篤(谷田歩)が「具体的に何に転用できるんだ?」と尋ねると、山崎光彦(安田顕)は「それは・・・」と口ごもった。

売却派の唐木田篤(谷田歩)は「会社が潰れてしまったら、転用も何もないじゃないか。それに帝国重工は使用契約じゃダメだと言ってるんだ」と売却を主張すると、再び売却派と特許使用契約派が口論を始めて会議は紛糾した。

■下町ロケット 娘・佃利菜(土屋太鳳)の秘密

その日の夜、母・佃和枝(倍賞美津子)は佃航平(阿部寛)に「菜(土屋太鳳)の事なんだけど、部活を休んでたんでしょ?でも、ラケットを買うお金とか、シューズを買うお金とか、ちょくちょく渡してたのよ」と教えた。

佃航平(阿部寛)が「また、友達と遊ぶ金を」と怒ると、母・佃和枝(倍賞美津子)は「そうじゃないのよ」と言って、病院の袋を渡した。

佃航平(阿部寛)は娘・佃利菜(土屋太鳳)の部屋に入ると、右利きの佃利菜(土屋太鳳)が左手でスカートにアイロンを掛けていた。佃利菜(土屋太鳳)は右手にトラブルを抱えているようだ。

佃航平(阿部寛)は「お前右利きだろ?医者に行ってリハビリを受けてたんだろ?部活を休んでたのもそのせいか?なんで早く言わないんだ」と告げると、佃利菜(土屋太鳳)は「パパに言ったて、治るわけじゃ無いし、仕事で大変なんでしょ」と答えた。

佃航平(阿部寛)は「心配してくれてたのか?怪我を直すことだけを考えろ。直ぐに良くなってバトミントンだって出来るようになるさ」と話したが、佃利菜(土屋太鳳)は「いいって言ってるでしょ。寝るから出て行って」と言い、佃航平(阿部寛)を追い出した。

■下町ロケット 特許の行方のあらすじ

ある日、佃航平(阿部寛)は帝国重工を訪れ、開発担当部長・財前道生(吉川晃司)に「社内でまだ意見の統一が出来ていないんです。選択肢の1つとして、やはり、特許使用契約の道を探って頂けないでしょうか」と頭を下げた。

財前道生(吉川晃司)が「それは、先日、お伝えしたはずだ。弊社は全てのキーデバイスの権利を所有したい。使用契約はありえません」と答えた。

しかし、佃航平(阿部寛)は「だとすると、答えを出すのにもうしばらく時間がかかります。その結果、特許をお売りできない可能性もあることを、どうか、ご理解ください」と告げると、驚いた財前道生(吉川晃司)は「可能性は低いですが、使用契約も検討してみます。ですが、御社もナカシマとの訴訟を抱えて時間が無いはずです。そのことをお忘れ無く」と答えた。

財前道生(吉川晃司)が佃航平(阿部寛)を送り出すところを本部長・水原重治(木下ほうか)に見られてしまい、本部長・水原重治(木下ほうか)から「バルブシステムとは何のことだ。スターダスト計画に遅れが出ているそうじゃないか。説明したまえ」と言われてしまう。

財前道生(吉川晃司)が特許買い取り交渉を進めている事を説明すると、本部長・水原重治(木下ほうか)は「本当に大丈夫なんだろうな?社長はこのスターダスト計画に社運をかけるとまで公言している。いきなり遅延など発表してみたまえ。我が社の信用は急降下だよ。君の首と私の首程度ではすまされないぞ」と厳命した。

■下町ロケット ナカシマ工業の本当の目的のネタバレ

帝国重工から帰社した佃航平(阿部寛)は、返す刀で裁判所へと向かい、裁判を傍聴する。

弁護士・神谷修一(恵俊彰)はナカシマ工業の遅延工作を指摘するが、大企業よりの田端裁判官はナカシマ工業に気をつけるように注意するだけだった。

しかも、ナカシマ工業の弁護士・中川京一(池畑慎之介)が、時間稼ぎで佃航平(阿部寛)の証人尋問を申請すると、田端裁判官は証人尋問を認めた。

裁判後、ナカシマ工業の法務マネージャー・三田公康(橋本さとし)は、裁判を傍聴していた毎朝新聞の記者のインタビューに応じ、「弊社の利益を侵害しようとすると、相応の対応をせざるを得ない。佃製作所が我が社が開発した特許を盗んだ物です。実に許しがたい。自分たちが生き延びるために手段を選ばない中小企業の典型的なやり方です。まるで寄生虫だ」と弁舌した。

そこへ、開発担当部長・財前道生(吉川晃司)がやってくる。開発担当部長・財前道生(吉川晃司)はナカシマ工業の三田公康(橋本さとし)と大学時代の知り合いで、毎朝新聞の取材が終わると、三田公康(橋本さとし)から話を聞いた。

財前道生(吉川晃司)は「訴訟の方はどうなる?実はな、開発中の地雷除去車両に佃製作所のステラエンジンを使うという話が出てな。もうステラエンジンは仕えなくなるのか?」と尋ねると、三田公康(橋本さとし)は「いや。もう少し待てよ。ウチが格安で使わせてやるよ」と答えた。

財前道生(吉川晃司)は「そういうことか。お前らの本当の目的は佃を買収して、その権利を丸ごと手に入れる」と告げた。

財前道生(吉川晃司)は三田公康(橋本さとし)に探りを入れ、ナカシマ工業の目的に気づいた。ナカシマ工業の目的は金だけだった。ナカシマ工業が佃製作所を買収すれば、バルブシステムの特許買い取りにいくら要求されるか分からない。

ナカシマ工業なら、金が良ければ、競合他社に売ってしまう可能性もある。そうなれば、帝国重工のスターダスト計画は破綻する。それだけは絶対に避けなければならない。

財前道生(吉川晃司)はナカシマ工業が佃製作所を買収する前にバルブシステムの特許を押さえておく必要が出てきた。このため、財前道生(吉川晃司)は、佃製作所が要求している特許使用契約についても検討せざるを得なくなった。

下町ロケット-第2話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。