遺産争族(遺産相続)-第4話のあらすじとネタバレ

岸本加世子が酔っ払って説教するテレビ朝日の遺産争いドラマ「遺産争族(遺産相続)」の第4話「カネが家族を壊す!?三姉妹の反乱嫁姑の闘い始まる」のあらすじとネタバレの前編です。

遺産争族(遺産相続)-第3話のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■遺産争族(遺産相続)-第4話のあらすじとネタバレ
佐藤華子(岸本加世子)は帰宅すると、「ごめん。そんな顔で見ないでよ。酔って言っちゃっただけでしょ」と言って、佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)に釈明した。

河村楓(榮倉奈々)が「分かります。私も酔っ払うと、つい、本音を口走ったりして」とフォローするが、佐藤華子(岸本加世子)は「本音じゃないわよ。失礼ね。人が財産を狙ってるみたいに。2人でお母ちゃんを馬鹿にして。帰って。庶民は明日、仕事だから寝るわ」と追い返そうとした。

すると、佐藤育生(向井理)は「今日、泊りたいんだ。実は、河村の家を出てきた。アパートが決まるまで、ここに居ていいかな?」と打ち明けると、佐藤華子(岸本加世子)は「出てきた?どういうことよ」と驚いた。

一方、河村家では、河村龍太郎(伊東四朗)と河村恒三(岸部一徳)が牽制し合っていた。

河村龍太郎(伊東四朗)が「このさい、ハッキリ言いなさいよ。言いたいことがあるのなら」と告げると、河村恒三(岸部一徳)は「では、一言だけ。お父さん、貴方は育生君(向井理)がかわいいわけじゃない。彼を養子にしたいと言えば、みんなが慌てます。遺産をちらつかせて、ご自分の力を誇示したいだけですよ」と告げた。

すると、河村龍太郎(伊東四朗)は「なに?」と激怒して立ち上がったが、胸を押させて苦しみだしたが、胸の痛みは直ぐに治まった。

河村恒三(岸部一徳)は、それを尻目に、「お大事に」と言って自分の部屋に入った。

さて、佐藤華子(岸本加世子)は「部屋まで用意してもらって、食費や生活費も助けてもらってたんでしょ?帰りなさい。どうしても家を出るというのなら、河村のお父さんとお母さんから了承をもらってきなさい。それが大人というものよ」と言い、佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)を追い返した。

佐藤家を出た河村楓(榮倉奈々)は、ホテルに泊ろうと提案したが、結局、お金は父親の家族カード頼りだった。

佐藤育生(向井理)は「大丈夫は?なんせ、俺は年収340万円の研修医だから。しかも借金有りの」と告げると、河村楓(榮倉奈々)は「じゃー、本当の事を言う。育生(向井理)が出て行くって言ったとき、一瞬、迷った。この楽ちんな生活を捨てられるのかって。でも、どっちか選ばなきゃいけないのなら、私は絶対に育生(向井理)を失いたくないと思った。お金が全てじゃないもの」と告白した。

佐藤育生(向井理)が「お父さんの所には、部屋が決まったら、ちゃんと話に行くよ。今日は達也の所に泊めてもらおう。お金は無駄使いできないならな」と言って、歩き出そうとする。

すると、物陰で聞いていた佐藤華子(岸本加世子)は、姿を現し、「そこまで覚悟が出来てるんだったら、しょうが無いわね。他人様に迷惑を掛けるのもなんだから、ウチに泊りなさい」と許可した。

翌朝、佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)は早速、ネットや広告で部屋探しを開始する。河村楓(榮倉奈々)は家賃16万を気に入ったようだ。

佐藤育生(向井理)は「今日は定時に帰らしてもらうから、一緒に不動産屋へ行こう」と言い、出勤していく。

河村楓(榮倉奈々)は佐藤華子(岸本加世子)の家事を手伝おうとしたが、佐藤華子(岸本加世子)は「ちょっと、直接、掛けたら洗剤が一杯、要るでしょ」と注意する。

佐藤華子(岸本加世子)は「失礼なことを聞くけど、前の結婚の時はどんな所に住んでたの?」と尋ねると、河村楓(榮倉奈々)は「青山です。でも、それは彼のお父さんが不動産屋を経営していた関係で、部屋を提供してもらってたんです」と答えた。

佐藤華子(岸本加世子)が「育生(向井理)はバックも何も無い。自分の実力だけで働いてるから、そういう役得は無いわよ」と告げると、河村楓(榮倉奈々)は「分かってます」と答えた。

佐藤華子(岸本加世子)が「本当に分かってるのかしら?2人で暮らすって月々、いくらのお金がかかってるのか、分かってるの?」と尋ねると、河村楓(榮倉奈々)は「もちろんです。えー、家賃に食費に光熱費に携帯電話なんかの通信費もかかるから、少なくとも20万くらいです」と答えた。

すると、佐藤華子(岸本加世子)は「だったら、どうして16万の部屋が良いなんて言えるのかしら?だいたい20万なんかじゃ、すまないわよ。月々の家賃や食費、交際費だっているんだから。医者の世界は付き合いも派手だし。もしもの時に備えて保険に入った方が良いわ」と告げた。

そして、佐藤華子(岸本加世子)は「もしかしたら、困ったら、実家を頼れば良いと思ってるの?河村家を出て育生(向井理)と暮らしていくのなら、もう実家は頼らないで。それがケジメでしょ」と注意した。

一方、河村家では、長女・河村陽子(余貴美子)が佐藤家に挨拶に行こうとしていたが、次女・矢幡月子(室井滋)と三女・河村凛子(板谷由夏)に止められた。鬼が居ぬまに、やることがあるのだという。

次女・矢幡月子(室井滋)と三女・河村凛子(板谷由夏)は、長女・河村陽子(余貴美子)を連れて河村龍太郎(伊東四朗)の部屋に行くと、「遺言状はまだ書いてないでしょ」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)に生前贈与を頼んだ。

河村龍太郎(伊東四朗)が「どうやって分けるんだ?」と驚くと、長女・河村陽子(余貴美子)は家と土地、長女・河村陽子(余貴美子)はカワムラメモリアルの株式、三女・河村凛子(板谷由夏)は別荘や会員権や骨董品をもらうのだという。

さらに、三女・河村凛子(板谷由夏)は「現金なんだけど、税金が割高じゃない。それにあててもらって」と告げると、河村龍太郎(伊東四朗)は「お前達の贈与税まで、私が払う算段なのか」と呆れた。

そして、呆れながらも河村龍太郎(伊東四朗)は「はい、よく相談しましたね。確かに遺言状はまだ書いてない。よく考えよう。ただし、他言は無用。特に株のことは、恒三君(岸部一徳)には言うなよ」と口止めした。

さて、カワムラメモリアルの会議が終わって河村恒三(岸部一徳)が社長室へ戻ると、矢幡正春(鈴木浩介)がやってきた。

矢幡正春(鈴木浩介)が「楓ちゃん(榮倉奈々)が出て行ったって本当ですか?」と尋ねると、河村恒三(岸部一徳)は「苦労するだろうね。亭主は絵に描いたような夢のために、まだ何年も研修医を続けるらしい」と呆れた。

そこで、河村恒三(岸部一徳)の携帯電話が鳴る。河村恒三(岸部一徳)が電話に出ると、長女・河村陽子(余貴美子)は「あなた、帰ってきてください。一刻を争うことです」と告げた。

さて、教授の回診に参加していた佐藤育生(向井理)は、教授から「君は論文が良く出来てた」と言われ、会食に誘われたが、「妻との約束がありますので」と言い、断ってしまう。

周りの者が「すみません。教授、こいつは金持ちの家に婿に行ったので、嫁に頭が上がらなくて」と謝罪すると、教授は「無理をする事は無い。君(向井理)がその気なら、竹内主任教授の研究室に推薦してもいいと思ってる。女房に気を遣わなくていいくらいの稼ぎはあるぞ」と答えた。

さて、河村恒三(岸部一徳)が帰宅すると、長女・河村陽子(余貴美子)は「誰にも言うなって言われたんだけど、貴方に隠し事は出来ないから。月子(室井滋)と凛子(板谷由夏)が、お父さんに生前贈与を頼んだの。育生さん(向井理)に行かないようにしたいみたい」と報告した。

河村恒三(岸部一徳)は「文句ないじゃないか。いずれにしろ、この家の権利はお前にある。早いか遅いかだ」と言い、あまり感心を示さなかった。

長女・河村陽子(余貴美子)が「ただ、月子(室井滋)が、お父さんの株の半分を欲しいって頼んで。半分って不味いわよね?半分を相続すると、貴方を超えて筆頭株主になるってことよね?」と尋ねた。

すると、河村恒三(岸部一徳)は「なんで反対しなかった。あんな素人が筆頭株主になったら会社は終わりだ。そんな事も分からないのか。今後、動きがあったら、私に報告しなさい。逐一、全部だ。会社は渡さん」と激怒した。

遺産争族(遺産相続)-第4話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。

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