とと姉ちゃん-暮しの手帖社が倒産目前のあらすじとネタバレ

大橋鎮子(大橋鎭子)の花森安治の生涯を描く「実話・とと姉ちゃん」のあらすじとネタバレ編「とと姉ちゃん-暮しの手帖社が倒産目前のあらすじとネタバレ」です。

このページは「とと姉ちゃん-女装の編集長・花森安治のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■とと姉ちゃん-暮しの手帖社が倒産の危機
大橋鎭子(大橋鎮子)と花森安治は雑誌「美しい暮しの手帖」を発売しましたが、全く売れませんでした。

以前に発売していたファッション誌「スタイルブック」で大儲けした貯金も、直ぐに底を突きました。

雑誌「美しい暮しの手帖」は第3号にして倒産の危機を迎えます。

相当、お金に困っていたのでしょう。雑誌に広告を掲載することを嫌っていた花森安治も方針を曲げ、雑誌「美しい暮しの手帖」の第3号に資生堂「ドーズ化粧品」の広告を掲載します。

雑誌「暮しの手帖」が長い歴史で社外の広告を掲載したのは、倒産の危機に直面した第3号の資生堂「ドーズ化粧品」の広告だけです(自社広告は掲載しています)。

(注釈:詳しくは「花森安治が雑誌『暮らしの手帖』に広告を掲載した理由」をご覧ください。)

さて、倒産の危機に直面した大橋鎮子(大橋鎭子)が以前に務めていた日本興業銀行に相談に行くと、元同期の北岡文一、周布公兼(すふ・きみかね)、黒川新の3人が相談に乗ってくれました。

日本興業銀行には、大橋鎮子(大橋鎭子)に融資することを反対する重役が居たのですが、北岡文一・周布公兼・黒川新の3人が「自分たちの退職金を担保するので融資して欲しい」と説得してくれたので、大橋鎮子(大橋鎭子)は日本興業銀行から20万円(2000万)を借りる事ができ、出版社「暮しの手帖社」は倒産の危機を免れました。

■とと姉ちゃん-暮しの手帖が倒産を免れる
日本興業銀行からの融資により、倒産は免れましたが、雑誌が売れなければ、遅かれ早かれ倒産です。

そこで、花森安治は大橋鎮子(大橋鎭子)に、世間をあっと言わせるような企画を考えるように命じます。

このころ、世間は食うや食わずの状況が続いていましたが、「皇室の方は、マッカーサーの特別な庇護の元で、ゆうゆうと暮らしている」という噂が流されていました。

そこで、大橋鎮子(大橋鎭子)は皇室の事を世間に伝えようと思い、元皇族の東久邇成子(昭和天皇の第一皇女・照宮)に原稿を依頼する事を思いつきました。

ところが、大橋鎮子(大橋鎭子)は東久邇成子の東久邇邸を訪れてビックリします。

東久邇邸は大半が焼けており、東久邇成子は焼けたとを畑にして、焼け残った供待部屋で暮らしていました。マッカーサーの特別な庇護どころか、国民と同じように貧乏な生活をしていたのです。

驚いた大橋鎭子は、「元皇族の方はマッカーサーからの特別な配慮で豊かな暮らしをしていると思っておりました。それは間違っていました。今のこの暮らしのことをお書きください。それが義務だと思います」と原稿を依頼します。

東久邇成子は原稿など書いたことがないと言って断るのですが、大橋鎭子は「つづりかた(作文)」でよいと説得し、なんとか原稿を引き受けてもらいます。

大橋鎭子は約束した日に原稿を受け取りに行きますが、東久邇成子の原稿は出来ていません。大橋鎭子は何度も何度も東久邇成子の屋敷に通うことになります。

そのたびに、花森安治は「潰れるぞ、倒産するぞ」と大橋鎮子(大橋鎭子)を脅しました。

■原稿が書けたよ!とと姉ちゃん
大橋鎮子(大橋鎭子)は何度も何度も東久邇成子の屋敷に通い、ようやく原稿を受け取ることが出来ました。原稿を受け取った大橋鎮子(大橋鎭子)は大喜びで帰ります。

しかし、東久邇成子の原稿には現在の生活の様子が全く書かれていませんでした。

このため、原稿を読んだ花森安治は「面白くも何ともない。書き直してもらいなさい」と大橋鎮子(大橋鎭子)に命じます。

花森安治の命令は絶対ですが、流石の大橋鎮子(大橋鎭子)も元皇室の東久邇成子に原稿を書き直して欲しいとは言えません。

困り果てた大橋鎮子(大橋鎭子)は、東久邇成子(照宮)に「私が勘違いして、原稿4~5枚とお願いしましたが、本当は10枚でした。あと4~5枚お書き足しねがえないでしょうか。お庭の『はこべ』(春の7草の1つ)などを召し上がっていることなど、ぜひ、みなさんに知って頂かねばなりません」と頼みました。

そうして、東久邇成子(照宮)の新たに原稿が書き上がると、2つの原稿を1つにまとめて雑誌「美しい暮しの手帖」の第5号に掲載します。

そして、花森安治はここぞとばかりにバンバン広告を出します。花森安治は自分の雑誌に社外の広告を掲載することを嫌いますが、広告を出すのは大好きなので、電車・雑誌・新聞にバンバン広告を出します。

雑誌「美しい暮しの手帖」の第5号は、東久邇成子(照宮)の手記と花森安治の宣伝によって売れに売れ、雑誌「美しい暮しの手帖」は第5号を切っ掛けに売り上げを伸ばしていき、暮しの手帖社は赤字から脱出することが出来ました。

とと姉ちゃん 暮しの手帖が商品テストを開始するあらすじとネタバレ」へ続く。

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