いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第2話のあらすじとネタバレ

高良健吾が出演するフジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の第2話「東京編スタート!都会の現実、募る想い・・・もう一度会いたい」のあらすじとネタバレです。

ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第1話のあらすじとネタバレは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第2話
東京に来て1年後、杉原音(有村架純)は古いアパートに住みながら、介護施設「春寿の杜」で働いていた。東京でアルバイトをしながら、資格を取ったのだ。

介護施設「春寿の杜」は給料が安いうえ、残業代も出ず、人が足りないので、超過勤務も当たり前という過酷な職場だった。

しかし、杉原音(有村架純)は、介護施設「春寿の杜」で頑張って働きながら、曽田練(高良健吾)の事を探し続けていた。

2人は同じ町に住んでいたが、いつもニアミスで、未だに、お互いの存在に気づいていなかった。

一方、曽田練(高良健吾)は出勤前に、1人暮らしをしている仙道静恵(八千草薫)の家に立ち寄り、色々と手伝っていた。

仙道静恵(八千草薫)の家が曽田練(高良健吾)らの溜まり場になっており、市村小夏(森川葵)と中條晴太(坂口健太郎)も、仙道静恵(八千草薫)の家に来ていた。

市村小夏(森川葵)は、曽田練(高良健吾)の幼馴染みで、デザイナーを目指して田舎から出てきた。

1年前(第1話)のあのとき、悪い人に騙されそうになり、困っていたところで、杉原音(有村架純)の帰りを待っていた曽田練(高良健吾)を見つけ、曽田練(高良健吾)に助けてもらった。

いわば、市村小夏(森川葵)は、曽田練(高良健吾)と杉原音(有村架純)を引き離した犯人である。

さて、ある日、引っ越しの仕事をしていた曽田練(高良健吾)らは、先輩・佐引穣次(高橋一生)のせいで荷物のスピーカーを壊してしまい、20万円を請求されてしまう。

曽田練(高良健吾)は、先輩・佐引穣次(高橋一生)のせいだと釈明したが、先輩・佐引穣次(高橋一生)から責任を押しつけられてしまう。

一方、介護施設「春寿の杜」で働いていた杉原音(有村架純)は、高齢者が集まる部屋で、バスケットボールで遊んでいた井吹朝陽(西島隆弘)を注意して、井吹朝陽(西島隆弘)から食事に誘われる。

杉原音(有村架純)が呆れていると、先輩から、井吹朝陽(西島隆弘)が介護施設「春寿の杜」を経営するグループ企業の御曹司だと教えられた。よく、介護施設に来て、スタッフをナンパしているのだという。

ある日の夜、曽田練(高良健吾)は、1階ベランダに繋がれて寒そうにしている子犬を見つけ、飼い主に「家の中で飼うとかしたらどうですか?」と意見すると、飼い主から「デスるんなら、お前が保健所に連れて行け」と逆ギレされてしまう。

心の優しい曽田練(高良健吾)は、持っていた缶詰を子犬に食べさせ、「明日も来るからな」と約束した。

その後、曽田練(高良健吾)が帰宅すると、部屋の前で、彼女・日向木穂子(高畑充希)が待っていた。

向木穂子(高畑充希)は広告代理店で働いており、給料も良く、明らかに不釣り合いのカップルだった。

しかし、曽田練(高良健吾)は、日向木穂子(高畑充希)の事が好きで付き合っているのではなく、不倫をして傷ついている日向木穂子(高畑充希)を見捨てられなかったのだ。

日向木穂子(高畑充希)も、不倫中の彼氏に2人目の子供が生まれたことを知って傷つき、曽田練(高良健吾)の優しさと体のぬくもりに甘えていたのだ。

その日、日向木穂子(高畑充希)は曽田練(高良健吾)の部屋で、20万円の請求書を見つけてしまう。

ある日、介護施設「春寿の杜」で働く同僚・船川玲美(永野芽郁)が遅刻しているため、杉原音(有村架純)は、上司から、代わりに勤務する事を命じられる。遅番から早番の連続勤務中なのに、さらに連続で遅番を命じられたのだ。

一方、曽田練(高良健吾)は仕事の後、事務所で腕立て伏せをしていた先輩・佐引穣次(高橋一生)に「あれは佐引さんがいい加減な仕事をしたからです」と言い、請求されている20万円を払うように抗議した。

すると、先輩・佐引穣次(高橋一生)が、腕立て伏せを300回できれば、俺が弁償してやるよ、とからかうと、曽田練(高良健吾)は本気にして、上着を脱ぎ、腕立て伏せを始める。

曽田練(高良健吾)の腕立て伏せが100回を越えたころ、社長・神谷嘉美(松田美由紀)が事務所に入ってきて、「お金ならもう返さなくても良いよ。昼間、アンタの知り合いが来て、お金を老いていったよ。良いとこに務めてそうなお嬢さん」と教えた。

先輩・佐引穣次(高橋一生)が「おい、聞いただろ。もう返さなくて、いいんだって」と言って遊びに行こうとするが、曽田練(高良健吾)は「俺の金じゃないんで」と言い、腕立て伏せを続けた。

先輩・佐引穣次(高橋一生)は呆れて事務所を出て行き、曽田練(高良健吾)は1人で腕立て伏せを続けたが、300回できずに潰れてしまう。

その日の夜、曽田練(高良健吾)は日向木穂子(高畑充希)を呼び出し、喫茶店へ入る。

日向木穂子(高畑充希)が「勝手なことをしてごめんなさい」と謝ると、曽田練(高良健吾)は「木穂ちゃんのおかげで、助かりました。絶対に返します。ありがとう」と礼を言った。

話が終わると、曽田練(高良健吾)はウエイターを呼んで会計を払おうとしたが、2630円と予想以上に高額で、小銭を出しても30円足りず、日向木穂子(高畑充希)に「直ぐに下ろして返すから、30円を貸してください」と頼んだ。

日向木穂子(高畑充希)は「分かった」と言い、財布を開いたが、1万円札しか入っていなかったので、ウエイターに1万札を渡して会計を頼み、曽田練(高良健吾)に「ごちそうさま」と言い、曽田練(高良健吾)がテーブル出していたお金を引き取った。

さて、遅刻している同僚・船川玲美(永野芽郁)の代わりとしてシフトに入れられた杉原音(有村架純)は、24時間以上の連続勤務で限界に達していたが、遅刻していた同僚・船川玲美(永野芽郁)が来たため、解放されて帰路に就く。

しかし、もうクタクタだった。杉原音(有村架純)は残りわずかな体力を振り絞って帰っていると、道路のフェンスに繋がれている子犬を見つけた。

杉原音(有村架純)は「お腹空いてるの?」と言い、子犬を抱いて自宅を目指したが、交差点で体力の限界に達し、子犬を抱えたまま、へたり込んでしまった。

一方、曽田練(高良健吾)は、1階ベランダに繋がれていた子犬に餌をあげに行ったが、子犬が居なかった。

曽田練(高良健吾)は、急いで公園や車の下を探すが、子犬はどこにも居なかった。

曽田練(高良健吾)が諦めて帰ろうとしたとき、どこからか、ワンワンという鳴き声が聞こえたので、急いで鳴き声の方へと向かう。

すると、交差点の脇で、子犬を抱えた杉原音(有村架純)が、へたり込んでいた。

曽田練(高良健吾)が急いで駆け寄ると、曽田練(高良健吾)を見た杉原音(有村架純)は、「会えた。引っ越し屋さん。・・・できたらでいいんやけど、名前、教えて。電話番号、教えて。私も東京で頑張ってるから」と涙ぐんだ。

曽田練(高良健吾)は涙ぐみながら、うなづくと、動けなくなった杉原音(有村架純)を背負い、子犬を抱えて、仙道静恵(八千草薫)の家を目指した。

その後、杉原音(有村架純)を布団に寝かせ、子犬に餌を与えてると、曽田練(高良健吾)は、意を決して田舎の祖父・曽田健二(田中泯)に電話をかけた。

曽田練(高良健吾)は、祖父・曽田健二(田中泯)の声を聞いて涙ぐみ、「じいちゃん。俺、まだ、しばらく帰れねえ。俺、東京で頑張ってっから。東京で。もうちっと、頑張るから。待っててくんつえ。さすけねえ。さすけねえ」と話した。

「さすけねえ」とは、「心配するな、大丈夫だから」という意味で、祖父・曽田健二(田中泯)が教えてくれた言葉だった。

杉原音(有村架純)は曽田練(高良健吾)の電話の声に気づいて起きたが、曽田練(高良健吾)が泣いているのを見て、気づかないふりをして寝た。

翌朝、杉原音(有村架純)が起きると、曽田練(高良健吾)は居なかった。

そこへ、仙道静恵(八千草薫)が来たので、杉原音(有村架純)が「ありがとうございました」と礼を言うと、仙道静恵(八千草薫)は「いつでも、おいで。これ、渡しておいてくれって」と言い、メモを渡した。

メモには、曽田練(高良健吾)の名前と電話番号が書いてあった。1年越しに念願が叶った杉原音(有村架純)は、そのメモを暖かく見つめた。

その日、杉原音(有村架純)が介護施設「春寿の杜」で働いていると、先輩・丸山朋子(桜井ユキ)が「あなた、井吹さん(西島隆弘)が本当にスタッフをナンパするために、ここに来てると思ってるの?井吹さんも隠したがっているけど、認知症ケア専門職を目指してるの」と言い、ある部屋へ連れて行った。

すると、御曹司・井吹朝陽(西島隆弘)がベッドで寝ている認知症の老婆の手を握り、老婆に語りかけていた。老婆は井吹朝陽(西島隆弘)の言葉を聞いて、一筋の涙を流していた。

杉原音(有村架純)は廊下から、その様子を無言で見つめていた。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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