黒革の手帖-山田波子のネタバレ

松本清張の小説「黒革の手帖」に登場する山田波子のあらすじとネタバレです。

■黒革の手帖の山田波子

山田波子は元々は東京で働いていたホステスで、東京で問題を起こしたのか、神戸へと流れ、神戸で働いていた。

しかし、再び東京に戻ってきて、新規の店で働きたいと言い、原口元子の店「クラブ・カルネ」で働くようになった。

山田波子は男を捕まえるのが上手なようで、「クラブ・カルネ」の常連・楢林謙治と関係を持ち、高級なマンションなどを買ってもらった。

さらに、山田波子は楢林謙治の支援を得て、自分の店「バーデン・バーデン」を開くことにして、原口元子と対立した。

その一方で、原口元子は楢林謙治の弱みを握り、5000万円を恐喝しており、5000万円を手に入れた。

その結果、原口元子に弱みを握られた楢林謙治が、原口元子と敵対する山田波子から手を引いたので、山田波子は自分の店「バーデン・バーデン」を開く計画が破談となってしまった。

しかし、山田波子は、大物総会屋の高橋勝雄を支援者にして、さらに大きな店を手に入れていた。

そして、山田波子は、高橋勝雄の絶大なる権力を利用して、憎き原口元子を罠に嵌め、原口元子から店も全財産も奪うのだった。

なお、全体のあらすじとネタバレは「黒革の手帖-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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