リバーバス-最終回と結末のネタバレ

藤原竜也が主演するTBS(金曜10時枠)のドラマ「リバース」の原作となる、湊かなえの小説「リバーバス」のあらすじと最終回と結末ネタバレです。

このページは「湊かなえの原作『リバース』-あらすじと犯人のネタバレ」からの続きです。

このページには湊かなえの原作小説「リバーバス」の最終回と結末のネタバレが含まれてします。結末や犯人を知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■リバース-広沢由樹の過去のネタバレ

深瀬和久が広沢由樹と出会ったのは、大学4年のときで、疎外感の塊だった深瀬和久は、広沢由樹を一目見ただけで、同じ人種だと感じ安堵した。

深瀬和久にとって広沢由樹は初めての友達だったが、深瀬和久は広沢由樹が大学4年生まで何をしていたか一切、知らなかった。

そこで、犯人捜しを引き受けた深瀬和久は、広沢由樹の過去を知るため、愛媛県にある広沢由樹の実家を尋ねた。

すると、父親は、広沢由樹は大学を卒業したら1年間、海外へ行きたいと言っていた事を話した。

父親は大学を卒業したら役所にでも就職すると思っていたので、海外留学に反対したが、今となっては話しくらいは聞いてりゃるべきだったと悔やんでいるのだという。

深瀬和久は、広沢由樹が海外留学を考えていた事など1度も聞いた事が無かったので、全く知らない広沢由樹の一面を知って驚いた。

その後、深瀬和久は父親の紹介で、広沢由樹の地元の友達・松永陽一に会うと、松永陽一は「広瀬が運転ミスるとか信じられらない」と言い、広沢由樹の事を話してくれた。

広沢由樹は小学校・中学校の時に野球をやっていた。松永陽一は誘えば、広沢由樹は断らないと思い、小学生の時に広沢由樹を誘って少年野球チームに入った。それが切っ掛けだった。

広沢由樹は、ソフトボール投げで四国大会に出るほど肩が強く、1試合に1本はホームランを打つほど、運動神経が良かったのだという。

深瀬和久は、広沢由樹を同じ人種の人間だと思っていたが、全く自分とは違う過去を持っており、驚くのであった。

その後、深瀬和久が広沢由樹の実家に戻ると、広沢由樹の母親から「由樹の高校時代の友達から連絡があり、手紙を送りたいから、大学のゼミの友達の連絡先を教えて欲しいと頼まれたので、谷原君の連絡先を教えたんだけど、ちゃんと届いたかしら」と尋ねられた。

深瀬和久が名前を尋ねると、母親は「古川くん。由樹と高校で三年間、同じクラスだったって」と話した。

翌日、深瀬和久は、松永陽一の紹介で、広沢由樹の同級生だった上田麻友と吉梅あおいに会って、広沢由樹の話を聞いた。

広沢由樹はクラスのリーダーに逆らって、虐められている子を庇うよう性格で、吉梅あおいも虐められていた事があったが、広沢由樹が助けてくれたのだという。

それを聞いた深瀬和久は、別荘で広沢由樹が飲めない酒を飲んだのは、自分を庇うためだったのではないかと思った。

深瀬和久は、吉梅あおいが広沢由樹の彼女ではないかと考えた。しかし、吉梅あおいは、広沢由樹の事が好きだったが、告白はしなかったと話した。

広沢由樹は色に例えると透明なので、吉梅あおいは広沢由樹を嫌われ者で我の強い自分色に染めたくなかったのだという。

吉梅あおいが広沢由樹に彼女が居たのか尋ねると、深瀬和久は彼女がいたらしいと話した。すると、吉梅あおいは安心した。

そして、深瀬和久は広沢由樹から卒業アルバムを借り、上田麻友と吉梅あおいの2人と別れた。

その後、深瀬和久は、上田麻友の紹介で岡本翔真と会う。岡本翔真は高校時代のバレー部のキャプテンだった男だ。

高校時代は部活仲間でグループを作っていたので、岡本翔真は広沢由樹をグループに誘ったのだが、広沢由樹は古川大志からグループに誘われていたので断っていた。

古川大志は根暗なグループの人間だが、「自分は違う」と間が違いしており、古川大志と一緒に居ることで、自分の存在価値を上げているような人間だった。

岡本翔真の口から古川大志の名前を聞いて驚いた深瀬和久は、古川大志の連絡先を尋ねると、岡本翔真は連絡先を知らないが、友達に聞いてくれることになった。

その後、深瀬和久は帰りの空港で、上田麻友から借りた卒業アルバムを見ていると、思わぬ名前を見つけたのであった。

その後、岡本翔真からの連絡で古川大志の連絡先が判明し、神奈川のアパートに戻った深瀬和久は、レストランで古川大志に会い、話を聞いた。

古川大志と広沢由樹は、一緒に関東の大学へと進学して上京して、同じアパートに住んでいた。

大学3年生のとき、古川大志は、高校時代の同級生の女性と再会した。女性が自分のことを覚えてくれていたので、有頂天になった。そして、その女性は広沢由樹が恋していた女性だったので、古川大志は広沢由樹に自慢した。

その後、広沢由樹は女性と付き合うようになった。広沢由樹は女性とのデートに古川大志を誘ってくれ、3人で映画に行ったが、古川大志は女性と一緒に居ることに不釣り合いを自覚した。

古川大志は、広沢由樹と一緒に居ることにより、高みに登ったつもりで居たが、本当は広沢由樹が古川大志の所まで降りてきていただけだったことに気づいた。

それに気づいた古川大志は、「お前みたいな偽善者と付き合うのはまっぴらだ」と、広沢由樹に嫌われるような事を言い、広沢由樹と絶縁した。

古川大志が、広沢由樹の母親に「大学のゼミの友達の連絡先を教えて欲しい」と頼んだのは、絶縁した後の広沢由樹がどのように過ごしたのか知りたかったからで、告発文の犯人では無かった。

深瀬和久は卒業アルバムで国語教師・木田瑞希の名前を見つけており、国語教師・木田瑞希が広沢由樹の彼女だと考えていた。

しかし、古川大志は木田瑞希の進路すら知らず、広沢由樹の彼女は「5組のカワベ」だと教えた。

その後、深瀬和久は、ゼミ仲間の谷原康生が所属している野球チームの池谷博之から話を聞いた。広沢由樹もこの野球チームに助っ人として数回、参加していた。

池谷博之によると、広沢由樹が助っ人だけで、野球チームのメンバーに入らなかった理由は、谷原康生に気を使っていたからだという。

さらに、池谷博之から、谷原康生が駅のホームで突き落とされた当日の話を聞き、女子マネージャーの存在を知る。

深瀬和久が卒業アルバムを見せると、池谷博之は「5組のカワベ」を指さした。

深瀬和久は、広沢由樹の彼女「5組のカワベ」が、自分と交際していた越智美穂子だったことを確信し、コーヒー専門店「クローバー・コーヒー」で越智美穂子と会った。

深瀬和久は広沢由樹について知ったことをノートに書き付けており、そのノートを見せると、越智美穂子はネタバレをはじめた。

越智美穂子は広沢由樹と付き合っていたが、広沢由樹が大学4年生に上がる少し前に、関係がぎこちなくなっていた。原因は、古川大志が広沢由樹に絶縁を宣告したからだった。

古川大志が広沢由樹を必要としたように、広沢由樹も古川大志を必要としていたのだ。

それでも、越智美穂子は、このまま広沢由樹と結婚するのだろうと考えていたが、広沢由樹が突然、海外を旅したいと言いだしたので、越智美穂子は突然、放り出された感じがした。

越智美穂子の父親は離婚が原因で働かなくなったので、越智美穂子は「就職しないイコール結婚しない」と決めつけ、広沢由樹に「就職しないのなら別れる」と宣告した。

すると、広沢由樹は海外行きを諦めて就職を約束したが、越智美穂子は「あわせてくれてるんだろうな」と思い、広沢由樹に距離を感じるようになったのだという。

越智美穂子が深瀬和久らを初めて見たのは、広沢由樹の三回忌で、広沢由樹の最後が知りたくて、別荘に行ったメンバーに偶然を装って近づいた。

越智美穂子がコーヒー専門店「クローバー・コーヒー」に通っていたのも、深瀬和久に接触するためだった。

越智美穂子はゼミ仲間に接触して、「最後に一緒だったのが、この人だちで良かった」と思い、田舎に帰ろうとしたが、1人だけ一緒に居たい人がいたため、神奈川に残った。その相手というのが、深瀬和久だった。

深瀬和久は、広沢由樹にとって特別な存在だったのだという。

また、最初の「深瀬和久は人殺しだ」という告発文を送った犯人は、越智美穂子のストーカーだった。(注釈:このストーカーは登場しない。)

そして、深瀬和久から過去を告白され、越智美穂子はゼミ仲間に同じような告発文を送った。

谷原康生を駅のホームから突き落とした犯人は、越智美穂子だったが、殺意は無かった。

越智美穂子は、野球部のマネージャーとして野球チームに加わり、谷原康生に接触していた。

谷原康生は、あの日、飲酒運転をしようとしており、狙ってたマネージャーの越智美穂子に電車で帰ろうと誘われて、一緒に電車で帰ることにしたが、広沢由樹が死んだのは運が悪かっただけだと言い、全く反省していなった。

それを聞いた越智美穂子は涙をこらえていたのだが、谷原康生は「心配を掛けてゴメン」と言って抱きつこうとしたため、越智美穂子に突き飛ばされてホームから転落していたのだった。

そして、深瀬和久は、越智美穂子から広沢由樹との出会いを聞くと、両親に事件の真相を話して懺悔しようと考えた。

しかし、越智美穂子は「懺悔した方は気持ちが軽くなるけど、重しを差し出された方はどうすればいいのだろう」と言った。

このため、深瀬和久は、広沢由樹ならどうしただろうと考え、広沢由樹に関わった人に会い、広沢由樹についてのノートを一杯にすることに決めたのであった。

■リバース-最終回と結末のネタバレ

ある日、深瀬和久と越智美穂子は、コーヒー専門店「クローバー・コーヒー」で、ノートに広沢由樹の事を書いていた。

越智美穂子は「広沢由樹は蕎麦が食べられない」と書くと、深瀬和久が驚いたので、越智美穂子は広沢由樹が蕎麦アレルギーだったことを教えた。

そのとき、マスターが蜂蜜入りのコーヒーを作ってくれた。珍しい蜂蜜だというので、深瀬和久が蜂蜜を舐めてみると、別荘に向かう途中の道の駅で購入した蜂蜜と同じ味がした。

奥さんが蕎麦の蜂蜜だと教えると、深瀬和久は、広沢由樹を別荘から送り出した時の事を思い出した。

深瀬和久は、甘い物が好きな広沢由樹のために、道の駅で買った蜂蜜を入れたコーヒーを作ってサーモカップに入れて手渡し、広沢由樹を別荘から送り出していたのだ。

深瀬和久は、自分の入れたコーヒーが原因で広沢由樹は蕎麦アレルギーを起こし、死んでしまった事に気づいたのであった。

湊かなえ「リバース」のネタバレ読書感想文」へ続く。

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