真田丸-第26話「瓜売」のあらすじとネタバレと解説

堺雅人が主演するNHKの大河ドラマ「真田丸」第26話「瓜売」のあらすじとネタバレと解説です。

真田丸-第25話のあらすじとネタバレは「真田丸-第25回「別離」-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■真田丸-第26話「瓜売」のあらすじとネタバレ

鶴松が死去したため、失意に暮れるなか、豊臣秀吉(小日向文世)は、豊臣秀次(新納慎也)に関白の座を譲った。関白を退いた者は「太閤」と呼ばれるため、豊臣秀次(新納慎也)は「太閤」と呼ばれるようになった。

そして、豊臣秀次(新納慎也)が聚楽第に入って政務を取り仕切るようになり、豊臣秀吉(小日向文世)は茶々(竹内結子)らを連れて大阪城へと移った。

豊臣秀次(新納慎也)は、きり(長澤まさみ)に側室になるように求めていたが、きり(長澤まさみ)は迷いがあり、「父に許可を求める」と言い、上田へと帰った。

明けて天正20年(1592年)。豊臣秀吉(小日向文世)は肥前の名護屋に城を築き、全国の大名を名護屋城へと集結させた。朝鮮出兵の始まりである。

真田昌幸(草刈正雄)・真田信幸(大泉洋)・真田信繁(堺雅人)も名護屋城に入る。真田信幸(大泉洋)は前年、沼田2万7000石を拝領し、れっきとした大名となっていた。

さて、宇喜多秀家を総大将とする日本軍は、快進撃で勝ち進み、朝鮮半島を北上していた。

石田三成(山本耕史)から報告を受ける豊臣秀吉(小日向文世)は満足げであり、朝鮮半島に乗り込もうとしたが、徳川家康に「最後の総仕上げをお願いします」と言われ、名護屋城に留まることにした。

さて、豊臣秀吉(小日向文世)は鶴松を失って心を痛めた茶々(竹内結子)を名護屋城へ連れてきており、真田信繁(堺雅人)は茶々(竹内結子)に付き添っていた。

そのようななか、真田信繁(堺雅人)は春と出会う。春は大谷吉継(片岡愛之助)の娘で、後に竹林院と名乗る女性である。

それから半年後、石田三成(山本耕史)と大谷吉継(片岡愛之助)は朝鮮半島へと渡る。

さて、上田へ戻ったきり(長澤まさみ)が側室に誘われている事を相談すると、父・高梨内記(中原丈雄)は真田家の子供を産んで欲しいと望んでいたため、誰から側室に誘われているかも聞かず、頭ごなしに反対した。

きり(長澤まさみ)はそれを聞いて迷いを吹っ切り、上田を立ち、京都へと戻った。

豊臣秀次(新納慎也)は、京都へ戻ってきたきり(長澤まさみ)に、子供が生まれる事を教える。男の子なら、豊臣家の跡取りであり、めだたいことだった。

一方、名護屋城の豊臣秀吉(小日向文世)も大喜びをしていた。なんと、茶々(竹内結子)が2度目の懐妊したのである。懐妊した茶々(竹内結子)は大事を取って大阪城へと戻った。

ところが、それに水を差したのが、朝鮮半島での戦況だった。日本軍は快進撃で勝ち進んでいたが、明(中国)の援軍が現れたため、戦況は膠着状態に陥っていた。

さらに、朝鮮半島に渡っていた豊臣秀勝が戦死。日本軍は兵糧を断たれて、苦しい状況にあった。

豊臣秀吉(小日向文世)は戦況を報告する書状を破り捨て、茶々(竹内結子)の懐妊を祝う楽しいことをやりたいと言うと、片桐且元(小林隆)が「やつしくらべ(仮装大会)」を思いつき、「やつしくらべ(仮装大会)」が開かれることになった。

真田昌幸(草刈正雄)は、「やつしくらべ(仮装大会)」に参加する事になったので、出浦昌相(寺島進)に参加者の出し物を調べさせると、徳川家康(内野聖陽)が「瓜売り」をやることが分かった。

そこで、真田昌幸(草刈正雄)は徳川家康(内野聖陽)の「あじか売り」に対向して、「瓜売り」をやることに決め、練習を開始する。

さて、豊臣秀次(新納慎也)は待望の男児を得たが、茶々(竹内結子)が懐妊していたことから、複雑な思いをしていた。茶々(竹内結子)が男の子を産めば、自分も子供も目障りな存在になってしまう…。

しかし、豊臣秀次(新納慎也)に生まれた男の子は2ヶ月で夭折してしまい、気苦労に終わった。

きり(長澤まさみ)は子供を失った豊臣秀次(新納慎也)を心配したが、豊臣秀次(新納慎也)は「子供の死に顔を見て豊臣秀吉(小日向文世)から睨まれずに済むと思った」と告白した。

ある日、名護屋城で「やつしくらべ(仮装大会)」が開催された。真田昌幸(草刈正雄)は練習に励み、「瓜売り」を完全にマスターしており、やる気満々だった。

ところが、そこへ、真田信繁(堺雅人)が駆け込んでくる。なんと、豊臣秀吉(小日向文世)が「やつしくらべ(仮装大会)」に出場し、真田昌幸(草刈正雄)と同じ「瓜売り」をやることが分かったのだ。

しかも、真田昌幸(草刈正雄)の方が上手いので、このまま出れば、豊臣秀吉(小日向文世)の面目が丸つぶれになってしまう。

徳川の大軍を退けた知恵者といえど、真田昌幸(草刈正雄)は、この状況を打開する策は思いつかず、病気ということにして「やつしくらべ(仮装大会)」への参加を辞退した。

結局、「やつしくらべ(仮装大会)」は、豊臣秀吉(小日向文世)と徳川家康(内野聖陽)の一騎打ちに成り、豊臣秀吉(小日向文世)が優勝したのであった。

さて、やつしくらべ(仮装大会)が終わった直後、上田からの手紙が届いた。床に伏せっていた祖母・とり(草笛光子)の様態が悪化しているのだという。

朝鮮半島に渡った日本軍は、朝鮮半島北部まで攻め込んでいたが、明(中国)の援軍や食糧不足により、朝鮮半島南部へと撤退を余儀なくされていた。

戦況が思わしくなく、言い出しにくいが、真田信繁(堺雅人)は豊臣秀吉(小日向文世)に帰国を願い出ると、豊臣秀吉(小日向文世)は母親の死に目に会えなかったことから、理解を示し、帰国を許可した。

こうして、真田昌幸(草刈正雄)・真田信幸(大泉洋)・真田信繁(堺雅人)は上田に帰国し、祖母・とり(草笛光子)の枕元に集まると、祖母・とり(草笛光子)は最後の力を振り絞って布団から起き上がり、「真田の家とこの土地を守り抜け」と言い、その生涯を閉じたのであった。

その後、茶々(竹内結子)が「拾」を出産する。拾は後の豊臣秀頼である。

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■真田丸-第26話「瓜売」の解説と感想

史実の真田信繁ら真田一族は、朝鮮出兵のとき、名護屋城に居ましたが、朝鮮へ渡ったのは西日本勢なので、真田信繁ら真田一族は朝鮮半島には渡りませんでした。

真田信繁は豊臣秀吉に気に入られており、真田信繁の警護をしていたのですが、具体的な逸話は残っていません。

真田信繁が朝鮮半島に渡っていないので、朝鮮半島での様子は戦況しか描かれませんが、朝鮮出兵中の名護屋城で行われた仮装大会が行われたという逸話が残っており、その仮装大会が大河ドラマ「真田丸」の第26話で描かれます。

さて、豊臣秀吉に豊臣秀頼が生まれた事により、豊臣秀次は邪魔な存在になり、「秀次事件」に発展することになりるので、豊臣秀次の心理描写は見所になるでしょう。

真田丸-第27話「不信」-あらすじとネタバレ』へ続く。

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コメント欄

あじか売りではなく、売り瓜ではないですか。

  • 投稿者-
  • さなゆ

■さなゆさんへ
ご指摘ありがとうございます。「あじか売り」と「瓜売り」が入れ替わっているカ所がありましたので、訂正しました。

  • 投稿者-
  • 管理人