CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子-あらすじとネタバレ

内藤了の原作小説「CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」のあらすじとネタバレ感想文です。

前作「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」については「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子-あらすじとネタバレ

藤堂比奈子は、肩甲骨(けんこうこつ)フェチ専用カフェで働くシングルマザー吉田佐和からストーカーの相談を受けるが、吉田佐和は「気のせいかもしれない」と言い、ストーカーの被害届を出さなかった。

そのとき、藤堂比奈子と吉田佐和は、大判焼の話で盛り上がっており、後日、藤堂比奈子は吉田佐和から聞いた大判焼き屋「太鼓屋」を訪れ、少年探偵団を名乗る子供達と出会う。

その少年探偵団の中に、吉田佐和の息子・吉田遥人が居た。

少年探偵団は、幽霊が出るという廃墟を調べに行くと言うので、藤堂比奈子は廃墟へ付き添ったが、少年探偵団は怖がってしまい、中には入らずお開きとなった。

翌朝、幽霊が出るという廃墟で5つの死体が発見された。何れの死体も血が抜かれ、体の一部が切断されており、ドレスなどが着せられていた。

連続殺人事件として捜査が始まり、捜査に加わった藤堂比奈子は、東大の法医学部の検死官で通称「死神」の石上妙子から、中島保が日本精神・神経医療研究センターで研究を続けている事を教えられる。

中島保(のび先生)は「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」の真犯人だが、中島保(のび先生)の罪を立件することが出来ず、不起訴になった。

しかし、野放しにするとテロリストなどに中島保(のび先生)の技術が利用される可能性があるため、特別矯正施設に入れられた。

ただ、特別矯正施設に入院するというのは名目で、実際は精神や脳の研究に協力するという条件で、日本精神・神経医療研究センターで研究を続けているのだという。

死神・石上妙子は中島保に犯人の心理に「潜入」してもらうため、藤堂比奈子を助手として日本精神・神経医療研究センターへ連れて行き、中島保(のび先生)と面会させた。

藤堂比奈子は中島保との再会に動揺しながらも、中島保に犯行現場の状況などを説明し、「潜入」を依頼したのであった。

さて、警察の捜査により、被害者の3人は二階堂澄香・儷鈴玉・深町鈴乃と判明するが、残り2人の身元は依然として不明だった。

体の一部が切断されていたことから、犯人は切り取った部分を持ち去って保管しているのかと思われたが、井戸の中から、切断した部分が見つかり、捜査は難航を窮める。

そうしたなか、殺された二階堂澄香・儷鈴玉・深町鈴乃の3人がストカー被害に受けていた事が判明。しかも、3人がティファニーのラビングハートのペンダントを所有していた事が判明する。

藤堂比奈子は、吉田遥人がティファニーのラビングハートのペンダを持っているのを見て、吉田佐和から話を聞き、ストーカーが横山宗一郎だと判明する。

藤堂比奈子は吉田佐和に被害届を要請し、被害届を受けた警察は横山宗一郎をストカーの容疑で逮捕したが、吉田佐和はストカー横山宗一郎の弁護士から示談金を受け取り、被害届を取り下げてしまう。

藤堂比奈子は吉田佐和に話を聞きに行くと、吉田佐和はお金ために被害届を取り下げたことを詫び、ストカー横山宗一郎は幽霊屋敷の連続殺人事件の犯人とは思えないと告げた。

ストカー横山宗一郎が犯人なら、怒りにまかせて殺すだけで、死体にドレスを着せたりしないのだという。

横山宗一郎の犯人説に疑問を感じた藤堂比奈子は、中島保や三木の言葉を思い出し、女性の共犯者が居るのではないかと思え、雨合羽を着た太った不審人物の目撃情報を思い出し、捜査を開始するのであった。

CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子-犯人ネタバレ感想文」へ続く。