仰げば尊-最終回のあらすじと結末ネタバレ

石井杏奈が出演するTBSのドラマ「仰げば尊し」の最終回(第8話)「別れと奇跡」のあらすじと結末ネタバレです。

第7話のあらすじとネタバレは「仰げば尊し-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■仰げば尊-最終回のあらすじと結末ネタバレ

部長・有馬渚(石井杏奈)は病院に駆けつけ、手術を終えてベッドで横になっている樋熊迎一(寺尾聰)に「県大会、ゴールド、金賞です」と県大会の突破を報告し、賞状を見せた。

樋熊迎一(寺尾聰)は「そうか。おめでとう」と喜んだが、衰弱しており、力が無かった。

そこへ、木藤良蓮(真剣佑)も駆けつけ、「やっぱり、先生と一緒に全国を目指したいと思って、留学は先に延ばすことにしました。勝手なことをしてすみませんでした」と言い、留学を止めて県大会に参加したことを謝ると、樋熊迎一(寺尾聰)は「謝ることはないんだ。自分の人生は自分で決めれば良いんだ。お帰り」と言い、木藤良蓮(真剣佑)に手をさしのべた。

部長・有馬渚(石井杏奈)は「みんなも先生に『お帰り』って言いたがってますよ」と言い、病室のブラインドを開けると、病院の外に吹奏楽部の部員が税揃いしており、病室に居る樋熊迎一(寺尾聰)に「お帰り」と叫んだ。

一方、樋熊奈津紀(多部未華子)は医師に手術の結果を聞いていたが、医師は「腫瘍を摘出しても予後は変わらないと判断して、お腹を閉じました」と言い、腫瘍を摘出しなかった事を明かした。

何もしなければ余命半年と宣告を受けており、医師の言葉を聞いた樋熊奈津紀(多部未華子)は動揺する。

その後、樋熊奈津紀(多部未華子)が病室を訪れると、吹奏楽部員は帰っており、樋熊迎一(寺尾聰)は「先生は、いつ退院できるか言ってなかったか?あと1つだ。関東大会を突破すれば、全国大会だ。アイツらに広い世界を見せてやりたいな」と尋ねた。

翌日、樋熊奈津紀(多部未華子)が吹奏楽部の練習を始めようとすると、部員が「樋熊先生(寺尾聰)はいつ帰ってくるんですか?」と尋ねた。

樋熊奈津紀(多部未華子)が「関東大会までには帰ってくるわ」と話すと、部員たちは落ち込んだ。

すると、有馬渚(石井杏奈)は「これから、全国に行くんだから、みんな、心の火を燃やそうよ。前に私が悩んでたときに、樋熊先生(寺尾聰)に言われたの。『心の火はけすなよ』って。今の私たちにとって、関東大会を頑張るってことが、心の火なんじゃないかな」と言って部員を励ました。

すると、樋熊奈津紀(多部未華子)は「前に樋熊先生(寺尾聰)が言ってた。今の樋熊先生(寺尾聰)にとって心の火は、みんなと一緒に作り上げる美咲サウンドなんだって」と教えた。

それを聞いた吹奏楽部は気持ちを新たに、関東大会へ向けて練習に励んだが、吹奏楽部を指導する樋熊奈津紀(多部未華子)はどことなく落ち込んでいた。

樋熊奈津紀(多部未華子)の異変に気づいた青島裕人(村上虹郎)と青島裕人(村上虹郎)は、練習の後、樋熊奈津紀(多部未華子)の元を訪れ、「手術は上手くいったんですか?」と尋ねると、樋熊奈津紀(多部未華子)は明るく振る舞って「もちろん」と答えた。

青島裕人(村上虹郎)は樋熊奈津紀(多部未華子)の態度に違和を感じたが、「そっか。じゃー俺は先生を信じるよ」と答えて立ち去ろうとすると、樋熊奈津紀(多部未華子)は迷ったが、2人を呼び止め、本当の事を打ち明けた。

その後、青島裕人(村上虹郎)は不良グループに合流して、樋熊迎一(寺尾聰)が腫瘍の摘出をしていないことを話すと、不良グループは「関東大会に来られないのかな」と落ち込んだ。

すると、青島裕人(村上虹郎)は「無理に来ることないよ。吹奏楽という新しい夢を俺たちにくれたんだ。だからさ、俺たちで先生に広い世界を見せてやろうぜ」と話した。

その日、樋熊奈津紀(多部未華子)が病室を訪れると、樋熊迎一(寺尾聰)は「先生から本当の事を聞いたよ。俺には、あと半年あるんだな。関東大会には、絶対に行ってやらないと。待ってるからな、アイツらが」と話した。

翌日、樋熊奈津紀(多部未華子)は吹奏楽部の練習を始める前に、吹奏楽部員に樋熊迎一(寺尾聰)の手術が上手くいかなかった事を明かし、「それでも、樋熊先生(寺尾聰)は、みんなとステージに立つために病気と闘っています」と話した。

それを聞いた部員たちは泣き出したが、青島裕人(村上虹郎)が「メソメソするな、一番辛いのは誰だ。先生じゃないのか」と告げた。

木藤良蓮(真剣佑)が「僕たちが落ち込んでいる場合じゃ無い」と告げると、安保圭太(北村匠海)が「ぼさっとしてないで練習あるのみだし」と言い、楽器を鳴らした。

泣いていた部長・有馬渚(石井杏奈)が「私たちで樋熊先生(寺尾聰)と一緒に戦います」と宣言すると、樋熊奈津紀(多部未華子)は「うん」と安心して練習を始めた。

ある日、吹奏楽部員は千羽鶴を折って病室に届けると、樋熊迎一(寺尾聰)は「綺麗だ」と喜んだ。

一方、樋熊迎一(寺尾聰)の病気は進行しており、医師は「一時帰宅の許可は難しい」と許可が下りず、樋熊迎一(寺尾聰)は落ち込んだ。

見舞いに来た木藤良蓮(真剣佑)は「全国大会のステージに僕たちが立たせてあげるよ」と言って樋熊迎一(寺尾聰)を励ました。

安保圭太(北村匠海)は、「でも体は動くんだろ?」と不思議がったが、みんなに無視されてしまう。

さて、関東大会の当日、吹奏楽部は出場前に音合わせを行ったが、大舞台を前にして動揺しているうえ、樋熊迎一(寺尾聰)が居ない事から士気が上がらず、音合わせも上手くいかなかった。

青島裕人(村上虹郎)は「顔を洗ってこい。お前ら、ここが正念場だって分かってるだろ」と言い、気の抜けた吹奏楽部にカツを入れたが、効果はイマイチだった。

そこへ、一時帰宅を禁じられていたはずの樋熊迎一(寺尾聰)が現れる。不良グループの高杢金也(太賀)が勝手に病院から樋熊迎一(寺尾聰)を連れ出してきたのだ。

樋熊迎一(寺尾聰)は「高杢(太賀)を責めないでくれ。私が見に来たいと言ったんだ。大きなステージで美咲サウンドが響くのを見たかったんだよ。やっと、ここまで来れたんだ。小さな事は気にしないで、思う存分、演奏してこい。お前達なら大丈夫だ。会場で見させてもらうぞ」と話して、会場へと向かおうとした。

すると、樋熊奈津紀(多部未華子)は樋熊迎一(寺尾聰)を呼び止め、「お父さん、みんなの指揮をしてあげて。倒れても私が袖でスタンバイしてる。12分だけ頑張って。お父さんの心の火はまだ消えてないんでしょ?みんなお父さんの事を待ってたんだよ」と言って指揮棒を渡した。

すると、樋熊迎一(寺尾聰)は「ありがとう、みんな」と礼を言った。

さて、大勢の観客が見守るなか、樋熊迎一(寺尾聰)の指揮で吹奏楽部は関東大会のステージで見事な演奏を披露した。

美崎高校吹奏楽部は見事な演奏で金賞に選ばれた。しかし、全国大会に進出できるのは、金賞のなかでも3校だけで、美崎高校吹奏楽部は3校に選ばれず、全国大会には出場したのは、ライバル校の明宝高校吹奏楽部だった。

結果発表のあと、有馬渚(石井杏奈)が「すみませんでした。先生がせっかく指揮してくれたのに」と謝罪すると、樋熊迎一(寺尾聰)は「いや、私の方こそ、申し訳なかった」と謝罪した。

そこへ、全国大会に出場した明宝高校吹奏楽部の顧問・樽屋が現れ、「審査で必要なのは減点されないリズムとハーモニーです。そこが、美崎高校さんには足りなかった。でも、音楽は技術だけじゃ無い。聞いてくれる人に気持ちを伝えたり、感動させたりする。それを一番、ちゃんとやっていたのは美崎高校さんだと、私は思いました。来年、またコンクールでお会いしましょう」と言い、樋熊迎一(寺尾聰)と握手を交わして立ち去った。

樋熊迎一(寺尾聰)は「全国の壁は厚かったと言う事だ。でも、今日、お前達の演奏は、12分間は37人、1人1人の心が1つになって、素晴らしい美咲サウンドを奏でていた。これが私の心の火だ。そして胸を張って言える。お前達は、私の誇りだ。」と告げた。

樋熊迎一(寺尾聰)は吹奏楽部員と厚い言葉を交わすと、樋熊奈津紀(多部未華子)の手を取り、「みんなを頼んだぞ」と頼み、吹奏楽部の前を後して病院へと戻った。

元気な樋熊迎一(寺尾聰)の姿を見るのは、それが最後だった。

ある日、樋熊迎一(寺尾聰)が死去する。

樋熊奈津紀(多部未華子)は美崎高校の音楽室で、吹奏楽部員に「私は初め、父(寺尾聰)が美崎高校へ行くことに反対でした。毎日のように顔や腕に痣を作って帰ってきたし、警察に呼ばれる事もあるし、こんな荒れた学校のどこが良いんだろうって何時も思ってました。でも、ここにいるみんなに出会って、みんなに見送られて、父は本当に幸せだったと思います。みんな、父に夢を暮れてありがとう」と話して頭を下げた。

すると、有馬渚(石井杏奈)は樋熊奈津紀(多部未華子)に指揮を頼み、皆の前に飾られた樋熊迎一(寺尾聰)に向かって「樋熊先生(寺尾聰)、聞いてください」と言い、追悼の演奏を行った。

部員立ちは、それぞれ、樋熊迎一(寺尾聰)の事を思い出しながら、演奏した。

翌年、美崎高校の吹奏楽部は、樋熊奈津紀(多部未華子)の指揮で地区大会と県大会を勝ち進み、関東大会に出場する。

卒業した木藤良蓮(真剣佑)・青島裕人(村上虹郎)・高杢金也(太賀)・有馬渚(石井杏奈)らに見守られるなか、美崎高校の吹奏楽部は関東大会でも見事な演奏を披露し、金賞に選ばれ、その中でも全国大会へ進出できる3校に選ばれ、念願の全国大会への出場を決めた。

観客席で見守っていた青島裕人(村上虹郎)ら卒業生は、立ち上がって喜んだ。

その後、青島裕人(村上虹郎)らは、海岸に集まっており、有馬渚(石井杏奈)は「このあと、打ち上げがあるよ」と誘った。

しかし、木藤良蓮(真剣佑)は音楽留学のため、今夜、日本を発つことになっており、打ち上げには参加しなかった。

青島裕人(村上虹郎)も、大学へ進学するため、予備校に通っており、打ち上げには参加しなかった。音楽の教師になって、樋熊迎一(寺尾聰)に恩返しするのだという。

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