はじめまして、愛しています。-最終回の結末ネタバレ後半

志田未来が出演する特別養子縁組ドラマ「はじめまして、愛しています。」の最終回(第9話)のあらすじと結末ネタバレ後半です。

このページは「はじめまして、愛しています。-最終回のあらすじと結末ネタバレ」からの続きです。

■はじめまして、愛しています。-最終回の結末ネタバレ後半

その後、母・黒川真知(志田未来)が意識を取り戻すと、そこは病院のベッドだった。隣には梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)が立っていた。

梅田美奈(尾野真千子)は「なんで助けたのって思ってる?死んで欲しくないからよ。もう1人で苦しみを抱えるのをやめたら?私、一(横山歩)のおかげで母親になれたから思うの。この世界に何の理由も無く虐待する母親なんて居ないって。このままじゃ、一生暗い世界で生きる事になるわよ。そこから抜け出したいから、あの子に光って名前をつけたんじゃないの?」と言い、何でも相談するように頼んだ。

そこへ、黒川月子(富田靖子)がやってくる。黒川月子(富田靖子)は、梅田美奈(尾野真千子)に礼を言うと、「お礼が欲しければ後でするから、出て行ってください」と言い、追い出そうとした。

しかし、母・黒川真知(志田未来)が黒川月子(富田靖子)を止めた。

その後、梅田美奈(尾野真千子)は母・黒川真知(志田未来)を自宅に招き、2人切りになると、受け取ってもらえなかった手紙を読んだ。

手紙には、梅田美奈(尾野真千子)が梅田一(横山歩)と出会って特別養子縁組を申請して苦労したことが書いてあり、「一(横山歩)は本当に優しくて良い子です。あの子が弾くピアノはまわりの人を幸せにします。私たち夫婦は、これから一が健やかに成長するためなら、どんな辛い事も引き受ける覚悟です。だから、一を私と夫に育てさせてくれないでしょうか?どうか、どうか、お願いします」と書いてあった

梅田美奈(尾野真千子)は母・黒川真知(志田未来)に手紙を差し出すと、母・黒川真知(志田未来)は手紙を受け取ろうとしたが、直前で手を引っ込めてしまった。

梅田美奈(尾野真千子)が「どうしても、一(横山歩)を育てたいの?」と尋ねると、母・黒川真知(志田未来)は首を横に振った。

しかし、梅田美奈(尾野真千子)が「じゃー、私たちが育ててもいいの?」と尋ねても、母・黒川真知(志田未来)は首を横に振った。

梅田美奈(尾野真千子)は「どうしたいの?貴女、母親でしょ」と怒ったが、母・黒川真知(志田未来)はうつむいたままだった。

梅田美奈(尾野真千子)は「どうしたら心を開いて貰えるのか、全然、わからない。一(横山歩)、どうしたら、貴方みたいに奇跡を起こせるの?」と思い、一(横山歩)を思い出して、ピアノでモーツアルトの「子守歌」を弾き始めた。

それは、教えてもいないのに、梅田一(横山歩)が「頭の中に流れてて、勝手に手が動いた」と言って弾いた曲だった。

そのピアノを聞いた母・黒川真知(志田未来)は立ち上がり、ピアノの元に歩み寄ってモーツアルトの「子守歌」を歌い始めた。

梅田美奈(尾野真千子)が「知ってるの?」と尋ねると、母・黒川真知(志田未来)は「知ってる。母が良く歌ってくれてたから。あの子がお腹に居るとき、気がつくと、私も歌ってたから」と教えた。

梅田美奈(尾野真千子)が「お母さんの愛が伝わってきたから、覚えてたんだね」と納得すると、母・黒川真知(志田未来)は「私に愛なんて無い」と言い、わざと流産するためにお腹を叩いたり、冷水に入ったりした事を明かした。

梅田美奈(尾野真千子)が「誰か相談できる人は居なかったの?一(横山歩)のお父さんは?」と尋ねると、母・黒川真知(志田未来)は「絶対に無理。だって、あの子の父親は、父なんです。私の父なんです。優しくて大好きだったから、最初は何が起きたのか、よく分からなかった。でも、何度も同じ事をしようとするから、嫌だって言ったら、今度は殴られて。あの子を妊娠したって分かったら、家出するしかなくて。おろそうと思ったけど、お金が無くて。仕方なく公園のトイレで産んで。そのまま老いていこうとしたけど、あの子の鳴き声を聞いたら、どうしても出来なくて。それが、なんだか私を責めてるみたいだし。大きくなればなるほど、父親に似て。それを見るのが嫌で、外で遊ぶ回数が増えて。そしたら、あの子、私が出かけようとする度に、暴れて私に付いてこようとした。だから、私はあの子を鎖に繋いだの。それで、あの子が死んでるんじゃないかって、アパートに戻るのが怖くて、怖くて。自分なんか死んだ方がマシだと思って海に行ったんだけど。怖くて、怖くて。それで家に戻ったの。母から父が死んだって聞いたし」と打ち明けて泣いた。

梅田美奈(尾野真千子)が母・黒川真知(志田未来)を抱きしめて「吊らなかったね、苦しかったね。今まで1人で」と話すと、母・黒川真知(志田未来)は「あの子に謝らなきゃ。ごめんねって、ごめんねって」と言って泣いた。

すると、梅田美奈(尾野真千子)は「きっと許してくれるはずよ。あの子は優しい子だから。きっと、いつか言うはずよ。『僕を産んでくれてありがとう』って。だから、一を産んだことを恥じないで。一杯一杯愛してあげて。私と貴女にとって、今一番大切なのは、どうすることが、一にとって幸せなのか考えること。子供を大切にしないような行いは、どんな言い訳をしても、人間として間違ってるのよ」言って泣きながら、母・黒川真知(志田未来)を抱きしめた。

その後、黒川月子(富田靖子)と梅田信次(江口洋介)を呼び入れると、母・黒川真知(志田未来)は黒川月子(富田靖子)に「お母さん、光…一君は
梅田さんに育ててもらおう。それがあの子に取って一番幸せなの」と告げた。

黒川月子(富田靖子)は「何を言われたのか知らないけど、騙されてるのよ、貴女」と反対したが、母・黒川真知(志田未来)は「その代わり、いつでも会いに来ていいって。今からでも愛して欲しいって。そんなこと、お母さんに言える?」と尋ねた。

黒川月子(富田靖子)が「私は家族で暮らしたいだけよ」と言うと、母・黒川真知(志田未来)は「だったら、私がなんで罪を犯したのか、全部、来て貰わなきゃだめなの。今までお母さんから逃げてきたけど、本当の私を知ってもらわなきゃダメなの。そうしなきゃ、絶対に幸せになれないの。私とお母さんも」と言って母・黒川真知(志田未来)を抱きしめた。

ある日、追川真美(藤竜也)はコンサートのステージに立っていた。

一方、梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)は、児童養護施設で梅田一(横山歩)を引き取り、児童福祉司・堂本真知(余貴美子)に礼を言うと、堂本真知(余貴美子)は「お二人が諦めずに奇跡を起こそうとしたからです。お二人は最高の父親です。最高の母親です」と告げた。

堂本真知(余貴美子)は「じゃー申し訳ありませんが、約束があるので」と言って立ち去ろうとすると、梅田一(横山歩)は堂本真知(余貴美子)に「あいしています」と書いた手紙を渡した。

手紙を受け取った堂本真知(余貴美子)は、「ありがとう。これは私の勲章だ」と喜んだ。

ある日、裁判所から審判結果が届き、正式に特別養子縁組が認められ、梅田信次(江口洋介)は涙ぐんで家族に自慢する。

母・梅田志乃は自宅に戻っており、不破春代(坂井真紀)の家族も、梅田巧(速水もこみち)と介護士・加穂も集まっており、みんなで喜んだ。

梅田信次(江口洋介)が梅田美奈(尾野真千子)に「久しぶりに一(横山歩)とピアノを弾いてよ」と頼み、梅田美奈(尾野真千子)が梅田一(横山歩)とピアノを弾いていると、梅田巧(速水もこみち)が急にピアノを止めた。

そして、梅田巧(速水もこみち)は「実は俺、ピアノの調律師になろうと思って。ほら、いつか、母さんの老人ホームでさ、一(横山歩)がピアノを弾いたときに、みんなが1つになったのを見て思ったんだよ。俺も何か一のピアノを応援できないなかなって」と打ち明けた。

梅田巧(速水もこみち)が「一(横山歩)、いいかな?」と尋ねると、梅田一(横山歩)は笑顔で「OK牧場」と答えた。

そのとき、家の呼び鈴が鳴る。

梅田巧(速水もこみち)が「誰だよ。いいところなのに」と残念がると、梅田信次(江口洋介)は「馬鹿、大切な家族がまだ揃ってないだろ」と言い、玄関へ向かい、追川真美(藤竜也)を招き入れた。

追川真美(藤竜也)の秘書は「今日は、ご家族だけの集まりですから」と言い、帰ろうとしたが、梅田美奈(尾野真千子)は秘書を呼び止め、「貴女も家族と同じなんですから。大人になるまで、面倒を見てくれたのに、お礼も言わずにすみませんでした。これからも父のことをよろしくお願いします」と頭を下げ、秘書を自宅に招き入れた。

こうして梅田家に家族全員が揃い、家族全員で梅田一(横山歩)のピアノを聞いた。

そして、ある日、梅田信次(江口洋介)と梅田美奈(尾野真千子)は、梅田一(横山歩)を連れて市役所を訪れ、特別養子縁組届を提出し、名実ともに親子になったのであった。

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しんちゃんの妹の夫役の俳優は誰ですか?

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  • KEI1957

夫の役名は不破太一で、夙川アトムという方が演じています。

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  • 管理人