メディカルチーム-レディ・ダ・ヴィンチの診断の感想

吉田羊が主演するフジテレビの医療ドラマ「メディカルチーム-レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第1話の感想です。

あらすじとネタバレは「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■レディ・ダ・ヴィンチの診断の感想

フジテレビで医療ドラマ「メディカルチーム-レディ・ダ・ヴィンチの診断」が始まった。楽しみにしていたドラマだが、第1話はつまらなかった。

第1話は、橘志帆(吉田羊)が出勤中に幼稚園児・増山宏太(五十嵐陽向)が吐血する現場に遭遇し、増山宏太(五十嵐陽向)を病院へ搬送して治療するというストーリーだった。

舞台となる東光大学病院の解析診断部は、原因不明の病気を解析して特定する部署で、「患者の最後の砦」という設定である。

しかし、その「患者の最後の砦」が第1話からしゃしゃり出て、増山宏太(五十嵐陽向)の治療に当たったので、全然、「最後の砦」という感じがしなかった。

だから、第1話からコンセプトがブレブレという印象を受けた。

せめて、救命救急で釘を発見して治療したが、増山宏太(五十嵐陽向)の様態が急変し、その原因が分からない。そこで、解析診断部に要請が来て橘志帆(吉田羊)が診察に乗り出すというストーリーにした方がよかったのではないか。その方が、まだ「最後の砦」という感じがする。

■医療用語の羅列に疑問

橘志帆(吉田羊)は、ある事件が切っ掛けで、幻覚をみるようになっており、手術をしないという条件で、東光大学病院の解析診断部にヘッドハンティングされてきた。

だから、手術シーンが見せ場に出来ないので、台詞のやりとりが見せ場になるのは仕方ないと思う。

増山宏太(五十嵐陽向)と母・増山美希(堀内敬子)は同時に心不全を起こして倒れたのだが、その原因が難しすぎるし、わかりにくい。

倒れた親子は元々、遺伝性球状赤血球症だったため、パルボウイルス(りんご病)が原因で骨髄の無形成発作を起こして極度の貧血を起こし、それが原因で心不全を起こしていた、という事だった。

医療関係者なら、面白いと思えるのかもしれないが、私は医療の専門知識が無いので、ネタバレを知っても、「ああ、そうなんですか」としか思えなかった。

以前に、「超本格派の刑事小説」という帯の付いた小説を読んだことがあるが、単に警察の専門用語を使っているだけで、内容はライトノベル以下の三文小説だった。

ドラマ「メディカルチーム-レディ・ダ・ヴィンチの診断」も、医療用語を羅列するだけの三文ドラマにならないように、立て直しを期待したい。

■フジテレビの迷走

フジテレビは以前、火曜日9時と火曜日10時で、2時間続けて2本のドラマを放送していた。

私は火曜日9時から、2時間連続でドラマを観るのを楽しみにしていたのだが、視聴率の悪化から、火曜日9時のドラマ枠は廃止となり、火曜日10時のドラマ枠(関テレ枠)だけが残った。

そして、火曜日10時のドラマ枠(関テレ枠)が、火曜日9時枠に移転し、その移転後の第1作が今回の「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」である。

関テレ枠を10時から9時に異動させるのなら、どうして以前の9枠を廃止したのかという疑問が出てくる。フジテレビは色々と迷走している感じがする。

フジテレビも解析診断部の橘志帆(吉田羊)に診察してもらった方がよいのではないだろうか。

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