カインとアベル-第3話のあらすじとネタバレ

山田涼介が出演するフジテレビの月9ドラマ「カインとアベル」の第3話「超緊急事態!最大のピンチを乗り越えろ」のあらすじとネタバレです。

このページは「カインとアベル-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■カインとアベル-第3話のあらすじとネタバレ

レストランに呼び出された高田優(山田涼介)は、高田隆一(桐谷健太)と矢作梓(倉科カナ)が交際しており、結婚を考えている事を知って動揺した。

さて、高田隆一(桐谷健太)は、50億の融資を取り付けており、バンクの都市開発の問題を解決したことから、役員からの評判もうなぎ登りで、役員は「次期社長」と噂した。

一方、高田優(山田涼介)は、ショッピングモールの建設をゼネコンに発注するため、入札の準備に取りかかっていた。

その日の夜、高田貴行(高嶋政伸)は、高田隆一(桐谷健太)に「次の株主総会までにバンコクの都市開発を軌道に乗せる事ができるか?それが成功すれば、次の株主総会で隆一(桐谷健太)を次期社長に推すつもりだ。経営が安定しているウチに経営交代するのも、高田の安定に繋がる」と告げた。

翌日、ショッピングモールを建設する地元の白河商工会議所の会頭・兵頭が高田総合地所に挨拶に来た。

矢作梓(倉科カナ)が「地元の雇用を優先し、地元にも利益を還元したい」と話すと、喜んだ会頭・兵頭は「地元優先ということでだな。地元の建設会社を入札に加えてもらえないだろうか?もちろん、落札できるかどうかは、公平な判断してもらいたい。ただね、地元企業にもチャンスを上げたいんだ」と頼んだ。

しかし、団衛(木下ほうか)は「それは厳しいかと。今回は規模も規模ですし…。高い技術力と管理力が必要とされますので、今回に限っては、申し訳ございません」と言い、謝罪した。

すると、会頭・兵頭は「そうですか。わかりました。お時間を取らせて申し訳ありませんでした」と言い、笑顔で帰って行った。

一方、高田隆一(桐谷健太)には、バンコクの件で現地からメールで報告が届いていた。バンコク建設に50億円の負債が新たに発覚し、総額100億円を越えるのだという。

高田隆一(桐谷健太)が慌てて電話をすると、現地スタップは「50億円の融資ではもう足りない状態です。弁護士は100億円を用意するしかないといってます。このまま地元のゼネコンに破綻されると、開発事業が振り出しに戻ってしまいます」と報告した。

激しく動揺する高田隆一(桐谷健太)は、「そんなこと、分かってる」と言って電話を切った。

ある日、アウトレットモールの件で、地元の環境保護団体のリーダー佐野が高田総合地所を訪れ、団衛(木下ほうか)に工事の全面的な見直しを要請した。

驚いた団衛(木下ほうか)は、「法律にも則り、役所にも何度も足を運んで許可を得ています。ですから、どうかご安心ください」と頼んだ。

しかし、リーダー佐野は「他所から来た人は、あの場所の事を分かっていない。貴重な自然が守られるとは思えない」と告げた。

団衛(木下ほうか)が「既に着工の手続きに入っています。今更、全面撤回なんて出来るはずはありませんから」と説明すると、リーダー佐野は「そうですか。残念ですが、仕方ありません」と言って引きあげた。

すると、団衛(木下ほうか)はリーダー佐野がショッピングモールの建設に納得してくれたと思い、安心した。

ところが、翌日、リーダー佐野が率いる環境保護団体がショッピングモールの反対運動を開始し、反対運動がテレビのワイドショーで流れた。

それを見た団衛(木下ほうか)は「分かってくれたんじゃなかったのか」と動揺し、高田優(山田涼介)と矢作梓(倉科カナ)に「現地に行って確かめてこい」と命じた。

その後、高田優(山田涼介)と矢作梓(倉科カナ)は、現地を訪れ、環境保護団体のリーダー佐野と話し合ったが、リーダー佐野は「オタクの部長さん(木下ほうか)は全く聞く耳を持たなかった。貴重な野鳥を守るにはこうするしか無いんです」と答えた。

一方、高田隆一(桐谷健太)は、アジアセントラルファンドに100億円の融資を申し込んでいた。

アジアセントラルファンドは100億円の融資を承諾したが、その代わりに、高田総合地所の議決権を求めた。

それを聞いた高田隆一(桐谷健太)は「高田の経営を乗っ取るつもりか」と崩れ落ちた。

さて、ショッピングモールの反対運動は週刊誌にも取り上げられ、大きな問題となっていた。

部下は「中断ですか?」と尋ねると、団衛(木下ほうか)は「社を上げてのプロジェクトだ。中断はできない」と言い、高田優(山田涼介)と矢作梓(倉科カナ)に、再度、リーダー佐野と接触するように命じた。

高田優(山田涼介)と矢作梓(倉科カナ)は、現地を訪れ、環境保護団体のリーダー佐野に環境への配慮を約束し、ショッピングモール建設の許可を懇願した。

すると、リーダー佐野は困りながらも、「そこまで仰るのなら、本意ではありませんが、この地域で一番、自然環境を分かっている地元の白河建築に工事をお願いできないでしょうか?白河建築は、何度も私たちと話し合いをした経緯があります。野鳥に配慮した工事をした実績もあります。環境と開発の両立をよく分かっている建設会社です」と告げた。

リーダー佐野から妥協案を受けた高田優(山田涼介)と矢作梓(倉科カナ)は、東京に戻り、上司・団衛(木下ほうか)にリーダー佐野の妥協半を報告すると、上司・団衛(木下ほうか)は「仕方ない。飲むしかない」と答えた。

高田優(山田涼介)は「地元の業者は技術力も低いし使えないって言ってたじゃないですか」と驚くと、上司・団衛(木下ほうか)は「白河建築を使う以外に計画を進めるすべはない。もし計画の進行がストップしたら、その責任は誰が問われると思う。この私だ。このプロジェクトは絶対にストップさせない」と答えた。

その後、入札が行われ、白河建築は最低点だったが、上司・団衛(木下ほうか)は「予定通りに工事を進めるためには仕方が無い」と言い、白河建築に発注を決めようとした。

しかし、納得の行かない高田優(山田涼介)は異を唱え、「もう1日だけ時間をください」と言い、猶予をもらった。

そして、高田優(山田涼介)は、再度、環境保護団体のリーダー佐野と話し合うため、現地を訪れた。

矢作梓(倉科カナ)は「白河建築が最低点だった事は言わないように。冷静に交渉するのよ」と釘を刺したが、高田優(山田涼介)は環境保護団体のリーダー佐野に、白河建築が最低点で任せられないため、予定通りに大手ゼネコンで工事をやらせて欲しいと頼んだ。

しかし、環境保護団体のリーダー佐野は、妥協案を蹴られたため、「もっと環境の事を配慮して、ゆっくりと開発を進めるべきです。だいだい、来年の5月30日までに基礎工事を終えるなんて無茶なんですよ」と怒り、話は決裂してしまう。

矢作梓(倉科カナ)は「白河建築が最低点だって行っちゃダメって言ったじゃない」と落胆するが、高田優(山田涼介)は「変じゃなかったですか?来年の5月30日までって、ゼネコンにしか教えてない情報ですよ。野鳥の事にも耳を貸さなかったし」と不思議がった。

不思議に思った高田優(山田涼介)は、白河建築について調べると、白河建築の社長は、なんと、白河商工会議所の会頭・兵頭だった。

一方、高田隆一(桐谷健太)は、よつば銀行の頭取に、バンコクの都市開発事業は将来性があると言い、追加融資を頼んだ。

しかし、頭取はバンコク都市開発の資料を差し出し、「地元ゼネコンの資金繰りは苦しそうだ。残念だ。正直に言ってくれれば、対応を考えた。しかし、君は私に嘘を付いた。帰ってくれ。今日のことは無かった事にしよう」と残念がった。

その日、高田隆一(桐谷健太)が副社長室で苦悩していると、矢作梓(倉科カナ)が尋ねてきた。

矢作梓(倉科カナ)は高田隆一(桐谷健太)が困っている事に気づいており、心配したが、高田隆一(桐谷健太)は「何を言ってんだよ。止めてくれよ」と一蹴した。

矢作梓(倉科カナ)は「そっか、ごめんね」と言い、副社長室を出ると、高田優(山田涼介)の元を訪れ、「兄さんは困った時は、どうしてるの?」と尋ねた。

高田優(山田涼介)が「困った所を見たところが無い。誰にも頼らないんじゃないかな。何でも完璧にやっちゃうからな」と話すと、矢作梓(倉科カナ)は「私は、そうは思わない」と答えた。

ある日、環境保護団体のリーダー佐野が白河湖でショッピングモールの反対運動をしていると、男性から「貴方はどちらさまですか?」と言われてしまう。

環境保護団体のリーダー佐野が「白河湖の環境を守ろうの会ですけど」と答えると、男性は「私、白河湖の環境を守る会、本物の代表です。こんなに大騒ぎすると、鳥たちが落ち着かないでしょうな」と告げた。

環境保護団体のリーダー佐野は偽物だとバレてしまい、マスコミに追いかけられて逃げ去った。

高田優(山田涼介)は、白河商工会議所の会頭・兵頭と環境保護団体のリーダー佐野が繋がっている事に気づき、本物の「白河湖の環境を守る会」に工事の件を説明すると、本物の「白河湖の環境を守る会」が工事に賛成してくれたのだ。

白河商工会議所の会頭・兵頭は、なんとかアウトレットモールの工事を受注しようとしたのだが、入札に参加出来なかったので、環境保護団体のリーダー佐野を使って偽の反対運動を起こさせ、白河建築に発注するように誘導しようとしていたが、高田優(山田涼介)に見破られ、工事反対派は消滅する。

こうして、高田優(山田涼介)の活躍により、偽の反対運動は退治され、入札で最高得点だった鈴原建設に工事の発注が内定し、予定通り、工事が進むことになった。

その後、団衛(木下ほうか)が高田隆一(桐谷健太)に、反対運動が解決した事を報告し、「優君(山田涼介)は大活躍でした。今ではチームの大事な戦力です。流石は高田家の遺伝子を継いでいるあけのことはあります」と賞賛した。

高田隆一(桐谷健太)は団衛(木下ほうか)が出て行くと、机の上の物を払い飛ばし、やけ酒を飲んだ。そして、矢作梓(倉科カナ)の部屋を訪れ、矢作梓(倉科カナ)を抱きしめた。

その日の深夜、高田隆一(桐谷健太)は寝ている高田優(山田涼介)を起こし、「これをやるよ」と言い、父親からもらった万年筆を渡した。

この万年筆は、父・高田貴行(高嶋政伸)が大切にしていた万年筆で、高田優(山田涼介)と兄・高田隆一(桐谷健太)は子供の頃、万年筆を砂浜に埋めて、どちらが先に探すかというゲームをした。

高田優(山田涼介)は、ずっと、兄・高田隆一(桐谷健太)が万年筆を見つけ、褒美として兄・高田隆一(桐谷健太)が父・高田貴行(高嶋政伸)から万年筆をもらったと思っていた。

しかし、本当は、万年筆を見つけたのは高田優(山田涼介)で、兄・高田隆一(桐谷健太)は無くさないように預かっていただけだった。

そして、預かっていた兄・高田隆一(桐谷健太)が父・高田貴行(高嶋政伸)に万年筆を渡したので、兄・高田隆一(桐谷健太)が父・高田貴行(高嶋政伸)からご褒美として万年筆を受け取っていたのだ。

高田隆一(桐谷健太)は万年筆の真相を明かして、万年筆を高田優(山田涼介)に渡すと、「じゃあな」と言って立ち去った。

翌日、高田隆一(桐谷健太)は出社しなかった。高田優(山田涼介)が兄・高田隆一(桐谷健太)に電話を掛けても、電話に出なかった。

不思議に思った高田優(山田涼介)が「昨日、何かあったの?様子が変だった」と尋ねると、矢作梓(倉科カナ)は「もう戻ってこないかも」と答えたのだった。

カインとアベル-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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