レディ・ダ・ヴィンチの診断-第7話のあらすじとネタバレ

吉田羊が出演するフジテレビの医療ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第7話「治療するたびに悪化する病」のあらすじとネタバレです。

第6話のあらすじとネタバレは「レディ・ダ・ヴィンチの診断-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■レディ・ダ・ヴィンチの診断-第7話のあらすじとネタバレ

ある日の朝、橘志帆(吉田羊)は娘・真央と話しながら朝食を食べていたが、娘・真央は実在しなかった。

一方、新田雪野(相武紗季)は、橘志帆(吉田羊)の娘・真央が死んでいる事を知り、橘志帆(吉田羊)は幻覚を見ているのではないかと考えるようになっていた。

その日、ジョギング中に水を飲んでいた神田光一郎(田中幸太朗)が街で倒れて東光大学病院に運ばれ、解析診断部に受け入れ要請が来る。救命救急が手一杯なので、解析診断部で受け入れて欲しいと言うことだった。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は、うどんを食べていたが、諦めて、神田光一郎(田中幸太朗)の受け入れを引き受け、処置した。

神田光一郎(田中幸太朗)は単なる低血糖で、点滴をすればすぐに良くなると考えられたが、点滴を始めると急に痙攣を起こしたので、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は慌てて処置をした。

その後、解析診断部は痙攣の原因について話し合うが、痙攣の原因となる病気は見当が付かず、検査結果を待つことにした。

その後の検査で、痙攣の原因は低ナトリウム血症と判明し、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は「水分を1日800ミリに制限しましょう」と指示した。

一方、岩倉葉子(伊藤蘭)は、院内に託児所を設置して出産後も働きたい女医を確保する計画を立てていた。

岩倉葉子(伊藤蘭)は、この計画にかなりの自信を持っており、この計画で病院長の座を勝ち取り、病院改革の中心にしようと考えていた。

さて、運ばれてきた神田光一郎(田中幸太朗)はイケメンだったので、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は、神田光一郎(田中幸太朗)に惚れていた。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は「低ナトリウム血症なので、すぐに退院できます。ところで、お仕事は何をされてるのですか?もしかして、外資系の金融マンですか?」と尋ねると、神田光一郎(田中幸太朗)は「なんで分かったんですか?」と驚いた。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は「雰囲気で仕事が出来そうだったから。神田さんはモテそうだし、きっと素敵な彼女さんとかいらっしゃるんでしょうね。…もしかして今フリーですか?」と尋ねると、神田光一郎(田中幸太朗)は「探してるんですか、なかなかいい人が居なくて」と答えた。

そのとき、神田光一郎(田中幸太朗)が頭をさすっていたので、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)が「頭が痛いんですか?後頭部ですか?」と尋ねると、神田光一郎(田中幸太朗)は「はい」と答えた。

このため、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は、脳炎の合併症で低ナトリウム血症になっているのではないかと疑い、髄液検査を行った。

しかし、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は、初歩的なミスで血管を傷つけてしまい、髄液検査を失敗してしまう。

再び髄液検査するには3日は待たねばならないが、脳炎なら3日も待っていれば手遅れになってしまうため、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は神田光一郎(田中幸太朗)に脳炎の治療を開始した。

さて、村上夏海(笛木優子)は岩倉葉子(伊藤蘭)に、里見藍(白鳥久美子)は神田光一郎(田中幸太朗)に恋愛感情を持ってるため、「さらなるミスが起きるかもしれない」と言い、担当を変えるべきではないかと意見した。

岩倉葉子(伊藤蘭)は「私は担当を変える必要は無いと思いますよ」と、事務長・佐々木進也(戸次重幸)は「なるほど。里見先生(白鳥久美子)は北畠院長(高橋克典)が連れてきた。里見先生(白鳥久美子)がミスをすれば、北畠院長(高橋克典)の責任問題になる」と感心した。

しかし、岩倉葉子(伊藤蘭)は託児所計画に自信を持っていたので、「誤解しないで。私は医者が恋愛したっていいと思う。もちろん、恋愛が原因でミスをしていいわけがない。里見先生(白鳥久美子)はそんな医師では無いと信じているからこそ、担当を変える必要は無いと言ったんですよ。そんなこそくな手段に頼らなくても、次の理事会で私は院長になってみせます」と話した。

一方、里見藍(白鳥久美子)は神田光一郎(田中幸太朗)に脳炎の治療を開始したが、神田光一郎(田中幸太朗)に発疹が出ていた。

里見藍(白鳥久美子)は対策を講じたが、神田光一郎(田中幸太朗)は悪くなる一方だった。

ある日、橘志帆(吉田羊)は、神田光一郎(田中幸太朗)の病気の原因が分からず、自宅で考え込んでいると、娘・真央が「どうしたの?」と声を掛けた。

橘志帆(吉田羊)が神田光一郎(田中幸太朗)の病状を話すと、娘・真央は「その女医さん、患者さんに恋しているの?」と尋ねた。

橘志帆(吉田羊)が「本人は否定しているけどね」と教えると、娘・真央は「女の人は、好きな男の人に『嫌い』って言っちゃうからね」と話した。

それを聞いた橘志帆(吉田羊)は「いつの間にそんな経験したの?」と驚くと、娘・真央は「してないよ。ずいぶん前に酔っ払って言ってたでしょ」と答えた。

橘志帆(吉田羊)は「そんなこと言った?」と驚きながらも、神田光一郎(田中幸太朗)が嘘を付いていたことをに気付いた。

翌日、橘志帆(吉田羊)は病室を訪れ、神田光一郎(田中幸太朗)に「もしかして、外資系の金融マンじゃなくて、本当は刑事さんじゃないんですか?」と尋ねると、神田光一郎(田中幸太朗)は「はい」と答えた。

橘志帆(吉田羊)が「看護婦さんが殺された事件の潜入捜査しているのでは?犯人は隣の病室の患者さんでしょ?」と尋ねると、神田光一郎(田中幸太朗)は「誰にも言わないでくださいね。ここで捕まえないと海外に逃亡される恐れがあります」と答えた。

すると、橘志帆(吉田羊)は神田光一郎(田中幸太朗)に「病気の謎はこれで解決しました」と言い、サイアミン(ビタミンB1)を投与した。

神田光一郎(田中幸太朗)の病気はビタミンB1欠乏症だった。

神田光一郎(田中幸太朗)はランニングでビタミンB1が不足したいたところに、ブドウ糖を点滴したため、さらにビタミンB1欠乏症が進んで痙攣を起こしていたのだ。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は自分のミスだと自責するが、橘志帆(吉田羊)は「通常の検査ではビタミンB1欠乏症は発見できない。誰のせいでも無い。それに、ここまで病気の発見が遅れてしまったことには理由がある。患者さんが嘘つきだったこと。ビタミンB1欠乏症によるウェルニッケ・コルサコフ症候群になっていたの」とネタバレした。

ウェルニッケ・コルサコフ症候群は、健忘症候群の一種で、時間や場所が分からなくなる病気だった。場合によっては数分前の出来事も忘れてしまう。

患者は記憶以外の障害が起らないため、記憶が無いことに戸惑い、その記憶の穴を埋めるため、無意識に話を作ってしまう。

つまり、神田光一郎(田中幸太朗)は、ウェルニッケ・コルサコフ症候群で記憶に穴が出来ていたので、その穴を埋めるため、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)に話を合わせていただけで、全て話していた事は嘘だったのだ。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は、神田光一郎(田中幸太朗)から「先生を信頼している」「退院したらデートしてください」「先生の事が好きだからです」と言われており、橘志帆(吉田羊)のネタバレが受け入れられず、「神田さんはそんな人じゃ無い」と言って解析診断部を飛び出した。

そして、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)が神田光一郎(田中幸太朗)の病室に駆けつけると、見知らぬ女性が神田光一郎(田中幸太朗)を世話していた。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)が驚いて「どちらさまですか?」と尋ねると、ウェルニッケ・コルサコフ症候群から回復した神田光一郎(田中幸太朗)は「ウチの妻です」と紹介した。

救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は動揺して病室を飛び出し、解析診断部に戻って寝た。

橘志帆(吉田羊)は救命救急医・里見藍(白鳥久美子)を「患者さんに惚れる医者が居ても良いと思うよ。自分の気持ちに嘘は付かなかったんでしょ?一生懸命で可愛かった」と慰めた。

そのとき、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)のお腹が鳴ったので、橘志帆(吉田羊)は笑って、みんなに「一緒にお昼ご飯を食べない?」と提案し、昼ご飯をご馳走した。

しかし、解析診断部に救急搬送されてきた患者の受け入れ要請が入り、救命救急医・里見藍(白鳥久美子)は結局、お昼を食べられなかった。

一方、岩倉葉子(伊藤蘭)は、絶対的な自信を持っていた「病院内に保育所を作る計画書」を病院長・北畠昌幸(高橋克典)に見られてしまい、動揺する。

企画書を見た北畠昌幸(高橋克典)は「素晴らしい。やりましょう。このアイデアを実現いましょう」と感心すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は慌てて「この病院のどこにそんな予算があるの。これは私がいずれ、自分の手で実現しますから、忘れて貰って結構です」と拒否した。

しかし、北畠昌幸(高橋克典)は「ご心配なく。ちょうど、厚生労働省から予算が下りて、何に使おうとかと考えてたんですよ。使わせて頂きます」と言い、企画書を持って行った。

その後、橘志帆(吉田羊)が娘・真央と手を繋いで話ながら歩いていると、2人の前に新田雪野(相武紗季)が現れた。

橘志帆(吉田羊)が「どうしたの?」と尋ねると、新田雪野(相武紗季)は「橘先生(吉田羊)も嘘を付いてる事がありませんか?私、この前、お墓に行ってきたんです。橘先生(吉田羊)も幻覚を見てるんですよね?」と告げたのであった。

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