砂の塔-知りすぎた隣人-第7話の感想文

佐野勇斗が出演するTBSのハーメルン事件ドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」の第7話の感想文です。

第7話のあらすじとネタバレは「砂の塔-知りすぎた隣人-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■高野和樹(佐野勇斗)の盗撮事件はどうなった?

ドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」を観ていると、何度か「見逃した回があったのか?」と思う事がある。

たとえば、今回の第7話で、高野和樹(佐野勇斗)の写真が写真コンクールに入選して、高野和樹(佐野勇斗)が表彰されることになったのだが、私はこの経緯が理解できなかった。

高野和樹(佐野勇斗)は第5話で盗撮犯の疑いが掛けられていたのだが、なぜ、そこから、写真コンクールに入選へと繋がるのか分からない。

第5話でクラスメイト橋口成美(川津明日香)が高野和樹(佐野勇斗)のカメラのメモリーカードを奪ったことにより、高野和樹(佐野勇斗)に盗撮の容疑がかかった。

高野和樹(佐野勇斗)が「母親と子供」の写真ばかりを撮影していたので、その容疑は「ハーメルン事件の犯人」ではないかという容疑へ発展した。

しかし、警察の捜査により、高野和樹(佐野勇斗)のアリバイが判明し、高野和樹(佐野勇斗)はハーメルン事件の犯人ではない事が確認された。

しかし、第5話で解決したのは「高野和樹(佐野勇斗)はハーメルン事件の犯人ではない」ということだけで、高野和樹(佐野勇斗)が「母親と子供」の写真ばかりを盗撮していた件は全く解決していない。

だから、そういう状態で、第7話になって急に高野和樹(佐野勇斗)の写真が写真コンクールに入選したと言われても、盗撮写真が写真コンクールに入選したような印象を受けた。

母・三田久美(烏丸せつこ)も急に善人になったので、何か見逃したエピソードでもあったのかと思って見直してみたが、見逃したエピソードは無かった。

ドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」は全体的にエピソードの処理が適当なので、脚本家は、もう少し丁寧に処理するべきだと思う。

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■高野和樹(佐野勇斗)の母親

長男・高野和樹(佐野勇斗)は高野亜紀(菅野美穂)の実子ではなく、高野健一(田中直樹)の連れ子だった。

しかも、高野健一(田中直樹)の前妻は佐々木弓子(松嶋菜々子)で、高野和樹(佐野勇斗)の実母は佐々木弓子(松嶋菜々子)だと判明した。

高野和樹(佐野勇斗)には何かあるだろうとは思っていたが、佐々木弓子(松嶋菜々子)の子供だったのには驚いた。

ただ、佐々木弓子(松嶋菜々子)が実母というのは、少し飛び道具的な展開だったので、実母ネタをやるのなら、定番の血液型ネタなんかで複線を敷いて置いた方が良かったような気がする。

■生方航平(岩田剛典)は母子家庭

生方航平(岩田剛典)については、高野亜紀(菅野美穂)が高校生の時に引っ越していったという程度しか分からなかったが、第7話で母1人・子1人の母子家庭だと判明した。

もし、生方航平(岩田剛典)がハーメルン事件の犯人なのであれば、母子家庭ということが犯行の動機に繋がっているのではないかと思う。

たとえば、生方航平(岩田剛典)は母親に問題があり、母親のせいで引っ越すことになり、初恋の隣人・高野亜紀(菅野美穂)と離れることになったので、その報復として問題のある母親に復讐するため、子供を誘拐したという可能性も考えられる。

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