カインとアベル-第7話のあらすとネタバレ

山田涼介が出演するフジテレビの月9ドラマ「カインとアベル」の第7話のあらすじとネタバレです。

第6話のあらすじとネタバレは「カインとアベル-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■カインとアベル-第7話のあらすとネタバレ

高田優(山田涼介)は、海岸で矢作梓(倉科カナ)を抱きしめようとしたが、矢作梓(倉科カナ)を抱きしめる事が出来なかった。

その後、高田優(山田涼介)と海岸で矢作梓(倉科カナ)は、気持ちを新たにして、国内リゾート開発のプレゼンに望んだ。

一方、兄・高田隆一(桐谷健太)は父・高田貴行(高嶋政伸)に「なぜ、会社の運命を左右する取引を優(山田涼介)に任せたんですか?今からでも私が行った方が」と意見したが、父・高田貴行(高嶋政伸)は「いや、優(山田涼介)に任せたんだ。みまもろう」と答えた。

兄・高田隆一(桐谷健太)は「本当に優(山田涼介)がこの交渉に乗り切れると思ってますか?」と食い下がるが、父・高田貴行(高嶋政伸)は「失敗したら、この先、5年10年の成長戦略が崩れる。だが、もし成功すれば、優(山田涼介)はこの会社にとって英雄になるだろう」と答えた。

それを聞いた兄・高田隆一(桐谷健太)は激しく動揺する。

さて、高田優(山田涼介)は、プレゼン相手となるドレイモンド社のスティーブンを出迎えた。

スティーブンは、兄・高田隆一(桐谷健太)ではなく、弟の高田優(山田涼介)がプレゼンすることについて「これが高田のドレイモンドに対する意思表示か」と言い、不満そうだった。

そのような状況で、高田優(山田涼介)はスティーブンに国内リゾート開発のプレゼンテーションを行う。

高田優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)のフォローを得てプレゼン1日目を終了するが、スティーブンは眉一つ動かさず、外国人と交渉経験のある矢作梓(倉科カナ)もスティーブンの表情が読み取れずに困惑した。

しかし、会食の後、交渉担当を務めていたエリックが、「ボスの考えは50-50かもしれない。なぜ、この場所にホテルを建てるのか、納得していない」と教えてくれた。

その日の夜、高田優(山田涼介)は矢作梓(倉科カナ)と飲みながら、「本当は仕事辞めたくないんじゃないですか?こんなに仕事ができるのに。家庭に入るのも無理してるんじゃないですか?」と尋ねた。

すると、矢作梓(倉科カナ)は「私は隆一さん(桐谷健太)と結婚するって決めたの。隆一さんに付いていくって。でも、隆一さんは優くん(山田涼介)に1つ嘘を付いてる。本当はまだOKしてないの、仕事を辞めること。決してノーじゃないのよ。私、どちらも選べない。もしかしたら、私、怖いのかも。隆一さんに返事をしたら、もうこんな時間は無くなっちゃうから。私が何かを決めたら、きっと何かが崩れてしまう」と話した。

翌日、高田優(山田涼介)は、プレゼン相手のスティーブンを海岸へ招いた。

高田優(山田涼介)は海が見える丘にベッドを用意しており、スティーブンに「これが建設予定のホテルです」と説明すると、スティーブンは「野宿しろというのか?」と怒った。

高田優(山田涼介)は「そうです。今回のホテルには壁を作らない。壁をガラスにして障子のよう開け閉めして、風が通るようにする」と説明し、スティーブンをベッドに寝かせた。

風鈴が風に揺られて鳴ると、矢作梓(倉科カナ)は「日本では軒下に風鈴をつるして風を楽しむんです」と説明した。

高田優(山田涼介)は「壁が無いので、一年を通して風を楽しめる。温暖な気候、この場所だからこそ出来ることです」と説明すると、スティーブンは「良い風だ。君達がこの場所を選んだ理由は分かった」と納得し、交渉を最終段階へと進めた。

その後、高田優(山田涼介)はホテルに戻って、スティーブンと最終段階の金銭面の交渉を行う事になるが、その直前に父・高田貴行(高嶋政伸)から電話があり、「15%で初めて20%で交渉を成立させろ」と厳命されると、高田優(山田涼介)は承諾する。

さて、交渉が始まると、スティーブンは予想通り30%を要求し来たので、高田優(山田涼介)は父・高田貴行(高嶋政伸)の指示通り、15%を提示した。

それを聞いたスティーブンは厳しい顔をして、妥協案として「20%だこれ以上は無い」と提示したので、同席していた矢作梓(倉科カナ)は机の下でガッツポーズをする。

ところが、高田優(山田涼介)は「15%だ。これ以上無い」と告げたので、交渉は決裂し、スティーブンは帰ってしまう。

交渉が終わると、矢作梓(倉科カナ)は「どうして20%で決めなかったの?どうして社長の言うとおりにしなかったの?決裂するのは分かってたよね?」と尋ねたが、高田優(山田涼介)は「良い風でしたね」と答えた。

その後、会社に戻って父・高田貴行(高嶋政伸)と兄・高田隆一(桐谷健太)に結果を報告して謝罪すると、父・高田貴行(高嶋政伸)は「なぜ20%で決めてこない。20%が妥協点だといっただろ」と激怒する。

兄・高田隆一(桐谷健太)が「なぜだと聞いてるんだ。あれだけ3人で確認しただろ。理由を聞かせろ」と追及すると、高田優(山田涼介)は「理由?20%も渡す必要がありましたか?ドレイモンドのブランドは借りますが、ウチが考えたコンセプトで、あの素晴らしい場所にホテルが建つんです。トータルで考えて、それ以上は向こうに渡す必要は無いと考えました。だから、妥協しなかったんです。20%じゃ儲けは出ないし、割に合わない。あのホテルにはそれだけの価値があるんです。それにチームのみんなが汗をかいて頑張ってくれた。みんなの苦労が報われなければならない。その5%が高田の未来を作っていくんです」と答えた。

その後、高田貴行(高嶋政伸)は役員会で、交渉の失敗を報告し、「どのような経緯があったにせよ。優(山田涼介)を選んだのは私だ。私に責任がある」と謝罪した。

そこへ、ドレイモンド社のスティーブンが尋ねてくる。

高田貴行(高嶋政伸)は役員会を中断してスティーブンと面会し、「今回は残念だった。交渉の場で何があったか分からないが、息子(山田涼介)に全てを任せた。彼の意見が高田の総意であると思ってくれても構わない。つまり、会社の意見は変わらない」と告げた。

スティーブンは「現地でベッドに寝かされたよ。素晴らしい経験だった。あの男はビジネスがなんたるかを分かっていないが、人がホテルに何を求めているかは知っている。15%で契約しよう」と言い、手を出しだした。

すると、高田貴行(高嶋政伸)は驚きながらも「サンキュー」と言い、スティーブンと握手を交わした。

その後、高田優(山田涼介)は役員会に呼ばれ、契約成立の報告を受け、役員全員から拍手と賞賛を浴びる。さらには、社内に契約成立が伝わり、高田優(山田涼介)は社員全員から祝福された。

兄・高田隆一(桐谷健太)は、高田優(山田涼介)が賞賛されるのを複雑な表情で観ていた。

その日の夜、兄・高田隆一(桐谷健太)は矢作梓(倉科カナ)の部屋を訪れて、「プレゼンは大変だったな。君のサポートのおかげだ」とねぎらうが、矢作梓(倉科カナ)は「私は何の役にも立たなかった。だって優くん(山田涼介)は、みんなのアドバイスと真逆をやったのよ。私は決められた形の交渉しか出来なかった。とてもじゃないけど、かなわない」と話した。

それを聞いた兄・高田隆一(桐谷健太)は動揺しながらも、「優(山田涼介)も今回の事で少しは成長できたみたいだな。まだまだ経験は必要だけど」と話すが、矢作梓(倉科カナ)は「そうじゃないかも。優君の才能は私たちが思っている以上かも。いつのまにか周りに人が集まり、その人達が味方になっちゃう」と話した。

兄・高田隆一(桐谷健太)は「優(山田涼介)は自由だからな。俺と違って。それにしても、梓(倉科カナ)はずいぶんと優の事が分かってるんだな」と言って動揺する。

そして、兄・高田隆一(桐谷健太)は、「これから、会社の人間も外の人間も優の事を見る目が変わるだろう。今回の契約はただの契約じゃないんだ。アイツは会社の英雄になって…。梓(倉科カナ)、俺との結婚を考え直してくれてもいいんだぞ」と告げた。

矢作梓(倉科カナ)は「私は隆一さん(桐谷健太)と結婚するって決めたの。隆一さん(桐谷健太)に付いていくって決めたの」と言い、兄・高田隆一(桐谷健太)の手を取った。

翌日、父・高田貴行(高嶋政伸)は高田優(山田涼介)を呼び出すと、「近いうちに臨時株主総会を開くつもりだ。そこでお前を取締役に推薦する。決議されるだろう。お前も私の息子だ。役員になって私の右腕になってくれ」と告げたのであった。

ある日、高田優(山田涼介)は取締役として会社に出勤し、ロビーで、兄・高田隆一(桐谷健太)とすれ違った。

高田優(山田涼介)は兄・高田隆一(桐谷健太)に声を掛けようとしたが、兄・高田隆一(桐谷健太)は高田優(山田涼介)を無視して通り過ぎたのだった。

カインとアベル-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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