嘘の戦争-あらすじとネタバレ

元スマップの草なぎ剛が出演するフジテレビの詐欺師ドラマ「嘘の戦争」のあらすじとネタバレです。

■嘘の戦争-あらすじとネタバレ

千葉陽一(草なぎ剛)は30年前、9歳の時に、家族旅行でバリ島へ行ったのだが、父だけ急用で行けなかった。

千葉陽一(草なぎ剛)の方も、バリ島に台風が来たので、予定を切り上げて帰国した。

そして、千葉陽一(草なぎ剛)が帰宅すると、自宅に黒い服を着た2人組みの男が居た。2人組の男は、父の腕を掴み、父の首に何かを巻いていた

2人組の男は、家族が帰宅した事をに驚き、母と弟を刺し、千葉陽一(草なぎ剛)を刺した。そして、父を殺害した。

千葉陽一(草なぎ剛)は病院に運ばれて一命を取り留め、刑事に2人組みの男の話をしたが、刑事は信じてくれなかった。

刑事は千葉陽一(草なぎ剛)に「嘘はいけないよ。本当はこうだ。君達は家に帰ると、思い詰めたお父さんが居た。お母さんが止めようとすると、まず君を刺した。君を刺した後、リビングの入り口でお母さんと弟を刺した。君は知らないが、お父さんはみんなを刺した後、自ら死を選んだ」と告げた。

千葉陽一(草なぎ剛)は「違う。嘘じゃない」と何度も言ったが、刑事は信じずに、千葉陽一(草なぎ剛)を嘘つき扱いした。

刑事も親戚も、千葉陽一(草なぎ剛)を嘘つき扱いし、千葉陽一(草なぎ剛)は刑事の話を認めるまで病院からも出してもらえず、地獄のような日々を経験したのだった。

その後、成長した千葉陽一(草なぎ剛)はタイのバンコクへと渡り、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)と言う名前で、十倉ハルカ(水原希子)と組んで日本人を騙し、詐欺師として活躍していた。

ある日、バンコクの空港で新しいカモを探していた一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、左腕に痣のある男性・五十嵐久司(甲本雅裕)を見かけた。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、その男性・五十嵐久司(甲本雅裕)の痣に見覚えがあった。その痣は、両親と弟を殺害した犯人と同じだったのだ。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は五十嵐久司(甲本雅裕)に接触し、五十嵐久司(甲本雅裕)が慶明医科大学の関係者で、「五十嵐」という名前だと突き止める。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、全てを捨ててタイに来ていたが、30年経っても、両親と弟を殺されたときの事を忘れておらず、「アイツらにも地獄を見せてやる」と言い、日本へと帰って犯人に復讐する事を決意した。

さて、日本へ帰国した一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、情報を集めるため、詐欺師の兄貴分であるバーのマスター百田ユウジ(マギー)の元を訪れた。

すると、マスター百田ユウジ(マギー)は「アイツを好きに使っていい。色々、教えてやって」と言い、八尋カズキ(菊池風磨)を紹介した。

八尋カズキ(菊池風磨)は、マスター百田ユウジ(マギー)の甥で、詐欺師を志望しており、ハッキングなどパソコン関係を得意にしていた。

すると、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は八尋カズキ(菊池風磨)に、慶明医科大学の五十嵐久司(甲本雅裕)について調べるように頼んだ。

その後、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は児童養護施設「宮森わかばの家」を訪れ、園長・三瓶守(大杉漣)と再会する。

三瓶守(大杉漣)は、父の後輩で、父が殺害された後、色々と面倒を見てくれた恩人だった。

両親を失った後、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は児童養護施設「宮森わかばの家」に入ったのだが、児童養護施設「宮森わかばの家」を世話してくれたのも三瓶守(大杉漣)だった。

帰国したばかりの一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は住むところが決まってない無かったので、三瓶守(大杉漣)は児童養護施設「宮森わかばの家」に住む事を薦めた。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は三瓶守(大杉漣)の言葉に甘え、児童養護施設「宮森わかばの家」で寝泊まりすることにした。

ある日、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は慶明医科大学の地下駐車場に居た五十嵐久司(甲本雅裕)の前に姿を現し、「覚えてる?30年前の男の子のこと。家に帰ったら父親が殺されていた。覚えてる?貴方が殺そうとした男の子のこと?」と尋ねると、五十嵐久司(甲本雅裕)は「まさか、千葉先生の…」と驚いた。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「そう。俺の名前は千葉陽一(本名)。昔は父と一緒に働いてたんですよね?それが今じゃ、教授の最有力候補だそうで。ご出世ですね。聞いてみたくてね。なんで父は殺されたんです?母も父も弟も。弟はまだ5歳だったんだぞ」と告げた。

しかし、五十嵐久司(甲本雅裕)は「君は、まだ、そんな嘘を。君は30年前、余りにも辛すぎる現実を見てしまって、有りもしない嘘を付くようになった。無理もない。実のお父さんが一家心中を図ったんだからね」と答えた。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「違う、父は殺された。母も弟も。おれも死にかけた。あんたのナイフで」と告げたが、五十嵐久司(甲本雅裕)は「そうじゃない。君は嘘を真実と思い込んでいるだけだ。真犯人なんて存在しない」と答えた。

すると、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「30年たっても、まだそんな嘘を。俺は今もハッキリと覚えている。俺を掴むあんたの感触も、あんたの腕の痣も。必ず暴いてやるよ。アンタ達の嘘を」と告げて立ち去った。

五十嵐久司(甲本雅裕)は慶明医科大学の自分の部屋に入ると、仁科という人物に電話を掛け、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が来た事を報告し、「何とかしてください。私は、ただ貴方の指示で」と助けを求めた。

すると、仁科は「分かった。調べて折り返す」と言って電話を切った。

このとき、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は五十嵐久司(甲本雅裕)の部屋を盗聴しており、事件の背後に「仁科」という人物が居る事を知る。

さて、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)がバーに戻ると、八尋カズキ(菊池風磨)が五十嵐久司(甲本雅裕)のパソコンをハッキングし、隠し口座を発見していた。

五十嵐久司(甲本雅裕)はヤミ金から金を借りているうえ、企業からも賄賂を貰っているようで、相当金に困っているようだった。

さらに、五十嵐久司(甲本雅裕)のパソコンから、タイ人女性の写真が無数に見つかった。写真の日付から、五十嵐久司(甲本雅裕)は月に1度は女性を買う目的でタイに旅行しているようだった。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、呆れながらも、八尋カズキ(菊池風磨)に「それとは別に、仁科って男を捜して欲しい。30年前、五十嵐は仁科の指示で動いていたようだ」と頼んだ。

さて、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は児童養護施設「宮森わかばの家」に戻ると、30年前の慶明医大病院の院内新聞を調べ、「二科興三(市村正親)」という名前を見つけた。

二科興三(市村正親)は、医療機器メーカー「ニシナコーポレーション」の創業者だった。

ニシナコーポレーションは、精密機械メーカーとして創業し、30年前は倒産寸前だったが、翌年から急成長し、現在は医療機器分野で活躍していた。

そこで、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、タイ時代の相棒・十倉ハルカ(水原希子)を日本に呼び寄せ、二科興三(市村正親)に接近するように頼んだ。

ある日、清掃員としてニシナコーポレーションに潜入した十倉ハルカ(水原希子)は、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)に「会長の二科興三(市村正親)に会うのは相当難しい。心不全で倒れて社長を息子に譲って以来、公式の場に出てこない。息子は厳しそう。今、簡単に会えるのは娘かな。三人兄弟の末っ子・二科楓(山本美月)、兄2人とは母親が違う。一人暮らし。慶明医大のお医者さんだって」と報告した。

すると、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、怪我を装って、仁科3兄弟の長女で、慶明医科大学で働く医師の二科楓(山本美月)に接触した。

その一方で、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、アメリカに設立したペーパーカンパニーを本社とし、その日本支社として日本に小さな事務所を開き、二科興三(市村正親)に接触するための準備を着々と進めた。

ところで、仁科3兄弟の次男で、ニシナコーポレーションの社長を務める二科隆(藤木直人)は、慶明医科大学の准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)から受けた電話の件について調べていた。

すると、千葉陽一(草なぎ剛)のブログが見つかり、ブログの内容から、千葉陽一(草なぎ剛)はオーストラリアで牧場を経営している事が分かった。

そこで、社長・二科隆(藤木直人)は、秘書・七尾伸二(姜暢雄)を派遣し、准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)に「千葉陽一(草なぎ剛)は日本に居ない。貴方が騙されているか、貴方が会長を騙そうとしているか」「教授選で金が要るようですね」と告げた。

驚いた准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)がブログを見ると、ブログのプロフィールに掲載されてる生年月日や経歴も千葉陽一(草なぎ剛)と一致しており、確かに千葉陽一(草なぎ剛)の父親の写真も掲載されていた。

准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)は困惑し、「じゃー、アイツ(草なぎ剛)は一体…」と動揺した。

しかし、社長・二科隆(藤木直人)が発見した千葉陽一(草なぎ剛)のブログは、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が用意したダミーだった。

その後、准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)が部屋に帰ると、タイ人女性の写真が部屋中に貼り付けられており、激しく動揺する。

そこで、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)を病院の屋上に呼び出し、裏口座の事やタイ人女性の事で脅し、「認めろ。俺は嘘なんか付いていなかった。嘘を付いたのはお前達の方だ。認めて謝れ。俺のオヤジに、家族に」と告げた。

すると、准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)は「悪かった。借金があったんだ。でも、全部チャラにしてくれると言ったんだ」と犯行を認めて謝罪した。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が「二科興三(市村正親)か。やっぱり、あいつか。何で俺の家族が?」と追及すると、准教授・五十嵐久司(甲本雅裕)は「詳しくは知らん。ただ、君のお父さんは、気付いてはいけないことに気付いてしまった。みんなに都合の悪いことに」と話した。

嘘の戦争-あらすじとネタバレ後半-水原希子が甲本雅裕を洗脳」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。