カルテット-あらすじとネタバレの後編

イッセー尾形が出演するTBSの四重奏ドラマ「カルテット」のあらすじとネタバレの後編です。

このページは「カルテット-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■カルテット-あらすじとネタバレの後編

巻真紀(松たか子)がベンジャミン瀧田(イッセー尾形)を追い出したので、4人はライブレストラン「ノクターン」に出演する事になったが、別府司(松田龍平)ら3人は、素直には喜べず、モヤモヤとした気持ちを抱えた。

別荘に戻った4人は、それぞれに複雑な思いを抱えたまま、出演に向けて演奏する曲を決め、音を合わせようとしていたが、別府司(松田龍平)はモヤモヤした思いを消化しきれずにいた。

別府司(松田龍平)が「あの人は好きな音楽を続けたかっただけだ。付いていい嘘もあるのではないか」と切り出すと、巻真紀(松たか子)は「余命9ヶ月って付いてもいい嘘なんですか?」と反論した。

家森諭高(高橋一生)は「僕は別府くん(松田龍平)とは立場が違うけど、分かるんだよ。音楽を続けていくためには、嘘くらい付くだろうなって」と言い、別府司(松田龍平)を支持した。

別府司(松田龍平)は「もっと別のやり方があったんじゃないですか?もっと思いやりがある…」と意見すると、巻真紀(松たか子)は「思いやり?同情ってことですか?」と尋ねる。

それを聞いた家森諭高(高橋一生)は「同情を悪い言葉かのように使うのは違うと思いますよ。僕は驚きました。巻さん(松たか子)があんな事をするなんて」と告げた。

別府司(松田龍平)は「ベンジャミンさん(イッセー尾形)の奥さんと子供の写真を見ましたよね?理由は分からないけど、今は一人で暮らしてて」と話した。

すると、世吹すずめ(満島ひかり)が「別府さん(松田龍平)と家森さん(高橋一生)が一緒に暮らしてあげればいいんじゃないですか?出来ないなら、同情を止めたらいいじゃないですか」と怒った。

別府司(松田龍平)が「同情じゃありません。思いやりです」と反論すると、巻真紀(松たか子)は「思いやりじゃ無いですよね?あの人に未来の自分を見たからですよね?私たちは蟻とキリギリスのキリギリスじゃないですか。音楽で食べていきたいっていうけど、もう答え、出てると思うんですよね。私たち、好きなことで生きていける人になれなかったんです。仕事に出来なかった人は決めなきゃいけないと思うんです。趣味にするのか、それでもまだ夢にするのか。趣味に出来た蟻は幸せだけど、夢にしてしまったキリギリスは泥沼で。ベンジャミンさん(イッセー尾形)は夢の沼に沈んだキリギリスだったから、嘘を付くしかなかった。そしたら、こっちだって奪い取るしかなかったんじゃないですか?」と意見した。

すると、別府司(松田龍平)は「ごめんなさい。僕がグズグズ言ったから。せっかく良い仕事が決まったのに」と謝罪し、気持ちを切替えて音合わせに入ろうとした。

ところが、世吹すずめ(満島ひかり)は「巻さん(松たか子)には帰る家があるし、夫さんは良い会社の人だし、こうするしかなかったって事は無いですよね?好きなことをして食べていけますよね?夫さんと喧嘩でもしんたんですか?」と言い、論争を続けた。

家森諭高(高橋一生)は「音を合わせないと」と言い、論争を止めようとしたが、世吹すずめ(満島ひかり)は「ごめんなさい。でも、夫さんから電話がかかってくる感じもししないし、連絡を取らなくてもいいのかなって」と釈明した。

巻真紀(松たか子)は左手薬指の指輪を外して右手薬指に嵌め、「忙しい人だから。アー(アーの音)もらえますか」と言い、音合わせを促そうしたが、世吹すずめ(満島ひかり)はしつこく、夫の事を尋ねた。

巻真紀(松たか子)は「アーもらえますか」と声を荒げ、音合わせを促し、ようやく音合わせが始まった。

ところが、巻真紀(松たか子)は途中で演奏を止め、「唐揚げ美味しかったですよね。夫も唐揚げが好きなんです」と言い、夫について話し始めた。

結婚して3年になるんですけど、結婚までの間が長くなったから、どんなのが好きなのか、いつも探りながら作ったんです。

たまには脂っこい物も良いかと思い、唐揚げを作ったんです。そしたら、今までに無いくらい、美味しい、美味しいって食べてくれて。それから、唐揚げがウチの定番メニューになったんです。

それで1年前のことなんですけど、本郷に美味しい居酒屋さんがあって、友達の悩み相談で行ったら、たまたま、彼(夫)も会社の後輩と居たんです。

彼(夫)、唐揚げを注文してました。声を掛けると照れるかなと思って、迷ってると、会社の後輩が彼に聞いたんです。レモンを掛けます買って。そしたら、彼、「いい。俺レモン好きじゃないから」って。

でも、私、2年間、ずっと彼(夫)の食べる唐揚げにレモンを掛けてたんですよね。

目の前で私、ずっとレモンを掛けてたのに、彼、2年間、1度もそんなことを言わなくて。アレって思って。

家森諭高(高橋一生)が「それはあれじゃないですか?夫さんの優しさ」と指摘すると、巻真紀(松たか子)は「優しさ?気遣いなんですか?要らなかったら、許せなかったです」と答えた。

そして、巻真紀(松たか子)は「夫婦じゃなかったんだと思いました。夫婦ってなんなんだろうと思いました。こないだ別府さん(松田龍平)、駅で聞きましたよね?夫婦ってなんですかって。夫婦って別れられる家族だと思います」と話した。

別府司(松田龍平)は「僕はそれ、絶対、隠してたとかじゃなくて。絶対、愛情があってのことだと思います」とフォローすると、巻真紀(松たか子)は「絶対なんて…。人生には3つの阪があるんですって。登り阪、下り阪、まさか」と言った。

そして、巻真紀(松たか子)は「1年前、夫が失踪しました。ちょっとコンビニに行ってる間に夫が居なくなって、もう1年、帰ってきてません。絶対なんて無いんです。人生ってまさかな事が起きるし、起きた事はもう元には戻らないんです。レモンを掛けちゃった唐揚げみたいに」と打ち明けた。

世吹すずめ(満島ひかり)が「理由、分からないんですか?」と尋ねると、巻真紀(松たか子)は「居酒屋で居たとき、もう1つ聞いたんです」と言って話した。

「後輩の人が夫に聞いたんです。奥さんのことを愛してるですかって。愛してるよ、愛してるけど、好きじゃ無いって。…そういうことなので、私はもう帰るところが無いんです。カーテンも買ってきました。私、ここで皆さんと暮らしたいんです。音楽と暮らしたいんです。」

その日、巻真紀(松たか子)ら4人は「カルテット・ドーナツ」という名前でライブレストラン「ノクターン」のステージに上がろうとしていた。

すると、アルバイト店員・来杉有朱(吉岡里帆)が「ベンジャミンさんも前にドーナツの話しをしてましたよ。音楽っていうのは、ドーナツの穴のようなものだ。何かが欠けている奴が奏でるから音楽になるんだよね。…全然、意味が分からなかったですけど。うふふふ」と言った。

それを聞いた、別府司(松田龍平)は「カルテット・ドーナツ・ホール」という名前に改名し、4人はライブレストラン「ノクターン」のステージに上がってデビューを果たしたのであった。

翌日、世吹すずめ(満島ひかり)は別荘に仕掛けていたICレコーターを回収すると、寂れた教会で巻鏡子(もたいまさこ)に会い、ICレコーターを聞かせた。

しかし、それを聞いた巻鏡子(もたいまさこ)は、「息子は失踪などしていません。この女(松たか子)に殺されたんです。必ず、どこかで本性がでます。それまで友達の不利を続けてください」と頼んだ。

4人は東京のカラオケボックスで偶然に出会ったことになっていたが、世吹すずめ(満島ひかり)・家森諭高(高橋一生)・別府司(松田龍平)の3人はそれぞれの思惑で巻真紀(松たか子)に接触していたのであった。

カルテット-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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