嘘の戦争-第2話のあらすじとネタバレ

市村正親が出演するフジテレビの詐欺ドラマ「嘘の戦争」の第2話のあらすじとネタバレです。

第1話のあらすじとネタバレは「嘘の戦争-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■嘘の戦争-第2話のあらすじとネタバレ

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、会長・二科興三(市村正親)を庇って五十嵐久司(甲本雅裕)に刺され、病院に搬送されていた。致命傷ではなかった。

五十嵐久司(甲本雅裕)が持っていたナイフなら致命傷にはならない事が分かっていたし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は急所を知っていたので、刺された時に急所を避けたのだ。

一方、会長・二科興三(市村正親)は、親しくも無い自分を庇って刺された一ノ瀬浩一(草なぎ剛)に「余程のバカか、思惑があるのか」と困惑したていた。

すると、次男・二科隆(藤木直人)は「楓(山本美月)にも近づいているので、何か思惑がある」と言い、事後処理を引き受け、仁科家の顧問弁護士・六反田を一ノ瀬浩一(草なぎ剛)に派遣した。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の病室を訪れた六反田弁護士は、「逮捕された五十嵐(甲本雅裕)は、仁科家とは関係の無い医師で、逮捕後は意味不明な事ばかり言ってるので、入院することに。責任応力があるとは思えないので、一ノ瀬さん(草なぎ剛)さえよければ、事故として処理したい」と言い、当面の生活費だと言い、大金を渡した。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、六反田弁護士の名前に聞き覚えがあった。六反田弁護士は30年前、新聞配達のアルバイトをしており、新聞配達中に一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の父親が泣き叫ぶ声を聞いたと偽証した人物だった。

さて、ニシナコーポレーションの社長・二科隆(藤木直人)は、手術支援ロボットの開発に乗り出しており、銀行からの融資を得るため、役員会議で2ヶ月以内に成果を上げろと命じた。

二科晃(安田顕)もニシナコーポレーションの役員だったが、社長・二科隆(藤木直人)は「何も問題を起こさなければ、それでいい」と言い、二科晃(安田顕)は役員会議にも呼ばれず、蚊帳の外に置かれていた。

さて、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、六反田弁護士の情報を得る。

六反田弁護士の父親は酒に溺れ、母親は駆け落ち。六反田弁護士は新聞配達のアルバイトで学費を稼いでいたが、30年前にパドロンが現れ、今や仁科家の顧問弁護士となっていた。

一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、六反田弁護士が顧問弁護士以外にも、詐欺被害などの弁護も引き受ける事を知り、十倉ハルカ(水原希子)を潜入させた。

さて、退院した一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、六反田弁護士が過去に関与した詐欺事件から、六反田弁護士が詐欺グループと結託していたのではないかと疑う。

六反田弁護士は詐欺の被害者を集めて着手金1人5万円で訴訟を引き受ける。その一方で、訴訟準備を遅らせ、詐欺グループを逃がし、詐欺グループからもお金を貰うという手口だった。

そこで、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、バーのマスター百田ユウジ(マギー)に調査を依頼する。

その後、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、赤松金融を名乗って、六反田弁護士に電話し、「五十嵐(甲本雅裕)に金を貸している」と言って返済を求めた。

六反田弁護士は「違法な利子を取ってるんだろ。法的には必要ない」と相手にしなかったが、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が「五十嵐からアンタを頼れと言われてる。30年前の同じ罪に荷担した仲間として。30年前の嘘の証言って言ってた。利子を含めて2000万、耳を揃えて払ったら、聞いた事は忘れるよ」と告げて電話を切った。

それを聞いて血相を変えた六反田弁護士は、会長・二科興三(市村正親)に助けを求めると、会長・二科興三(市村正親)は「こちらで対処する。お前はお前の仕事をしろ」と言い、秘書・七尾伸二(姜暢雄)に調査を命じた。

六反田弁護士の動きを確認した一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、バーに戻ってメールを作成すると、八尋カズキ(菊池風磨)に「二科隆(藤木直人)のメールに見せかけて送ってくれ」と頼んだ。

すると、八尋カズキ(菊池風磨)は二科隆(藤木直人)が使用しているメールアドレスと1字違いのメールアドレスを作り、六反田弁護士にメールを送信した。オレオレ詐欺などで使う手口だった。

六反田弁護士は、送られてきたメールを読んで動揺した。メールには「30年前の偽証の件ですが、仁科家では一切、責任を持てません。この件は極秘案件ですので、以降、このメールアドレスのみでのやりとりで願います。二科隆」と書いてあった。

本来なら、六反田弁護士が偽メールアドレスに引っかかる事は無いが、30年前の件で怯えていたため、メールアドレスなど確認することはなく、偽メールの内容を信じてしまった。

全て一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の計算通りで、偽メールを信じ込んだ六反田弁護士から、すぐに返信メールが届いた。

メールには「そちらが私を切り捨てる気なら、私にも考えがある。会長との会話を録音したものがある。30年前の罪を会長自ら語ったものだ」と書いていた。

このメールを見た一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、作戦を変更し、会話を録音したテープを奪うため、六反田弁護士に侵入したが、テープを見つけることができなかった。

しかし、事務所を荒らされた六反田弁護士は、仁科家の仕業と思い、二科隆(藤木直人)に電話をして、「テープがある。君達が私を切り捨てるのなら、テープをしかるべき所に届ける。テープが世に出ればニシナコーポレーション終わりだ」と脅迫し、身の安全の保証を求めた。

テープの存在に驚いた二科隆(藤木直人)は、安全を約束する条件として、「まず、その記録を聞かせて頂けますか?」と言い、ヒルトンホテルで会うことにした。

翌日、二科隆(藤木直人)はヒルトンホテルで六反田弁護士と会い、六反田弁護士が差し出したテープを確認するが、「アホが見る。豚のケツ」という歌が流れてきた。

六反田弁護士がエレベーターに乗ったとき、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の仲間が乗っており、密かにテープをすり替えていたのだ。

驚いた六反田弁護士が二科隆(藤木直人)の仕業だと疑うと、二科隆(藤木直人)は「30年間、信頼関係を築いてきたのに、なぜ急に疑うんだ」と尋ねた。

すると、六反田弁護士が「それは、貴方がメールを」と告げるが、二科隆(藤木直人)は何のことが分からず、メールなど出していないと答えた。

六反田弁護士が状況を理解できずに混乱していると、二科隆(藤木直人)の秘書・四谷果歩(野村麻純)が来て、六反田弁護士の弁護士事務所に警察の捜査が入ったと報告した。

驚いた六反田弁護士が弁護士事務所に電話すると、部下の九条弁護士が「着手金詐欺、詐欺集団との共謀の疑いだと。写真が届いたそうです。先生が詐欺集団の首謀者からお金を受け取っている写真が」と報告した。

詐欺グループの件を調べていたバーのマスター百田ユウジ(マギー)が、現金を渡す現場を写真で撮影することに成功したのだ。

電話を切った六反田弁護士は、二科隆(藤木直人)に助けを求めたが、二科隆(藤木直人)は「詐欺集団から金を受け取ってたんでしょ?弁護士資格は剥奪されるでしょう。もう貴方を救えない」と言って立ち去った。

残された六反田弁護士は「これは罠だ。誰かに嵌められたんだ」と言って崩れ落ちた。

近くで六反田弁護士の状況を確認していた一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、事務所に戻ると、すり替えたテープを聴いた。

六反田弁護士が「仁科家の顧問弁護士を引き受けるに当たって、聞いておきたいんです。私の偽証は何を隠すためだったのか?」と尋ねた。

すると、会長・二科興三(市村正親)は「12年前、馬鹿な大学生達が、ある事件を起こした。若いOLを無理矢理、連れ込もうとして抵抗された。頭を撃ったOLが死亡した。バカ息子の親たちに頼まれ、私がもみ消しを。転倒事故として処理するため、警察と解剖を担当した老医師に手を回した。計算外だったのは、解剖に助手として付いた若い医師、千葉だ。彼はOLの遺体に抵抗の後を複数発見。事件性があると判断し。警察に伝えようとした。あらゆる手を使って千葉を説得しようとしたが無駄だった。やむを得ず殺害しようとした夜…。結局、妻子を殺害。一家心中に見せかけた」と明かした。

六反田弁護士が「知ってるのは、貴方と私と他には誰が?」と尋ねると、会長・二科興三(市村正親)は「大学生の親たち、九島と四条、当の息子達は、彼らの罪をもみ消すために人が死んだ事は何も知らん。それと千葉家殺害の捜査を担当した三輪刑事」と教えた。

六反田弁護士が「全部、貴方の指示だったんですか?」と尋ねると、会長・二科興三(市村正親)は「そうだ。私の指示だ」と答えたのだった。

ついに事件の真相を知った一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「全員に30年分の借りを返す」と決意すると、十倉ハルカ(水原希子)は「会長に近づく方法がある。身内になっちゃえ・ちょうど独身の娘も居るしね」と教えた。

十倉ハルカ(水原希子)は冗談のつもりだったが、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「無くはない。必ず、全てを奪い、土下座させてやる」と決意した。

そして、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は二科晃(安田顕)から頼まれて野球チームの監督を務め、チームを勝利に導いて、二科晃(安田顕)から更なる信頼を得た。

一方、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は二科楓(山本美月)との距離を縮め、二科楓(山本美月)にキスをしたのであった。

嘘の戦争-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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