A LIFE-愛しき人-第2話のあらすじとネタバレ

竹内結子が出演するTBSの医療ドラマ「A LIFE-愛しき人」の第2話のあらすじとネタバレです。

第1話のあらすじとネタバレは「「A LIFE-愛しき人」の原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■A LIFE-愛しき人-第2話のあらすじとネタバレ

沖田一光(木村拓哉)はアメリカへ帰ろうとしていたが、壇上深冬(竹内結子)に脳腫瘍が見つかったため、壇上記念病院に残った。何もしなければ、半年の命だった。

ある日、院長・壇上虎之助(柄本明)の知り合いの和菓子職人・森本が、手術するため、壇上記念病院に入院した。

心臓血管外科医・井川颯太(松山ケンイチ)は、和菓子職人・森本が「宮内庁御用達の和菓子職人でVIP患者」だと知り、志願して手術を引き受けた。

一方、顧問弁護士・榊原実梨(菜々緒)が「どうして沖田一光(木村拓哉)を引き留めたの?深冬さん(竹内結子)の昔の男でしょ?分からないわ」と告げると、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「誰も分からないよ。俺の事は」と答えた。

さて、井川颯太(松山ケンイチ)は和菓子職人・森本を検査すると、「血管に動脈瘤があり、破裂すれば命に関わる」と言い、手術について説明し、後遺症について「左手に痺れが残る事がある」と告知した。

森本は和菓子職人なので右手を大事にしており、右腕に痺れは残らないか確認すると、井川颯太(松山ケンイチ)は「大丈夫です。医学的に見て右腕に痺れは残りません」と答えた。

それを聞いた森本は、安心して手術を決意し、井川颯太(松山ケンイチ)は見事に手術を成功させた。

ある日、退院した森本は、和菓子を作っている時に右手に痛みを感じ、壇上記念病院にやってきた。

しかし、井川颯太(松山ケンイチ)は、手術前に説明したとおり、痺れがでるとすれば、左手であり、右手に痺れが出る事は無いと言い、心因性ではないかと診断した。

森本は納得せずに怒ったので、井川颯太(松山ケンイチ)は「検査してみましょう」と言い、様々な検査をしたが、右手に痛みが出るよな原因は見つからなかった。

医局に戻った井川颯太(松山ケンイチ)が「どれだけ検査しても、あの人は納得してくれない。本当に宮内庁御用達のVIPなんですか?」と呆れると、羽村圭吾(及川光博)は「いいや。院長の行きつけの和菓子屋の主人だよ」と教えて笑った。

沖田一光(木村拓哉)は、右手の痛みの原因を探すため、森本の検査結果を見せて欲しいと頼んだが、井川颯太(松山ケンイチ)は「見落としはありません。僕の患者です」と言って拒否した。

そこで、沖田一光(木村拓哉)はオペ看護婦・柴田由紀(木村文乃)に頼んで、森本の検査結果を手に入れた。

井川颯太(松山ケンイチ)は、右手の痺れの原因を探そうとする沖田一光(木村拓哉)にいらだち、「もう生き死にの問題は解決した。心因性だ」と告げると、沖田一光(木村拓哉)は「だからダメなんだ。医者失格だ」と答えた。

沖田一光(木村拓哉)は数日経っても森本について調べていたので、井川颯太(松山ケンイチ)は「いい加減にしてください。森本さんだって、もう診察に来ていない。心因性だって分かってくれたんだ。今頃、和菓子を作ってますよ」と呆れた。

部長の羽村圭吾(及川光博)も「もう患者さんからの訴えはないようだから」と言い、沖田一光(木村拓哉)に中止を命じた。

しかし、その日、森本が救急車で運ばれてきた。和菓子が思い通りに作れないため、大量の安定剤を飲んで自殺を図ったのだという。

激怒した息子は病院に乗り込み、井川颯太(松山ケンイチ)に「大丈夫と言ったじゃないか。お前を訴えてやる」と告げた。

幸い、森本は一命を取り留めた。命には別状は無かった。

さて、井川颯太(松山ケンイチ)は副院長・壇上壮大(浅野忠信)に「こちらには何の落ち度はない。訴えられても勝てます。痛みの原因は心因性です。それじゃ納得できなくて、誰かの生にしないと気が済まないから。僕への当てつけですよ」と釈明した。

しかし、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「今日はもう帰りなさい。訴えられたら終わりですよ」と告げた。

部長の羽村圭吾(及川光博)は、騒動を丸く収めようとしたが、医師・井川颯太(松山ケンイチ)も和菓子職人・森本も院長・壇上虎之助(柄本明)が連れてきたことから、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「これは院長(柄本明)の責任だよ」と告げた。

そのようななか、沖田一光(木村拓哉)は森本の手術をすると言いだした。沖田一光(木村拓哉)は病院に運ばれてきた森本を検査しており、右手の痺れの原因を突き止めたのだという。

井川颯太(松山ケンイチ)は輪切りのMRIしか撮影していなかったが、沖田一光(木村拓哉)は縦切りのMRIを撮影して、大動脈瘤に隠れていた「起始異常」を発見したのである。

森本は先天的の奇形により、左側の大動脈が右手に繋がっていた。奇形と言ってもほとんどの人は異常なく過ごし、異常が出るとすれば子供の時なので、見落としても仕方が無いような症状だった。

前回の大動脈瘤の手術のせいで、右腕に繋がってる血管の血流が途絶えたため、森本は手術後に右手に痺れが出たのだという。

羽村圭吾(及川光博)は「本当に希な症例だし、不運としか言いようがない」と告げると、沖田一光(木村拓哉)は「不運?痛みを訴えた患者さんをモンスターだと決めつけて、調べなかったんですよ」と答えた。

井川颯太(松山ケンイチ)は「手術すれば治るんですか?」と尋ねると、沖田一光(木村拓哉)は「治る」と答えた。

しかし、羽村圭吾(及川光博)は「それは無理だ。この件はこれ以上、触れない。明日、副院長が森本さんの息子さんと和解し、退院してもらう」と告げた。

沖田一光(木村拓哉)は「治せるんですよ」と驚くと、羽村圭吾(及川光博)は「再手術をすれば、医療ミスを認めたことになる。森本さんの息子が騒ぎ立て、裁判で不利になる。院長を困らせたいのか?スキャンダルは病院を殺すんだぞ。ここは高度な医療を提供できる病院です。ここでしか治療できない患者さんのためにも、在り続けるべきです」と告げた。

それを聞いた医師たちは黙ってしまった。

その日の夜、壇上深冬(竹内結子)は院長室へ行くと、副院長・壇上壮大(浅野忠信)と顧問弁護士・榊原実梨(菜々緒)が何かを話し合っていた。

壇上深冬(竹内結子)が「明日、和解の話しをするって?その件で相談があるだけど。沖田先生(木村拓哉)が森本さんの治療方法を見つけてくれたみたいで」と相談を切り出した。

すると、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「お前はまだ知らないのか?」と言い、ノートパソコンの画面に表示されていたニュースを見せた。

和菓子職人・森本の事がニュースになり、壇上記念病院の医療ミスが糾弾されていた。

壇上深冬(竹内結子)が驚くと、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「今、この件を押さえる事だけを考えている。今日は遅くなる」と告げて、壇上深冬(竹内結子)を帰した。

榊原実梨(菜々緒)は「本当は記事が出て嬉しいんじゃないですか?これで院長に責任を取って辞めてもらえる」と告げたが、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「何を言ってるんだ?俺を責めてるのか?俺は何も悪くないだろ」と答えた。

翌日、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は森本の息子と示談交渉に行った。息子は「金なんか要らない。父の右手を返してくれ」と騒ぎ立てたが、副院長・壇上壮大(浅野忠信)が1億円を提示すると、黙ってしまった。

一方、沖田一光(木村拓哉)は森本の病室を訪れ、「手術をしませんか?」と言い、森本の右手に痺れが出ている原因について、絵を使って説明した。

森本が「大丈夫なんだな?助けてくれ、頼む」と頼むと、沖田一光(木村拓哉)は手術の準備に取りかかった。

さて、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は、森本の息子と和解が成立したことを、壇上虎之助(柄本明)に報告した。

そして、壇上壮大(浅野忠信)は「井川先生(松山ケンイチ)には辞めて頂く。表沙汰になった以上、特別扱いするわけにはいかないので。合わせて、院長自身の責任も避ける事は出来ない。どうぞ、この病院にとって最善の責任をしてください」と告げた。事実上の引退勧告である。

そこで、副院長・壇上壮大(浅野忠信)に連絡が入る。沖田一光(木村拓哉)が森本のオペをしようとしているというのだ。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)が呆れて向かうと、羽村圭吾(及川光博)が沖田一光(木村拓哉)に「オペはしないと納得したはずだろ。そんな難しいオペをして失敗したら、あの息子が黙っちゃいない」と注意していた。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「もう和解が成立している。森本さんが店を閉めても、暮しに困らない額を払った。オペは中止してくれ。これは副院長としての命令だ」と告げると、沖田一光(木村拓哉)に「それでも医者か」と呆れた。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「俺は、病院とスタッフを守る責任がある。これ以上、波風が立てばこの病院が持たない。難易度の高いオペなんだろ」と告げると、沖田一光(木村拓哉)は「絶対に大丈夫だ。俺の大丈夫には根拠がある。森本さんにとって右手は命なんだ。」と答えた。

そして、沖田一光(木村拓哉)が「俺なら切れる。絶対に救える。切らせてくれ。頼む」と頭を下げると、井川颯太(松山ケンイチ)も「お願いします」と言って副院長・壇上壮大(浅野忠信)に頭を下げた。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「これ以上、言わせないでくれ。森本さんのオペは認められない」と拒否したが、院長・壇上虎之助(柄本明)が「責任は私が取る」と言い、オペを許可した。

沖田一光(木村拓哉)が手術室に入ろうとすると、井川颯太(松山ケンイチ)が「俺も入れてください」と頼んだ。

沖田一光(木村拓哉)が「医者失格って言っただろ」と呆れると、井川颯太(松山ケンイチ)は「俺の患者です」と言い、手術室に入り、助手に付いた。

その後、森本の手術は成功し、森本の息子の件も解決した。

沖田一光(木村拓哉)が森本の部屋を訪れると、森本が礼を言いながら箱を差し出した。

沖田一光(木村拓哉)が箱を受け取ると、和菓子が入っていた。森本の息子が作った和菓子で、見た目は悪いが、味は良いのだという。

看護婦は「患者さんからの頂き物は…」と注意するが、沖田一光(木村拓哉)は気にせず、森本からもらった和菓子を食べた。

医局に戻った沖田一光(木村拓哉)が「患者さんから貰ったらダメなんだって」と話すと、柴田由紀(木村文乃)は「表向きにはね」と答えながら、和菓子を1つ取って食べた。

沖田一光(木村拓哉)が「でも、羽村先生(及川光博)は貰ってますよね?」と尋ねると、羽村圭吾(及川光博)は「いや。基本的に病院の決まりだからね」と否定した。

思い詰めていた井川颯太(松山ケンイチ)は急に立ち上がり、「すみませんでした。命さえ助ければ、それで救った気になっていました。でも、沖田先生(木村拓哉)を越えて見せますから」と言って頭を下げた。

沖田一光(木村拓哉)が和菓子を差し出すと、井川颯太(松山ケンイチ)は和菓子を受け取って食べた。

その日の夜、レストランで、院長・壇上虎之助(柄本明)の退院祝いの食事会が開かれた。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)がレストランに入ると、席が1つ多かったので、「誰か来るの?」と尋ねた。

そこへ、沖田一光(木村拓哉)がやってくる。沖田一光(木村拓哉)が「快気祝いって、ご家族の集まりだったんですか?」と恐縮すると、院長・壇上虎之助(柄本明)は「沖田先生は特別だよ。2回も救ってくれたんだから」と答えた。

そして、院長・壇上虎之助(柄本明)は「副院長(浅野忠信)、沖田先生には、何か考えないといけないね。外科部長か…。いっそのこと、院長か。あはっは」と、不気味に笑ったのであった。

A LIFE-愛しき人-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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