貴族探偵-原作のあらすじとネタバレ

相葉雅紀が主演するドラマ「貴族探偵」の原作となる、麻耶雄嵩の小説「貴族探偵」のあらすじとネタバレです。

このページには原作小説「貴族探偵」のあらすじとネタバレが含まれてします。最終回や結末を知りたくない人は閲覧にご注意ください。

■貴族探偵-あらすじとネタバレ

犯人は、信州の別荘で、都倉計器の社長・都倉政一を殺害し、糸を使ったトリックで密室を作り、自殺に見せかけようとしたが、途中で糸が切れたため、密室トリックに失敗してしまう。

翌日、警察が別荘で捜査を開始するなか、事件の話しを聞いて興味を持った貴族探偵と執事・山本がやって来た。名前は名乗れないが、由緒ある家柄なのだという。

刑事・竹之内は、呆れて追い返そうとすると、貴族探偵は「君のような横暴な官憲に、我が国の治安を任せるわけには行かない」と言い、執事・山本に命じた。

執事・山本が電話をかけ、刑事・竹之内に渡すと、刑事・竹之内は電話相手に釈明して謝罪した。電話の相手は警察署の署長だったのである。

貴族探偵は名前も素性も分からないが、警察にたいして強力なコネを持っており、事件の捜査に加わることになった。

しかし、貴族探偵は、事件を捜査することも、事情聴取に立ち会うことも無く、容疑者の1人である女性を口説いていた。

不思議に思った正津幸彦が捜査しないのか尋ねると、貴族探偵は「そんな労働をこの私がする必要は無い。雑用は家人に任せれば良いのだ。そのために山本がいる」と答えた。

そのようななか、殺された社長・都倉政一の秘書・旗手真佐子が自宅マンションで殺害された事が判明する。秘書・旗手真佐子は社長・都倉政一の愛人で、容疑者の1人だった。

その後、執事・山本が「犯人が分かりました」と報告すると、貴族探偵は関係者を集めさせ、執事・山本に犯人のネタバレをさせた。

執事・山本は犯行の経緯から説明し始めたが、貴族探偵は容疑者・江利子とデートがあると言い、「もったいつけずに、さっさと犯人の名前だけ指摘すればいいんだよ」とネタバレの省略を命じた。

すると、執事・山本は、社長・都倉政一と愛人・旗手真佐子を殺害した犯人は妻・都倉光恵だとネタバレした。

妻・都倉光恵は、愛人・旗手真佐子の犯行にみせかけて、社長・都倉政一を殺害しようとしていたが、密室トリックを完成させる段階で、糸が切れて失敗してしまった。

糸には妻・都倉光恵の唾液が付いていたので、どうしても糸を回収しなければならなくなり、妻・都倉光恵は合い鍵を取り戻すため、愛人・旗手真佐子を殺害していたのであった。

■トリッチ・トラッチ・ボルカ-あらすじとネタバレ

ある日、女性の遺体が発見された。女性は手と首を切断されており、警察は殺人事件として捜査を開始した。

捜査の結果、女性は宇和島逸子と判明し、容疑者として教師・浜村康介が浮上した。

教師・浜村康介は女子生徒と交際しており、ホテルから出てくるところを宇和島逸子に目撃され、宇和島逸子から度々、お金をゆすられていたのだ。

しかし、教師・浜村康介は無実を主張しており、アリバイもあった。教師・浜村康介は犯行時刻の後に友達と会っおり、移動時間を考えると、犯行は不可能だったのである。

教師・浜村康介が犯人と考える刑事は、教師・浜村康介のアリバイを崩すため、殺害された宇和島逸子の当日の行動を洗い直し、関係者から話を聞いていく。

宇和島逸子は当日、美容室と和菓子屋へ立ち寄っていたが、いずれも店員や客の証言があり、教師・浜村康介のアリバイを崩す事はできず、捜査に行き詰まる。

そこへ、貴族探偵が現れ、メイド田中に真犯人をネタバレを命じると、メイド田中は真犯人のネタバレをはじめた。

宇和島逸子を殺害した真犯人は、美容院の経営者・小関仁美だった。

宇和島逸子は当日、小関仁美の美容院でパーマをかけた。そのとき、近所に住む主婦・八木多香絵がバザーの資料を渡すために、美容院に来ており、主婦・八木多香絵もパーマをかけている宇和島逸子を目撃していた。

しかし、このとき、宇和島逸子は既に小関仁美に殺害されており、パーマを掛けていた宇和島逸子は、体から切り取られた頭と腕だけだった。

パーマをかけるときは、胴体の部分はクロスでかくれているので、手と顔だけあればよかったのだである。

そして、美容師・小関仁美は、八木多香絵が美容院に来ることを知っていたので、八木多香絵を目撃者に利用したのだ。美容師・小関仁美も宇和島逸子に脅迫されてお金を払っており、犯行に及んでいた。

■こうもり-あらすじとネタバレ

女子大生の寺崎紀子と安永絵美の2人は、一足早い卒業旅行で高級旅館を訪れていた。寺崎紀子は元彼からストーカー被害にあっており、安永絵美が気分転換に旅行へ誘ったのだ。

旅館は一見さんはお断りの高級旅館だが、安永絵美の彼氏の紹介で、格安で泊まれており、安永絵美の彼氏も後から合流することになっていた。

この旅館には作家・大杉通雄が泊まっており、大ファンだった安永絵美が作家・大杉通雄に声を掛け、作家・大杉通雄と知り合い、仲良くなった。

そのようななか、作家・大杉通雄の義理の妹・佐和子が殺害されるという事件が発生した。

警察が捜査を開始したが、関係者には目撃証言などからアリバイが立証され、捜査に行き詰まった。

そこへ、貴族探偵が現れ、警察の許可を得て、メイド田中に捜査をさせる。

やがて、メイド田中は捜査を終えて貴族探偵に報告すると、貴族探偵はメイド田中に犯人のネタバレを命じた。

すると、メイド田中は、真犯人は作家・大杉通雄だと言った。

作家・大杉通雄には、大杉通雄を名乗って無銭飲食を繰り返す「そっくりさん」が居り、作家・大杉通雄は「そっくりさん」を使ってアリバイを作っていた。

作家・大杉通雄の妻が共犯者で、妻が「そっくりさん」と一緒に居たので、みんな本物の作家・大杉通雄だと思っていたのだ。

しかし、煙草嫌いの作家・大杉通雄から煙草の臭いがしたという証言があり、「そっくりさん」を使ってのアリバイ工作が判明したのである。

犯行の動機は結婚を迫られたからだった。作家・大杉通雄と義妹・佐和子は不倫関係にあり、義妹・佐和子が妊娠した事を理由に結婚を迫ったため、作家・大杉通雄と妻が共謀して、義妹・佐和子を殺害したのであった。

こうして、事件が解決すると、安永絵美は「これが彼氏」と言って、寺崎紀子に貴族探偵を紹介した。

■加速度ワルツ-あらすじとネタバレ

友達と行く予定だったヨーロッパ旅行が中止になった日岡美咲は、別荘に行った彼氏を驚かせるため、連絡せずに別荘へ行くと、彼氏は若い女と一緒だった。

激怒した日岡美咲は彼氏をぶん殴って帰路に就いた。そして、怒りながら車を走らせていると、崖から落石があり、日岡美咲は思わずハンドルを切ってガードレールへと激突した。

そこへ、貴族探偵が通りかかり、日岡美咲に声を掛けた。日岡美咲は貴族探偵に甘えて、貴族探偵の車に乗り、警察の到着をまった。

警察によると、このあたりで落石は珍しいといっていたうえ、落ちてきた石には人の手を加えたような痕があったので、貴族探偵と日岡美咲は崖の上にある別荘へと向かった。

そこは有名な作家の厄神春柾(やくじん・はるまさ)の別荘だったのだが、なんと、作家・厄神春柾は死んでいた。殺人事件である。

貴族探偵が日岡美咲をデートに誘うと、日岡美咲は「解決したら考えてあげる」と言ったので、貴族探偵は運転手に犯人を推理するように命じた。

そうしたなか、警察、作家・厄神春柾の妻・令子、作家・厄神春柾の担当編集者・滝野光敏なども駆けつけて捜査は進んでいく。

やがて、運転手が調査を終えると、貴族探偵は運転手に犯人のネタバレを命じた。

すると、運転手は、犯人は妻・令子と編集者・滝野光敏だとネタバレした。2人は不倫関係にあったのだ。

そもそも、作家・厄神春柾は山荘で殺されていなかった。作家・厄神春柾が殺されたのは本宅で、作家・厄神春柾は妻・令子の不倫現場を目撃したため、殴られて殺され、その後、山荘に運ばれたのだ。

しかし、殺害した作家・厄神春柾を山荘のベッドに寝かせると、山荘にあるベッドの位置の関係で、作家・厄神春柾は窓の外から殴られて死んだことになり偽装工作がバレてしまう。

そこで、ベッドの位置を動かさなければならないのだが、ベッドを反転させただけでは、北枕になってしまう。作家・厄神春柾は延期を担ぐことで有名なので、北枕にすれば、直ぐにトリックがバレてしまう。

そこで、部屋全体の配置を入れ替えたのだが、今度は本棚が外に通じるドアを塞いでしまうというトラブルが発生した。

このため、犯人は、作家・厄神春柾はこのドアを使わず、お勝手口から出入りしていたように偽装するため、お勝手口の前に車を止めることにした。

しかし、車をお勝手口の前に止めるためには、庭にあった石を除けなければならず、石を崖から落とした。

そして、日岡美咲が自動車で下の道を走っていたところに、この石が落ちてきたのであった。

さて、事件が解決すると、貴族探偵は日岡美咲を食事に誘った。日岡美咲が「一緒に行ったら、貴方の名前を教えてくれる」と尋ねると、貴族探偵は「もちろん」と答えたのであった。

■最終回「春の声」のあらすじとネタバレ

奈良県の山間部にある小さな町に住む地元の名士・桜川家の当主・桜川鷹亮は、後継者が居ないため、孫娘・桜川弥生の婿を取る事を決め、婿候補の水口佳史・高宮悟・尼子幸介の3人を集めた。

この婿候補3人は、下品で桜川家の婿には適していなかったが、桜川家が苦しい時に助けてくれたという会社の家系ということで、婿候補として選ばれたのである。

貴族探偵も、当主・桜川鷹亮に招かれており、執事などを連れて桜川家に来ていた。

このようななか、本宅から少し離れた別邸に集まっていた婿候補3人が何者かに殺害されるという事件が発生する。状況から見て、犯人は内部に居ると考えられた。

その後、警察が駆けつけ、捜査を開始する一方で、貴族探偵も執事ら3人に調査を命じた。

婿候補3人は、それぞれに違う手口で殺されており、警察の捜査は難航したが、執事ら3人が調査を終えると、貴族探偵は「解決した」と言い、執事ら3人に順番に犯人のネタバレを命じた。

なんと、婿候補の水口佳史・高宮悟・尼子幸介の3人は、桜川弥生と結婚して桜川家の財産を手に入れようと考え、罪をなすりるために偽装工作をし、お互いに殺し合っていたのだ。

当主・桜川鷹亮は、こういう結末を予測して、桜川家にとって迷惑な存在だった水口佳史・高宮悟・尼子幸介の3人を1カ所に集めたのか…。

「「原作-貴族探偵の最終回と結末ネタバレ感想文」へ続く。」へ続く。

スポンサードリンク