カルテット-第9話のあらすじとネタバレ

吉岡里帆がクビになるTBSの弦楽四重奏ドラマ「カルテット」の第9話のあらすじとネタバレです。

第8話のあらすじとネタバレは「カルテット-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■カルテット-第9話のあらすじとネタバレ

富山県警から来た刑事は、巻鏡子(もたいまさこ)に早乙女真紀(松たか子)の正体について話した。

逮捕した自動車泥棒が名前を名乗らず、調書が取れないため、1週間ほど自転車泥棒を拘留していたとき、ポイントカードの話しから住民票の話になった。

戸籍は売っても罪にならず、それを知った自転車泥棒は「じゃー、私、逮捕されないの?」と驚いて、「早乙女真紀」だと名乗り、14年前にヤミ金がらみの業者に戸籍を売った事を明かした。

それが切っ掛けで、業者に操作のメスが入り、早乙女真紀の戸籍を購入した者も明らかとなった。それが、山本彰子(松たか子)だった。

山本彰子(松たか子)は富山県の出身で、10歳の時に母親を事故で失い、母親の再婚相手である義理の父親に預けられた。

山本彰子(松たか子)は義理の父親から日常的な暴力を受け、家出を繰り返すものの、連れ戻されていた。そして、平成15年(2003年)12月19日に現金300万円で早乙女真紀の戸籍を購入し、姿を消した。

山本彰子(松たか子)の母親は演歌歌手で、山本彰子(松たか子)が口ずさんでいた「上り坂、下り坂、ま坂」というのは、母親が出した歌だったのである。

富山県警の刑事から全てを聞いた巻鏡子(もたいまさこ)は、「父親の暴力から逃げるために戸籍を買ったんですよね?被害者ですよね?」と尋ねると、刑事は「大概の犯罪者は自分を被害者と思うことから始まりますけどね」と答えた。

一方、別荘では、別府司(松田龍平)がカルテットのメンバーに、実家で別荘を売る話しが出ていることを打ち明けていた。

早乙女真紀(松たか子)・世吹すずめ(満島ひかり)・家森諭高(高橋一生)は「いいんじゃないですか?別荘を出て安い部屋を借りれば」「僕たちも社会人としてちゃんとしないとね」と言い、別荘売却を受け入れた。

しかし、別府司(松田龍平)は「ちゃんとした結果が僕です」と言い、昔からちゃんと練習してきたが、ちゃんと練習してこなかった仲間が世界中で活躍しているのだと話した。

そして、別府司(松田龍平)は「少し時間をください。別荘は僕が守りますから」と宣言した。

さて、巻鏡子(もたいまさこ)は、拘留中の息子・巻幹生(宮藤官九郎)に接見に行き、刑事から聞いた山本彰子(松たか子)の事を話した。

息子・巻幹生(宮藤官九郎)は「親の賠償金でバイオリンを習っちゃダメなの?暴力から逃げるために戸籍を買っただけでしょ」と反論すると、巻鏡子(もたいまさこ)は「その義理のお父さんが亡くなられてるの。真紀さん(松たか子)が居なくなったときに心不全で」と教えた。

一方、レストラン「ノクターン」のアルバイト店員・来杉有朱(吉岡里帆)は、スマホで株価をチェックすると、株価が急落していたので動揺してしまう。

そこで、来杉有朱(吉岡里帆)はハイヒールを折ると、レストラン「ノクターン」のオーナー谷村大二郎(富澤たけし)にハイヒールを治してもらい、色仕掛けで迫った。

しかし、オーナー谷村大二郎(富澤たけし)は「そういうの止めてくれる?僕はママのことを愛してるので」と拒否すると、来杉有朱(吉岡里帆)は「そうですか」と手のひらを返した。

それを見ていた谷村多可美(八木亜希子)は、大喜びして谷村大二郎(富澤たけし)に抱きつくとともに、来杉有朱(吉岡里帆)をクビにした。

さて、富山県警の刑事は、拘留中の巻幹生(宮藤官九郎)に会い、山本彰子(松たか子)の事について話した。

山本彰子(松たか子)の母親と事故を起こした加害者は12歳の少年で、少年は弟が生まれてくるため、自転車で急いで病院へ向かっている途中に事故を起こしてしまった。

事故を起こした少年の家族はバラバラになった。山本彰子(松たか子)の家族は、賠償金を請求し続け、12年間で2億円を得た。それでも、加害者と被害者に分ければ、山本彰子(松たか子)は被害者になる。

ただ、山本彰子(松たか子)が受取人になっており、山本彰子(松たか子)が失踪したため、賠償金の支払いは停まったのだという。

それを聞いた巻幹生(宮藤官九郎)は「理由ってそれじゃないですか?被害者なのに加害者のような気持ちになって、義理のお父さんの請求を止めようとして」と指摘した。

そして、巻幹生(宮藤官九郎)が「巻真紀(松たか子)という名前を手に入れ、普通の人になりたかったんだ」と気付くと、刑事は「そしたら、今度は夫が失踪しちゃったと。離婚して振り出しに戻っちゃったと」と告げた。

山本彰子(松たか子)は義理の父を殺害して失踪したのか、被害者家族への請求を止めるために失踪したのか、警察も真相は掴んでいなかった。

その日の夜、富山県警の刑事は別荘を訪れ、早乙女真紀(松たか子)に任意同行を求め、「明日、迎えに来ます」と告げて帰って行った。

全てを悟った早乙女真紀(松たか子)は、カルテットのメンバーに「ごめんなさい。私、早乙女真紀じゃないです。嘘を付いてたんです。私、嘘だったんです。本名は別にあります。14年前、戸籍を買いました。戸籍を買って逃げて東京へ行きました。それからずっと早乙女です。偽・早乙女真紀です。さいわい、ばれなくて調子に乗って結婚しました。それからずっと騙してました。皆さんの事も騙しました。見つかったので、明日の演奏が終わったら、警察に行ってきます。本当の私は…私は…私は…」と打ち明けて嗚咽を漏らした。

世吹すずめ(満島ひかり)は「もう良いよ。私たちの知っている真紀さんは、この真紀さんだから。私は真紀さん(松たか子)が好き。今、信じて欲しいか、信じて欲しくないか、それだけ言って」と告げた。

早乙女真紀(松たか子)は泣きながら「信じて欲しい」と告げると、世吹すずめ(満島ひかり)は早乙女真紀(松たか子)を抱きしめた。

その日の夜、カルテットのメンバーは、別府司(松田龍平)が借りてきた「スターシップ対ゴースト」という宇宙も幽霊も出てこない謎の映画を観たあと、色々と遊び、何時ものように団欒を楽しんだ。

翌日、四重奏「カルテット・トーナッツ・ホール」がレストラン「ノクターン」の演奏を終えると、早乙女真紀(松たか子)は「あの日、カラオケボックスであったのは運命だと思う」と言った。

そして、早乙女真紀(松たか子)は楽器を世吹すずめ(満島ひかり)に託すと、世吹すずめ(満島ひかり)は「誕生日いつ?」と尋ねた。

早乙女真紀(松たか子)が「6月1日」と答えると、世吹すずめ(満島ひかり)は「一緒に待ってるね」と言い、楽器を受け取った。

すると、早乙女真紀(松たか子)は「ちょっとお手洗いに行ってきますね」と言い、1人で楽屋から出て行った。

レストラン「ノクターン」を出た早乙女真紀(松たか子)は、待っていた刑事の車に乗り込むと、「思い出したい歌が沢山あるので」と言い、ラジオを切ってもらった。

こうして、カルテット・ドーナッツ・ホールはバラバラになった。それから1年後に最終回を迎えるのであった。

カルテット-最終回のあらすじと結末のネタバレ」へ続く。

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