母になる-あらすじと犯人のネタバレ

板谷由夏が出演する日本テレビの幼児誘拐事件ドラマ「母になる」のあらすじと犯人のネタバレです。

このページは「母になる-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■母になる-あらすじとネタバレ後半

ある日、西原莉沙子(板谷由夏)が子供を連れて遊びに来た。

テレビからは、西原莉沙子(板谷由夏)の近所で起きた幼児連れ去り事件のニュースが流れていた。

そのニュースを見た西原莉沙子(板谷由夏)は、「結婚前はヘアメイクの仕事に復帰していいって言ったのに、こんなふうに連れ去りにあったらどうするんだって、うるさいのよ。そんなに心配なら、自分が繭(娘の名前)の送り迎えをやればいいのに」と愚痴をこぼした。

さらに、柏崎陽一(藤木直人)がコーヒーを淹れてくれると、西原莉沙子(板谷由夏)は「結衣(沢尻エリカ)はいいよね。ウチのター坊(浅野和之)は何もしない」と羨ましがった。

西原莉沙子(板谷由夏)が柏崎結衣(沢尻エリカ)に「結衣(沢尻エリカ)は良いよね。行くんでしょ?同窓会」と尋ねると、柏崎陽一(藤木直人)は「同窓会?」と驚いた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「あれ?言ってなかったの?行きたいんでしょ」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「いいの、いいの。どうしてもってわけじゃないから」と答えた。

さて、柏崎陽一(藤木直人)は西原莉沙子(板谷由夏)を北海道の同窓会へ行かせたので、長男・柏崎広の面倒をみることになった。

ある日、柏崎陽一(藤木直人)は長男・柏崎広を連れて大学に行き、教授・西原太治(浅野和之)と世間話をしていた。

教授・西原太治(浅野和之)の夫婦は、「リー坊」「ター坊」と仲良く呼び合っていたのだが、子供が出来てからは、絆が深まるどころか、喧嘩ばかりで大変なのだという。

世間話をしていた柏崎陽一(藤木直人)が、ふと気付くと、長男・柏崎広の姿が見えなかった。

多発している幼児誘拐事件を思い出して、慌てて大学中を探していると、広間に居た学生が、柏崎陽一(藤木直人)に「先生、あれ、先生のお子さんじゃ」と言い、屋上を指さした。

柏崎陽一(藤木直人)が見上げると、長男・柏崎広が屋上に居たので、慌てて屋上へと駆け上った。

屋上に出た柏崎陽一(藤木直人)は「何をやってるんだ」と言って長男・柏崎広に駆け寄ると、長男・柏崎広は「あの飛行機にママ乗ってるかな」と言い、飛行機に向かって手を振った。

その日の夜、柏崎結衣(沢尻エリカ)が北海道から戻ってきた。

喜んだ長男・柏崎広は、「ママ、知ってる?その人のことを思うとね、心がぎゅーっとなって、キューンとなって、泣きそうになるの。何て言うか知ってる?そういう気持ち、何て言うか知ってる?」と尋ねた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「えー、なんだろう」と尋ねると、長男・柏崎広は「僕、知ってるよ。愛(いと)しいだよ。ママ、同窓会に行ったでしょ?僕ママに会えなくて、心がギュ-となって、キューンとなって、泣きそうになったよ。愛しいだよ。僕、ママのこと、愛しいだよ」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「ママも、広に会えなくて、ギューとなって、キューンとなったよ」と教えると、長男・柏崎広は「愛しいだね」と答えた。

それが、私たちが笑った最後の夜になりました。

翌日、柏崎結衣(沢尻エリカ)は長男・柏崎広のお迎えに行き、保育園で西原莉沙子(板谷由夏)と少し話している隙に、長男・柏崎広の姿が見えなくなってしまった。

異変に気付いた柏崎結衣(沢尻エリカ)は、慌てて長男・柏崎広を探すが、見つからず、警察に通報した。

警察は、幼児連れ去り事件と状況が酷似しているといい、捜査を開始する。

その後、河川敷で毛布にくるまれた幼児の遺体が見つかり、犯人が逮捕されたが、長男・柏崎広は関係なかった。犯人は連れ去ったのは女児だけで、長男・柏崎広につては知らないと供述しているのだという。

そのようななか、柏崎陽一(藤木直人)の携帯電話に、ゼミの学生・渡良井(吉村界人)から電話がかかってくる。

渡良井(吉村界人)は「先生、レポート見てくれました?先生がいけないんですよ。僕の機嫌を損ねたりするから。だから、こんなことに。先生の大事なお子さんをさらったのは僕です。たまたま、幼児連れ去り事件ってのがあったじゃないですか。あれ、面白そうなんで、便乗しちゃえってことで、僕がこの手で」と教えた。

柏崎陽一(藤木直人)が「広(こう)はどこに居る」と尋ねると、渡良井(吉村界人)は「手に入れた者には興味ないんですよね。ていうか、こんな騒ぎになるなんて、ヤバイですよね僕は」と言い、長男・柏崎広の居場所を明かさずにビルの屋上から飛び降りた。

その後、長男・柏崎広の着ていた黄色いパーカーと靴が川で見つかる。黄色いパーカーの胸には「KUO」というアップリケが付いており、長男・柏崎広のもので間違いなかった。

警察は川底を探したが、長男・柏崎広は見つからなかった。

ゼミの学生・渡良井(吉村界人)が准教授・柏崎陽一(藤木直人)の子供を連れ去って自殺したということで、マスコミは柏崎陽一(藤木直人)を取り囲んだ。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は、全ての希望と光を失い、暗い日々を過ごした。

そのようななか、OL・門倉麻子(小池栄子)は、古びたアパートに帰宅し、一人寂しく、コンビニ弁当を食べていると、隣の部屋から子供の泣き声が聞こえてきた。

門倉麻子(小池栄子)は壁に耳をあててみると、やはり子供の泣き声がしたので、隣の部屋のドアをノックしたが、返事はなかった。

ドアノブに手を掛けると、ドアが開いたので、門倉麻子(小池栄子)は部屋の中を覗いてみると、子供が1人で寝ていた。

すると、門倉麻子(小池栄子)は思わず、寝ていた子供を抱き抱えて部屋を出た。

ある日、柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎陽一(藤木直人)に、長男・柏崎広が居なくなったのは自分のせいだと自責して懺悔した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は、北海道の同窓会に出席したとき、久しぶりに子供に縛られない自由で楽しい時間を過ごし、「帰りたくないかも。子供を産むのが早すぎたかも」と思ってしまったのだ。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「私がそんなことを思ったから、広(こう)は…。会いたい、広(こう)に会いたい。広(こう)は眠れないとき、私の耳たぶを触るの。すると、安心したようにニコニコして寝るの。ちゃんと眠れてるかな。会いたいよ」と言って泣いた。

それから、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)は、長男・柏崎広が生きていると信じ、必死に探した。

義母・柏崎里恵(風吹ジュン)は、柏崎広を失ったショックから、生きる気力を失って柏崎オートを休業したうえ、公園で見かけた男の子を連れ去ろうとして通報され、警察の世話になるという有様だった。

それから9年後、2017年の春、柏崎結衣(沢尻エリカ)は離婚して、小さなラーメン屋で働いていた。

一方、児童養護施設「汐風園」では、1人の少年がある手紙を見つけ、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)に渡した。

手紙を読んだ児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は驚き、「手紙を返しておいてくれる。調べてみるよ」と言い、昔の新聞を調べ、柏崎広(3歳)が行方不明になった事件を知る。

児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は、「ほっとくわけにはいきません」と言い、施設に入っている少年(道枝駿佑)のDNA検査を含めた調査に乗り出した。

ある日、柏崎結衣(沢尻エリカ)は、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)からの連絡を受け、児童養護施設「汐風園」を訪れ、ある少年(道枝駿佑)と面会した。

少年(道枝駿佑)は困惑しながらも、「さっき聞いたばかりで、よくわからないんだけど、一生懸命に考えて、何を言おうかなって。色々考えたんだけど、今会ったら、考えたことがどこか行っちゃって、この辺がギューっというか、キューンんなって」と話した。

それを聞いた柏崎結衣(沢尻エリカ)は、この少年(道枝駿佑)が長男・柏崎広だと確信し、少年を強く抱きしめたのであった。

母になる-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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