母になる-柏崎広(道枝駿佑)への手紙

藤木直人が出演する日本テレビの誘拐ドラマ「母になる」の第2話のあらすじとネタバレ後編です。

このページは「母になる-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■母になる-第2話のあらすじとネタバレ後編

一方、柏崎陽一(藤木直人)は、施設に行く前に、西原莉沙子(板谷由夏)と教授・西原太治(浅野和之)の元を訪れ、DNA鑑定の結果を見せ、長男・柏崎広(道枝駿佑)が生きていることを報告した。

コウ君が死んでいると思っていた西原莉沙子(板谷由夏)は、DNA鑑定の報告書を見て困惑する。

その後、西原莉沙子(板谷由夏)が柏崎里恵(風吹ジュン)に報告すると、柏崎里恵(風吹ジュン)は泣いて喜んだ。

さて、柏崎結衣(沢尻エリカ)と長男・柏崎広(道枝駿佑)が施設に着くと、柏崎陽一(藤木直人)が待っていた。

柏崎陽一(藤木直人)は「コウ」と言って号泣する。柏崎結衣(沢尻エリカ)は長男・柏崎広(道枝駿佑)に「お父さんよ」と教えた。

柏崎陽一(藤木直人)が「木野さん(中島裕翔)から話を聞いた。手紙のことも。手紙を見せてくれないかな」と頼むと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は困惑してしまう。

その後、別室に入り、柏崎結衣(沢尻エリカ)が「手紙って何ですか?」と尋ねるが、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は答えに窮して、言葉を濁した。

そこへ、長男・柏崎広(道枝駿佑)の先輩・田中今偉(望月歩)が手紙を持ってやって来た。

長男・柏崎広(道枝駿佑)は「どうせいつか分かることだし」と言い、手紙を渡してくれたのだという。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は、先輩・田中今偉(望月歩)の名前を知ると、「ナウ先輩?コウから聞きました。ツナサンのこと。私、ちょっと勘違いしちゃって、ツナサンは今日、渡せないの。ごめんなさい」と謝った。

先輩・田中今偉(望月歩)が部屋を出て行くと、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「コウ君はまだまだ12歳の子供と受け止めて、その上で、これを読んで頂ければ」と言い、柏崎陽一(藤木直人)に手紙を渡した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「13歳よ。もうすぐ、誕生日を迎える」と教えると、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「知らなかった。この施設に居る子はみんな誕生日を知らないんです」と話した。

そして、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「コウ君はこの施設に来る前、門倉麻子さん(小池栄子)という人と暮らしていました。どういった方かは…。現在、調査中です。どういった経緯で門倉麻子さん(小池栄子)と暮し始めたかは、コウ君本人は幼く、記憶にはないので、門倉さん(小池栄子)本人に問いただすしかなくて」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「どこに居るんですか?」と尋ねると、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「それは…。それも、まだ調査中といいますか。所在はいずれ報告できるかと思います。とにかく、連れ去られた後、3歳からここに来る2年前の7年近く、一緒に暮らしていたんです。コウ君と門倉さん(小池栄子)は親子として」と話した。

それを聞いた柏崎結衣(沢尻エリカ)は、柏崎陽一(藤木直人)が読み終えた手紙を奪い取り、部屋を出て1人で手紙を読んだ。

■コウへの手紙

コウへ。ママ(小池栄子)がこれから行く場所は凄く遠い場所です。手紙を書くのもやっとです。だから、今、こうして急いで書いてます。どうしても伝えたい事があるの。

コウに手紙なんて、こんな日が来るなんて、こんな急に来るなんて、ちょっと焦ってます。上手く伝わるかな?よく読んで、繰り返し、よく読んでください。

1つ、ママはママじゃなくなる時が来ます。貴方の前に、いつか新しいお母さんと名乗る人が現れます。きっと、そんな日が来ると思うの。

1つ、その時はちゃんとご挨拶するのよ。お母さん、会いたかったって。できたら、涙ぐんだりするのも良いかもしれない。

1つ、相手は、いきなり抱きしめてくるかもしれない。嫌がらずにジッとしてること。

1つ、一緒に暮らそうと言ってくるかもしれない。そのとき、逆らったりすると、困ったことになると思うの。だから、黙ってうなずいておけば良いと思います。

貴方の前に現れた新しいお母さんは、貴方の事をどう扱っていいのか分からないはずです。トト坂のことも、ママとコウが2人で暮らした西日の当たる傾いたアパートのことも、そんなことも何も知らない人です。

コウが何が好きで、どんなことに興味があって、どんなふうに大きくなったか、どんな物を食べると嬉しくて、どんな物を出されると困った顔をするのか、目の前に現れたその人は何も知らない。何も知らないおばさんが、いきなり現れてお母さんだと言うの。怖いね。とても怖い事だと思うよ。

でも、笑ってあげなさい。優しくしてあげなさい。「会いたかった。お母さん、お母さん」って、甘えた感じで何度も言ってあげたら良いと思います。何度も、何度も「お母さん、お母さん」って。ニコニコ笑いながら言ってあげると良いと思います。

それと最後に1つ。何を食べても「美味しい」と言いなさい。「こんな美味しい物初めて食べた」と言って喜びなさい。

ママが作ったカレーやコロッケや、魚の煮付けが大好きだったことは、ママとコウだけの秘密です。ママとコウだけの秘密は一杯あるよね?忘れないでね。

良い子にして待っていて居ください。コウが会いたいと願えば、ママは会いに行きます。コウが望めば、ママが迎えに行きます。だから、どうか、どうか、忘れないで。ママは何時だって側に居ます、コウの心の中で生きてします。コウ大好き。コウ大切な愛しい我が子。貴方のママ麻子(小池栄子)より。

■コウへの手紙を読み終えて

手紙を読み終えた柏崎結衣(沢尻エリカ)は、涙を流した。

長男・柏崎広(道枝駿佑)の柏崎結衣(沢尻エリカ)に対する対応は、全て門倉麻子(小池栄子)の手紙の指示通りだったのである。

その後、柏崎結衣(沢尻エリカ)が施設を出て海を眺めていると、柏崎陽一(藤木直人)がやって来た。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎陽一(藤木直人)の頭を見て、「治った?ハゲ。ああ、治ってる。良かったですね。ハゲ、こんな大きなのが出来てましたからね。コウが居なくなってから3個」と安心した。

柏崎陽一(藤木直人)は「4個。コウが居なくなってから3個。君が居なくなってから1個」と教えると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「大変でしたね。でも、私は居なくなったわけじゃないですよ。出て行ったんです」と答えた。

柏崎陽一(藤木直人)が「君も肌が」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「そう。カッサカサになって、蕁麻疹とか。表に出られなくて。出られませんでしたね、外に。しばらく出られなくて、閉じこもってました。あの子のことだけを考えながら、見つかると思いながら。生きてると思いながら」と話した。

そして、柏崎結衣(沢尻エリカ)は何かを決意して「私、あの子と一緒に暮らします。だって言ったじゃないですか。大きな500円玉くらいのハゲが3個も出来て、全部で1500円だねって。全然、笑えなくて。でも。言ったじゃないですか。笑える日が来るって。こんなこともあったねって、いつか笑える日が来るって。頷きましたよ。私も肌が荒れて、ボロボロになって。でも、そうだねって。いつか笑える日が来るよねって。今じゃないですか。見つかったんですよ、コウ。生きてたんですよ。笑える日、来たじゃないですか。笑いましょうよ。トト坂?何それ。西日の当たるアパート?何それ。麻子さん(小池栄子)?何それ。笑って吹き飛ばしましょうよ。見つかったんだもの。生きてたんだもの。知らないおばさんでもいい。お母さんって嘘で言われてもいい。あのこと暮らします。私、何も知らないかもしれないけど、1つ、だった1つだけ、大事な事を知っている。あの子の誕生日、私は知ってる。私が産んだから。あの子を産んだのは私だから」と話した。

そして、柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎陽一(藤木直人)に「陽一さん、あの子と一緒に(暮らしましょう)…」と告げようとした。

しかし、そのとき、緒野琴音(高橋メアリージュン)が柏崎陽一(藤木直人)を心配して迎えに来たので、柏崎結衣(沢尻エリカ)は言葉を飲んだ。

緒野琴音(高橋メアリージュン)は「車で来たので一緒に乗っていきますか?」と誘ったが、柏崎結衣(沢尻エリカ)は断って立ち去った。

柏崎陽一(藤木直人)が緒野琴音(高橋メアリージュン)の車に乗り込むと、緒野琴音(高橋メアリージュン)は「ヨッチ(藤木直人)の好きな味があったから買っておいたよ」と言ってポップコーンを渡す。

すると、柏崎陽一(藤木直人)は、柏崎結衣(沢尻エリカ)を追いかけて、柏崎結衣(沢尻エリカ)に「よかったら、これ。遊園地で食べた」と言い、ポップコーンを差し出した。

そして、柏崎陽一(藤木直人)は「僕も、コウが居なくなってから、ほとんど引きこもってて。だから、得意になったというか。君よりも僕の方が上手くやれると思うんだ」と言い、スマホを取り出し、ゲーム「ツナサン」を見せた。

そして、「ツナサン」の正式名称は「ツナツナ」で、「ツナツナ1」「ツナツナ2」があって、今は「ツナツナ3」が人気なのだと教えた。

柏崎陽一(藤木直人)が「一緒に、僕も一緒に…」と言葉に詰まると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「なにを言ってるのよ。これキャラメル味だし。あの時、遊園地で食べたのは醤油バター味だし」と言い、泣きながら、柏崎陽一(藤木直人)にポップコーンを投げつけた。

柏崎陽一(藤木直人)は、そんな柏崎結衣(沢尻エリカ)を抱きしめて「生きてた。一緒に暮らそう」と告げると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は泣きながら、うなずいたのであった。

母になる-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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