小さな巨人-第2話のあらすじとネタバレ

長谷川博己が主演するTBSのドラマ「小さな巨人」の第2話のあらすじとネタバレです。

第1話のあらすじとネタバレは「小さな巨人-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■小さな巨人-第2話のあらすじとネタバレ

誘拐から救出されたゴーンバンクの社長・中田和正(桂文枝)は、誘拐犯に屈しなかった英雄となり、逮捕された風見康夫(長江英和)は5億円を狙った凶悪犯罪者として世間から非難を浴びた。

芝警察署の刑事・渡部久志(安田顕)は、風見康夫(長江英和)が逮捕される時に薬物を飲んで自殺を図り、意識不明の重体となっていたことから、「最後に自首すると行ってくれた。我々のことを信じて。あの男が自殺を図ったのは、失望したからですよ。罪があるのは我々の方だ」と悔やみ、香坂真一郎(長谷川博己)に辞表を提出した。

さて、香坂真一郎(長谷川博己)は処分を覚悟していたが、処分は無かった。

署長・三笠洋平(春風亭昇太)が捜査一課長・小野田義信(香川照之)に頭を下げてくれたのである。ただ、それは所轄・芝警察署の敗北とともに、事件の幕引きを意味していた。

しかし、香坂真一郎(長谷川博己)は、風見京子(富永沙織)が殺されたと考えており、捜査を終わらせたくなかった。

そこで、香坂真一郎(長谷川博己)は、殺された風見京子(富永沙織)が開発したシステムが、IT企業・ゴーンバンクに盗まれたことを捜査二課にリークして、捜査二課を動かせないかと考えた。

捜査二課は、企業犯罪や詐欺などの知能犯罪を取り扱っており、殺人事件などを捜査する捜査一課とは敵対しており、捜査一課と捜査二課は一緒に捜査する事は無いが、所轄は捜査二課と捜査できるのだ。

しかし、署長・三笠洋平(春風亭昇太)は「まだ捜査一課の事件だ。敵対する捜査二課に渡すなんて小野田(香川照之)が黙っちゃいない。大人しくしておけ」と、香坂真一郎(長谷川博己)を注意した。

それを察知した警視庁捜査一課の山田春彦(岡田将生)は捜査一課長・小野田義信(香川照之)に報告する。

すると、捜査一課長・小野田義信(香川照之)は「敵の敵は味方というわけか。かまわん。この件はお前に任せる」と一任した。

さて、芝警察署の刑事・渡部久志(安田顕)は、風見京子(富永沙織)の事件について諦めておらず、独自に捜査を再開しようとしていた。

すると、香坂真一郎(長谷川博己)は「そんなやり方ではダメだ。所轄には所轄の戦い方ある」と言い、渡部久志(安田顕)を連れ、ナカタエレクトロニクスの防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)に会いに行った。

そこへ、お目付役の山田春彦(岡田将生)が現れ、香坂真一郎(長谷川博己)らと行動を共にする。

さて、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)はナカタエレクトロニクスの防犯室へ連れて行き、画像を拡大しても綺麗に表示できる4K対応の防犯システムを説明した。

顔認証システムを採用しており、不審者が侵入すると、直ちに警備室に通報が行くのだという。

香坂真一郎(長谷川博己)は、風見京子(富永沙織)が自殺した当日の映像を確認すると、風見京子(富永沙織)は1人でエレベーターで8階まで上がり、1人で9階へ昇るための専用エレベーターに乗り込んでいた。

9階は幹部専用のフロアとなっており、専用のエレベーターに乗らなければならないため、ここから先は防犯カメラを設置していないのだという。

納得した香坂真一郎(長谷川博己)は、防犯カメラの映像のコピーと事件当日の出退勤記録が欲しいと頼み、それを受け取ると、引きあげた。

しかし、捜査一課が調べ終わったことばかりで、目新しい情報は無く、山田春彦(岡田将生)は「結局、二課を動かすようなネタは無かったということですね」と呆れた。

さて、香坂真一郎(長谷川博己)は、所轄に戻って出退勤記録を確認すると、事件当日のビルの滞在者は1名だった。

つまり、あの日、ビルの中にいたのは、ビルから飛び降りた風見京子(富永沙織)だけで、防犯カメラの映像と出退勤記録は一致した。

しかし、香坂真一郎(長谷川博己)は「何かが引っかかる」「お前にしかできないことがある」と言い、山田春彦(岡田将生)に頭を下げて頼み事をした。

山田春彦(岡田将生)は「お断り染ます。僕は捜査一課の人間です。哀れなものですね。元警視庁のエリートが」と呆れて立ち去った。

ある日、香坂真一郎(長谷川博己)は、ナカタエレクトロニクスの防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)の机にあったカレンダーを思いだし、カレンダーに書き込まれていた数字がシステムデータを保存した時間では無いかと考えた。

カレンダーの数字が時間だとすれば、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)は日常的に遅くまで会社に残ったり、会社に泊まったりしていたことになる。

そして、風見京子(富永沙織)がビルから飛び降りた日も、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)のカレンダーに数字が書き込まれていたことから、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)は社内に残っていたのではないかと考えた。

そこで、香坂真一郎(長谷川博己)は、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)に会いに行くが、ナカタエレクトロニクスの受付で「外出中。以降の用件は別の者が承ります」と言われ、防犯担当・池沢菜穂(吉田羊)には会えなかった。

ナカタエレクトロニクスの社長・中田隆一(加藤晴彦)が刑事が来た事を知り、警戒して手を打っていたのだ。

仕方なく、香坂真一郎(長谷川博己)が芝警察署へ引きあげてくると、部下の1人が過労死隠蔽という労働基準監督署関連の捜査をしており、ナカタエレクトロニクスも超過勤務で労働基準監督署の行政指導が入っていたことを教えてくれた。

それを聞いた香坂真一郎(長谷川博己)は、「労基に頼んで手に入れてくれないか。労基にも保管されているはずだ。ナカタエレクトロニクスの出退勤記録が」と頼んだ。

一方、捜査一課長・小野田義信(香川照之)の元に、新聞社の記者が取材に来ていた。

記者は「ゴーンバンクの系列会社には多くの警察OBが天下りされてますよね?その辺を教えてくれませんか?お礼に良いネタがありますよ。中田社長の息子さんの会社、捜査二課が極秘裏に探り始めたようです。今回の誘拐となにか関係あるんじゃないかと思うんです」と話した。

捜査一課長・小野田義信(香川照之)は「ほう。二課がね」と言い、情報だけもらって、何も教えずに立ち去った。

他方、芝警察署の署長・三笠洋平(春風亭昇太)の元にも、警視庁の捜査二課が動き出したという情報が入る。署長・三笠洋平(春風亭昇太)は驚いて、部下に香坂真一郎(長谷川博己)を見張るように命じた。

小さな巨人-第2話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。

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