先に生まれただけの僕-原作とあらすじとネタバレ

嵐の櫻井翔が主演する日本テレビの学園ドラマ「先に生まれただけの僕」の原作とあらすじとネタバレです。

■先に生まれただけの僕-原作と主題歌

先に生まれただけの僕-原作と主題歌
主題歌 嵐の新曲「Doors-勇気の軌跡」
原作 福田靖のオリジナル脚本
放送局枠 日本テレビの土曜日10時枠
放送開始日 2017年7月14日

■先に生まれただけの僕-あらすじとネタバレ

総合商社「樫松物産」の社員・鳴海涼介(櫻井翔)は、わずか2年で、経営の悪化していた支店「KMシステムサービス」の立て直しに成功し、本社に凱旋する。

しかし、鳴海涼介(櫻井翔)を可愛がってくれていた八木専務がシンガポール事業に失敗して失脚しており、敵対する加賀谷圭介(高嶋政伸)が専務が会社の主導権を握っていた。

このため、鳴海涼介(櫻井翔)は、本社に復帰できず、総合商社「樫松物産」の不採算部門である京明館高校の立て直しを命じられ、校長として京明館高校に出向する事になったのである。

こうして、京明館高校の校長に就任した鳴海涼介(櫻井翔)は、元信用金庫の職員だった副校長兼事務長の柏木文夫(風間杜夫)とともに京明館高校を立て直すことになった。

鳴海涼介(櫻井翔)は、まず経費削減を訴えたが、教師には全く受け入れられず、一般企業と教師の意識の差に困惑する。

さて、鳴海涼介(櫻井翔)は始業式の挨拶で、「新しく校長になった鳴海涼介(櫻井翔)です。日本で一番若い校長かもしれません。僕は高校生の頃、こう思ってました。校長の話は長すぎる。だから、これでお終い。これからもよろしくね」と挨拶を切り上げると、生徒から拍手喝采を受けたが、教職員からは不評だった。

翌日、鳴海涼介(櫻井翔)と柏木文夫(風間杜夫)は、若葉銀行に融資を頼みに行く。

京明館高校は、独立採算制になっており、運営母体の「樫松物産」からの支援は無く、主な収入源は入学試験の受験費や入学生の学費だった。

鳴海涼介(櫻井翔)は経費削減に取り組んで経営改善を行い、黒字化にすると説明するが、若葉銀行の担当者から、相手にされず、教育事業からの撤退を勧められてしまう。

鳴海涼介(櫻井翔)は、若葉銀行の担当者の話から、受験生を増やせば、安定した経営が行えると考え、中学校や学習塾に営業へ向かう。

しかし、「京明館は大学を持たない高校だけの私学で、進学が保証されていない。京明館のライバルは公立高校で、普通は学費の安い公立高校を目指す。京明館は公立を落ちた生徒の受け皿」「京明館の偏差値は44です。せめて50はないと」「特進クラスも、大した大学に進学していない」言われて相手にされなかった。

そこで、鳴海涼介(櫻井翔)は偏差値を上げるため、授業時間を増やし、放課後も課外授業をしようと考えた。

しかし、柏木文夫(風間杜夫)は「無理ですよ。先生方が嫌がります。時間外の補習なんて」と言い、教師は授業以外にも多くの役割を抱えており、忙しいことを教えて、ダメだしした。

鳴海涼介(櫻井翔)は「事務長は信用金庫に居たんですよね?潰れていった会社を沢山、見てきたんじゃないですか?今、京明館高校はどんな状態だと思います?」と尋ねると、柏木文夫(風間杜夫)は「良くないです」と答えた。

鳴海涼介(櫻井翔)が「では、どうすべきだと思います?」と尋ねたが、柏木文夫(風間杜夫)は何も答えなかった。

そのとき、教室からガラスの割れる音がする。

鳴海涼介(櫻井翔)と柏木文夫(風間杜夫)は、急いで駆けつけると、三鷹信二(新川五朗)と加瀬龍之介(佐久間悠)という男子生徒2人が殴り合いの喧嘩をしていた。

その後、鳴海涼介(櫻井翔)と真柴ちひろ(蒼井優)が、喧嘩をしていた男子生徒・三鷹から話を聞いた。

すると、三鷹信二(新川五朗)は加瀬龍之介(佐久間悠)の父親を病院で見かけたという話を聞いたので、心配して、加瀬龍之介(佐久間悠)に「大丈夫か、お前のオヤジ」と声を掛けたところ、加瀬龍之介(佐久間悠)がいきなり殴りかかってきたのだという。

次に、喧嘩相手の加瀬龍之介(佐久間悠)から話を聞くと、加瀬龍之介(佐久間悠)は父親がくも膜下出血で倒れ、命は助かったが、仕事に復帰するまで1年はかかるため、大学進学を諦めなければならないと悩んでいた。それが喧嘩の原因だった。

すると、真柴ちひろ(蒼井優)は、「加瀬くんは特進クラスでも優秀だ」と言い、加瀬に奨学金のことを教え、奨学金で大学へ進学するように勧めた。

「奨学金」と聞いた鳴海涼介(櫻井翔)は考え込み、その日の夜、実家に電話を掛け、母親に「僕、高校の時、自分から大学へ行きたいって言い出したのかな?」と尋ねると、母親は「アンタは成績が良かったから、先生が勧めてくれた。お父さんと同じ教師になればいいって」と教えた。

翌日の放課後、鳴海涼介(櫻井翔)は職員会議を開くが、教師は平気で予定時間を遅刻してきた。

鳴海涼介(櫻井翔)は「民間企業じゃ考えられない。遅れるなら上司に報告します」と愚痴ると、柏木文夫(風間杜夫)は「みなさん、我々を上司だと思っていない。単なる管理職と思ってる」と教えた。

さて、ようやく、教師が揃うと、鳴海涼介(櫻井翔)は「奨学金は、大学を卒業したら返さなければならない借金だと分かってて申請しているですか?」と言い、奨学金が借金だと説明する必要があると意見した。

すると、真柴ちひろ(蒼井優)が「校長先生は大学進学実績を上げたいんですよね?奨学金は借金だと強調して、それなら大学進学を諦めます。生徒がそうなってもいいんですか?」と尋ねた。

他の教師は「就職組が増えるだけですよ」「今よりもっとレベルが下がりますよ」と口々に唱えた。

しかし、鳴海涼介(櫻井翔)は「でも、勉強を教えるだけが教師の仕事では無いと思う。生徒が社会に出る時に必要なルールとか、教えてあげなければならないと思うんです」と反論した。

すると、真柴ちひろ(蒼井優)は「校長先生はこう思ってらっしゃるんですか?教師というものは、学校を卒業して学校に就職した人間だから世間を何にも知らないと」と指摘する。

これに対して、鳴海涼介(櫻井翔)は「私に言わせれば、先生方は緩すぎる。私は京明館高校を立て直すために来ました。京明館高校が樫松物産の傘下である以上、不採算部門では居られないんです。教育事業だからといって、特別扱いはされません。できるだけ早く黒字にして、経営状態を安定させなければならない。そうしなければ、樫松物産は京明館高校を見放します。どこかに売却するか、廃校にするか、そういうことになるんです。皆さんにもっと危機感を持って頂きたい。経費削減だけではどうにもならない。だから、学校そのものを、生徒を変えていかなければならない。そのためには、まず、教師が変わらなければならない。生徒に対する意識を変えてください」と訴えた。

そして、鳴海涼介(櫻井翔)は「教師の仕事は良い生徒を作って世の中に送り出すことです。教師にとって生徒はクライアントであり商品です。生徒の親御さんは株主です。我々は、クライアントと株主に責任を持たなければならない。それは一般企業と同じです」と説明した。

しかし、教師は「学校にクライアントとか株主を持ち込まれては困ります」と呆れる。

真柴ちひろ(蒼井優)が「学校はビジネスなんですか?」と呆れると、鳴海涼介(櫻井翔)は「ビジネスです。当たり前でしょう」と言い、机を叩いて怒りを露わにした。

鳴海涼介(櫻井翔)は「みなさん、勘違いしていませんか?みなさん、公務員じゃない、私学の教師なんですよ。リストラだってあり得るんですよ」と説明すると、教師・杉山文恵(秋山菜津子)は「つまり、ご自分には権力があると言いたいわけですか?」と呆れた。

そこで、真柴ちひろ(蒼井優)が「貴方は自分から手を挙げて、この学校に来たんですか?それとも人事異動で仕方なくですか?学校を黒字化して会社での評価を上げたい。だから頑張る。だから社員バッチを付けたまま」と尋ねると、鳴海涼介(櫻井翔)は口をつぐんだ。

そこで、真柴ちひろ(蒼井優)が「こうしませんか?校長先生は学校経営、ビジネスのことだけを考える。私たちは教育、生徒のことだけを考える」と提案すると、他の教師は真柴ちひろ(蒼井優)の意見に賛成して、職員室を出て行こうとする。

鳴海涼介(櫻井翔)は「ダメです。分けるなんておかしい」と反論するが、真柴ちひろ(蒼井優)は「しょうがないでしょ。私たちは教師で、校長はサラリーマンなんだから」と吐き捨てて立ち去った。

この間、校内に先生が職員室で奨学金のことで揉めているという噂が広まっており、生徒は職員室の外で職員会議を盗み聞きしていたが、職員会議が終わると、蜘蛛の子を散らすように立ち去った。

しかし、加瀬龍之介(佐久間悠)だけは職員室に入り、職員室に残っていた鳴海涼介(櫻井翔)に「奨学金のことで喧嘩してたんですか?」と尋ねた。

すると、鳴海涼介(櫻井翔)は「僕は奨学金で大学に通ってたんだ。そのおかげで大学を卒業出来たんだけど、奨学金が借金だと実感したのは、就職してからだった。理想の会社に入れたんだけど、最初の給料なんて大したことないからさ、そこから3万を引かれるのは、かなり、きつかった。利子を含めると600万近くになる。全部払い終わるのに、あと10年はかかる。でも、そんなことになるなんて、教えられた記憶に無いんだよね。もしかして、高校の時の先生が言ったかも知れないけど、『後で負担になる。よく考えろ』なんて言い方はしなかった。僕は一応、返せてるけど、キツイ思いをしている人は沢山いると思うよ。大学は出たけど、入った会社が潰れた人、返済のために結婚を諦めてる人」と教えた。

鳴海涼介(櫻井翔)は奨学金は大変な借金だと話したうえで、加瀬龍之介(佐久間悠)に「大学進学を諦めて欲しくない。僕は君に大学へ行って欲しい。だから、君は大学でシッカリ勉強しなくちゃいけない。4年で卒業してしっかりとした仕事に就かなければならない。それでも、この先、どうなるか分からない。一流企業でも潰れるかもしれない。少子高齢化はドンドン進んで行く。だから、人から必要とされる力を身につけていなければならないだ。今の君にその覚悟があるのなら、奨学金を貰って大学へ行け」と訴えた。

それを聞いた加瀬龍之介(佐久間悠)は「校長先生、聞きたくなかった。そんな怖い話、聞きたくなかった。今、決められるわけ無いじゃん。無理だよ」と言い、泣きながら走って行った。

廊下で盗み聞きしていた真柴ちひろ(蒼井優)は、呆れて、鳴海涼介(櫻井翔)に「高校生なんだから。現実を教えりゃ、いいってもんじゃ無いんです」と言って立ち去った。

校長室に残された鳴海涼介(櫻井翔)は、「はあ?なんだそれ」と言い、その場に崩れ落ちたのだった。

なお、「明日の約束」の原作のあらすじとネタバレは「明日の約束-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

スポンサードリンク