小さな巨人-早明学園の癒着・横沢裕一の失踪事件

中村アンが主演するTBSの刑事ドラマ「小さな巨人」の第6話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「小さな巨人-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■小さな巨人-第6話のあらすじとネタバレ後半

翌日、三島祐里(芳根京子)が横沢亜美(中村アン)から借りた名簿を返すため、横沢亜美(中村アン)の自宅を訪れると、横沢亜美(中村アン)の自宅から出て来た山田春彦(岡田将生)を目撃した。

三島祐里(芳根京子)が横沢亜美(中村アン)に尋ねると、山田春彦(岡田将生)が失踪した横沢裕一(井上芳雄)の手がかりを探すために部屋を見せて欲しいと言ったので、山田春彦(岡田将生)に部屋を見せたのだという。

それで、横沢亜美(中村アン)は、横沢裕一(井上芳雄)が前に一度、職場の同僚・矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)を連れて帰ってきたことを思い出し、三島祐里(芳根京子)に教えた。

そようななか、山田春彦(岡田将生)が香坂真一郎(長谷川博己)を飛び越して上司に「事件性無し」と報告し、横沢裕一(井上芳雄)を通常の失踪人として処理していた事が判明する。

それを知った香坂真一郎(長谷川博己)は、山田春彦(岡田将生)を外して矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)から話しを聞くことにした。

香坂真一郎(長谷川博己)は複数の刑事を配置し、早明学園を出た矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)を尾行して、職務質問をかけるチャンスを狙っていた。

しかし、香坂真一郎(長谷川博己)の行動を見張っていた山田春彦(岡田将生)が、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)にメールを送信して、尾行されいる事を教えたため、香坂真一郎(長谷川博己)は矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)に逃げられてしまう。

しかも、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)は右に曲がって逃げたのに、山田春彦(岡田将生)は香坂真一郎(長谷川博己)らに「左に逃げた」と嘘を教えた。

しかし、三島祐里(芳根京子)は、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)が右に曲がったのを見ており、山田春彦(岡田将生)が嘘を付いたことに動揺する。

その後、三島祐里(芳根京子)の様子がおかしかったので、香坂真一郎(長谷川博己)が「何があった?」と尋ねると、三島祐里(芳根京子)は山田春彦(岡田将生)が嘘を付いた事を明かした。

それを聞いた香坂真一郎(長谷川博己)は山田春彦(岡田将生)の元を訪れ、「お前は何を隠している?矢部(ユースケ・サンタマリア)を逃がしたのは、お前だろ」と尋ねた。

山田春彦(岡田将生)は「僕は捜査一課に戻ることが決まっている一課の人間なんです。平穏無事に1年を過ごせば、一課に戻れる僕が捜査の邪魔をする理由なんて無いでしょ。所轄は所轄らしく、上の指示通りに動けば良いんですよ」と答えて立ち去った。

そこへ、香坂真一郎(長谷川博己)が調べ事を頼んでいた新聞記者から電話が入る。

新聞記者によると、早明学園は国がもてあましている0円の土地を10億で買い取り、国は見返りとして学園設立の認可が下りるように便宜を図ったり、有名な政治家を学園の顧問にしたり、外務省の斡旋で優秀な海外の教師や留学生を招き入れたりした。

その結果、早明学園のブランド力は高まり、急激に台頭していった。そのようななか、早明学園で経理を担当していた横沢裕一(井上芳雄)が姿を消したのだ。

さて、翌日、三島祐里(芳根京子)が単独で早明学園の経理職員に話しを聞きに行き、ある情報を得た。

以前に事務局の前で喧嘩があったとき、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)が誰かに電話し「PCの手配をお願いします」と言っていたのである。

経理職員は、目の前で喧嘩をしているにパソコンの発注するなんてと呆れたので、覚えていたのだという。

それを聞いた香坂真一郎(長谷川博己)は、「おかげで矢部(ユースケ・サンタマリア)の正体が分かったよ。山田(岡田将生)の狙いも見えてきた」と確信した。

そして、香坂真一郎(長谷川博己)は山田春彦(岡田将生)の元を訪れると、「矢部(ユースケ・サンタマリア)の正体が分かった。一般人にPCと言えばパソコンの事を指す。だが我々警察にとってはパトカー、警察車両のことを指す。矢部は警察に通報してパトカーの手配を頼んでいたんだ。あの男は警察関係者だ。あの男の本名は『江口和夫』、今は警視庁の人事課に肩書きを変えているが、元は捜査二課の刑事だ。それにお前が新人時代に研修を担当した先輩刑事だ」と指摘した。

すると、山田春彦(岡田将生)は、香坂真一郎(長谷川博己)に全てを打ち明けた。

山田春彦(岡田将生)は、早明学園で矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)と再会し、矢部貴志が早明学園に潜入捜査で入り込んでいることに気付くと、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)は真相を話した。

失踪した横沢裕一(井上芳雄)は横領したのでは無く、早明学園の不正を暴くため、闇取引、政財界との癒着の証拠を掴もうとしており、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)は横沢裕一(井上芳雄)に接触し、不正の証拠を手に入れるための協力をしていた。

そして、横沢裕一(井上芳雄)は早明学園の裏帳簿を手に入れたのだが、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)が裏帳簿を受け取る前に、横沢裕一(井上芳雄)は消えてしまったのだという。

このため、山田春彦(岡田将生)は、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)に協力する事を決め、香坂真一郎(長谷川博己)らを妨害していたのだという。

香坂真一郎(長谷川博己)が「何故、私に報告しなかった」と怒ると、山田春彦(岡田将生)は「一課の僕が、所轄刑事を信用するわけ無いでしょ。敵は味方の振りをする。香坂さん、最初から味方なんて居ないんですよ。僕らにとっては、自分以外はみんな敵なんですよ。警察官は自分を守るためには戦うしかない。教えてくれたのは、香坂さんですよ」と告げた。

香坂真一郎(長谷川博己)が「それはどういう意味だ」と真意を問おうとしたが、山田春彦(岡田将生)は「僕にだって言えないことがあるんだ」と言って立ち去った。

その後、山田春彦(岡田将生)は、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)から電話を受ける。

矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)が「証拠のありかが分かった。横沢さん(井上芳雄)の居場所も分かった。これから取りに行く。お前も協力してくれ」と告げると、山田春彦(岡田将生)は矢部貴志の元へと向かった。

尾行していた香坂真一郎(長谷川博己)は、三島祐里(芳根京子)と共に山田春彦(岡田将生)を追いかけて、あるビルに入り、屋上へと駆け上がる。

すると、ビルの屋上で、矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)が頭から血を流して死んでおり、その側に山田春彦(岡田将生)が立っていた。

香坂真一郎(長谷川博己)が「山田(岡田将生)」と叫ぶと、山田春彦(岡田将生)は走って逃げさった。

香坂真一郎(長谷川博己)は、三島祐里(芳根京子)に通報を命じ、山田春彦(岡田将生)を追いかけた。

そして、三島祐里(芳根京子)の通報によって緊急配備が敷かれ、山田春彦(岡田将生)は「香坂さんに早く報告すれば良かった」と言い残し、坂真一郎(長谷川博己)の目の前で逮捕されたのだった。

小さな巨人-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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