ひよっこ-第19週のあらすじとネタバレ

沢村一樹が出演するNHKの朝ドラ「ひよっこ」第19週のあらすじとネタバレです。

第19週より前のあらすじは「ひよっこ-あらすじとネタバレの目次」からご覧ください。

■ひよっこ-第19週のあらすじとネタバレ

奥茨城村に戻ってから数日後、母・谷田部美代子(木村佳乃)は、助川君子(羽田美智子)と角谷きよ(柴田理恵)を緊急召集し、「奥茨城母の会」を開催した。

母・谷田部美代子(木村佳乃)が「どう?お嫁さん(佐藤仁美)」と尋ねると、角谷きよ(柴田理恵)は「手強いわ。気が強くて、毎日が戦いだ。でも、面白い女だ。気に入ってる」と報告した。

助川君子(羽田美智子)が「そんなに毎日、嫁と姑が戦ってたら、男どもは大変なんじゃ?」と尋ねると、角谷きよ(柴田理恵)は「ああ、亭主も息子も、戦いが始まったら、音も無く姿を消す」と言って笑った。

さて、角谷きよ(柴田理恵)が谷田部美代子(木村佳乃)に緊急召集の理由を尋ねると、谷田部美代子(木村佳乃)は谷田部実(沢村一樹)が記憶喪失で見つかったことを報告した。

助川君子(羽田美智子)は、谷田部実(沢村一樹)が生きていたことを喜んだが、「なんで連れて帰ってこなかったのよ」と尋ねた。

谷田部美代子(木村佳乃)は「だってさ、その日まで違う女の人と暮らして、しかたが無いのかも知れないけどさ、私の事を覚えてないのに、今日からはここで暮らせって、なんか言えなかった」と答えた。

角谷きよ(柴田理恵)は「聞きにくいことを聞くけど、いいか?その川本世津子(菅野美穂)、綺麗だったか?」と尋ねると、谷田部美代子(木村佳乃)は心の底から「綺麗だった」と言い、落胆した。

それを聞いた助川君子(羽田美智子)と角谷きよ(柴田理恵)は、「あれまあ、やっぱしなあ」と落ち込むと、谷田部美代子(木村佳乃)は「有名な女優さんだよ。なんでよりによって、そんな人と対決しあきゃいけないの、渡しは。本当に嫌になっちゃう」と嘆いた。

助川君子(羽田美智子)が「でも、感じは?嫌な気取った感じとかは?」と尋ねると、谷田部美代子(木村佳乃)は「そうだったら、良かったんだけど、丁寧だし、品が良いし、偉そうとか、全然、無いのよ。まいっちゃうわよ」と言って嘆いた。

さらに、谷田部美代子(木村佳乃)は「いかにも成金みたいな所に住んでたら、こんなところに住んでも、幸せになれないと思うけど、これがまた素敵なんだ。スリッパがね、何つうか、いいのよ、これが、また…」と言い、完全敗北を認めた。

助川君子(羽田美智子)が「もう関係ないんでしょ?」と尋ねると、谷田部美代子(木村佳乃)は「あれは信用できる。毅然としてたからね」と答えた。

谷田部美代子(木村佳乃)は「問題はここからだよ。実さんからしてみたら、何も覚えてないから、初対面みたいなもんだよ。で、しかも、川本世津子(菅野美穂)と比べられるの」と話した。

そして、谷田部美代子(木村佳乃)は「問題は、さらにここから。ウチを出た後、3人でご飯を食べたんだ。お蕎麦屋さんに行って。でも、やっぱり、こう、気まずいというか、重い感じになっちゃうでしょ?実さんからしてみれば、死んだ女と娘がいきなり現れた感じでしょ?でもさ、それなのに、私とみね子(有村架純)のために明るくしてくれたのよ。冗談とか言って。私、もう1回、私の事を好きになってくれるかなって、なって欲しいなって、思ってさ」と話した。

助川君子(羽田美智子)は泣きながら「大丈夫だよ。美代子。アンタは奥茨城村で一番、いい女なんだから」と言って谷田部美代子(木村佳乃)を抱擁した。

一方、父・谷田部実(沢村一樹)は、「あかね荘」の大家・立花富(白石加代子)に頼まれ、「あかね荘」の修繕などをしていた。

そのようななか、谷田部みね子(有村架純)の元に川本世津子(菅野美穂)から手紙が届いた。

手紙には、父・谷田部実(沢村一樹)の記憶喪失について書かれていた。

大学病院の先生は、父・谷田部実(沢村一樹)の記憶喪失について、「おそらく、どうしようもなく理不尽で、おそろしく悲しいことがおきてしまったとき、それについて考えたくないという強い気持ちから来ているのだろう」と言っていたのだという。

手紙には「思い出すかは分かりません。一生、思い出さない事もあるそうです」と書いてあった。

その後、谷田部みね子(有村架純)は、父・谷田部実(沢村一樹)を病院で診察してもらった。

そして、1人で赤坂警察へ行き、捜索願を取り消し、元巡査・綿引正義(竜星涼)にも手紙を書くと、直ぐに返事が来た。綿引正義(竜星涼)も喜んでくれたので、谷田部みね子(有村架純)は思わず泣いてしまった。

ある日の昼、みんなが「すずふり亭」の前の広間で雑談していると、和菓子屋「柏木堂」の柏木一郎(三宅裕司)と柏木ヤスハル(古舘佑太郎)が柏餅を持ってきた。

みんなで柏餅を食べていると、谷田部みね子(有村架純)は「5月かあ。そろそろ田植えの季節」と言ったので、田植えの話題になった。

父・谷田部実(沢村一樹)は、谷田部みね子(有村架純)から田植えの話を聞いて、谷田部みね子(有村架純)に「自分の事が知りたい」と頼んだ。

その日の夜、谷田部みね子(有村架純)は、父・谷田部実(沢村一樹)が建築現場で働いていたことや、奥茨城村での思い出を話した。

それを聞いた父・谷田部実(沢村一樹)は「奥茨城に帰ってみたい」と言うと、谷田部みね子(有村架純)は「帰ってみよう」と喜んだ。

しかし、谷田部みね子(有村架純)は、洋食店「すずふり亭」は人数がギリギリのため、「休めない」と悩んでいた。

谷田部みね子(有村架純)の異変に気付いた牧野鈴子(宮本信子)は、谷田部みね子(有村架純)から話を聞き、「そんなことは気にすることは無い。休めばいいの」と告げた。

谷田部みね子(有村架純)は「でも、私にだって、自分が居ないと困るだろうって気持ちがあるし。誇りというか…」と困ると、牧野鈴子(宮本信子)は「アンタは大事な戦力だけど、それと、これとは話が別。大事な事でしょ?アンタの人生にとってとっても。お父さんがそこで上手く生きていけるのか、見届けておいで」と告げた。

すると、牧野省吾(佐々木蔵之介)も「お前が居なくなれば、みんな大変な思いをする。でも、大切な仲間だから、みんな、それは頑張る。だから、大丈夫だ」と告げた。

こうして、谷田部みね子(有村架純)は、「すずふり亭」の人々に背中を押されて、父・谷田部実(沢村一樹)と一緒に奥茨城村へと帰ったのであった。

谷田部みね子(有村架純)に連れられて奥茨城村の谷田部家に戻ってきた父・谷田部実(沢村一樹)は、家族に「自分の家族の事が分からなくて、本当にごめんなさい。ここで取り戻して、やり直して、生き直したいと思って帰ってきました。同化よろしくお願いします」と言って頭を下げた。

祖父・谷田部茂(古谷一行)が「よく帰ってきた。飯にするか」と言って挨拶に区切りを付けると、弟・谷田部進(髙橋來)は父・谷田部実(沢村一樹)に抱きついた。

妹・谷田部ちよ子(宮原和)も「お帰りお父ちゃん」と言って、弟・谷田部進(髙橋來)の帰宅を喜んだのであった。

翌日、叔父・小祝宗男(峯田和伸)や助川君子(羽田美智子)らも駆けつけ、谷田部家の田植えが行われた。

父・谷田部実(沢村一樹)は記憶喪失になったとはいえ、体は田植えのことを覚えており、次第に勘を取り戻し、無事に田植えを終えた。

谷田部みね子(有村架純)は、次第次第に打ち解けていく父・谷田部実(沢村一樹)を見て安心し、田植えが終わると1人で東京へと戻った。

谷田部みね子(有村架純)が戻ると、「すずふり亭」の人たちは温かく迎えてくれた。

谷田部みね子(有村架純)は東京に自分を必要としている人がいる頃を喜び宇、自分の居場所がある事を実感したのだった。

ひよっこ-第20週のあらすじとネタバレ」へ続く。

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