ごめん、愛してる-最終回のあらすじと結末ネタバレ

長瀬智也が主演するTBSのドラマ「ごめん、愛してる」の最終回のあらすじとネタバレです。

これまでのあらすじは「ごめん、愛してる-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごめん、愛してる-最終回のあらすじとネタバレ

死期を悟った岡崎律(長瀬智也)は、三田凛華(吉岡里帆)を心配させないため、三田凛華(吉岡里帆)が寝ている間に消えた。

その後、岡崎律(長瀬智也)は、発作を起こして苦しんでいたところを古沢塔子(大西礼芳)に助けられていた。

そこで、岡崎律(長瀬智也)は、古沢塔子(大西礼芳)を頼り、河合若菜(池脇千鶴)と河合魚(大智)を連れて古沢塔子(大西礼芳)の別荘へ行き、最後の時間を過ごしていた。

一方、三田凛華(吉岡里帆)は岡崎律(長瀬智也)を探していた。父・三田恒夫(中村梅雀)に止められたが、「律(長瀬智也)のことを愛しているの」と言い、岡崎律(長瀬智也)を探し続けた。

他方、入院中の日向サトル(坂口健太郎)は、母・日向麗子(大竹しのぶ)に「僕よりも前に子供が居たと言ってたよね?もし、その子が生きてて、僕と同じように病気だったらどうする?やっぱり、命がけで助けたいと思う?」と尋ねた。

母・日向麗子(大竹しのぶ)が「もちろんよ」と答えると、日向サトル(坂口健太郎)は「そうか」と答えた。

そのようななか、岡崎律(長瀬智也)の心臓の適合検査の結果が出る。岡崎律(長瀬智也)の心臓は完璧な状態で、奇跡的に日向サトル(坂口健太郎)に適合するということだった。

母・日向麗子(大竹しのぶ)は岡崎律(長瀬智也)に電話して、適合検査の結果を伝えて「ありがとう」と礼を言った。

さて、古沢塔子(大西礼芳)の別荘で発作を起こして苦しむ岡崎律(長瀬智也)は、こんな姿を河合若菜(池脇千鶴)と河合魚(大智)を観られたくないと言い、古沢塔子(大西礼芳)に頼んで、河合若菜(池脇千鶴)と河合魚(大智)を自宅へ送り届けるように頼んだ。

河合若菜(池脇千鶴)らが自宅に戻ると、三田凛華(吉岡里帆)が部屋で待っており、三田凛華(吉岡里帆)は河合若菜(池脇千鶴)から岡崎律(長瀬智也)の居場所を聞いて、岡崎律(長瀬智也)の元に駆けつける。

そして、三田凛華(吉岡里帆)は「こんな遠くまで来て隠れているのは、私を悲しませないためでしょ?でも、大丈夫だよ。私はボケチンだから、直ぐ忘れちゃう。貴方が死んで1ヶ月は泣く。3ヶ月くらいは眠れないかも知れない。でも半年もしたらテレビのお笑い番組を観て笑っている。いつものボケチンに戻るから。それより辛いのは、この瞬間、貴方と居られないこと。貴方を1人で行かせたくない。一緒に居させて」と頼んだ。

すると、岡崎律(長瀬智也)は三田凛華(吉岡里帆)を抱きしめたのであった。

そのようななか、日向サトル(坂口健太郎)が岡崎律(長瀬智也)の元へやってくる。

日向サトル(坂口健太郎)が「リュウさん(長瀬智也)の命を貰ってまで生きたいと思わない」と告げると、岡崎律(長瀬智也)は「俺はどうせ死ぬんだ。だから、俺の心臓でお前が生きられるなら、俺は嬉しいんだ」と答えた。

日向サトル(坂口健太郎)が「お母さんの為でしょ?僕がお母さんの子供だから。でもね、僕はお母さんの本当の子供じゃ無いんだ。養子なんだよ。僕もリュウさん(長瀬智也)と同じ、施設に居たんだ」と打ち明けた。

そして、日向サトル(坂口健太郎)が「そういうことだから、僕には心臓を貰う資格が無いんだ」と告げるが、岡崎律(長瀬智也)は「お前はオフクロに愛されているよ」と告げた。

すると、日向サトル(坂口健太郎)は「僕のために命を投げ出そうとするお母さんが、自分が産んだ子供を捨てるなんて考えられない。何か事情があるんだよ。このままでいいの?手遅れになる前に、お母さんに打ち明けてあげないと」と頼んだ。

そのとき、日向サトル(坂口健太郎)の様態が悪化したため、岡崎律(長瀬智也)は日向サトル(坂口健太郎)を病院まで送る。

岡崎律(長瀬智也)が日向サトル(坂口健太郎)を病院まで送って帰ろうとすると、三田恒夫(中村梅雀)が来て「麗子さん(大竹しのぶ)は悪くない。全て私がやったことだ」と言い、真相を話し始めた。

日向麗子(大竹しのぶ)は岡崎律(長瀬智也)を出産した後、急激に体調が悪化し、3日間、意識を失っていた。

その間に、三田恒夫(中村梅雀)が岡崎律(長瀬智也)を児童養護施設の前に捨て、日向麗子(大竹しのぶ)には「子供は死んだ」と教え、医者にも「子供は死んだ」と言うように頼んでいたのだという。

岡崎律(長瀬智也)が「どうして、そんなことをした?」と問うと、三田恒夫(中村梅雀)は涙を流しながら、「彼女のキャリアを守るためだ。不倫をした末、未婚の母になったら、世の中は、もう彼女を許さない。どんなに才能があってもアウトだ。でも、そんなことは言い訳だ。私は彼女が、あの男の子を産むことが許せなかった。麗子さん(大竹しのぶ)は知らないんだよ。あの時の子が生きているという事を。あの人は子供が生まれてくることを楽しみにしていた。男の子なら『律』、女の子だったら演奏の『奏』で『奏』。サファイアの指輪を麗子さん(大竹しのぶ)の宝石箱から盗んで、置いたのも私だ。『律』という名前を書いて」と打ち明けた。

自分が捨てられた真相を知った岡崎律(長瀬智也)は、「俺にはもう時間が無いんだ。全てを諦めて、後は死ぬだけって時に、なんで今更、そんなことを言うんだよ。もっと、生きたくなるじゃねーかよ」と言い、行き場の無い怒りを噛みしめた。

三田恒夫(中村梅雀)は、その場に泣き崩れ、「申し訳ない」と謝った。

さて、病院で治療を受けた日向サトル(坂口健太郎)が、母・日向麗子(大竹しのぶ)に「どうしても、聞きたい曲があるから、ヘッドフォンを取ってきて欲しい」と頼んだので、母・日向麗子(大竹しのぶ)は岡崎律(長瀬智也)の運転で自宅へ戻る。

母・日向麗子(大竹しのぶ)は自宅に戻ると、「あの子は、貴方に何を言いに行ったの?」と尋ねたので、岡崎律(長瀬智也)は「俺の心臓なんか欲しくないって。でも、俺の気持ちは変わりませんから」と教えた。

母・日向麗子(大竹しのぶ)が「ありがとう。貴方に何かお礼がしたいの。何が欲しい」と訪ねると、岡崎律(長瀬智也)は「メシ、作ってください。何でも良いです」と頼んだ。

母・日向麗子(大竹しのぶ)が「お腹が空いてるの?ろくなものは作れないわよ」と言い、お茶漬けを作った。

岡崎律(長瀬智也)はお茶漬けを少し食べると、母・日向麗子(大竹しのぶ)に何か言おうとしたが、グッと我慢して、「すみません」と言い、日向家を出た。

リビングに残った母・日向麗子(大竹しのぶ)は、自分でも理由が分からないが、後から後から涙が溢れ出ていた。

さて、日向家を出た岡崎律(長瀬智也)は、韓国から日本に帰国するときに、スマホで自撮りした動画を観ていた。

動画の中の岡崎律(長瀬智也)は「俺は日本に帰る。日本に帰って、母ちゃんを探す。そしたら、こう言うんだ。母ちゃん、おかげさまで悪くない人生だった。産んでくれてありがとう。さようなら。母ちゃん、幸せになってくれよ」と言っている。

それを見終えた岡崎律(長瀬智也)は、今ままで撮ったスマホの動画を全て削除し、「母ちゃん、産んでくれてありがとう。生まれ変わっても、また親子になろうな」とつぶやいた。

その後、岡崎律(長瀬智也)は別荘に戻ると、寝ている三田凛華(吉岡里帆)のスマホを操作し、スマホに保存されていた自分の画像を全て削除して、寝ている三田凛華(吉岡里帆)に唇を重ねて立ち去った。

目覚めた三田凛華(吉岡里帆)は、スマホに保存していた岡崎律(長瀬智也)の画像が全て消去されているのに気付いた。

そこへ、岡崎律(長瀬智也)から電話がかかってくる。

岡崎律(長瀬智也)は指輪を海に投げ捨て、「ボケチン。ごめん、愛してる」と言って電話を切った。

三田凛華(吉岡里帆)は全てを悟った泣いた。

1年後、コンサートのステージに立った日向サトル(坂口健太郎)は、「僕には兄が居ます。その兄のおかげで、命を繋ぐことが出来ました。今日の演奏を兄に捧げます」と言い、演奏を開始した。

観客席で演奏を聴いていた日向麗子(大竹しのぶ)は、岡崎律(長瀬智也)のことを主出して涙を流し、思わず席をたった。

古沢塔子(大西礼芳)が「泣いてらっしゃるんですか」と尋ねると、日向麗子(大竹しのぶ)は「泣いてなんかないわ。私の息子はサトル(坂口健太郎)1人だけよ。もう1人息子が居たけど、遠い昔に捨てたの。その子のために、涙を流す資格は私には無いわ」と答えた。

その後、帰宅した日向麗子(大竹しのぶ)は、岡崎律(長瀬智也)の為にピアノを弾いた。

一方、河合若菜(池脇千鶴)と河合魚(大智)は、岡崎律(長瀬智也)が死んだ事を知らず、岡崎律(長瀬智也)が帰ってくるまで、2人で頑張って生きていこうと話し合っていた。

他方、三田凛華(吉岡里帆)は韓国を訪れ、岡崎律(長瀬智也)に助けて貰ったときに寝た廃墟に横たわっていると、岡崎律(長瀬智也)の「シッカリしろ。ボケチン」という声が聞こえた。

三田凛華(吉岡里帆)は起き上がって、空を見上げると、笑顔で歩き始めたのだった。

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