陸王-フェリックスと御園丈治の実在のモデルとネタバレ

原作小説「陸王」に登場するアパレル大手企業「フェリックス」と社長・御園丈治の実在のモデルとネタバレです。

なお、「陸王」の原作のあらすじとネタバレは「陸王-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■陸王-フェリックスと御園丈治のあらすじとネタバレ

マラソン足袋「陸王」を製造する「こはぜ屋」の社長・宮沢紘一は、飯山晴之が開発した新素材「シルクレイ」とタチバナラッセルのアッパー素材を得て、「陸王」を進化させていた。

しかし、スポーツ用品大手「アトランティス」の妨害工作により、タチバナラッセルとの取引が打ち切られ、新素材「シルクレイ」を製造していた機械も出火して故障してしまう。

新素材「シルクレイ」を製造する設備を作るには莫大な金がかかるため、「こはぜ屋」は「陸王」の継続か断念かの選択を迫られた。

そこへ現れたのが、アメリカに本社を置くアパレル大手「フェリックス」の御園丈治である。

御園丈治は、大学を卒業後、アメリカへと渡り、ニューヨークに本社があるアパレル企業に就職し、若くしてマネージャーにまで上り詰めが、その会社が他社に買収されてしまう。

御園丈治は、新しい会社の方針に馴染めず、会社を辞めて、アメリカで成長していたスーパーマーケットの会社に転職して、新規出店などを担当した。

しかし、御園丈治はブランド志向が忘れられず、スーパーマーケットで知識や経験や人脈を得たこともあり、転職では無く、デザイナーだった妻ジャニスと一緒に「ジャニス」という会社を設立した。

ところが、ハリケーンに遭遇し、御園丈治は、妻ジャニスも会社も財産も全てを失ってしまった。

その後、ベンチャーキャピタルの知り合いが御園丈治の窮地を知って「もう一度やってみる気があるのなら、投資する」と言ってくれたので、御園丈治はもう一度会社を設立した。

それが「フェリックス」である。「フェリックス」という社名は、妻ジャニスの命を奪ったハリケーンの名前なのだという。

御園丈治は、技術開発に金を使うのでは無く、技術を持っている会社を金で買うという手法で、急成長を遂げており、今回も新素材「シルクレイ」に目を付け、新素材「シルクレイ」の特許を持つ「こはぜ屋」の飯山晴之を引き抜こうとした。

しかし、飯山晴之が「こはぜ屋」の社長・宮沢紘一に義理立てして、引き抜きには応じなかったので、御園丈治は「こはぜ屋」ごと買収し、新素材「シルクレイ」の特許を得ようとしたのである。

御園丈治から「こはぜ屋」買収の提案を受けた社長・宮沢紘一は、「こはぜ屋」を身売りして「陸王」事業を継続しようと考えたが、義理立てしてくれた飯山晴之から「100年の暖簾はそんなものか」と叱咤されて苦悩する。

そこで、社長・宮沢紘一は「フェリックス」の御園丈治に、買収では無く、新素材「シルクレイ」の供給を前提とする支援を依頼したが、御園丈治は「100年の暖簾の重み」については理解を示さず、あくまでも買収を主張したので、話し合いは決裂した。

しかし、御園丈治はその後、宮沢紘一に「3年間の発注を保証する。5年後に融資を全額返済できなければ、『こはぜ屋』は残った融資残高を資本として受け入れてフェリックスの傘下になる」という条件付きの融資を提案する。

「こはぜ屋」の社長・宮沢紘一は、この条件を受け入れて「シルクレイ」を製造する設備を整え、再び「陸王」の生産を開始するのだった。

陸王-フェリックスと御園丈治の実在のモデル

「こはぜ屋」の実話のモデルは、埼玉県行田市にある足袋製造業「きねや足袋」です。

実在の「きねや足袋」は、「きねや無敵(MUTEKI)」というランニング足袋を製造しているのですが、「きねや無敵(MUTEKI)」は足袋の裏に薄いゴムを張付け昔ながらのマラソン足袋で、「シルクレイ」のようなソールは開発していません。

また、小説「陸王」に登場する「フェリックス」や御園丈治に該当しそうな人物は、私が調べた限りでは見つかりませんでした。おそらく、フェリックスの御園丈治は架空の人物だと思います。

なお、原作小説「陸王」に登場する実在のモデル一覧は「陸王の登場人物の実在のモデル一覧のネタバレ」をご覧ください。

スポンサードリンク

コメントを投稿する