陸王-宮沢大地のあらすじとネタバレ

池井戸潤の小説「陸王」に登場する宮沢大地のあらすじとネタバレです。

■宮沢大地のあらすじとネタバレ

宮沢大地は、宮沢紘一の長男で、実家の足袋屋「こはぜ屋」を継ごうと考えていたが、父・宮沢紘一が将来性の無い足袋屋を継がせられないと言ったため、準備不足のまま就職活動を開始して、就職活動に失敗した。

このため、大学を卒業してからは、実家の足袋屋「こはぜ屋」で働きながら、就職活動を続けており、「こはぜ屋」での仕事も就職活動も中途半端で、面接に落ち続けていた。

宮沢大地は、宮沢紘一が始めたマラソン足袋「陸王」の開発には興味を持っていなかったが、宮沢紘一からソールの開発を任され、飯山晴之とともに新素材「シルクレイ」を使ったソールの開発に従事することになる。

そのようななか、宮沢大地は東和エレキ工業の1次面接に突破したが、ソール開発に執念を燃やす飯山晴之のせいで、面接時間の変更を余儀なくされるなど、不満が蓄積していく。

しかし、宮沢大地は、ソール開発に努力し続ける飯山晴之の影響を受け、ソール開発に真剣に取り組むようになる。

そして、飯山晴之と宮沢大地は、新素材「シルクレイ」を使った新ソールの開発に成功し、「こはぜ屋」は新ソールを採用した「陸王」と「足軽大将」を発売するのであった。

その後、飯山晴之が元債権者からの暴行を受けて入院すると、宮沢大地は飯山晴之の代役としてシルクレイの製造を担当するほか、ホームページの開設なども提案して積極的に活躍する。

さらに、タチバナラッセルからアッパー素材の供給を停止されて「こはぜ屋」がピンチを迎えると、宮沢大地はアッパー素材の会社を探すため、自ら進んで営業を志願した。

そのようななか、新素材「シルクレイ」を製造する機械が故障してしまい、「シルクレイ」の製造再開には1億円という設備投資が必要になり、「こはぜ屋」は「陸王」の製造中止の危機を迎えるのだった。

その一方で、面接に落ち続けていた宮沢大地は、ソール開発で得たものが面接で活き、大手「メトロ電業」の書類審査や1次面接を突破して最終面接まで駒を進めたうえ、「陸王」のアッパー素材を供給してくれる会社まで見つけていた。

さて、銀行から融資を受けられない父・宮沢紘一は、余曲折をしながらも、海外アパレル大手「フェリックス」から条件付きで融資を受ける事に成功し、「陸王」の生産を再開する。

宮沢大地はメトロ電業への就職が決まったが、面接で自分のアピールをしているうちに、自分の本当にやりたいことは「陸王」の仕事だと思い、就職を断って「こはぜ屋」で仕事を続けたいと思った。

しかし、父・宮沢紘一から「こはぜ屋に戻ることはいつでもできる。だけども、メトロ電業のような優良企業で働くチャンスは滅多にない。そこで思う存分に働いて、ウチでは得られない経験と知識を蓄積してきてくれ。世界を見て来い、大地。そして、その大きさをオレたちに教えてくれ。そのときまで待ってるから」と言われ、メトロ電業に就職したのだった。

なお、「陸王」の原作のあらすじとネタバレは「陸王-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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