フリーター、家を買う。第9話のネタバレ

ドラマ「フリーター、家を買う。」の第9話「再スタート、するはずだったのに」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。あらすじは「フリーター家を買う-第9話のあらすじ」をご覧ください。

永田亜矢子(井川遥)は姑の永田則子(鷲尾真知子)に「お母さんですよね?文也に医者になるように言ったのは。文也は私の子供です。これ以上は…」と突っかかると、永田則子は凛として「永田家の子供よ。それを受け入れられないようなら永田家の嫁として失格よ」と答えた。

翌日、武誠治(二宮和也)が最終面接会場に到着すると、携帯電話に自宅からの着信があった。電話の主は男だった。男は「お母様が困った状態です。お宅で待たせてもらいます」と言った。武誠治は面接を断って帰宅した。

武誠治が帰宅すると、自宅で待っていたのは霊感商法の訪問販売員・相沢(ムロツヨシ)だった。

相沢は「契約したのに代金を払ってくれない。クーリングオフの期間は過ぎている。早く払わないと支払いが膨らみますよ」と契約書を差し出した。母親の武寿美子(浅野温子)は表札など100万円分を購入していたのだった。

その日の夜、武誠治(二宮和也)は父親の武誠一(竹中直人)に、最終面接を受けなかったことを明かし、霊感商法の被害を相談した。

武誠治は「解約できる期間は過ぎている。でも、母さんはうつ病なんだから、弁護士に相談しよう」と提案するが、武誠一は「恥をさらせるか!弁護士に相談しない。金も払わない。お前は母親のせいにして面接から逃げ出したんだ」と罵倒した。

翌日、帰宅した武誠治は隣家の西本幸子(坂口良子)に「母親はうつ病です。手首も切りました。遺書に全て書いてあったんです」と告げるた。遺書に書かれていると思った西本幸子は武誠治を自宅に上げた。

武誠治は「10年前から虐めてますよね。何でおふくろなんですか。おふくろの何が気にくわなかったかは知らないですけど、俺にとっては優しくて暖かくていつも見守ってくれて、こんな俺でも認めてくれて、一番の母親なんですよ。今度は俺が守らなきゃって。だから、何されても絶対に俺が守りますから」と言って帰ろうとする。

西本幸子(坂口良子)は、「羨ましかったの。武さんは何時も笑顔で幸せそうで。和彦(横尾渉)は私の思い通りに育ってくれた。でも、中学のころから笑わなくなった。いつのまにか私を軽蔑するようになった。自分を犠牲にして和彦のために一所懸命やってきたのに」と明かした

廊下で話を聞いていた息子・西本和彦(横尾渉)が部屋に入ってきて、「嘘つけ。優秀な母親でいたかっただけだろ。俺のことは全部あんたが決めた。これが和彦のためだからって。最低な母親だ」と吐き捨てた。

西本幸子が「どうして言ってくれなかったの?」と問うと、西本和彦は「言えなかったんだよ。あんたの言う通りにしていれば、あんたが嬉しそうだったから」と言って、部屋を出た。

ある日、武誠治(二宮和也)が母親にハンドクリームを塗っていると、インターフォンが鳴った。客は霊感商法の訪問販売員・相沢(ムロツヨシ)だった。武誠治は「母さん。心配しなくていいから」と言って玄関に向かった。

武誠治(二宮和也)は「弁護士さんに相談すれば払わずに済むんですよね」と言いながら、100万円が入った封筒を手渡した。相沢(ムロツヨシ)が「弁護士に相談するんじゃ?」と聞き返すと、武誠治は「1分、1秒でも早く終わらせたいんです」と答えた。

相沢(ムロツヨシ)は100万円を数え終わると、領収書とまだ渡していたなかった霊感商法の商品を渡して帰った。

武誠治(二宮和也)は母親に全てが終わった事を告げた。自室に戻った武誠治は、相沢(ムロツヨシ)から受け取った商品を開けた。母親が購入していたのは、就職の必勝祈願だった。「フリーター家を買う-第9話の感想」へ続く。

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