アンナチュラル-第5話のあらすじとネタバレ

井浦新が出演するTBSのドラマ「アンナチュラル」の第5話のあらすじとネタバレです。

第4話のあらすじとネタバレは「アンナチュラル-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■アンナチュラル-第5話のあらすじとネタバレ

臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)が辞めたため、不自然死究明研究所(UDIラボ)は人手不足で大忙しだった。

そこで、司法解剖の遺体は受け入れを断って他の大学に回し、受け入れる遺体は三澄ミコト(石原さとみ)と中堂系(井浦新)の2人で、1つの遺体を解剖して時間短縮を図ることになった。

そのようななか、鈴木巧(泉澤祐希)は不自然死究明研究所(UDIラボ)の活躍を知り、青森県から依頼にやってきた。

妻・鈴木果歩が海に飛び込んで自殺したのだが、鈴木巧(泉澤祐希)は「妻が自殺するはずない」と言い、UDIラボに検視解剖を依頼したのである。解剖料は35万円だった。

溺死の判断は難しく、突き落とされて死んだとしても、自ら飛び込んで自殺したしても、解剖の所見は同じ「溺死」になり、解剖しても自殺か事故かを判断するのは難しいのだが、それを説明しても、鈴木巧(泉澤祐希)は「どうしても」と言い、依頼したのだ。

こうして、三澄ミコト(石原さとみ)と中堂系(井浦新)の2人が執刀して、妻・鈴木果歩の遺体の解剖をしていると、神倉保夫(松重豊)が慌てて止めにやってきた。

なんど、遺体・鈴木果歩はフォレスト葬儀社から盗まれたのものだというのだ。

実は、依頼主の鈴木巧(泉澤祐希)と遺体・鈴木果歩は夫婦ではなく、青森で同居していた恋人で、遺体・鈴木果歩の両親が解剖に反対して、東京で葬儀の準備を進めていたのだが、鈴木巧(泉澤祐希)が遺体・鈴木果歩を盗み出して、UDIラボに依頼してきたのだ。

三澄ミコト(石原さとみ)と神倉保夫(松重豊)が警察へ釈明に行くと、刑事・毛利忠治(大倉孝二)は死体損害罪で医師免許剥奪レベルと言っので、三澄ミコト(石原さとみ)はクビを覚悟した。

しかし、幸い、今回のケースで死体損害罪が適用されるのは、遺体を盗んだ鈴木巧(泉澤祐希)で、三澄ミコト(石原さとみ)は騙された被害者という扱いになるのだとお汁と、三澄ミコト(石原さとみ)は安堵した。

一方、UDIラボに残っていた中堂系(井浦新)は、警察の要請で解剖していた死体を閉じ、警察に引き渡した。

さて、神倉保夫(松重豊)らがUDIラボに戻ると、久部六郎(窪田正孝)が依頼主の鈴木巧(泉澤祐希)がどうなったのか尋ねた。

すると、三澄ミコト(石原さとみ)は「事情が事情みたいだし、直ぐに釈放されるみたいよ」と言い、事情を話した。

女性が海に飛び込んだという釣り人の通報により、警察が駆けつけ、1時間後に青森埠頭で鈴木果歩の水死体を発見された。溺死の特徴である、鼻と口からの泡沫が確認された。

持ち物から名前と住所が分かって、警察が鈴木果歩の自宅へ向かったが、同居人の鈴木巧(泉澤祐希)は不在だったため。警察は東京の実家に連絡し、鈴木果歩の両親が駆けつけた。

母親は、鈴木果歩は駆け落ち同然で家を出てたのに、鈴木巧(泉澤祐希)に捨てられたため、自殺したのだと言って泣いた。

しかし、鈴木巧(泉澤祐希)は仕事で不在にしていただけで、仕事から戻ると、鈴木果歩が居なかったので、鈴木果歩の仕事先に行き、そこで、鈴木果歩が死んだことを知った。

鈴木巧(泉澤祐希)は、東京の鈴木果歩の実家へ行き、鈴木果歩に会わせて欲しいと頼んだが、両親は「貴方のせいで死んだ」と激怒して追い返した。

鈴木巧(泉澤祐希)は「もうすぐ結婚する予定だった。果歩は絶対に自殺なんかしません」と言い、何度も頭を下げたが、鈴木果歩に会うことは出来なかった

そこで、鈴木巧(泉澤祐希)は、遺体・鈴木果歩を盗みだし、UDIラボに解剖を依頼しに来たのだ。

そして、遺体がなくなったことに気づいたフォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)が警察に連絡。神倉保夫(松重豊)も死亡時の情報提供をしてもらうため、警察に電話したところ、2つの事件が繋がって、持ち込まれた遺体が盗まれた物だと判明したのだ。

それを聞いた久部六郎(窪田正孝)が「果歩さんは、結局、自殺だったんですか?事故だったんですか?」と尋ねると、三澄ミコト(石原さとみ)は「まだ判断できる材料は出ていなかった」と教えた。

久部六郎(窪田正孝)はプランクトン検査すれば、海水か淡水か分かると言い、推理を展開して他殺を主張したが、三澄ミコト(石原さとみ)はプランクトン検査をするまでもなく、電解質濃度で分かると言い、資料を見て「果歩さんは海水で溺死した」と教えた。

三澄ミコト(石原さとみ)は「でも、プランクトン検査してもいいよね」と言ったが、神倉保夫(松重豊)は「このご遺体は解剖しちゃいけなかったんだ」と言い、遺体番号666の鈴木果歩は欠番として話を打ち切った。

そのようななか、UDIラボの施設内に入っている検査業者が、中堂系(井浦新)から頼まれた胸腔液の検査結果を持ってきて、居合わせた三澄ミコト(石原さとみ)に検査結果を渡し、「遺体番号が無いので、システム上、決済に回せない」と頼んだ。

それを受け取った三澄ミコト(石原さとみ)は、慌てて中堂系(井浦新)の元を訪れ、「遺体番号666・鈴木果歩さんのご遺体、ちゃんと返したんですよね?」と尋ねると、中堂系(井浦新)は「あー、肺を体にしまい忘れた。安心しろ、ちゃんと保管してある」と教えた。

三澄ミコト(石原さとみ)が「窃盗ですよ」と驚くと、中堂系(井浦新)は「警察に死体を閉じろと言われた。言われたとおりにした。取り出した物を戻せとは言われていない」と言い放った。

そして、中堂系(井浦新)が胸腔液の検査結果を尋ねると、三澄ミコト(石原さとみ)は「海水の成分が検出されましたが、特にめぼしい成分は検出されていません」と教えた。

中堂系(井浦新)が「現場の海水との比較が必要だな」と言うと、三澄ミコト(石原さとみ)は「まだ調べるんですか?中堂さんは個別の案件に深入りするタイプじゃないと思っていました。どうして、そんなに?納得のいく説明をしてください」と迫った。

中堂系(井浦新)は「今、結論を出さなければ、もう2度と、この人物がどうして死んだのかを知ることは出来ない。今調べなければ、永遠に答えの出ない問いに向き合わなければならない。そういう奴を1人でも減らすのが法医学の仕事じゃないのか」と話した。

それを聞いた三澄ミコト(石原さとみ)は、倫理と感情の板挟みになって苦悩するのだった。

さて、鈴木果歩の両親が訴えなかったことから、鈴木巧(泉澤祐希)が釈放されると、三澄ミコト(石原さとみ)は「違法な解剖の料金は受け取れません」と言い、鈴木巧(泉澤祐希)に解剖料35万円を返した。

しかし、鈴木巧(泉澤祐希)は「返さなくていいです。調べてもらえませんか。果歩は俺みたいな人間に着いてきてくれたんです。だから一生守ると決めたんです。お願いします」と言い、土下座して調べるように頼んだ。

同席していた久部六郎(窪田正孝)は、その日の夜、末次康介(池田鉄洋)の週刊誌編集部へ行くと、「鈴木巧(泉澤祐希)のことを記事にすれば、警察が再捜査するかもしれない」と頼んだ。

しかし、鈴木巧(泉澤祐希)は相手にせず、「本分を忘れてない?ネットで駄文を書いてくすぶっていたのを、僕がスカウトしたのは何のため?」と尋ねると、久部六郎(窪田正孝)は「医学部生ならUDIラボに入れるから」と答えた。

鈴木巧(泉澤祐希)は「分かってるなら、もっと良いネタもってきてよ。こんな地味な話じゃ無くてさ。月給やってるんだからさ」と怒った。

さて、中堂系(井浦新)は、海流の流れを考えても、遺体番号666の鈴木果歩が海に飛び込んだ地点と、1時間後に遺体が発見された地点が離れすぎていると言い、飛び込んだ地点と発見地点の海水を採取してきた。

遺体の発見地点の海域ではウニが採れ、飛び込んだ地点ではウニが捕れないため、海水のプランクトンを調べれば、肺の中の海水がどちらの地点か判別できるのだという。

しかし、遺体番号666の鈴木果歩の胸腔液検査をしたことが、所長・神倉保夫(松重豊)の知るところになり、中堂系(井浦新)は館内放送で呼び出しを受ける。

遺体番号が記入されていないことから、検査業者が決済できずに困っていたので、三澄ミコト(石原さとみ)が遺体番号を記入して渡しており、その決済が上がり、所長・神倉保夫(松重豊)の目にとまったのだ。

放送を聞いた中堂系(井浦新)は、UDIラボから逃げだし、三澄ミコト(石原さとみ)にUDIラボへ行って採取してきた海水を持ってくるように頼むと、日用品を買い込んで、三澄ミコト(石原さとみ)と一緒に中堂系(井浦新)の自宅で海水を分析を開始した。

その結果、遺体番号666の鈴木果歩は、発見現場で死んだことが判明したので、三澄ミコト(石原さとみ)は警察へ行って刑事・毛利忠治(大倉孝二)に報告し、「解剖をやり直せるのなら、他にも証拠がでるかもしれません。ご遺体を焼いていないのなら、ご遺族に許可を・・・」と頼んだ。

しかし、警察は「今日になって、やっと葬儀のやり直しが出来るのに、両親が解剖なんて許すわけ無い。最初の青森県警でも、かなり揉めて、解剖せずに最終的に死亡自画像診断で溺死の最終判断になったそうです」と教えた。

すると、三澄ミコト(石原さとみ)は「死亡時CTを撮影してたんですか?」と驚き、「画像を送ってもらってください」と頼んだ。

さて、中堂系(井浦新)がUDIラボに出勤すると、ちょうど、メールで遺体番号666の鈴木果歩の死亡時CTが届いた。

その後、UDIラボに戻ってきた三澄ミコト(石原さとみ)は、遺体番号666の鈴木果歩の死亡時CTを見て、普通の溺死よりも肺が小さいことから、顔面から冷たい水に飛び込んだとき、希に発生する神経反射「エベック反射」による溺死と診断した。

そして、飛び込んだ直後に死んだことから、遺体番号666の鈴木果歩は、発見現場で死んだことになるが、事件には目撃者がいた。ともかく、三澄ミコト(石原さとみ)は、鑑定結果を警察に知らせることにした。

そのころ、中堂系(井浦新)は、鈴木巧(泉澤祐希)に会い、遺体番号666の鈴木果歩の死因は顔面から冷たい水に飛び込んだときに発生する神経反射「エベック反射」による溺死だと教えていた。

鈴木巧(泉澤祐希)が「落下事故ということですか?」と尋ねると、中堂系(井浦新)は「目撃者が居なければな。目撃者に会ってきたが、あの老人が嘘を言っているとは思えない。証言を疑うのでは無く、見た物を疑うべきだ」と教えた。

目撃者の老人は、女性が足から落ちがと証言しているが、遺体番号666の鈴木果歩は顔面から落ちたことが判明している。

つまり、目撃者の老人が見た女性は、遺体番号666の鈴木果歩ではなく、別の女性ということになる。

中堂系(井浦新)は「自殺を偽装するために彼女の振りをして海に飛び込むなんて、無関係の人間がやることじゃない。殺すつもりだったのか、アクシデントだったのか、それは犯人に聞かないと分からない。だが、直ぐに助けを呼べば助かった可能性は高い」と話した。

それを聞いた鈴木巧(泉澤祐希)が「果歩はネックレスをしていましたか?死んだとき」と尋ねると、中堂系(井浦新)は「いや。現場写真を見たが、何も付けていなかった」と教えた。

すると、鈴木巧(泉澤祐希)は「ありがとうございます。おかげで確信が持てた」と礼を言った。

その日、鈴木果歩の葬儀が行われており、鈴木果歩と同じ職場で働いていた女性「まゆ」が青森から出てきて葬儀に参列し、鈴木果歩の両親にお悔やみを述べていた。

そこへ、鈴木巧(泉澤祐希)が現れる。鈴木巧(泉澤祐希)はツカツカと「まゆ」に歩み寄ると、手に持っていた包丁で「まゆ」の腹を刺し、「なして、殺した?」と尋ねた。

すると、地面に崩れ落ちた「まゆ」は、「ごめんなさい。事故だったの。ネックレスをちょっと借りたら、直ぐ返せってしつこかったんだもん。ちょっと押したら、海さ落ちて」と言って謝罪した。

鈴木巧(泉澤祐希)が「突き落としたんだろ。助けを呼べば助かった」と言ってつかみかかると、「まゆ」は「自慢するんだもん。なんであんな子が、私よりも幸せなの?」と言った。

鈴木巧(泉澤祐希)が「それが理由?」と言って包丁を振り上げると、駆けつけた三澄ミコト(石原さとみ)と久部六郎(窪田正孝)は必死に説得する。

しかし、鈴木巧(泉澤祐希)は包丁を「まゆ」に振り下ろし、葬儀会社の職員に取り押さえられるのだった。

三澄ミコト(石原さとみ)は近くに居た中堂系(井浦新)に「どうして止めなかったんですか?」と尋ねると、中堂系(井浦新)は「殺す奴は殺される覚悟をするべきだ」と答えた。

三澄ミコト(石原さとみ)は「そんな話をしてるんじゃない。鈴木さん(泉澤祐希)の人生の話をしてるんです。人を殺させて」と怒ると、中堂系(井浦新)は「思いを遂げられて本望だろう」と言って立ち去った。

久部六郎(窪田正孝)は、スマートフォンで一連の様子を写真に撮影し、週刊誌の記事にした。

末次康介(池田鉄洋)は、その記事に喜んでボーナスをだしたが、久部六郎(窪田正孝)はボーナスを受け取らずに立ち去った。

さて、三澄ミコト(石原さとみ)が警察の事情聴取を終えて警察を出ようとすると、中堂系(井浦新)とすれ違ったので、「犯人は助かりました」と教えると、中堂系(井浦新)は「素人は駄目だ。刺す場所を分かっていない」と吐き捨てた。

それを聞いた三澄ミコト(石原さとみ)は「UDIラボを辞めてください。貴方がいると迷惑です」と告げると、中堂系(井浦新)は「誰に何を言われようと、辞める気はない」と答えた。

すると、三澄ミコト(石原さとみ)が「だったら、麹谷雪子さんのことを話して。貴方の気持ちを考えたり、遠慮するのが糞バカバカしくなりました。さっさと解決して、永遠の問いに答えを付けましょうよ。同情なんてしない。絶対に」と告げたのだった。

アンナチュラル-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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