ギルティ-第10話の感想-三沢議員の愛人

ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の第10話「遂に登場・黒幕の素顔」の視聴率と感想です。第10話の視聴率は12.1%でした。第10話のあらすじは「ギルティ 第10話のあらすじ」をご覧ください。

ギルティ第10話の視聴率は12.1%だった。良く分からない強引な部分も多いが、第10話も面白かった。次回の最終回が楽しみである。

宇喜田元(吉田鋼太郎)の黒幕となる三沢隼(柏原収史)とその父で民自党の大物議員・三沢豪(三沢議員=津嘉山正種)が登場した。三沢議員は法務副大臣で民自党の次期代表候補で、息子の三沢隼は父親の秘書を務めている。

宇喜田元の指示で三沢隼が父親の三沢議員に泣きつき、宇喜田元が三沢議員の金や権力を使って裏工作し、北区毒入りチョコレート事件が発生した。

宇喜田元は第1話から怪しく、黒幕であることは容易に予想できた。宇喜田の黒幕として三沢隼と三沢議員の2人が登場したが、それで終われば、どこにでもある二束三文のドラマになってしまう。ギルティはそこからもう1つ秘密があると思う。

野上芽衣子(菅野美穂)が母親の野上千津(岩本多代)から嫌われている理由が明らかとなった。野上芽衣子の父親は愛人を作り家を出た。野上芽衣子は父親っ子で父親に似ているから、母親・野上千津から嫌われているのだ。

黒幕の三沢議員は白金のマンションに愛人を囲っている。野上芽衣子の父親は愛人を作って家を出て行った。2人に共通する「愛人」がドラマ「ギルティ」の秘密だろう。

やはり、三沢議員が囲っている白金の愛人はペットサロン「モンアンジュ」のオーナー小山内琴美(横山めぐみ)だろう。野上芽衣子の父親の愛人も小山内琴美なのだろうか。

三沢議員が野上芽衣子の父親とも考えられるが、北区毒入りチョコレートケーキ事件は報道されているのだから、我が子だと気付くだろう。

さて、第10話で事件を根回しした黒幕の宇喜田元が真島拓朗(玉木宏)に撃たれて死んだ。

野上芽衣子(菅野美穂)は宇喜田元を捜査一課に呼び出し、悪事の真相を聞き出した。野上芽衣子は、記者クラブにつなげいだままにした内線電話をスピーカー設定にしておくことで、宇喜田元との会話を記者クラブに流した。

これは第9話で堂島基一(唐沢寿明)が使った手口と同じである。いわば、宇喜田元を追い詰めたのは野上芽衣子と堂島基一の共同作戦である。

さて、堂島基一が書いていた「悪魔と契約した女」のデータを記録したUSBメモリは、犬アンの首輪に隠されているのだろうと思ったが、違うようである。

私の記憶が正しければ、「悪魔と契約した女」の入ったUSBメモリは赤かった。宇喜田元に渡したUSBメモリは白かったので別のUSBメモリだろう。

野上芽衣子は、三輪周平(モロ師岡)が殺されている様相が撮影しているので、最終回で使うと思う。野上芽衣子は復讐劇をどのように締めくくるのか。最終回が楽しみである

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