未解決の女・警視庁文書捜査官-原作のあらすじと犯人ネタバレ

波瑠が主演するテレビ朝日のドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」の原作となる小説「警視庁文書捜査官」のあらすじと犯人ネタバレです。

このページには原作のネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。また、原作の矢代朋彦は男性ですが、ドラマでは性別が変更されており、矢代朋(波瑠)となっています。

■警視庁文書捜査官-原作のあらすじとネタバレ

矢代朋彦は捜査一課に栄転が決まって喜んでいたが、いざ転属してみると、未解決事件の資料を整理する文書解読班に配属され、文章に異常な興味を示す「文字マニア」の上司・鳴海理沙とともに日々、資料の整理に明け暮れていた。

そのようななか、右手首が切断された遺体が見つかり、室内から胃腸薬の処方箋、月刊レストラン経営という雑誌のレシート、そしてゴミ箱の下から「A」「B」「C」「D」「N」「O」「T」「U」「!」がプリントされたトランプのようなカード9枚が見つかった。

文書解読班は資料整理に明け暮れていたが、刑事部長から文書解読班を活用せよという命令が下ったことから、文章解読班は出勤要請を受けて現場に駆けつけ、現場をサポートすることになった。

さて、鳴海理沙はレシートの裏に書かれていた「点検、ミッハシ」というメモから推理して、消防用設備点検を点検する会社ミツハシだと特定し、ミツハシの顧客リストから、死んだ男性が東遼平だと突き止めた。

そして、東遼平の自宅で「民家/駐車場/候補地2/空き地(スーツに泥靴の四人)」と書いたコピー用紙を発見する。

鳴海理沙は「スーツに泥靴の四人」というのは皆目見当も付かず、捜査が行き詰まったので、児童心理学の専門家である大学時代の恩師・遠山健吾に協力を要請してメモを解読してもらうと、死んだ東遼平が左利きであることが判明する。

さらに、恩師・遠山健吾の言葉がヒントになり、「スーツに泥靴の四人」というメモが地鎮祭のことだと判明した。

鳴海理沙らは、住宅会社などに問い合わせて地鎮祭が行われた場所を割り出して、地鎮祭が行われた場所の近くにある空き家「中上衣料」を発見し、その空き家で男性の死体を発見する。

男性は死後半日ほどが経過していた。手首は切断されていなかったが、前回同様にゴミ箱の下から「G」「J」のカードが見つかり、マガジンラックの下から「EV」と矢印が書かれた手書きの地図が見つかった。

死亡していた男性は、白岡システムズで働くフリーのシステムエンジニア森脇美津夫で、4年前に交通事故を起こして刑務所に入っていたことが判明する。

この交通事故で死亡した杉内竜也の叔父・泰三が行方不明になっており、警察は叔父・泰三が交通事故を恨んで犯行に及んだのではないかと考えた。

そのようななか、鳴海理沙は、手書きの地図に書かれていた「EV」がエレベーター開発のために立てられた建物であることを突き止めた。

鳴海理沙と矢代朋彦は、地図に書かれて矢印の場所に向かうと、江崎と表札の出た民家があったので、室内に侵入した。

鳴海理沙が机の手帳に目を奪われていると、室内に隠れていた住人・江崎英人はその隙を付いて襲いかかり、襲われた矢代朋彦は腕を負傷したが、住人・江崎英人を取り押さえることに成功した。

江崎英人は腹部から出血しており、病院に運ばれた。雑談には応じていたが、事件については一切口を閉ざしていた。

そこで、鳴海理沙は江崎英人に作文を書いてもらうという方法を、捜査本部に提案すると、江崎英人は入院中で捜査員による尋問が出来なかったこともあり、鳴海理沙の提案が認められた。

さて、海理沙は病室を訪れると、江崎英人に、これまでに起きた事件のことを話し、文章で簡単なアンケートに答えてもらった。

これは事前に話した事件のことが無意志にのうちにアンケートの作文に繁栄するという「筆記誘導」というテクニックで、あくまでも推理であるが、アンケート結果から様々な情報が得られた。

その一方で、手書きの地図を書いていた紙と同じ紙を江崎英人が持っており、この紙が名詞のサンプルだと判明し、紙にススが付いていたことから、火事という条件も入れて印刷会社を探すと、火事に遭った鵜沢印刷を発見した。

そして、鳴海理沙は鵜沢印刷株を訪れ、新たに「R」「I」「S」「K」「,」「H」「E」「L」「P」という9枚のカードを発見した。

鳴海理沙はカードから「RISK,HELP」というメッセージ解読すると、1件目の事件で見つかった「A」「B」「C」「D」「N」「O」「T」「U」「!」は「ABDUCTION」ではないかと解読した。既に「I」を使用していたため、「I」の代わりとして「!」を使用したのではないかと考えたのだ。

2件目に発見した「J」「G」の意味は解読できていなかったが、カードを残したメッセンジャーは誘拐されており、英単語を勉強している学生で、女性ではないかと推測された。

入院中の江崎英人が何かを知っていると考え、これらの推理を江崎英人にぶつけようとしたが、その矢先に江崎英人が病院から脱走してしまうのだった。

さて、警察は聞き込み調査から、1番目の被害者・東遼平、交通事故で死亡した杉内竜也、逃走中の江崎英人の3人に交友関係があったことを突き止めた。

一方、鳴海理沙は個人的な恨みではなく、団体同士の争いではないかと考えて調べていくと、2人目の被害者・脇美津夫が働いていた白岡システムズが暴力団に関係していることが判明した。

そして、鳴海理沙はの社長・白岡紀一郎を直撃して、心理学を応用した質問で、白岡紀一郎が事件を指示したことを確信する。

さらに、鳴海理沙は、誘拐されたのは白岡システムズの社長・白岡紀一郎の子供2人で、一連の事件は同一犯ではなく、誘拐された子供を取り戻すために発生した白岡システムズとミヤタ興業の抗争だと考えた。

そのようななか、千代田区の女子学院中学校・高等学校は通称で「JG」と呼ばれていることから、「J」「G」の暗号は女子学院中学校・高等学校と判明し、鳴海理沙は付近の聞き込み捜査から、犯人のアジトを突き止め。

そして、鳴海理沙と矢代朋彦は、アジトに突入するが、宮田伴男と江崎英人に捕まってしまうのだった。

2人は絶体絶命のピンチを迎えるが、白岡システムズの安永純次が助けに入り、宮田伴男と江崎英人をナイフで刺し、ビニールのひもで縛り上げて動けなくした。

安永純次は白岡システムズの社長・白岡紀一郎に一時的に雇われていたヒットマン(掃除屋)で、契約通りに人質となっていた娘・白岡千鶴を取り戻すと、契約が完了したと言い、鳴海理沙と矢代朋彦に娘・白岡千鶴を託して消えたのだった。

アルファベットのカードでメッセージを残して居たメッセンジャーの正体は、誘拐されていた白岡千鶴だった。白岡千鶴は不登校の弟に勉強を教えており、そのときに使うアルファベットのカードを使って助けを求めるメッセージを送っていたのだ。

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