サバイバル・ウェディング-原作の最終回と結末のネタバレ

日本テレビでドラマ化される大橋弘祐の原作小説「サバイバル・ウェディング」の最終回と結末のネタバレです。

このページは「サバイバル・ウェディング-原作のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■サバイバル・ウェディング-最終回と結末のネタバレ

さて、黒木サヤカは編集長・宇佐美とショップのリサーチをした後、編集長・宇佐美と別れて1人で帰っていると、元彼・和也から声をかけられた。

元彼・和也は、仕事が出来ずに見栄を張っていただけで、本当は仕事が出来ず、本当の自分を知られるのが怖かったと、結婚を拒んだ理由を打ち明け、ヨリを戻したいと頼んだ。

それを聞いた黒木サヤカは、4年間も付き合っていたのに、元彼・和也が苦しんでいたことに気づいていなかったことを知り、編集長・宇佐美から「お前は男を知らない」と言われたことを思いだした。

そこで、黒木サヤカは元彼・和也が遅くまで接待したり、日曜にゴルフに行ったりしていたことを指摘し、和也なら大丈夫と励まして、元彼・和也と別れた。

そして、この一件により、黒木サヤカは、もっと柏木祐一のことを知ろうと思うのだった。

さて、黒木サヤカは毎週末、柏木祐一と食事に行くようになったが、柏木祐一は体を求めてこなかった。こちらからOKサインを送っても、柏木祐一は手を出してこなかった。

柏木祐一は草食系なのだろうかと悩んだ黒木サヤカは、編集長・宇佐美に相談すると、編集長・宇佐美は付き合っているのか、結婚する気はあるのか尋ねろと助言した。

黒木サヤカはそんなことを尋ねなくても、一緒に居れば付き合うようになる人も居ると拒否したが、編集長・宇佐美は30歳の黒木サヤカにとって一番大事なの時間だと教えた。

そして、編集長・宇佐美は、男性が結婚を決断する切っ掛けは、病気か転勤だと言い、柏木祐一を食中毒にしてしまえば良いと教えた。

ある日、黒木サヤカは柏木祐一を部屋に招いて手料理を食べさせるが、食中毒にするのは思いとどまり、2人の関係についても尋ねることが出来なかった。

しかし、その後、2人で買い物に行くと、柏木祐一が「さやかと一緒にインドへ行きたい」などと結婚を意識させるような言葉を連発したため、黒木サヤカは思わず、「私たちって付き合ってるのかな?」と尋ねてしまった。

すると、柏木祐一は、後で言おうと思ったんだけどと言い、「俺に着いてきて欲しい」「一緒にインドへ行こう」「戻ってきたら家を買おう」とプロポーズし、黒木サヤカは幸せに包まれてプロポーズを承諾したのだった。

ところが、良く話を聞いてみると、柏木祐一は会社を辞めてインドで起業するのだという。黒木サヤカはプロポーズをされて舞い上がってしまい、大事なところは何も聞いていなかったのだ。

しかも、柏木祐一はインドのスラム街に移住する覚悟で、会社を辞めて起業する準備を進めており、3ヶ月後にはインドで起業するのだという。

黒木サヤカは、柏木祐一との結婚に迷い、編集長・宇佐美に相談するが、編集長・宇佐美は柏木祐一のやる気を認め、結婚を後押ししたのだった。

さて、編集長・宇佐美が出張しているとき、前の編集部の上司・原田から、上層部に結婚コラムの評判が良いので、結婚を延期して本を出さないかと打診された。

黒木サヤカが半年以内に結婚しないとクビになるという事情を説明すると、元上司・原田は、そんなに簡単に社員をクビに出来ないと言い、編集長・宇佐美が黒木サヤカが編集部に受け入れた理由を教えた。

実は、編集長・宇佐美は、結婚企画のために黒木サヤカを受け入れたのでは無く、B級グルメの記事を読んで黒木サヤカの実力を評価していたので、黒木サヤカを受け入れたのだという。

それを知った黒木サヤカは、柏木祐一がインド行きを諦めてくれれば、念願だった本を出す夢が叶うと思うのだが、柏木祐一がインド行きを諦めてくれるはずが無い、と苦悩する。

柏木祐一は黒木サヤカのことを、どこでも生きていける、たくましい女性だと勘違いしているが、黒木サヤカはインド旅行をしたものの、バックパックの予定を変更してリゾートホテルに泊まり、暑かったので、寺院巡りも途中で止めいた。

黒木サヤカは、柏木祐一と結婚したいと思っていたが、インドのスラム街という過酷な環境で住む自信は無かった。

ある日、仕事で川村製薬の社員・栗原美里に会うと、栗原美里は、自分は不安定を選ぶような男性は好き成れないと言い、柏木祐一を諦めて、別の男性を物色していた。

離婚している母親ならインド行きに反対するかと思ったが、母親は「貴女は私とは違う」と言い、結婚に賛成してくれた。

そのようななか、黒木サヤカは同僚・三浦多香子から、仕事のミスを指摘され、結婚して仕事を辞めるからといって無責任なことはするなと注意されてしまう。

さらに、三浦多香子は、インドに行かなくても、日本でもダメだと思うと言い、黒木サヤカは仕事も結婚も自分のことしか考えていないと批判した。

怒った黒木サヤカは、売り言葉に買い言葉で、「不倫をしていたくせに、そんなことを言わないで」と言ってしまったのだった。

さて、黒木サヤカは三浦多香子との口論で、インド行きは無理だと気づき、柏木祐一に「わたし、柏木祐一が思っているような女じゃない」と言い、インド旅行のことも打ち明けるが、柏木祐一は「過去はどうでも良い。俺は自分の目でサヤカを見てきた」と答えた。

そして、柏木祐一は、黒木サヤカができるだけ日本に帰れるように努力し、黒木サヤカの母親がインドに来たいというのであれば、母親もインドに呼んでも良いとも言ってくれた。

それを聞いた黒木サヤカは柏木祐一に愛されていると実感し、柏木祐一に飛び込みたいと思うが、何か引っかかりを覚えていた。

ただ、その引っかかりが、日本を離れたくないのか、仕事を止めたくないのか、母親のことなのか、黒木サヤカには分からなかった。

さて、黒木サヤカは三浦多香子と喧嘩したが、そもそも仕事のミスをしたのは自分であり、喧嘩したまま仕事を辞めたくなかったので、三浦多香子に会いに行き、謝罪した。

すると、三浦多香子も謝罪して、これまでの苦悩や、不倫発覚の後、会社に行けなくなっていたが、編集長・宇佐美に救われて仕事に復帰できたことを話した。

それを聞いた黒木サヤカは、編集長・宇佐美や三浦多香子の努力で今の編集部があることを知り、少しでも編集部に恩返しするため、婚活コラムを本にする件を引き受けることにした。

さて、黒木サヤカは、会社の30周年パーティーで、柏木祐一の父・柏木惣一に会うが、父・柏木惣一は「アイツは経営者に向かない」と言い、柏木祐一がインドで起業することに反対しており、柏木祐一と口論になる。

黒木サヤカは父・柏木惣一に柏木祐一のことを認めて欲しいと頼んだが、父・柏木惣一から会社の経営者の妻となる覚悟が出来ていないと指摘されてしまう。

すると、黒木サヤカは、幸せにしてもらうことばかり考えており、柏木祐一を支える覚悟など無く、心のどこかで、インドの事業が失敗して日本に勝ってこられたらいいと思っていたことに気付き、柏木祐一の為を思うのであれば、自分は柏木祐一のプロポーズを受けるべきでは無かったと後悔するのだった。

そこへ、編集長・宇佐美が現れる。編集長・宇佐美は、柏木祐一の父・柏木惣一に雑誌のスポンサーになってもらう約束を取り付けており、出版社の取締役に昇進することが決まっていたが、スポンサーを失うリスクを冒してでも、部下の為にやるべきことをやりに来たのだ。

そして、編集長・宇佐美は「あんたらの作った日本が挑戦者を減らしている」と柏木祐一の父・柏木惣一を批判し、警備員に取り押さえられてしまうが、警備員に取り押さえられながらも、黒木サヤカを「大切なのは、どんな選択をするかじゃない。選択した人生を強く生きるかどうかだ」と叱咤した。

その後、柏木祐一はインドで成功してから黒木サヤカを迎えに来れば良かったと後悔したが、黒木サヤカはインドへ付いていくことを決め、柏木祐一がインドで失敗して無職になっても私が養ってあげると言い、柏木祐一を励ましたのだった。

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■サバイバル・ウェディング-最終回と結末

スポンサーとトラブルを起こした編集長・宇佐美は、2週間の謹慎処分となり、取締役に昇進する話は取り消しとなったが、頭を丸めて謝罪したので、それ以上の処分は無く、雑誌「RIZ」の編集長に残った。

柏木祐一の父・柏木惣一は、柏木祐一のことを心配して、インドでの起業に反対していたが、「成功するまで帰ってくるな」という厳しい条件を出して、柏木祐一のインドでの起業を起業を認めた。

黒木サヤカは結婚式は諦めていたが、柏木祐一が式場を探してくれていたので、結婚式を挙げられることになった。徹夜で原稿を書き上げ、本を出すという夢も叶えた。

結婚式では、編集長・宇佐美が父親役となってバージンロードを歩いてくれたが、ブライダルエステに行く時間が無かったため、黒木サヤカはコルセットからお肉がはみ出しており、編集長・宇佐美から「お前、また太ったな」と言われたのだった。

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