獣になれない私たち-深海晶(新垣結衣)の反乱

黒木華が出演する日本テレビのドラマ「獣になれない私たち」の第9話のあらすじとネタバレ後編です。

このページは「獣になれない私たち-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■獣になれない私たち-第9話のあらすじとネタバレ後半

翌朝、寝坊した深海晶(新垣結衣)は、慌てて長門朱里(黒木華)を起こして会社へ向かう。

ギリギリ遅刻はしなかったが、社長・九十九剣児(山内圭哉)は「何をのんびり、タラタラ出勤しとるんですか?そんな暇があったら、今すぐタスクを完成させてくれへんか」と長門朱里(黒木華)に激怒した。

長門朱里(黒木華)は休みだったので、社長・九十九剣児(山内圭哉)のメールを無視し続けていたのだ。

深海晶(新垣結衣)は「長門さんは、まだ慣れてないんです。慣れるまで、もう少しゆっくり」とフォローするが、社長・九十九剣児(山内圭哉)は「それやったら、はよう慣れるように、指導してやったらええやないか」と言い、さらに、深海晶(新垣結衣)に営業のノルマとして10社の営業を命じた。

深海晶(新垣結衣)は「10社営業して、秘書の指導もしろと?」と呆れると、社長・九十九剣児(山内圭哉)は「営業優先。秘書の指導は努力目標や。それくらい自分の頭で考えや」と激怒した。

深海晶(新垣結衣)は胸に入れていた辞表を叩きつけようとしたが、仕事をしている長門朱里(黒木華)を見て、思い直した。

さて、深海晶(新垣結衣)は、上野発(犬飼貴丈)と松任谷夢子(伊藤沙莉)にも営業の仕事を割り振り、営業のノルマをこなす一方で、長門朱里(黒木華)に秘書の仕事を教えていった。

社長・九十九剣児(山内圭哉)は常に完璧を求めているので、注意点は山のように有り、ちゃんと仕事をこなしても、仕事に完璧な深海晶(新垣結衣)と比較されて、長門朱里(黒木華)は罵倒されてしまう。

深海晶(新垣結衣)は長門朱里(黒木華)のことを気にしていたが、社長から押しつけられた営業のノルマがあるので、長門朱里(黒木華)をフォローしきれなかった。

そのようななか、長門朱里(黒木華)は慣れない仕事を次々と指示されるうえ、社長・九十九剣児(山内圭哉)から「早くしろ。どなになってんねん」と急かされ、天草製薬に送るメールを一角商事に送り、一角商事に送るメールを天草製薬に送ってしまう。

社長・九十九剣児(山内圭哉)は取引先からの問い合わせで、メールの誤送信を知って驚き、深海晶(新垣結衣)に一角商事のフォローを頼むと、「天草製薬に契約を切られたら、えらいことになるぞ」と言い、上野発(犬飼貴丈)と松任谷夢子(伊藤沙莉)を連れて、天草製薬に向かった。

長門朱里(黒木華)は接待で渡す土産を会に出て不在だったが、帰ってくると、自分のミスが原因で会社が大混乱していることを知り、社員証と土産を残して姿を消した。

さて、根元恒星(松田龍平)がヘルプで行っていた監査の仕事で、経理部の大熊が部長の横領を内部告発をしていた件は、会社によってもみ消され、大熊の勘違いとして処理されていた。

大熊は退職金が無くなると老後の生活が成り立たないため、怖くなって、告発を諦めて退職していた。横領していた経理部長は役員の甥っ子で、何の処分も無かった。

その日の夜、長門朱里(黒木華)は「お世話になりました」というき置きを残して深海晶(新垣結衣)の部屋からも消えており、深海晶(新垣結衣)は心配して探すが、見つからなかった。

そのとき、深海晶(新垣結衣)は根元恒星(松田龍平)に会ったので、根元恒星(松田龍平)に苦悩を漏らすのだった。

その後、根元恒星(松田龍平)は税理士事務所に戻ると、粉飾決算の書類を作成して捺印し、クライアントに電話で「書類は作りました。後は出すだけです」と報告した。

翌日、長門朱里(黒木華)が出社しなかったので、社長・九十九剣児(山内圭哉)は「入って直ぐ辞めるなんて、今時のヤツはアカンな。あんなミスするか?ボンクラもええとこや。やる気がたらんのじゃ」と怒りをぶちまける。

すると、深海晶(新垣結衣)は我慢の限界に来て、「は?やる気?やる気があれば何でも出来る?やる気ってそんなに凄いですか?仕事ですから、働いてお給料を貰わないと行けないから、働きますよ。認められたいし、いらないヤツだと思われたくないので、出来ることはします。ゴミ出しも雑用も毎日のコーヒーも、社長の無茶苦茶な要求にも耐えるし、怒鳴られて頭が真っ白になってミスしちゃうような状況でも働きます。社長に逆らうと怖いから、面倒だから。みんな無茶苦茶だと思ってても、表向きでは言うことを聞いて、裏で文句を言って。目の前で誰かが怒鳴られても、誰も助けない。これが平和ですか?みんなにそうさせているのは社長です。みんなにミスをさせているのは社長です。こんな会社で、どうやって働けというんですか」と、ため込んでいた不満をぶちまけた。

すると、社長・九十九剣児(山内圭哉)は激怒して、「ほな、辞めたらええ。さっさと辞め。文句しか出えへん社員は要らんのじゃ。ここは俺の会社や。深海1人居らんかっても、どうとでもなる。前の営業部長が辞めたときも同じじゃ。どうとでもなる。みんなそれが分かってるから、何にも言えへんねん」と怒鳴った。

同僚たちは下を向いて黙ったままで、何も言わず、誰も深海晶(新垣結衣)を助けようとはしなかった。

すると、深海晶(新垣結衣)は「失礼しました。出過ぎたことを言って、申し訳ありませんでした。失礼します」と言い、コートとカバンを持って会社を出た。

一方、根元恒星(松田龍平)は、ずっと1人で考えていたが、捺印した申告書を破り捨て、クライアントに300万円を返し、「もう出来ません。他を当たってください」と頼んだが、クライアントは「たかだか300万円で印鑑を押してくれる人は居ません。根本さんにやって頂かないと」と答えた。

根元恒星(松田龍平)が「訴えますよ。粉飾」と脅したが、クライアントは「我が社とは関係の無い関連会社が1つが消えて無くなるだけです。根元先生は粉飾に加担した税理士として全てを失う」と脅し返された。

しかし、根元恒星(松田龍平)は、それでも「お願いします。勘弁してください」と言って頭を下げた。

その日の夜、深海晶(新垣結衣)は根元恒星(松田龍平)の税理士事務所を訪れ、「どうにかしようとした?」と尋ねると、根元恒星(松田龍平)は「うん。した。けど、ダメだった」と答えた。

根元恒星(松田龍平)が「どうした?晶さんも何かあった?」と尋ねると、深海晶(新垣結衣)は「会社で初めて吠えた。爆弾を投げようとして、投げられた。私は必要なかった。いなくても、どうとでもなる」と答えた。

根元恒星(松田龍平)が「泣いてる?」と尋ねると、深海晶(新垣結衣)は「泣いてないよ」と答えた。

しかし、深海晶(新垣結衣)は泣いていたので、根元恒星(松田龍平)は深海晶(新垣結衣)を抱きしめてキスをすると、深海晶(新垣結衣)もキスを仕返し、2人はベッドを共にしたのだった。

獣になれない私たち-最終回のあらすじとネタバレ」へ続く。

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