大恋愛-僕を忘れる君と-最終回の結末ネタバレ

戸田恵梨香が出演するTBSのドラマ「大恋愛-僕を忘れる君と」の最終回のあらすじと結末ネタバレの後編です。

このーページは「大恋愛-僕を忘れる君と-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■大恋愛-最終回のあらすじと結末ネタバレ

さて、間宮真司(ムロツヨシ)が朝倉診療所に着くと、間宮尚(戸田恵梨香)が洗濯物を取り込んでいるところだった。間宮尚(戸田恵梨香)は間宮真司(ムロツヨシ)を見ても、何も覚えて居らず、初めて会った人として対応した。

すると、朝倉診療所の朝倉医師が間宮真司(ムロツヨシ)に気付いて声を掛け、診療所の中に入れると、間宮尚(戸田恵梨香)が朝倉診療所に居る経緯を教えた。

間宮尚(戸田恵梨香)が朝倉診療所の前で煙突を眺めていたので、朝倉医師が心配して声を掛けた。

すると、間宮尚(戸田恵梨香)は「自分はアルツハイマー病で夫や子供に、衰えていく自分を見せるのが辛くて、家を出た」と話し、煙突が気に入ったらしく、朝倉医師に5000万円の入った通帳を差し出して、「死ぬまで、ここに置いて欲しい」と頼んだとのだという。

朝倉医師は「自分が誰だか分からなくなる前に、自分の死に場所を決めたかったのしれません。最初は診療所の雑用をしていたのですが、それも段々と出来なくなったので、看護師を増やして彼女(戸田恵梨香)の身の回りの世話をしてもらっています」と話した。

そして、朝倉医師は「これ、彼女がここに来たときに持っていたものです。もし、私が何も分からなくなった後、家族が探し当ててきたら、これを渡して欲しいって。どうぞ、ご覧になってください」と言い、間宮尚(戸田恵梨香)のバッグを間宮真司(ムロツヨシ)に渡して部屋を出た。

部屋に1人になった間宮真司(ムロツヨシ)がバッグを開けると、間宮真司(ムロツヨシ)の小説4冊とビデオカメラが出来た。

間宮真司(ムロツヨシ)は「ここにあったのか」と言い、ビデオカメラを確認すると、長男・間宮恵一の成長の記録の他に、間宮尚(戸田恵梨香)のメッセージ動画が残っていた。

間宮尚(戸田恵梨香)は「短編小説集を読んだよ。時間がかかったけど。最近、真司のことを思い出せる時間が短くなってきました。真司がこれを観るとき、私は真司のことを覚えていないんだね。私ね、真司に会いたいな」と言って泣いていた。

動画を観た間宮真司(ムロツヨシ)が嗚咽を漏らして泣いていると、朝倉医師が来て「尚さん(戸田恵梨香)と話してみたらどうですか。この時間なら、いつも浜辺に居ますよ」と教えた。

間宮真司(ムロツヨシ)が浜辺に行くと、間宮尚(戸田恵梨香)が座って海を見ていたので、「初めまして。ちょっといいですか?」と言い、間宮尚(戸田恵梨香)の隣に座った。

そして、間宮真司(ムロツヨシ)は買ってきたアップルパイを差し出し、間宮尚(戸田恵梨香)と一緒に食べた。

間宮真司(ムロツヨシ)が「ここなら、いい小説が書けそうです」と言うと、間宮尚(戸田恵梨香)は「小説家?」と尋ねた。

間宮真司(ムロツヨシ)は「はい。これ、僕の小説なんです」と言い、「脳みそとアップルパイ」を見せたが、間宮尚(戸田恵梨香)は首を横に振り、「本を読めないの」と告げた。

すると、間宮真司(ムロツヨシ)は「じゃー、僕が読んでも良いですか?」と言い、小説「脳みそとアップルパイ」の朗読を始めたのだった。それは、間宮真司(ムロツヨシ)と間宮尚(戸田恵梨香)の出会いの物語だった。

ところで、間宮真司(ムロツヨシ)は間宮尚(戸田恵梨香)が居なくなったことを、長男・間宮恵一には「宇宙人にさらわれた」と教えていた。

そこで、帰宅した間宮真司(ムロツヨシ)は、長男・間宮恵一に「お母さんな、アンジェリカ星から戻ってきたけど、宇宙人にビームを撃たれて、恵一のことも、お父さんのことも覚えてないんだ。だから、お母さんのことをお母さんと呼んじゃダメだぞ。初めて会った振りをするんだ。これは大事な任務なんだ。出来るな」と告げると、長男・間宮恵一は「出来る」と答えた。

ある日、間宮真司(ムロツヨシ)は長男・間宮恵一を連れて、海岸で海を見ている間宮尚(戸田恵梨香)の元を訪れた。

間宮尚(戸田恵梨香)は長男・間宮恵一のことも覚えておらず、「初めまして、お名前は?」と尋ねると、長男・間宮恵一は少し悲しんだが、「間宮恵一です」と答えた。

間宮尚(戸田恵梨香)が「恵一君は何歳?」と尋ねると、長男・間宮恵一は笑顔で「4歳」と答え、間宮尚(戸田恵梨香)と一緒に遊んだ。

長男・間宮恵一が間宮尚(戸田恵梨香)と遊んでいる間に、間宮真司(ムロツヨシ)は朝倉医師に会い、「迷ったんですけど、元気なうちに息子と会わせてあげたいと思ったんです。嘘を付くのは忍びないですが、僕が夫で、この子は貴方の息子だからと言っても、妻は思い詰めるだけだと思うんです」と話した。

朝倉医師は「難しいですね。でも、やはり、ご夫婦です。貴方と居ると、居心地が良いみたいで、尚さん、この前も、とっても機嫌が良かったんですよ」と教えた。

間宮真司(ムロツヨシ)は「記憶が戻ることは、もう期待できないと思います。僕と会って機嫌がいいのなら、これからもできる限り、妻に会いに来ます。ご迷惑かもしれませんが、どうか、このまま妻を置いてやってくれませんか?」と頼むと、朝倉医師は「私の方が構いませんよ。急に環境が変わるのは、病気のためにも良くないでしょうからね」と引き受けてくれた。

それ以降、間宮真司(ムロツヨシ)は時々、間宮尚(戸田恵梨香)の元を訪れ、小説を朗読し続けた。

ある日、間宮真司(ムロツヨシ)は、間宮尚(戸田恵梨香)を思い出の居酒屋へ連れて行き、北澤薫(草刈民代)や井原侑市(松岡昌宏)や木村明男(富澤たけし)に会わせたが、間宮尚(戸田恵梨香)は何も覚えていなかった。

長男・間宮恵一が「こんにちは、尚さん」と挨拶したが、間宮尚(戸田恵梨香)は不思議そうに長男・間宮恵一を見た。

北澤薫(草刈民代)らは、そんな間宮尚(戸田恵梨香)を涙ぐんで見つめていた。

ある日、間宮真司(ムロツヨシ)は、いつもの浜辺で間宮尚(戸田恵梨香)に小説を朗読していると、間宮尚(戸田恵梨香)が小説を暗唱した。

間宮真司(ムロツヨシ)が驚いて間宮尚(戸田恵梨香)を見ると、間宮尚(戸田恵梨香)は笑顔で「真司、続きを聞かせて」と頼んだ。

間宮真司(ムロツヨシ)が泣きながら小説を朗読していると、間宮尚(戸田恵梨香)は間宮真司(ムロツヨシ)を見て「真司。やっぱり真司は才能あるね。凄い」と言ったので、間宮真司(ムロツヨシ)は泣きながら間宮尚(戸田恵梨香)を抱きしめた。

この日以来、尚(戸田恵梨香)は二度と僕のことを思い出すことは無かった。この瞬間は神様が僕らにくれた奇跡だったのかもしれない。

1年後、間宮尚(戸田恵梨香)は肺炎であっけなく、この世を去った。

間宮真司(ムロツヨシ)は小学校へ向かおうとする長男・間宮恵一に、「これ忘れ物」と言い、黒酢はハチミツを投げると、長男・間宮恵一は「これ酸っぱいんだよな」と言い、黒酢ハチミツを受け取って学校へと走って行った。

部屋に戻った間宮真司(ムロツヨシ)は、次ぎに発売される小説「大恋愛」を間宮尚(戸田恵梨香)の仏壇に備え、「尚ちゃんのことは、これで終わり。もう書かないから。これからは作家として新しい世界に挑戦するから見てね」と告げたのだった。

なお、次ぎに始まる「メゾン・ド・ポリス」の原作のネタバレは「メゾン・ド・ポリス-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

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