3年A組-動画を撮影した犯人は里見海斗(鈴木仁)

椎名桔平が主演する日本テレビのドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の第3話のあらすじとネタバレ後編です。

このーページは「3年A組-今から皆さんは、人質です-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■3年A組-第3話のあらすじとネタバレ後半

さて、夜8時になり、柊一颯(菅田将暉)が刑事・郡司真人(椎名桔平)に回答を求めると、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、水泳部の部長・熊沢花恋(堀田真由)と、全国大会の会場で水泳部のジャージを着ていた里見海斗(鈴木仁)の名前を挙げ、2人のウチのどちらかが動画を撮影したと言った。

そして、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、犯人を特定するヒントは、ジャージの袖についたオレンジ色のシミだと言い、昼食にオレンジジュースを飲んだ熊沢花恋(堀田真由)が犯人だと指摘した。

ところが、熊沢花恋(堀田真由)は驚いて、「私は、お昼にプリンしか食べていないと答えた」と言い、否定した。

すると、柊一颯(菅田将暉)が「ごめん、ごめん、先生、間違えちゃった」と言って謝った。

刑事・郡司真人(椎名桔平)は意味が分からず「どういうことだ」と尋ねると、柊一颯(菅田将暉)は「内通者を信じすぎましたね」と言い、ネタバレした。

刑事・郡司真人(椎名桔平)は「とある魁皇生」から情報提供を受けて熊沢花恋(堀田真由)が犯人だと確信したのだが、「とある魁皇生」は柊一颯(菅田将暉)の仲間で、刑事・郡司真人(椎名桔平)が受け取ったのは偽情報だったのである。

本当にオレンジジュースを飲んでいたのは、里見海斗(鈴木仁)だったのだ。

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■里見海斗(鈴木仁)の回想

里見海斗(鈴木仁)は景山澪奈(上白石萌歌)に告白したが、景山澪奈(上白石萌歌)に断れてしまった。

その後、里見海斗(鈴木仁)が落ち込んでいると、ある人物から「景山が憎いんだろ?やつの動画を撮ってこい。盗撮でも何でもいい。後はこっちでうまくやってやる」と頼まれた。

里見海斗(鈴木仁)は、その話に乗り、更衣室で景山澪奈(上白石萌歌)のロッカーを撮影し、景山澪奈(上白石萌歌)がサプリメントを飲んでいるところを盗撮した。

■回想が終わって現在の3年A組

委員長・茅野さくら(永野芽郁)は「なんで、動画を撮ったの?澪奈(上白石萌歌)が何をした」と尋ねたが、里見海斗(鈴木仁)は「言いたくない」と答えた。

柊一颯(菅田将暉)が「はじめからフェイク映像を作るために、あの動画を撮ったのか?」と尋ねると、里見海斗(鈴木仁)は「いや。景山を陥れるためなら、何だって良かった。俺もあんな風に加工されてて驚いたよ」と答えた。

柊一颯(菅田将暉)が「なら、お前が加工した訳じゃないんだな?」と尋ねると、里見海斗(鈴木仁)は「ああ。宇佐美(川栄李奈)のカバンにDVDを入れたのも俺じゃない」と答えた。

柊一颯(菅田将暉)が「お前と景山の間に何があったのかは、どうでもいい。俺が知りたいのは1つだけだ。お前は本当に景山の苦しむ姿を見たかったのか?それが明日を生きる活力になったのか?」と尋ねると、里見海斗(鈴木仁)は「活力って何だよ」と答えた。

すると、柊一颯(菅田将暉)は「ある刑事の話をしよう。その男はかつて教師だった。生徒1人1人と真摯に向き合うな。強い心根を持って欲しくて時には体罰もいとわない、その教育方法に、時には避難も上がったが、改心する生徒も大勢居た。でも、ある日、1人の生徒が集団暴行を受けて亡くなった。加害者は他校の生徒だった。男はその教え子を救えなかった怒りや悲しみを犯罪そのものに向けた。弱者を傷つける犯罪が横行しない世の中にする。その男は刑事になった。その男は自分が味わった負の感情を跳ね返して明日を生きる活力に変えたんだ」と話した。

柊一颯(菅田将暉)が話した刑事というのは、刑事・郡司真人(椎名桔平)だった。

さらに、柊一颯(菅田将暉)は、真壁翔(神尾楓珠)や熊沢花恋(堀田真由)は逆境を乗り越えたと言い、「お前はどうだ。乗り越えようとしたか?お前は逆境を活力に変えられなかった。それがお前の弱さだ」と告げると、里見海斗(鈴木仁)は「なんで、俺がこいつより弱いんだよ」と激怒し、真壁翔(神尾楓珠)につかみかかった。

すると、委員長・茅野さくら(永野芽郁)は「真壁くん(神尾楓珠)は弱くないよ。澪奈(上白石萌歌)が言ってた。私が真壁君の選手生命を奪った。だからこそ、彼の分まで努力して1分1秒でも早くなるように努力するんだって。澪奈(上白石萌歌)がそう思えたのは、悲しみや苦しみを乗り越えた真壁くん(神尾楓珠)を見たからだと思う」と告げた。

すると、里見海斗(鈴木仁)は「知ってたよ。こいつが俺より強いって。俺は取り返しの付かないことをしたって。俺を殴ってくれ」と言って泣くと、真壁翔(神尾楓珠)は「この悲しみを力に変えてくれ。景山(上白石萌歌)の分まで」と告げた。

ところが、柊一颯(菅田将暉)は「刑事さん、今のは理想論です。言ったはずです。外したら5人の命が犠牲になるって」と言い、生徒に拳銃を向けると、生徒は悲鳴を上げた。

柊一颯(菅田将暉)は構わず、「今から5人の名前を呼ぶ。呼ばれたら美術室へ来い。そのほかの者は教室から出るな」と告げると、里見海斗(鈴木仁)は「1人は俺でいい。これは俺がまいた種だ。償わなければいけない」と名乗り出た。

柊一颯(菅田将暉)は、残りの4人として、瀬尾雄大(望月歩)・堀部瑠奈(森七菜)・西崎颯真(今井悠貴)・結城美咲(箭内夢菜)の名前を挙げると、呼ばれた生徒は泣き叫んだ。

電話を通して悲鳴を聞いた刑事・郡司真人(椎名桔平)は、「馬鹿なまねは止めろ。お前がやっていることは矛盾している。お前はただ、殺された景山澪奈(上白石萌歌)の復讐がしたいだけだ。負の感情以外の何物でも無い」と止めた。

しかし、柊一颯(菅田将暉)は「それはまだ、刑事さんに全貌が見えていないからですよ。いつか生徒たちは分かってくれるはずです」と答えた。

怒った刑事・郡司真人(椎名桔平)は、刑事・五十嵐徹(大友康平)の制止を振り切って、会議室を飛び出し、魁皇高校へと急いだが、生徒5人が入った美術室で爆発が起きた。

3年A組の生徒が慌てて美術室へ駆けつけると、美術室の天井が崩れており、中に居た生徒5人が生き埋めになっていたが、美術室のドアが開かないので、助けに行けなかった。

すると、「とある魁皇生」がSNS「マインド・ボイス」に5人の死亡を報告し、ネット上は盛り上がった。

一方、相楽文香(土村芳)は、テレビのニュースを見て、柊一颯(菅田将暉)が魁皇高校で立てこもり事件を起こしていることを知るのだった。

その後、美術室の爆発で死んだはずの5人は、美術室準室の下の部屋で目を覚ますと、自分たちが生きており、第1話で死んだはずの中尾蓮(三船海斗)も生きていたので、驚くのだった。

3年A組-今から皆さんは、人質です-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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