なつぞら-山田陽平(犬飼貴丈)のモデルは神田一明のネタバレ

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する山田陽平(犬飼貴丈)のモデル神田一明のネタバレです。

■山田陽平(犬飼貴丈)のあらすじ

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する山田陽平(犬飼貴丈)は、山田家の長男で、山田天陽(吉沢亮)の4歳上の兄である。

山田陽平(犬飼貴丈)は、東京の美術大学へと進学して絵の勉強をしながら、東京の「新東京動画」でアニメーションを作るアルバイトをしており、東京へ出てきた奥原なつ(広瀬すず)に職場を見学させ、奥原なつ(広瀬すず)にアニメーターという夢を与えた。

その後、山田陽平(犬飼貴丈)は東洋動画に入社して美術班に配属された。奥原なつ(広瀬すず)の東洋動画に入社し、一緒にアニメを手がけることになる。

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■山田陽平(犬飼貴丈)のモデルは神田一明

NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する山田陽平(犬飼貴丈)のモデルは、神田日勝の兄・神田一明です。

神田一明は東京都生まれで、東京大空襲を受けて父親の商売の継続が困難となり、北海道を開拓する拓北農兵隊に参加し、北海道十勝の鹿追町に移り住んだ。

神田一明と神田日勝は小学生のころから絵が上手と評判で、神田一明は帯広柏葉高校の美術部で油絵を始めると、神田日勝に油絵を指導した。

このころ、神田家には2人が進学するほどの金が無かったので、神田日勝が高校進学を諦めて家業の農業を継ぎ、神田一明が東京芸術大学へ進学した。

朝ドラ「なつぞら」では、山田陽平(犬飼貴丈)がアニメーションを作るアルバイトをしており、奥原なつ(広瀬すず)に職場を見学させているが、この辺は創作だろう。

さて、神田一明は東京芸術大学へ進学後も年に数度は北海道へ戻ってきて、神田日勝に東京の話をしており、神田日勝は神田一明の帰りを楽しみにしていた。

神田一明は東京芸術大学の在学中に同じく東京芸術大学生の比呂子と結婚。東京芸術大学を卒業後は油画専攻科へと進んだが、油画専攻科は中退して北海道へ戻った。

神田一明は昭和34年(1959年)の行動展で初出展初入賞を果たしたのを皮切りに、続々と賞を取り、弟・神田日勝とともに注目を集めていった。

昭和41年(1966年)に北海道教育大学旭川校の教員に就任。昭和48年(1973年)に行動展の会員となり、画家としても地位を確立した。

弟・神田日勝に米山将治を紹介したのも神田一明で、昭和53年(1978年)8月に弟・神田日勝が死去すると、米山将治を遺作の後見人として推薦した。

北海道教育大学の名誉教授にまで出世していたが、平成11年(1999年)に退官して「神田美術館」をオープンしている。

なお、朝ドラ「なつぞら」の各モデルについては「なつぞら-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

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