凪のお暇(なぎのおいとま)-原作のあらすじとネタバレ

黒木華が主演するTBSのドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」の原作のあらすじとネタバレです。

■凪のお暇-原作のあらすじとネタバレ

28歳のOL大島凪は、空気を読んで、自分の意見を主張せず、周りに合せて生きてきた。唯一の趣味が節約だった。

大島凪は頼まれたら嫌とは言えず、雑用も笑顔で引き受けていたが、同僚がラインで「大島凪のように生きたくはない」と噂しているの観てしまいショックを受ける。

そんな大島凪の心のよりどころは、密かに交際する営業部のエース・我聞慎二と結婚することだったが、我聞慎二が同僚と「結婚なんて、無い、無い。アッチがいいから付き合っているだけ。節約なんて貧乏くさい」と話しているのを聞いてしまう。

すると、大島凪は過呼吸を起こして会社を辞め、人生をリセットするために全ての荷物を捨て、郊外の家賃3万円のボロアパートへと引っ越し、貧乏暮らしを始めるのだった。

そして、大島凪は、勇気を出して、八百屋でのレジの打ち間違いを指摘した事を切っ掛けに、勇気を出して貧乏アパートの住人にも声をかけ、101号室の子供ウララちゃんと母親、103号室の安良城ゴン、202号室の「おばあさん」などと交流を始めるのだった。

そのようななか、元彼・我聞慎二がボロアパートに尋ねてくる。

元彼・我聞慎二は大島凪のストレートヘアが好きだと言っていたが、大島凪は本当は天然パーマで、OL時代はストレートパーマをかけていた。

しかし、失業してストレートパーマをかけられなくなり、頭がアフロヘアーのようになっていた。

元彼・我聞慎二は大島凪を不細工だと言って罵り、「前みたいにちゃんとしろよ」と告げると、大島凪は以前のような自分にはなりたくないと思い、ストレートパーマをかけていたことや、同僚のSNSはチェックしていたが、「いいね」の数を比較して落ち込むのが嫌で、投稿はしていなかったことを打ち明けた。

すると、大島凪は「物を捨てたくらいで人生をリセットできてたまるか。お前は絶対に変われない。その様を俺が見ててやるよ」と告げて帰っていくが、大島凪は帰路で泣いていた。

その後、大島凪は失業保険の手続きをするために、ハローワークへ行くと、求職中の坂本龍子と出会い仲良くなる。

しかし、坂本龍子は幸運の石が付いたブレスレットを勧めてきたので、大島凪は友達だと言って近づいてくるのは、こういう人ばかりだとショックを受ける。

以前の大島凪は、そういうセールスに強く言い返せなかったが、勇気を出して「いらないです」と拒絶した。

すると、坂本龍子が「こういうことをやっていると友達が一人も居なくなっちゃった」と泣いて立ち去ろうとしたが、大島凪は「その石は要らないけど、そういうの抜きなら、また話をしましょう」と言い、友達になった。

■凪のお暇-原作2巻のあらすじとネタバレ

元彼・我聞慎二も空気を読むタイプで、大島凪のことを同僚に「アッチがいいから付き合っているだけ。節約なんて貧乏くさい」と話していたのも、その場の空気を読んだ成り行きで、大島凪の事が本当に好きだった。

元彼・我聞慎二は、自分が寝ている間に大島凪が起きて、くせ毛をブローしてサラサラのストレートヘアにしていたの目撃し、「一生守る」と誓ったのだが、恋愛に関する精神年齢は小学生で、好きな相手には嫌がらせをしてしまうのだった。

さて、元彼・我聞慎二は、大島凪が好きだと言っていた北海道土産を買って、大島凪の部屋に行くが、大島凪は留守だった。

このため、元彼・我聞慎二は、202号室の「おばあさん」に誘われ、「おばあさん」の部屋で映画を観ながら、大島凪の帰りを待つことにした。

そして、元彼・我聞慎二は「おばあさん」の恋愛映画を観た後、「おばあさん」が「彼はただ、思いを素直に伝えるだけで良かったのに」と言って泣くと、元彼・我聞慎二は大島凪に思いを伝えようと決めた。

そのころ、大島凪は103号室の安良城ゴンと公園で缶詰バーベキューをしており、大勢の人が居る中で押し倒され、安良城ゴンから「かわいい」と言われるのだった。

その後、大島凪が帰宅すると、元彼・我聞慎二は大島凪に思いを伝えようとするが、ボロアパートの住人・安良城ゴンに見られていたので、思わず大島凪にキスをする。

すると、大島凪は、思わずビンタを返してしまうのだった。

ある日、大島凪は求職友達の坂本龍子に誘われて婚活パーティーに参加した。しかし、大島凪は、参加者のエントリーシートを見て、元彼・我聞慎二よりも条件が下だと思っていたことに気付いた。

そして、大島凪は、元彼・我聞慎二のどこが好きだったのか思い出せずに、自分に嫌悪を感じるのだった。

■凪のお暇-原作3巻のあらすじとネタバレ

ある日、北海道の母親が結婚式に出席するため、3ヶ月後に東京へ来ることになったので、大島凪のボロアパートにも寄るという連絡が来た。大島凪は母親の事が嫌いだったので、激しく揺動するのだった。

そのようななか、大島凪は103号室の安良城ゴンに急接近し、体の関係となる。安良城ゴンはテクニシャンだったので、大島凪は安良城ゴンに魅了される。

しかし、「付き合おう」という言葉を交わしていないので、大島凪は安良城ゴンとの関係に不安を覚え、苦悩していると、安良城ゴンが部屋の合鍵をくれた。

その日の夜、大島凪は大喜びして安良城ゴンの部屋で、料理を作って安良城ゴンの帰りを待っていると、安良城ゴンの仕事仲間の女性エリィがレコードを取りに来た。

そこで、大島凪がエリィに安良城ゴンの事を尋ねると、エリィは「安良城ゴンは誰にでも鍵を渡す。心の底から誰でもウエルカム」「適度な距離を保つこと。用法用量を守らなければだめ。依存したら終わり」と忠告した。

しかし、大島凪は、エリィの忠告を守らず、安良城ゴンに溺れていき、安良城ゴンが他の女性と会っていても、目を閉じて、何も見なかったことにするのだった。

ある日、元彼・我聞慎二は、大島凪を尋ねてきたが、大島凪が留守だったので、隣室の安良城ゴンに声をかけられ、安良城ゴンの部屋で待つことになった。

元彼・我聞慎二は、安良城ゴンの部屋で、大島凪と安良城ゴンが肉体関係にあることを確信したうえ、安良城ゴンが他にも大勢の女と関係を持っていることを知る。

元彼・我聞慎二は、諦めて帰ると、コンビニで顔色の悪い大島凪を発見し、「あんな奴でいいのか?」と詰め寄ると、大島凪は「彼が言い。彼と居ると空気が美味しいの」と答えた。

元彼・我聞慎二は「その空気のうまみだけのために、空気を読んでやっていくのか」と告げると、大島凪は「私は空気を読んでいない」と反論した。

その後、大島凪が帰宅すると、安良城ゴンの部屋から、やつれた女性が飛び出してきた。安良城ゴンの帰りを待ちわびていた女性が、大島凪の足音を聞いて安良城ゴンが帰ってきたと勘違いしたのだ。

■凪のお暇-原作4巻のあらすじとネタバレ

大島凪は、安良城ゴンの部屋から出てきた、やつれた女性を見て、自分のあの女性と同じだと気づき、安良城ゴンと居るときは空気が美味しいが、安良城ゴンと居ない時の自分は息をしていないことに気付いた。

そこで、大島凪は安良城ゴンと決別するため、自転車を購入して海へと向かった。

途中で迷子になって、携帯電話の電源も無くなってしまったので、勇気を出してスナック「バブル」に助けを求め、スナック「バブル」の人々の世話になり、再び海を目指した。

その後、大島凪は海へとたどり着いた。大島凪は道に間違うことを恐れていたが、道に間違ったり、立ち止まったりすることにより、見える物もあるのだと気付いた。

大島凪が海から自転車で自分の部屋に戻ってきたとき、安良城ゴンの部屋では、安良城ゴンがやつれた女性に鉛筆で腕を刺されていた。

女性は安良城ゴンを刺すと我に返り、安良城ゴンと付き合っていると、何も出来なくなってしまったと言い、別れを告げた。

安良城ゴンは「メンヘラ製造機」と言う異名を持っており、交際する女性を次々と壊していた。今回の女性もまた、安良城ゴンと付き合って壊れたのだ。

その日の夜、完全に復活した大島凪は、安良城ゴンに部屋の鍵を返しに行き、別れを告げた。

いつも別れる女性は安良城ゴンの事を害悪だと言ったが、大島凪は安良城ゴンことを「フライパンいっぱいに焼いたちぎりパンみたいな人だ」と言った。

安良城ゴンは意味が分からなかったので理由を尋ねると、大島凪は「これ以上食べたら太るのに、止められなくなり、正当っぽい理由を並べて食べて、ずっと食べることしか考えられなくなる」と答えた。

これまで安良城ゴンの元を去って行った女性は廃人になって去って行ったが、大島凪は廃人になっていなかったので、安良城ゴンは「大島凪は壊れないのなら、大島凪の通過点になりたくない」と思うのだった。

ある日、大島凪は、求職活動仲間の坂本龍子と一緒に合同企業説明会へ行く。坂本龍子は担当者と話をするときも、グイグイと前に出るが、担当者が引いてしまい、完全に空回りしていた。

そのようななか、坂本龍子は大学の先輩と再会する。先輩が務めるベンチャー企業もブースを出しており、坂本龍子と大島凪は先輩の紹介で、社長の面接を受けられることになった。

しかし、面接を受けてみると、坂本龍子も大島凪も会社に違和を感じ、問題のある企業だと感じる。

面接を終えると、大島凪はベンチャー企業への就職を止めるが、坂本龍子は大島凪を「後ろ向きだ」と批判し、ベンチャー企業に就職すると返事をしようとした。

しかし、大島凪は「時には後ろも振り返らないと、自分の居場所が分からなくなっちゃいませんか?」と告げる、

すると、坂本龍子は有名大学に進学したものの、地頭が良くなかったので、就職活動に失敗し、第321志望くらいの就職先になんとか就職できた。

しかし、就職先でも「これだから高学歴は仕えない」と言われ、職を転々としていたときに石に出会い、後ろ向きの感情は悪だと決め、何事も前向きに考えるようになった。
坂本龍子が自分の過去を打ち明けると、大島凪は「きっと何も身になることは言えないけど、お暇中なので時間はある。話ならいくらでも聞く」と言い、坂本龍子を受け止めたのだった。

ある日、大島凪は失業保険が振り込まれたので、心のゆとりを取り戻していると、母親から電話がかかってきて、母親が東京に来ることを思い出す。

さらに、母親が先祖代々の「ぬか床」の話をしたので、大島凪は慌てて祖母から受け継いだ「ぬか床」を探すが、引っ越しの荷物をそのままにしていたので、「ぬか床」はダメになっていた。

しかし、大島凪は「ぬか床」の一部を元彼・我聞慎二の部屋の冷蔵庫に入れたままにしていた事を思い出し、「ぬか床」を返して貰うため、元彼・我聞慎二の部屋に向かったのだった。

一方、元彼・我聞慎二の職場に、大阪から市川円という女性が転勤してきた。市川円はサラサラのストレートヘアで、元彼・我聞慎二は市川円を可愛いと思うのだった。

■凪のお暇-原作5巻のあらすじとネタバレ

元彼・我聞慎二の部屋に置いていた「ぬか床」は、少しカビていたが、大島凪が必死に延命措置を施すと、「ぬか床」は復活した。

そこで、大島凪は、ウララ親子にぬか漬けを試食してもらう。

そのとき、大島凪が「子供の頃から、先祖代々のぬか床を混ぜるのが嫌だった」「自転車に乗って新しい景色が見えて、今なら何でも出来るかもおって。でも、ぬか床で簡単に引き戻されてしまった」と苦悩を漏らす。

すると、ウララ母は大島凪をドライブに誘い、途中で運転を交代して、ペーパードライバーの大島凪も少し運転させてあげた。こうして、大島凪は車を運転しながら、新たな景色を見たのだった。

そのようななか、大島凪は、自転車で海に行ったときに助けてもらったスナック「バブル」のママから、次のボーイが決まるまでのアルバイトを頼まれる。

大島凪は「でも、接客業なんてやったことない」と断ろうとしたが、「でも」の羅列で以前と変わっていない事に気付き、一歩踏み出して、スナック「バブル」でアルバイトをすることにした。

大島凪は与えられた雑用をこなすと、接客も手伝おうとするが、大島凪は客との会話が続かず、全く盛り上がらなかった。

大島凪は落ち込んで、会話の本を読んで勉強をしていると、ママから「アンタ、人に興味が無いのかと思ってた」「そもそも会話のボールさえ投げていない」と指摘されてしまう。

元彼・我聞慎二と付き合っていたときも、話をしていたのはいつも元彼・我聞慎二で、大島凪は相づちを打っていただけだったことに気付いた。

さて、大島凪は、同僚のロンとジェーンが自分の事ばかり話すのではなく、相手の話を聞いていることに気づき、大島凪も客に好きなことを聞くと、話が盛り上がった。

こうして、スナック「バブル」で、大島凪の歯車が順調に回り始めたが、中には苦手な客も居た。

その苦手な客は、桃園と言い、大島凪に毒舌を吐き、職場に同僚の悪口ばかりを言い、仲間内で盛り上がっていた。

苦手な客・桃園は元彼・我聞慎二に似ていると思ったが、元彼・我聞慎二は大島凪に毒を吐いても、職場の同僚の悪口を言ったことは無かったので、元彼・我聞慎二とは全然似ていないと気付いた。

一方、元彼・我聞慎二は、市川円と仲良くやっており、しかも業界トップのオチャコフーズの重役・五十嵐に飲みに誘われた。オチャコフーズの契約を取れるチャンスが到来し、絶好調だった。

さて、大島凪はスナック「バブル」で嫌な客・桃園に絡まれて、上手く歯車が回らないなか、元彼・我聞慎二がスナック「バブル」にやってきた。

オチャコフーズの重役・五十嵐(タロさん)がスナック「バブル」の常連で、元彼・我聞慎二と1対1で飲むために連れてきたのだ。

大島凪は元彼・我聞慎二を見て激しく動揺するが、元彼・我聞慎二が「初めまして」と挨拶したので、大島凪も話を合わせて「初めまして」と挨拶した。

しかし、元彼・我聞慎二は大島凪にスナックのボーイは向いていないと、毒を吐くのだった。

さて、元彼・我聞慎二は、苦手な客・桃園らを巻き込んで、戦隊ヒーローの話で盛り上がり、男たちはお互いの話に共感し合っていた。

大島凪は、その様子を見て、自分が同僚に、空気を読んで「そうね」と言っていた上辺だけの返事とは違うことに気付いた。

そこで、元彼・我聞慎二がトイレに行くと、大島凪もトイレに行き、元彼・我聞慎二に「ここで働くようになって慎二の事を思い出すようになって。それで自分の気持ちに気付いたの。私は慎二のこと、心の底から、ずっと尊敬していたの」と打ち明けた。

すると、元彼・我聞慎二は思わず大島凪の胸を揉んでしまうが、スナック「バブル」のママに見つかり、ボコボコにされ、五十嵐(タロさん)に連れられて店を出て強制退場となる。

その日、仕事が終わると、大島凪は同僚のロンとジェーンから女子会に誘われ、何も無い大島凪の部屋で飲むことになった。

以前に務めていた会社の同僚と大島凪の部屋で女子会をしたときは、大島凪は部屋も料理も査定されている気持ちで、針のムシロに座らされているような心境だった。

しかし、大島凪は同僚のロンとジェーンは暖房も無い部屋で満足してくれたうえ、大島凪の生き方を肯定してくれ、始めて女子会は楽しいと思ったのだった。

一方、市川円は会社の同僚と女子会をしていたが、市川円は男の上司から頭をポンポンされたことに怒らなかったことから、同僚の女性から「そこを許しちゃう女性って、どうなのと思う」と嫌われてしまう。

市川円は慌てて同僚の女性の仕事を褒めたが、同僚の女性から八方美人だと言われてしまう。

市川円は、子供の頃から属してコミュニティーが崩壊しており、「空気クラッシャー」と渾名されていた。前の職場も、突然崩壊し、市川円は同僚から「お前が悪い。可愛いのに、思わせぶりな八方美人だから」と批判されたのだった。

このため、市川円は、今回の職場では、何もせずに慎重に過ごそうと最新の注意をはらっていたが、早くも同僚から「八方美人」と指摘されてしまった。

市川円は「八方美人」と言われたことを我聞慎二に相談すると、我聞慎二は「八方ブスよりは、いいんじゃないの」と答えた。

それを聞いた市川円は、我聞慎二を好きになってしまうのだった。

なお、ドラマ化決定の時点では原作は第5巻までしか発売されていません。

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