スカーレット-熊谷秀男(くまがい・ひでお)のモデルとネタバレ

NHKの朝ドラ「スカーレット」に登場する熊谷秀男(くまがい・ひでお)のモデルとネタバレです。

■熊谷秀男(本田大輔)のあらすじ

熊谷秀男(本田大輔)は、京都の老舗京都の老舗旅館の三男で、会計事務所で働いていたが、丸熊陶業の社長・熊谷秀男(阪田マサノブ)に気に入られて、熊谷照子(大島優子)と結婚し、熊谷家の婿養子となった。

丸熊陶業に入社した熊谷秀男(本田大輔)は、商品開発部を設置し、新たに十代田八郎(松下洸平)を雇い入れ、新商品の開発に取りかかった。

熊谷秀男(本田大輔)は、やり手で、川原喜美子(戸田恵梨香)の火鉢のデザインを採用して新聞記者に取材させ、川原喜美子(戸田恵梨香)を「丸熊陶業のマスコットガール」として宣伝に利用した。

そして、社長・熊谷秀男(阪田マサノブ)が死去すると丸熊陶業の社長を引き継ぐと、電化製品の普及で需要が減っていた火鉢の生産を減らし、新商品へと切り替えていくのだった。

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■熊谷秀男(本田大輔)のモデル

滋賀県の信楽では、昭和20年代に火鉢が大量に売れ、「火鉢景気」という好景気を迎えていた。

しかし、電化製品の普及により、昭和30年代に入ると、火鉢の需要が低迷するようになり、植木鉢や外装タイルの生産へと切り替えていった。

「丸熊陶業」のモデルは、「近江化学陶器」で、「近江化学陶器」も主力商品の火鉢が低迷してきたため、植木鉢や外装タイルへと切り替えていった。

「スカーレット」のモデルとなった神山清子は、こうした流れ受け、「近江化学陶器」を辞めている。

やがて、「近江化学陶器」は、芸術家の岡本太郎に外装タイルを売り込むことに成功し、岡本太郎は信楽焼の「赤」を気に入り、信楽焼で作品を作るようになった。「太陽の塔」の背面にある「黒い太陽」も信楽焼である。

朝ドラ「スカーレット」に、岡本太郎をモデルにした芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)が登場するのは、岡本太郎が信楽焼で多くの作品を作っているからである。

さて、熊谷秀男(本田大輔)のモデルだが、私が知っている限りでは熊谷秀男(阪田マサノブ)に相当するような人が居ないので、オリジナルキャラクターの可能性が大きい。

ただ、強いてモデルを上げるのであれば、「近江化学陶器」は奥田家が経営しているので、奥田桂太郎か奥田孝あたりがモデルではないかと思う。

なお、朝ドラ「スカーレット」のあらすじやネタバレは「スカーレット-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

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