外交官・黒田康作のネタバレ

ドラマ「外交官・黒田康作」の第1話「外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「外交官・黒田康作のらすじ」からの続きです。


ある日、観上祥子(草刈民代)が黒田康作(織田裕二)を呼び出した。黒田康作は「あのときの行動には呆れました。あの時の説得は世界に放送され、スキャンダルは吹き飛んだ。あの銃の弾は空砲だった」と話始めた。
黒田康作の読み通り、事件は牛肉輸入問題の落としどころを探っていた日本とアメリカと手を組んで起こした自作自演で、それを知っていた観上祥子(草刈民代)はスキャンダルを消すため、犯人を説得していたのだった。
外務副大臣・観上祥子(草刈民代)の思惑通り、事件は世界中で放送され、スキャンダルは吹き飛んだが、自作自演を計画した関係者らは、観上祥子のスタンドプレーに激怒していた。
ある日、湊教授殺害事件の容疑者となっていた医師の霜村毅(香川照之)が、ロサンゼルスで飛び降り自殺した。
検死した医師の吉野(利重剛)は黒田康作に、「損傷が激しいので見た目は判断できないが、日本から送られてきたデータと一致した。所持品や目撃者の証言から、本人で間違いないでしょう」と告げた。
日本に居る娘の霜村瑠衣(夏帆)は刑事の大垣利香子(柴咲コウ)と共にロサンゼルスに渡り、黒田康作と合流して、霜村毅(香川照之)の遺体を確認する。
火葬が終わると霜村瑠衣(夏帆)はチャイナビーチへ行きたいと黒田康作に告げた。チャイナビーチは両親が新婚旅行で訪れた思い出の場所で、霜村毅は生前、死んだらチャイナビーチに灰を撒いて欲しいと遺言していたからである。
チャイナビーチに着くと大垣利香子(柴咲コウ)は、霜村毅(香川照之)が日本で自殺せず、わざわざアメリカで自殺したことを疑問に思い、黒田康作(織田裕二)に疑問をぶつけた。
そして、大垣利香子が、殺された湊教授の遺体は午後2時には現場に無かったことを明かすと、黒田康作は「午後なら霜村毅は飛行機に乗っていたので犯行は無理だ。事件を終わらせないように上司に掛け合うんだ」とアドバイスした。
黒田康作が自宅に帰ると、何者かが部屋に侵入していた。黒田康作は、逃げ出した犯人を追い、カーチェイスを展開し、犯人を追い詰めるが、犯人は崖から飛び降りて死んでしまった。顔を確認すると、犯人は霜村毅(香川照之)を検死した医師の吉野(利重剛)だった。
その後、要人の出迎えを命じられた黒田康作は空港で、自殺した霜村毅(香川照之)を目撃する。
ある日、11年間、海外を転々としていた黒田康作(織田裕二)が3ヶ月間の本庁勤務となり帰国する。
一方、日本に帰国した大垣利香子(柴咲コウ)は上司の山路貴繁(岩松了)に目撃証言の裏付け捜査を願い出る。
しかし、事件は被疑者死亡で決着し、捜査本部が解散したため、上司の山路貴繁は「地図を作れ。みんな、お前の地図を待っている」と言い、取り合わなかった。「外交官・黒田康作の真犯人と黒幕」へ続く。

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