ドラマ「10の秘密」-原作とあらすじと犯人ネタバレ

向井理が主演するフジテレビ(関西テレビ)のミステリードラマ「10の秘密」の原作とあらすじとネタバレです。

■10の秘密-原作と主題歌

10の秘密-原作と主題歌
主題歌秋山黄色の新曲「モノローグ」
原作後藤法子のオリジナル脚本
放送局フジテレビ
放送時間火曜日の夜10時
放送開始日2020年1月
出演者向井理・仲間由紀恵・仲里依紗・渡部篤郎ほか

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■10の秘密-あらすじとネタバレ

ある日の夜、仙台由貴子はビルの屋上で「矢吹さん、戻って。私がなんとかします」と言って手を差し伸べたが、帝東建設の現場担当・矢吹は建設中のマンションの屋上から飛び降りてしまった。

さて、白河圭太は仙台由貴子と離婚後、シングルファーザーとして白河瞳を育てた。

白河圭太と白河瞳は隠し事もなく、何でも話し合え、周りもうらやむような親子だったが、白河瞳は両親が離婚した原因は自分ではないかと思っていた。

弁護士の仙台由貴子は、上昇志向が強く、「母と妻と弁護士の両立は無理。もっと上を目指したいの」と言い、家を出て行き、今はタワーマンションの最上階に部屋を買い、セレブな生活をしていた。

そのようななか、白河圭太は、「娘を預かった。無事に返して欲しければ、3日以内に仙台由貴子を探せ」という脅迫電話を受けた。

驚いた白河圭太は、仙台由貴子が務める弁護士事務所を訪れるが、「仙台由貴子は先週、退職しました。驚きましたよ、電話1本で退職するなんて。引き継ぎもせずに消えてしまいました。我々は彼女とは何の関係もありません」と言われてしまう。

そこで、白河圭太は娘・白河瞳の学校を訪れると、担任は「瞳さんは今日は登校しておりませんが。男性の声で、風邪で休むと。てっきり、お父さんかと」と話した。

しかも、担任によると、娘・白河瞳は学校を休みがちなのだという。

さらに、瞳の親友・泉崎真衣によると、白河瞳は部活にも来て居らず、塾もとっくに辞めたのだという。

白河圭太は娘・白河瞳と何でも話し合える関係を築いており、隠し事など無いと思っていたが、次々と自分の知らない事を知り、激しく動揺するのだった。

その後、白河圭太は娘・白河瞳の友達などにも当たってみたが、娘・白河瞳は見つからなかったので、幼なじみの石川菜七子に相談し、警察に誘拐事件として相談に行った。

しかし、そのとき、娘・白河瞳から「ごめん、さっきのは嘘。しばらくは帰りたくないの」という電話があった。

このため、警察は単なる家出と考え、誘拐事件としては捜査してくれなかった。

そこで、白河圭太は石川菜七子と一緒に自宅に戻ると、娘・白河瞳の部屋を探し、ノートパソコンを発見する。

しかし、ノートパソコンの暗証番号が、娘・白河瞳が嫌っていた母・仙台由貴子の誕生日だったことに驚く。

しかも、娘・白河瞳のSNSには「誰にも本音を言えない。特に父親には。信用できない」と書いており、白河圭太は激しく動揺する。

さらに、娘・白河瞳のSNSには、ライブハウスでピアノを弾く男性の動画がアップされていた。

さらに、娘・白河瞳の通帳から全額9万8000円が引き出されていた。

そこへ、娘・白河瞳から電話がかかってくる。

白河圭太が電話に出ると、男の声で「警察には行くなと言ったはずだ。もう1度行ったら、次こそ娘の命はない。今、一緒に居る女にも言っとけ。仙台由貴子の足取りを追え。こちらの要求はそれだけだ。それがかなえば、娘は無事に帰す」と告げた。

男はずっと、白河圭太を監視しており、白河圭太が警察で誘拐事件の相談をしていたとき、娘・白河瞳から電話がかかってきたのも、犯人が娘・白河瞳にかけさせたのだ。

そこで、白河圭太は娘・白河瞳を助けるため、犯人の要求通り、仙台由貴子を探すことにした。

翌日、白河圭太は仕事を休んで、仙台由貴子のマンションを訪れ、管理人に事情を説明するが、管理人は「本人にご連絡をお取りください」と言い、仙台由貴子の部屋には入れてくれなかった。

そこへ、仙台由貴子が顧問弁護士を務めていた帝東建設の宇都宮竜二が現われ、白河圭太に「仙台由貴子さんの元ご主人ですよね?」と声をかけた。

そして、宇都宮竜二は、「由貴子と付き合ってたんです。弁護士の代わりは居ても、恋人としては諦めきれなくて、ときどき様子を見に来てるんです」と言い、白河圭太を仙台由貴子の部屋へとあげた。

仙台由貴子は宇都宮竜二に「探さないで」というメール1通を送り、部屋の荷物は残したまま、消えたのだという。

白河圭太が仙台由貴子の郵便物を確認すると、督促状の山だった。

宇都宮竜二によると、仙台由貴子は高い車を買ったり、友人に高価なプレゼントを贈ったりしたうえ、投資で大きな損失を出していたのだという。

しかも、宇都宮竜二は「由貴子は誰かに脅されていたのかも」と言い、仙台由貴子が電話相手に「いい加減にして。10年も前の秘密、もう忘れて」と言っていた事を教えた。

それを聞いた白河圭太は「10年前・・・」と驚き、火事の事を思い出し、激しく動揺するのだった。

そして、白河圭太は宇都宮竜二と別れると、「由貴子、お前、あのことで脅されてたのか」とつぶやいた。

そこで、白河圭太は仙台由貴子の実家のボロアパートを訪れたが、既に母親も孤独死しており、ボロアパートには誰も住んでいなかった。

しかし、白河圭太は、近所の人から仙台由貴子を見かけたという情報を得た。

なんと、仙台由貴子は、やばい金貸し永盛と一緒だったのだという。

白河圭太は、金貸し永盛の居場所を教えてもらい、永盛に会いに行くと、借金の肩代わりを求められたが、なんとか利息分だけの支払いで勘弁してもらい、仙台由貴子の事を教えてもらった。

すると、永盛は、「やばいぞあの女、この俺に1000万貸せだなんて言うくらいだからな。貸すわけ無いだろ。50万だけ貸してやった。ちょっと調べれば、あの女の暮らしが嘘だと分かる。タワマンの所有権を取られ、乗り回していた高級自動車もレンタルで、何もかも借り物の偽者のセレブ生活で、担保になる物なんて何もない」と教えた。

さて、白河圭太が永盛と別れると、建設現場の監督から電話がかかってきて、検査の日を早めて欲しいと頼まれた。会社には分からない謝礼を用意しているのだという。

すると、白河圭太は、おもわず、謝礼の金額を尋ねた。

その日の夜、石川菜七子が白河瞳の親友・泉崎真衣を連れてきてくれたので、泉崎真衣から話を聞いた。

泉崎真衣によると、白河瞳がSNSに上げていたピアノを弾く男性は伊達翼で、白河瞳が色々と相談していた相手なのだという。

そして、白河瞳は「お父さんは隠している。大事な事を隠している」と言っており、その秘密のことで、出て行った母・仙台由貴子と連絡を取っていたのだという。

泉崎真衣が帰ると、石川菜七子は、心当たりがあると言い、伊達翼が居るライブハウス探しを引き受け、「瞳ちゃんが言ってた秘密ってなんのこと」と尋ねた。

すると、白河圭太は、石川菜七子に秘密のことを話そうとしたが、燃えさかる建物を思い出し、仙台由貴子との会話を思い出した。

仙台由貴子が「本当に隠し通せると思う?」と驚くと、白河圭太は「俺だって秘密は持ちたくない。それでも、これだけは隠さなければならない。俺たちのためじゃない。瞳のために」と答えた。

すると、仙台由貴子は「誰だって秘密の1つや2つはある。大事なのは隠し通せるかどうか。その覚悟があるかとういうこと。隠しきれない秘密が一番罪深い。この秘密を墓場まで持って行ける?その覚悟がある?」と問うた。

そのことを思い出した白河圭太は、秘密を話すことを思いとどまり、石川菜七子に「無いよ、秘密なんて。きっとなんか、勘違いしてるんだよ」と答えて誤魔化した。

石川菜七子は、白河圭太の言葉を信じた振りをして帰って行ったが、白河圭太が嘘を付いていることに気付いていた。

一方、宇都宮竜二は、帝東建設の社長・長沼豊に、仙台由貴子の夫・白河圭太に接触した事を報告した。

社長・長沼豊が「仙台由貴子と手を組んだら」と驚くが、宇都宮竜二は「思っていたより凡庸な男でした。危険はありません」と報告した。

すると、社長・長沼豊は「1日も早く見つけ出せ。手段は任せる。困ったねえ、仙台由貴子は危険だ。あまりにも多くのことを知りすぎた」と命じた。

宇都宮竜二が社長室を出ると、部下の磐城英明が来て、死んだ現場担当・矢吹のマンションの監視カメラに、仙台由貴子が写っていた事を報告した。

すると、宇都宮竜二は「まだ近くに居る」と言い、矢吹のマンションへ向かった。

さて、犯人から指定された期限の3日目、白河圭太が必死に仙台由貴子を探していると、仙台由貴子から「なぜ私をさがしているの?」と電話がかかってきた。

白河圭太が「瞳がさらわれた」と教えると、仙台由貴子は「犯人に心当たりがある。瞳を取り戻してくる。私さえ行けば、瞳には用はないはず。安心して」と答えた。

白河圭太が「由貴子はどうなるんだ?大丈夫なのか?とんでもなくヤバい状態なんだろ?瞳は救い出す。でも、そのためにお前を犠牲にしたくない。だから、話せよ、何が起きてるのか。お前の秘密を全部。俺がなんとかするから。頼む、話してくれ」と頼んだのだった。

10の秘密-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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