同期のサクラ-第9話のあらすじとネタバレ

高畑充希が主演する日本テレビのドラマ「同期のサクラ」の第9話のあらすじとネタバレです。

  1. 同期のサクラ-原作とあらすじとネタバレ
  2. 同期のサクラ-第8話のあらすじとネタバレ

■同期のサクラ-第9話のあらすじとネタバレ

意識不明で入院していた北野桜が9ヶ月ぶりに目覚め、月村百合ら仲間が病院に駆けつけて、北野桜の無事を喜んだ。

そこで、木島葵は「こういうことは早めに言った方が良い」と言い、黒川森雄が北野桜の辞表を預かっていたが、これ以上は庇いきれなくなり、会社が北野桜を解雇したことを教えた。

そして、木島葵は、相談したいことがあるので、早く元気になって欲しいと頼むと、北野桜は「みんなからファックスみたいな励ましが届いたとき、じいちゃんと同じくらい力がわきました。信じ合える仲間と、沢山の人を幸せにする建物を作るという夢を叶えるためにも頑張ります」と答えた。

そして、北野桜は「急いできてくれたのは嬉しいのですが、病院の廊下は走らないように」と注意すると、仲間は「こんな時まで忖度無しかよ」「良かった。サクラが帰ってきた」と喜んだのだった。

さて、北野桜が退院すると、月村百合らが部屋に家具を用意し、家賃も更新しておいてくれた。

さて、シングルマザーの月村百合は、子育てをしながら今の会社で働くのは大変なため、会社を辞めて起業しようと考えていた。

働く女性が子供を預けられる託児所を作りたいのだが、決断する勇気が無かった。

それを聞いた北野桜は「パパなんでしょ?」と言い、木島葵に相談するように助言したが、月村百合は「アイツとは結婚する気無いの。葵は今でもサクラの事が好きみたいだし」と答えた。

その日、北野桜がリハビリをしていると、木島葵が尋ねてきた。

木島葵は「黒川さんが副社長になってプロジェクトを立ち上げた。そのメンバーに選ばれた」と教えると、北野桜は「凄いじゃないですか。社長への道をまっしぐらですね」と喜んだ。

そして、木島葵は「プライベートの方は全く駄目だ。結婚しようてプロポーズしたが、あっさりと断られた。アイツには俺が必要ないって言うことなのかな」と相談すると、北野桜は「それは、私には難しすぎます。タダでさえ、結婚や恋愛は苦手分野なので」と謝った。

さて、たまり場だった喫茶店はネットカフェになっており、土井蓮太郎は北野桜をネットカフェへ連れて行き、北野桜の就職先を探した。

そこへ、清水菊夫がテレビ電話をかけてきて、北野桜に「ボランティア活動のNPOの代表になってくれって頼まれてるんだ。俺は応援する方が好きだから」と話した。

さて、土井蓮太郎も北野桜に「クライアントが理不尽な要求をしてきたので、良い物を作りたければ、はっきりNOを言うべきだと上司に言ったら、営業部へ行けと言われた。設計が出来ないのなら、思い切って新しい就職先を探そうと思うんだけど」と相談した。

北野桜が「すみれさんに相談したら?」と答えると、土井蓮太郎は「すみれさんが2人目を妊娠していて、まだ安定期じゃ無いから、余計な心配をかけたくないから」と答えた。

そして、土井蓮太郎は、もう少し考えるから、火野すみれには内緒にして欲しいと頼んだ。

その日の夜、火野すみれが北野桜の部屋に尋ねてきたので、「妊娠おめでとうございます」と祝福した。

火野すみれが「蓮太郎、他にも何か言ってなかった?」と尋ねると、北野桜が急に早口になったので、火野すみれは「サクラは嘘を付くと早口になるのね。別に良いのに、蓮太郎が営業へ行けって言われた事くらい知ってるし」と告げた。

北野桜が「そうなんですか?」と驚くと、火野すみれは「人事に居れば、直ぐに分かるのに、隠そうとするから、蓮太郎は。どうせ、私に気をつかってるんでしょ。そんなことする必要ないのに」と呆れた。

北野桜が「すみれさんから言ってあげてくれませんか」と頼むと、火野すみれは「止めとく。自分で考えて答えを出した方がいいから」と答えた。

そして、火野すみれは北野桜に、「就職先見つかりそう?会社を辞めた経緯とか話さない方が良いわよ」と助言した。

さて、北野桜は、建築関係の会社の面接を受けたが、火野すみれの助言を聞かずに、花村建設を辞めた経緯を正直に話したので、「花村建設に、にらまれたら困る」ということで、どこも雇ってくれなかった。

北野桜は、貯金も底を突いたので、コンビニでアルバイトをしながら、次の就職先を探すことにしたが、就職先は見つからなかった。

そこで、北野桜は、就職先が見つからないのなら、せめて、仲間の悩みを解決しようと思い、問題の解決法を考えると、仲間を鍋に招いた。

しかし、土井蓮太郎は火野すみれに相談して、会社を辞めることを決めており、鍋には参加できなかった。

清水菊夫もNPO法人の代表を引き受けるので、忙しく、鍋には参加できなかった。

木島葵は、北野桜の部屋まで来たが、月村百合の為にも北野桜の事を吹っ切らないと行けないと言い、鍋への参加を断り、帰って行った。

北野桜は、仲間が自分たちで問題を解決し、成長しているのに、自分だけが前進していないことを痛感した。

さて、忖度できない北野桜は、コンビニでバイトしていたとき、大声で電話している客を注意したが、客が逆ギレして土下座を要求したため、店長が土下座をして謝罪した。

バイトをクビになった北野桜は、公園で喫茶店の店主だった女性と会ったので、「お店がネットカフェになっていた。すっかり変わってしまって寂しかった」と話すと、女性は「しょうがないわよ。今の時代、古い物は消えていくしか無いんだから」と答えて立ち去った。

そこへ、故郷の島のおばちゃんから電話がかかってくる。

おばちゃんは「島のみんなは怒ってるよ。なんで東京に戻ってから全然、連絡をよこさないんだって。橋がかからないと言った事を気にしてるのなら、それは間違ってる。みんな、アンタのことを家族と思ってるから。何かあったら、いつでも帰ってくるんだよ」と告げると、北野桜は「ありがとう。おばちゃん」と礼を言って電話を切った。

さて、北野桜は、仲間に新潟の建設会社に就職が決まったと嘘を言い、故郷の島に帰ることを報告したが、早口だったので、仲間に嘘だと見抜かれてしまった。

北野桜は、今回の事で自分には何も無い事を思い知らされたので、故郷の島に帰って、高齢化が進んできた島の人に恩返しをしながら生きていくと言い、「私みたいな忖度できない人間は東京には合わなかったんです。じゃー、またいつか」と言って別れた。

翌日、仲間は北野桜の部屋を訪れ、「連れて行きたいところがある」と言い、北野桜を建設現場に連れて行った。

そして、「どこだか分かるか?サクラが10年前の新人研修の時、お前が本当に社長賞を取るべきだと言った保育園の建設が始まったんだよ」と教えた。

保育園の設計者は、北野桜が10年前に褒めてくれたので、この保育園を建てることが夢になり、何度もくじけそうになったが、北野桜の言葉を思い出して頑張り、10年かけて、ようやく着工にこぎ着けたのだという。

木島葵が北野桜に「サクラは何も成し遂げていないと言ったけど、お前のともした火は誰かの中で燃え続けている。今でも」と告げた。

そして、月村百合・木島葵・清水菊夫・土井蓮太郎は、それぞれに、北野桜から言われた言葉を伝え、北野桜を説得した。

すると、北野桜は、これまで、祖父・北野柊作から受け取ったファックスの内容を暗唱した。

そして、北野桜は「私には夢があります。この素晴らしい仲間と、沢山の人を幸せにする建物を作ることです。私には夢があります。天国で見守ってくれているじいちゃんに、今日も頑張ってるよって、毎日、胸を張って報告することです。私には夢があります。故郷に架けたかった橋に負けない橋を、これから出会う人の心に架ける事です。それだけは諦められないので、私はこれからも北野桜であり続けます」と宣言した。

そして、北野桜は仲間と記念写真を撮ったのだった。

ある日、北野桜は小さな建設会社の面接を受けた。

面接を担当した社長が花村建設を辞めた理由を尋ねたので、北野桜は正直に話すと、諦めて帰ろうとしたが、社長はその場で北野桜を採用した。

しかし、黒川森雄が現われ、北野桜を雇うのなら、契約は打ち切ると言い、北野桜に「花村建設に戻ってこい、俺の元で働かないか」と告げたのだった。

同期のサクラ-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

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