二月の勝者-原作のあらすじとネタバレ

柳楽優弥が主演する日本テレビのドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室」の原作のあらすじとネタバレです。

■二月の勝者-原作のあらすじとネタバレ

中学受験で御三家への合格者を続々と排出する一流塾「フェニックス吉祥寺校」の隣に、中堅塾「桜花ゼミナール吉祥寺校」はあった。

「桜花ゼミナール吉祥寺校」で研修中の新人塾講師・佐倉麻衣は、塾生・木下の受験会場へ応援に行くと、雪の中、フェニックス吉祥寺校の講師が傘も差さずに立っていた。

やがて。塾生・木下が受験会場に来たが、来る途中で理科の問題を解いていたのだが、解けない問題があると言い、「この問題が出たら落ちる」と泣きそうになっていた。

佐倉麻衣は算数の担当だったため、理科の問題が解けずに困っていると、フェニックス吉祥寺校の講師がスラスラと答えを教え、「溶けなくてもその問題は出ない」と指摘した。

それを聞いた木下は安心して受験会場に入っていく。残された佐倉麻衣は、自分の無力さを思い知るのだった。

さて、佐倉麻衣は研修を終えた正式に勤務することになるが、成果を上げられなかった校長は飛ばされており、新しい校長が就任することになっていた。

そして、新校長がやってくるのだが、なんと新校長は木下にアドバイスをしたフェニックス吉祥寺校の講師・黒木蔵人だった。

なんと、黒木蔵人は「桜花ゼミナール吉祥寺校」をてこ入れするため、「フェニックス吉祥寺校」から写ってきたのだという。

黒木蔵人は生徒をやる気に指せるのも、親を説得するのも一流だったが、生徒を「顧客」、親を「スポンサー」と言い切る超合理主義者だった。

さて、佐倉麻衣は、黒木蔵人から6年生の「Rクラス」の担当を任された。

佐倉麻衣は、いきなり受験生を担当することになったので張り切るが、黒木蔵人はRクラスは最下位のクラスなので、生徒をやる気にさせる必要は無いと注意した。

塾の宣伝になるのは御三家の合格率だけで、Rクラスの生徒は塾に通ってお金を落としてくれれば良いのだという。

しかし、佐倉麻衣は落ちこぼれを出したくないと言い、授業中に外ばかり眺めている落ちこぼれの生徒・加藤に、マンツーマンで勉強を教えようとした。

すると、加藤は他の生徒に馬鹿にされたため、塾を辞めると言い出したので、黒木蔵人は加藤を塾に引き留めるため、親を交えて話し合うことにした。

しかし、佐倉麻衣は、加藤が授業中に外を眺めていたのは、校舎の外を走っている電車を眺めていたのだと気づき、「好きなことをさせてあげたい」と言い、黒木蔵人に加藤を辞めさせるように頼んだ。

それを聞いた黒木蔵人は、加藤親子が面談に来ると、加藤に電車のジオラマの動画を見せ、中学校の模型部が作った物だと教えると、加藤は目を輝かせて驚いた。

そこで、すかさず黒木蔵人は、模型部のある中学校のパンフレットを見せると、加藤は「この学校なら○○線で行ける」などと言い、中学校の物色を始めた。

母親は中学受験には向いていないのではないかと弱音を吐いたが、黒木蔵人に言いくるめられ、中学受験に前向きになり、加藤の塾継続が決定した。

それを知った他の塾講師は、黒木蔵人が成績の悪い加藤に難関中学のパンフレットを渡したことを呆れていたが、講師・桂は「毎年あるじゃない。ミラクル下克上。特に男子は」と指摘したのだった。

■二月の勝者-第2巻のあらすじとネタバレ

3月になり、「桜花ゼミナール吉祥寺校」のトップクラスで2番手だった前田花恋が、「フェニックス吉祥寺校」へと転塾してしまう。

前田花恋は、「フェニックス吉祥寺校」で上から3番目のクラスに入るが、絶対にトップになると言い、寝る間を惜しんで勉強に励んだ。ストレスで髪の毛が抜けても、勉強を続けた。

母親は前田花恋の体調を心配して、「フェニックス吉祥寺校」へ相談に行くが、「大切な時期なので、我慢して応援して欲しい」と言われてしまう。

一方、黒木蔵人は、塾帰りの前田花恋に接触し、前田花恋の顔に慰労の色が出ている事を指摘し、「花恋は女王様でしょ。その他大勢は似合わない。花恋は女王様になれる場所じゃないと輝かけない。席は空けたままで待っている」と告げた。

それを聞いた前田花恋は、「桜花ゼミナール吉祥寺校」に復帰し、トップクラスで1番を取り、生き生きと勉強したのだった。

ある日、佐倉麻衣はゴールデンウイークのセミナーが5万円もすることを知って驚くと、先輩が塾は年間授業料49万円の他に、オプションが77万円もある事を教えられる。

さて、Rクラス武田勇人の両親は塾の費用のことで喧嘩ばかりしていた。

母親は職場で学歴の壁を感じていたので、武田勇人を良い学校へ行かせたいと思っており、春期講習を受けさせようとしたが、父親はスマホでガチャゲーばかりやっており、「落ちたら130万円の責任は誰が取るんだ」と言い、春期講習に反対していた。

それを知った黒木蔵人は、武田夫婦の地雷を踏んで爆発されると言い、講師・桂木と佐倉麻衣に、武田勇人の母親と面談させた。

すると、講師・桂木は母親に、武田勇人のテストのデータを見せ、春期講習で基礎をやれば10点はアップすると言って喜ばせると、武田家の家庭環境を言い当て、「両親が一致しなければ中学受験は失敗する」と指摘した。

その夜、母親は夫に春期講習を受けさせたいと相談するが、夫はガチャゲーをやりながら、「新手の詐欺だ。カモにされているんだ」と言い、相手にしなかった。

すると、母親は「画面のキャラに課金してるんじゃねー。子供に課金してクソ強いキャラに育てようとして何が悪いんだ。勇人にどんなラスボスでも倒せるクソ強い武器を持たせたいんだよ。そのためなら課金ゲー上等」と言ってブチ切れた。

そして、母親は夫に通帳を差し出し、「130万円は全て私が払いますので、責任は全て私が持ちます」と告げると、夫は怯え、春期講習を認めた。

佐倉麻衣は、講師・桂木が面談で武田勇人の母親を煽ったのは、黒木蔵人の指示だったと気づき、「それでも教育者ですか」と批判すると、黒木蔵人は「講師は教育者ではなく、サービス業です」と言い、佐倉麻衣にサービス業に徹するように命じた。

すると、佐倉麻衣は泣きながら、「子供にも意思があります。大人のいいようにコントロールして、子供主体で物事を考えられなくなったら、大人は子供を簡単に潰してしまいますよ」と訴えた。

しかし、黒木蔵人は「子供を潰した事があるようなくちぶりですね。貴女にどんな事情があれ、ここは大人の事情で成り立っている場所です。私のやり方が受け入れられないのであれば、ここを出て行っても構わない」と答えた。

翌日、佐倉麻衣が出勤してきたので、黒木蔵人は「私の方針に従うと言うことですね」と言い、高額な塾費用に似合うだけのプランを提出するように命じた。

すると、佐倉麻衣はRクラスの成績を底上げするプランを考えたと言い、Rクラスは計算が雑な点を指摘し、生徒ぞれぞれに苦手な点が違うため、個別のプランを作り、きめ細かく指導していくという方針を説明した。

しかし、黒木蔵人は「サービス残業の嵐になる。桜花ゼミナールをブラック企業にするつもりですか。難しく考えすぎです、もっとシンプルに偏差値40を50に上げる方法がある」と言い、Rクラスの武田勇人の成績を上げることにした。

■二月の勝者-第3巻のあらすじとネタバレ
黒木蔵人は過去問題を使って、Rクラスの武田勇人ら数人を集めてテストを行うと、ケアレルミスが多く、散々な結果だった。

黒木蔵人は、Rクラスにケアレルミスが多い理由は、バカだからだと指摘し、バカに出来る子のマネをさえることが間違っていると言い、今度は問題の後半は読まずに、前半だけを回答するように指示し、再び過去問題でテストをテストを行った。

すると、今度は点数が10点もアップした。

従来の出来る問題だけを解いていくというやり方では、出来ない人間には焦りの元になるので、初めから後半を捨てることにより、焦りを取り除いたため、ケアレルミスが減ったのだという。

そして、生徒は難しい問題を解かなくても、自分の出来る範囲の問題をしっかりと解けば、点数アップできることを実感し、やる気にも繋がるのだという。

しかし、石田王羅という生徒は逆に点数が下がっていたので、黒木蔵人は佐倉麻衣に原因を探して、どうすれば成績がアップするのか考えるように指示した。

そのようななか、佐倉麻衣はRクラスの浅井紫から作文の相談を受ける。

浅井紫は、小学1年の時に作文で「花屋になりたい」と書いたら、母親は喜んだのに、小学4年生に作文で「花屋になりたい」と書いたら、母親は「それじゃ困る」と言ったのだという。

佐倉麻衣は、黒木蔵人から、生徒の志望校が本人の希望なのか、両親の希望なのかを把握するように命じられており、生徒のグループに入って弁当を食べ、夢の話しに便乗して生徒の本当の志望校を聞き出した。

そして、佐倉麻衣は、生徒と両親の希望校にズレがあることを知り、どちらの希望を優先させるべきなのか迷った。

しかし、黒木蔵人は、「子供は裏切る」と言い、子供の夢を志望校に結びつけては行けないように注意した。

そのようななか、佐倉麻衣は「フェニックス吉祥寺校」の講師・灰谷と出会い、灰谷から「黒木を信じてはいけない。あの人は子供を裏切る」と言われた。

佐倉麻衣は「子供は裏切る」と「子供を裏切る」の違いについて、どちらが本当なのだろうかと思った。

そして、灰谷は佐倉麻衣に、黒木蔵人の事で困った事があれば、いつでも相談に乗ると約束した。

ある日、佐倉麻衣は生徒の親は大金を投じているのに、どうして一流中学を目指さないのか疑問に思うと、先輩は中学受験ガイドを渡し、偏差値以外の所を注意してみるようにアドバイスした。

佐倉麻衣は、言われたとおりに、注意してみていると、学校によって方行く方針や校風が違うことに気付いた。

そして、「花屋になりたい」と言っていた浅井紫と両親の希望にピッタリの中学を見つけたので、浅井紫にパンフレットを渡すが、浅井紫は「本当に花屋に成りたいわけじゃない」と答えた。

佐倉麻衣は拍子抜けしてがっかりするが、パンフレットを観た佐倉麻衣は、制服が無いのにお洒落だったので、その中学に興味を持つのだった。

さて、佐倉麻衣は生徒の両親に、生徒と両親の両方の希望に合う合格圏内の併願を勧め、好感触を得るが、黒木蔵人は第1志望校の偏差値を10上げるように釘を刺した。

6月下旬、「桜花ゼミナール吉祥寺校」で偏差値によるクラス替えが行われた。

最上位の「Ωクラス」、その次が「Aクラス」、最下位が「Rクラス」で、席順も偏差値順になっており、各クラス2人ずつがクラスを移動することになった。

例年なら、クラスを落ちた保護者から、温情を訴えるクレームの電話が殺到する時期だが、今回は明確に偏差値でクラス分けをしたので、クレームの電話が無かった。

さて、黒木蔵人は2番手の「Aクラス」の偏差値が上がっていない事を指摘すると、講師・橘は基礎を網羅した5年生のテキストを使って生徒の弱点をあぶり出すことにした。

この方法自体は良かったが、6年生が5年生のテキストを使う事が保護者には理解されず、保護者からのクレームが多いため、黒木蔵人は「Aクラス」の上位3名を最上位の「Ωクラス」へ移すという条件で保護者を黙らせることにした。

講師・橘は生徒への負担が重すぎると言い、「Ωクラス」への異動を反対したが、黒木蔵人は保護者を黙らせる方が重要だと言い、講師に「私はパワハラをしたくない」と言い、転勤を突きつけて脅したのだった。

こうして、黒木蔵人は、5年生の範囲から作ったテストを実施。この中の1人が下克上(ジャイアントキリング)を起こすと確信するのだった。

二月の勝者-第4巻のあらすじとネタバレ」へ続く。

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