二月の勝者-最終回のあらすじと結末ネタバレ

日本テレビのドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室」の原作の第7巻のあらすじとネタバレです。

  1. 二月の勝者-原作のあらすじとネタバレ
  2. 二月の勝者-第6巻のあらすじとネタバレ

■二月の勝者-第7巻のあらすじとネタバレ

Rクラスの今川里依紗と山本佳苗は仲良しだったが、今川里依紗は山本佳苗より成績が悪かったので、山本佳苗に嫌がらせをするようになり、同じクラスの女子・大内礼央と仲良くし始めた。

講師・佐倉麻衣は、それに気づき、山本佳苗から話を聞くが、講師・橘勇作は女子の裏表に気付かずにいた。

大内礼央は、自習室で今川里依紗から話しかけられたので、答えていたが、自習室に来た講師・橘勇作に注意され、6年生の自習室使用禁止の処分を言い渡される。

大内礼央は自分から話しかけたわけでは無いと釈明したが、講師・橘勇作は聞く耳を持たなかった。

さて、講師・橘勇作はRクラスの問題を簡単に考えて気にもしていなかったが、校長・黒木蔵人は今川里依紗の嫌がらせに気付いていた。

そこで、佐倉麻衣が相談すると、黒木蔵人は対策は考えてあると言い、秘策の席替えを実行すると、クラスの雰囲気が一変した。

さて、Ωクラスの柴田マルミは、優秀な生徒たちと実力差を感じて苦悩しており、クラス替えの前に、母親に苦悩を打ち明けていた。

このままでは柴田マルミが潰れてしまうと考えた母親は、塾に志望校の女子学院を諦め、Aクラスへ戻して欲しいと相談した。

黒木蔵人は、柴田マルミの挑戦は「桜花ゼミナール吉祥寺校」の重要命題だと言い、母親の申し出は絶対に阻止すると言っていたが、母親との面談では、母親の話を全て受け入れ、「席替えをしたばかりなので、次の席替えで対応する」と約束した。

黒木蔵人は母親の要求を阻止すると言っていたので、面談が終わって佐倉麻衣が驚くと、黒木蔵人は「中学受験の途中退場は受験生よりも、親の方が根を上げることが多い」と言い、今回は母親のガス抜きをしただけで、次の席替えは無いと教えた。

さて、柴田マルミは、席替えで、女子学院を志望している数学の天才・直江樹里の隣になり、直江樹里の回答を書くスピードの音に圧倒されていた。

塾の小テストは、隣同士が答案を交換して採点するので、柴田マルミは直江樹里と答案を交換して、直江樹里の小テストを採点すると漢字の小テストは満点だった。

直江樹里は国語だけは苦手だと言っていたので、柴田マルミは「これで苦手なのか」と才能の違いを感じた。

しかし、小テスト採点し直した講師・桂が、直江樹里に「止めや跳ねが間違っているので、実際は20点なのに12点。もっと丁寧に書くように」と注意すると、直江樹里は書いている途中でイライラしてくるのだと言った。

そして、直江樹里は、柴田マルミのテストの答案はいつも丁寧な字で書かれていると言い、柴田マルミの几帳面さを見習わなければならないと反省した。

柴田マルミは、全部回答出来ていなかったが、直江樹里よりも漢字の小テストの点数が良かったことに驚き、講師・桂からも丁寧な字を褒められ、嬉しくなるのだった。

ある日、柴田マルミは直江樹里から一緒に勉強をしようと誘われる。1人で漢字の勉強をすると、止めや跳ねがいい加減になるので、一緒にやりたい。その代わりとして、得意な数学を教えるというのである。

こうして、2人は一緒に勉強すると、直江樹里は苦悩を漏らした。

直江樹里は、数学が得意で、4教科は女子学院を受験するレベルに達していたが、回答を丁寧に書けない性格だったので、国語の点数が足りず、塾からも国語を強化しなければ、日曜特訓の女子学院クラスには入れないと言われていた。

しかし、直江樹里は、どうしても丁寧に書くと言うことが出来なかったので、女子学院を諦めて数学だけで受験できる学校を受験しようかとも考えているのだという。

直江樹里の苦悩を知った柴田マルミは、止めや跳ねまで丁寧に書く癖が付いたのは、小学3年生まで習っていた習字のおかげだと言い、直江樹里に毛筆で漢字の練習をすることを提案し、反対に数学で分からない問題を教えて貰った。

直江樹里はいつも明るくて成績も良いので、自己評価の低い柴田マルミは「どうして正反対の私なんかと」と思っていたが、直江樹里は逆に柴田マルミのことを「伸びしろばかり」と思い、羨ましがっていた。

こうして、2人は素直に気持ちを打ち明けあい、親友となった。

黒木蔵人は、柴田マルミが席替えで立ち直る確率は50%だと考えていたが、席替えは上手くいき、柴田マルミはやる気を取り戻し、志望校を変更するのは止め、女子学院を目指すのだった。

さて、日曜特訓のクラス替えがあり、直江樹里は女子学院クラスに入れたが、柴田マルミは入れず、難関クラスになった。

直江樹里は一緒に女子学院クラスへ通いたかったと残念があるが、柴田マルミは難関クラスに入れただけでも、努力した成果だと言い、前向きに受け止めていた。

10月になり、保護者面談が始まる。Aクラス三浦祐星の両親は、三浦祐星の偏差値が43で、志望校の偏差値50に届いていないことを不安に思っていた。

黒木蔵人が、偏差値43でも13人中5人が合格している事実を示し、今後の塾の指導方針を伝え、2月まで学力が伸びると教えると、両親は安心して帰って行った。

隣で話を聞いていた講師・佐倉麻衣は、三浦祐星にも合格の可能性があると安心するが、黒木蔵人は「一言も合格できるなどと言っていない。過去のデータと今後の方針を示しただけだ。ただし、2月まで学力が伸びるとうのは本当だ」と告げた。

その日の夜、黒木蔵人は会議を開き、各講師から報告を受ける。

この時期になると、保護者が進学させたい中学と、子供が行きたい中学に違いが明確になっていた。

そこで、黒木蔵人は、実際に学校へ通うのは子供だという事を理解していない保護者が多いと言い、保護者面談で、志望校は生徒が行きたいと考えている志望校へ誘導するように指示を出した。

もし、進学した学校で嫌なことがあっても、自分が選んだ学校だと思えば、踏ん張れるが、そうでなければ・・・。

それを聞いた講師・佐倉麻衣は、いつも無表情な黒木蔵人の顔に表情が表れたような気がしたので、不思議に思うのだった。

さて、黒木蔵人は、席替えをしないので、分かりにくいが、塾でトップだった島津順は2位になり、現在のトップは前田花恋だと言い、成績が落ちている生徒は、生徒・塾
保護者の足並みが揃っていないからだと指摘した。

そして、黒木蔵人は、保護者だけでなく、塾にも時間が残されていないと言い、去年と同じように辛酸を舐めたくなければ、心してかかるように、講師たちに檄を飛ばすのだった。

注釈:ドラマ化が決定した時点で、原作は第7巻までした出ていないので、今回が最終回となります。

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