朝ドラ「エール」古山裕一(窪田正孝)は川俣銀行の半沢直樹

NHKの朝ドラ「エール」の古山裕一(窪田正孝)が川俣銀行に就職して半沢直樹になるネタバレです。

■エール-川俣銀行の半沢直樹

古山三郎(唐沢寿明)は、吉野福之助の保証人となり莫大な借金を背負ったため、融資と引き換えに、古山裕一(窪田正孝)権藤茂兵衛(風間杜夫)へ養子に出した。

こうして、古山裕一は権藤家を継ぐため、権藤茂兵衛が経営する川俣銀行へ就職し、銀行員となった。

銀行員といえば、「やられたらやり返す。倍返しだ」で有名なドラマ「半沢直樹」を連想する人も居るかも知れませんが、古山裕一は半沢直樹とは程遠い銀行員でした。

川俣銀行に就職した古山裕一は、助平な先輩・鈴木廉平(松尾諭)に連れられてダンスホールへ行くと、人気ダンサー志津(堀田真由)に声をかけられ、志津(堀田真由)の事が好きなる。

それを知った同僚は、女性経験の無い古山裕一の為に、キス大作戦を計画し、志津との恋が成就するようにエールを送った。

同僚からのエールを受けた古山裕一は、志津とデートすることに成功が、キスは失敗してしまうのだった。

そのようななか、古山裕一は仕事で大きな失敗をしたので、激怒した権藤茂兵衛は、失敗したのは女に気を取られている体と言い、志津と別れるように命じた。

しかし、古山裕一は、別れろと言われて、志津を本当に愛しているのだと気づき、志津にプロポーズした。

ところが、志津は、自分は小学校の同級生で、自分の事に気付かなかった古山裕一をからかっただけだと言い、破局を告げ、古山裕一は、まさかの倍返しを食らうのだった。

スポンサードリンク

■モデルの古関裕而は半沢直樹だったのか?

古関裕而は東京の音楽学校へ進学したかったのですが、金銭的な問題もあり、進学に踏み切れず、福島商業学校を卒業してニートをしていました。

すると、川俣銀行を経営していた叔父の武藤茂平に誘われたので、川俣銀行に就職しました。

銀行と言っても、行員が4~5人の小さな銀行で、週に1度、生糸の市が立つ日以外は、暇だったようです。

古関裕而は仕事は余りせず、隠れて五線譜に作曲をして、仕事が終われば、バンドやダンスに精を出していました。

川俣銀行で働いていた給仕は、「裕ちゃんはダンスばかりやって、仕事をやらないので駄目だ」と愚痴をこぼしています。

ただ、古関裕而は経営者の身内ということで信頼されていたのか、福島の安田銀行から川俣銀行へ現金10万円を輸送する大役を務めていました。

1000円で家が建つと言われた時代なので、10万円といえば代金だったのですが、当時は現金輸送車など無く、古関裕而は10万円を風呂敷に包んで、バスに乗っており、ビクビクとしていました。

このように、古関裕而は銀行で働いていても、音楽活動を優先していたので、半沢直樹的なエピソードはありません。

そして、古関裕而は、イギリスの作曲コンクールに応募した「館取物語」など5曲が2等に選ばれ、イギリス留学することになったので、川俣銀行を辞めました。

なお、朝ドラ「エール」の実話や解説は「エール-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。